食糧難、コオロギ(昆虫食)と大豆だったらどちらを選ぶ!?

近い将来に訪れると言われている食糧難にコオロギなど昆虫食で対応するのか大豆など植物で対応するのかという選択のおはなしです。


目次

1.食糧難の解決策はコオロギなどの昆虫食がもっとも効果的!?

2.食糧難を待ち続けるだけではなく防ぐ取り組みが大事では……


食糧難の解決策はコオロギなどの昆虫食がもっとも効果的!?

最近になり急にコオロギを食す場面をテレビで目にするようになった。ふだんあまりテレビを見ない割に目にする頻度が高い。コオロギも含め昆虫食を紹介する場面もあればコオロギのみを特に提案するシーンなどさまざまですが明らかに回数が多く違和感を感じるのはわたしだけでしょうか……

どういう背景でコオロギを代表とする昆虫食の情報に接する機会が増えているのかとすこし調べてみると今後世界人口が90億人に達した場合の世界的な食糧難に対処するための手段として昆虫食が紹介されているということでした。

昆虫食の優位性が紹介される際の比較対象が家畜に限定されているのでは!?

番組名は控えますが、コオロギを代表とする昆虫食がいかに環境にやさしくおすすめかという場面で比較する対象が必要になりますが、その際に目立って比較対象とされていたのが牛や豚に鶏といった家畜動物でした。そのなかでも牛の飼育が地球の自然環境にいかに負荷をかけているのか、コオロギの飼育がいかに負荷がなく飼育することができるのかという場面が目立ったように記憶しています。

同時にコオロギがいかに高タンパクで栄養食材としても優秀かということも説明されていました。そこで、どうして昆虫と家畜で比較するのだろうという疑問が生まれました。高タンパク質であれば日本の伝統的な食材である大豆があるではないかと思ったのです。そこでタンパク質の成分が昆虫や家畜などの動物性であるか大豆のような植物性であるかにより何かしら違いがあるのではという次の疑問につながりました。

動物性と植物性でタンパク質の違いは!?

そこで【動物性タンパク質 植物性 違い】という文字を入力してさっそく調べたところ、プロテイン飲料などの紹介ページがいろいろとありました。どちらのサイトもひじょうにわかりやすくタンパク質が動物性と植物性でどのように違うのかについて説明してありました。

なるほどというそれぞれの相違点について体への吸収速度の違いが挙げられていました。動物性が植物性のタンパク質よりも吸収速度が速いというものでした。そうするとスポーツ選手や筋トレに励むアスリートのみなさんはたしかに吸収が速い動物性を選択するのが効果的かもしれないなと思った反面、特段急ぐ必要性がない人は別に栄養分を吸収するという目的さえ得られれば問題ないのであって植物性で十分ではないかという考えに至りました。

このように書いているのも、これまでコオロギだけでなく昆虫を食べるという文化が無かったところに短期間のうちにさまざまな昆虫食の情報が入ってきたからかもしれません。現状満たされている状態の下では食べないで済むのならというのが正直な感覚なのですがいざ食べ物が本当にない状況に置かれると絶対に食べないとも言いきれない歯切れの悪さは自分で感じています。

食糧難を待ち続けるだけでなく防ぐ取り組みも大事では……

ここまで将来的にもしも食糧難になったらという話をベースに昆虫食か大豆などの植物食かという話を展開して参りましたが、そもそもそれ以上に大事なテーマがあるのではないかという感覚も必要ではないでしょうかと自問します。将来的な食糧難を論じている人たちは現時点で日常の食糧不足を感じることのない飽食の地域で生活ができているからでしょう。

世界的に飢餓で苦しむ人たちの問題は現実問題として存在します。そしてこの飢餓の問題は昨日今日発生したものではなく過去数十年にわたりずーっと未解決の問題です。

まだ発生していない将来的な食糧難の心配よりも今の時代の飢餓問題の解決にむけて微力でも真剣に取り組みたいという意識が結果的に新たな食糧難を防ぐ契機になればと思います。

高タンパク質を摂取できる代表的なお野菜

ということで、高タンパク質を含む食材について調べてみました。大豆をはじめ豆類は総じて高タンパクですね。そのままでも豆腐や納豆やおからなど選択肢はたくさんありますね。

他にはトウモロコシやお蕎麦も高タンパク質を含むという発見がありました。お野菜では筋トレをする人に人気のブロッコリやアボガドに山芋などがあります。ここまで調べたからにはこれらの食材を水耕栽培で育てることができないかチャレンジしたいと思います。

水耕栽培は土で栽培するよりも生長速度が速く、栄養価が高くなるうという特徴がありずぼらなわたしでも取り組めるおすすめの家庭菜園の方法です。

本稿は食糧難になったらコオロギと大豆どちらを選択するかといった書き方をしていますが、そもそもそのような選択肢が発生しないように取り組みたいと思います。

水耕栽培でフードロスとSDGs飢餓をゼロにに挑戦!!

持続可能な未来の実現のためにシンプルな水耕栽培の技術でフードロスや飢餓の撲滅に挑戦する活動と取り組みについてお届けします。


目次

1.SDGsによる飢餓問題への世界的な取り組みについて

2.代表的な飢餓の発生原因について

3.フードロスと飢餓の関係について

4.飢餓をゼロに、持続可能な社会の実現に向けて個人でできること


SDGsによる飢餓問題への世界的な取り組みについて

持続可能な開発目標(SDGs)は2016年から2030年までの国際目標として持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成されています。「飢餓をゼロに」という目標は17のゴールの中では、2番目に挙げられています。2030年までに飢餓に終止符を打ち、具体的には食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進するという内容です。飢餓をゼロにとする最終的な目標は子どもからお年寄りや社会的に弱い立場いにいらっしゃる方まですべての人が食料の量だけでなく栄養の面でも満たされる社会の実現です。
このような目標の達成のためには実際に飢餓に直面している途上国だけではなく、先進国も含めた全ての国が飢餓を無くすために意識し行動することが必要です。

代表的な飢餓の発生原因について

日常生活の中で飢餓を救済するためにテレビや街中で募金活動が行われています。そのような背景からぼんやりとではあるが飢餓の発生原因についてイメージできるのではないでしょうか。

特段、内紛内戦や他国からの侵攻などといった紛争が最初に思い浮かびます。そこで難民となった人たちが飢餓に苦しみ栄養失調に至るという負の連鎖の被害者救済が募金活動のコンセプトとして認識していたことでした。たしかに紛争が飢餓の発生原因としてひじょうに大きな影響をもたらしていることは事実だと思いますが、他にも調べて考えていくうちにさまざまな問題をはらんでいることに気付きました。

自然災害がもたらす飢餓の発生についてです。地震や地震を原因とする津波、異常気象による局地的な豪雨などがもたらす洪水に日照りによる干ばつなどの災害がそこに住む人たちの生活的な基盤を根こそぎ奪い去っていく経緯。自然災害であれば対応は難しいのではないかというご指摘もあるかもしれませんが、深堀して考えてみるとやはり無関係とはいえない問題が横たわっているように思います。

フードロスと飢餓の関係について

フードロスは食品ロスと同義で扱いますが、本来は食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。そして、飢餓については食べたくても食料がなく食べることができないことにより栄養失調に至り社会的な生活はおろか生存を脅かされる状況を指します。この満たされているために発生している社会的な問題と不足しているために発生している社会的な問題の関係について考えるときに日常の生活の中にある問題とこの問題解決のために私たちが取り組むことのできる行動が見えてくると思います。

前段で飢餓の発生の構造について考えてみましたがフードロスと飢餓の関係を考えるときにフードロスの結果としてどのような問題が生じるのかを考える必要があると思います。身近に想像できる問題として大量の食糧を廃棄する際に発生する大量の温室効果ガスの問題です。

すこし話が変わりますが、今の時代は自動車業界も大転換期を迎えているようです。世界的にガソリンの自動車から電気自動車へと大きく変わりつつあります。他にもグリーンエネルギーや脱炭素社会にカーボンニュートラルなどなど最近になり耳にする機会が増えた言葉があるのではないでしょうか。

これらの動きは二酸化炭素排出が実質ゼロになった脱炭素社会の実現に向けたものです。

  • 地球温暖化による気候変動対策のため
  • 化石燃料(枯渇燃料)が無くなつてしまうため

なぜ脱炭素社会の実現が必要なのかという理由が上記の二点です。そして、今回のテーマである飢餓の発生原因に大きく関与していると考えられるのが地球温暖化による気候変動問題です。地球温暖化による気候変動により地球の温暖化へとつながりその結果として海面上昇や海洋の酸性化、洪水や干ばつといった問題を引き起こす原因と考えられています。

ずいぶんと遠回りしてしまいましたが、このような気候変動問題の根底に温室効果ガスの発生という原因があり、その温室効果ガスが食品ロスにより廃棄された食料品の処分時にも大量に発生するという事実があるというということです。ということで食品ロスにより発生する温室効果ガスと温室効果ガスの発生が原因として起こる気候変動による自然災害が原因の飢餓との関係が繋がってきました。

また、捨てるということは余っているということで必要以上に供給されているということになります。供給元が外国でさらに輸出国が途上国である場合にはその国の資源枯渇につながる危険性もはらんでいると思います。

飢餓をゼロに、持続可能な社会の実現に向けて個人でできること

先ほどの途上国を相手とした食料の輸出入については個人の活動とは遠いのですが、食料ロスを無くすための取り組みであれば個人でも十分に可能です。今回は食料ロスと飢餓の発生原因の一つと考えられる自然災害の関係について厚く紹介していますが、個人単位で食品ロスを無くすためにできることといえば外食時には食べれる分だけ注文するということと、なによりも日常生活の中で計画的に消費できる食材を栽培するということをお勧めします。それも誰でも簡単に手軽に取り組むことのできる家庭菜園感覚の水耕栽培という方法がおすすめです。水耕栽培のお困りごとはぜひとも弊社のホームページを活用して頂けますと幸いです。弊社は水耕栽培のさらなる普及により飢餓のゼロや飢餓を原因とする貧困をなくすために取り組んでおります。

かんたんな水耕栽培による家庭菜園で家庭のフードロス問題を解決

家庭菜園感覚の水耕栽培がフードロス問題の解決に効果的というお話です。


目次

1.家庭におけるフードロス(食品ロス)の概要について

2.フードロス(食品ロス)がなぜ起きるのか

3.家庭菜園感覚の水耕栽培がなぜフードロス(食品ロス)対策に効果的なのか

4.自分で栽培することが困難な場合のおたすけサービスについて


家庭におけるフードロス(食品ロス)の概要について

フードロス(食品ロス)とは本来は食べることができる食品を廃棄、捨てることを指します。フードロスには事業を営むことに伴い発生する事業系のフードロスと日常生活の中で各家庭で発生する家庭系のフードロスというように大きく2種類に分けられます。これら全体のフードロスが日本で毎年約570万トンほど発生していると言われている。あまりにも多すぎてピンとこないと思いますが、人口で割ると人口一人当たり、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている量に相当します。毎日ご飯一杯食べられるものを捨てるという行為をイメージするとけっこう心が痛みますね。

フードロス(食品ロス)はなぜ起こるのか

フードロスといっても事業経営の過程で発生するものと家庭において日常生活を送る過程で発生するものがあると前述しています。ざっくりですが、事業用で発生するフードロスの原因については食品業者の売れ残りの廃棄やレストランなど外食産業における食べ残しや売れ残りの廃棄などがあります。そして、日常の家庭におけるフードロスの発生原因としては思わず食べきれない量の食事を作ってしまい食べきる前に廃棄したり、スーパーなどの食料品売り場でいつもより安かったなどの理由で買い過ぎて家庭で消費することができなかったりといった理由が一般的ではないでしょうか。この点はわたしも日常生活の中で子供たちへの食育の一環として無駄なフードロスを出さないように注意しています。とはいえ、どんなに計画的に無駄に廃棄などしなくて済むようにと考えてもすぐにゼロにするというのも現実的でないのかもしれません。できるところから実行することが大事だと思います。

そこで唐突ですが、家庭感覚で気軽に取り組める水耕栽培がこのフードロス対策としてうってつけではないかと最近ひそかに思いを強くしている次第です。

家庭菜園感覚の水耕栽培がなぜフードロス(食品ロス)対策に効果的なのか

ここからは家庭菜園感覚でだれでもかんたんに気軽に取り組むことができる水耕栽培がなぜフードロス防止に役立つのかということについて紹介します。

家庭菜園で栽培した野菜は新鮮な状態で計画的に収穫することが可能となります。

最近は朝採り野菜といって早朝収穫したお野菜を新鮮な状態で店頭に並べるというこだわりのお店もふえてきたように思いますが一般的にはスーパーなどに並ぶお野菜は収穫から店頭へ並ぶまでに一週間ほどの時間が経過していると言われています。しかも販売の時点で必要な分だけ量り売りというわけにもいかず必要以上に購入するケースが発生します。そうすると使い切ることができなかった残りのお野菜は冷蔵庫などで保管されることになりますが、収穫から時間が経過していることもあり長持ちさせることができずに結局は廃棄という道をたどることもあるでしょう。対して家庭菜園の場合は必要な分だけ収穫してすぐにお料理の材料として使うことができるためにフードロスが発生しにくいという利点があります。新鮮なお野菜を必要な分だけって計画的ですね。

 

土耕栽培よりも水耕栽培が家庭菜園ではおすすめなワケ

家庭菜園なら水耕栽培にこだわらずに土耕栽培でも良いのではないか!!というご意見もあるようですが、ここでも水耕栽培のメリットが発揮されることになります。

  • 土耕栽培よりも生長速度が速いためにより計画的に収穫と消費が可能になる。
  • 土耕栽培よりも栄養価も高い。
  • 水耕栽培による海底菜園は室内もしくはベランダで栽培するので収穫もラク。

以上が簡単ではありますが家庭菜園を土栽培ではなく水耕栽培で取り組む際にメリットを感じる点です。ダイコンなど土栽培に向くものもあるので一概に水耕栽培だけというわけと言いたいわけではないのですが手軽で便利なのでおすすめです。

自分で栽培することが困難な場合のおたすけサービスについて

弊社では新鮮で安全安心な食の幸せを実現して頂けるように水耕栽培の専門店として水耕栽培用のさまざまなグッズを取り揃えています。最初はわたしも愛用中なのですが家庭菜園感覚の水耕栽培入門キットもあります。

そして、最近オーガニック系のカフェやレストランからのお問い合わせが急増中の本格的な水耕栽培装置も……ゆくゆくはわたしもここへたどり着きたいと野心を秘めております。

このネオテラスなどの水耕栽培装置であれば同時に数種類のお野菜の栽培に同時に取り組むことができます。家族で栽培も楽しめるはずです。そして、このネオテラスという水耕栽培装置を活用して無農薬野菜の栽培から販売まで一貫して行う新しい都会の畑まで出現中です。

今後はどんどん同じようなお店が出てくることを思い浮かべるだけでも楽しい気分になります。とれたて野菜をすぐに買うことができて保存期間も1ヵ月ほどあるということでこちらも計画的に消費できるのでフードロス対策に貢献できますね。

家庭菜園でも水耕栽培なら土作りや処分も問題なし

家庭菜園を水耕栽培で取り組むのであれば土の処分や再利用といった諸問題も簡単に解決できますよ!!というお話です。


目次

1.土耕栽培における土に関係する諸問題について

2.ボラ土を使った手軽な水耕栽培について


土耕栽培における土に関係する諸問題について

一般的に家庭菜園でお野菜を育てるというと土で栽培する光景が目に浮かぶと思います。昔から慣れ親しんだお野菜など植物の栽培方法でありますし、土さえあれば気軽に取り掛かることができるといった意味でも親近感が高いのではないでしょうか……

ところが植物を土で栽培する場合には意外と土の準備などに時間と知識と経験などが必要になってきます。どこまでこだわるかという問題も関係してくると思いますが、本来はホームセンターなどで販売されている赤玉土や腐葉土といった基本用土といわれる土を複数種類混ぜ合わせることによる土づくりからスタートします。慣れないうちはたくさんの気本土を準備してご自身の育てたい植物に合うような割合で土を配合して作っていく作業は難易度が高いのではないでしょうか!?

そういった手間を省くためにはじめから一般的なお野菜や草花などの植物に使用できるように基本用土を混ぜ合わせた培養土をホームセンターや植物販売の園芸センターで入手することができると思います。

次いで土栽培で頭を悩ますのが除草や害虫の駆除です。特に水耕栽培にくらべて土栽培の場合は虫が発生しやすいという問題があるために、害虫駆除をどのような方法で行うかという問題があります。家庭菜園感覚でプランターなどでお野菜を栽培する場合には農薬による害虫駆除は避けたいと思うのはわたしだけでしょうか……

さいごに水やりなどの毎日の管理が必要になるという点です。先ほど最初から基本用土が配合された培養土がホームセンターなどで手に入ると紹介しました。培養土でお野菜などの植物を栽培する場合には水はけがよく水持ちがよい培養土を選ぶように意識しています。そのうえで、一定間隔での水やりが必要なのでとくかく手間をかけたくないという方には水耕栽培が向いているのかもしれません。

ボラ土を使った手軽な水耕栽培について

一般的に水耕栽培といってどのようなイメージをお持ちでしょうか!?わたしは初めて水耕栽培として紹介された情報にふれたのがカイワレ大根などのスプラウトと呼ばれる品種でした。スプラウトの栽培では土を使っていないので、当初は土を使用せずに栽培したお野菜にさほど興味は湧きませんでした。ところがゆっくりと時間はかかりましたが、いろんな機会に水耕栽培についての正しい知識が増えていくにつれてこれまでにわたしが水耕栽培に対して抱いていたイメージが単なる思い込みであったということに気付いたのです。

その中で最も衝撃的だったのは、水耕栽培で育ったお野菜は土栽培にくらべて不要なストレスがないために栄養価が高く、栽培にかかる時間も短く、収穫量が多いなどといった事実でした。

それでもわたしが自宅で家庭菜園感覚でお野菜を育てるためのシステムとしてチョイスしたのはボラ土を使った【おうちのやさい菜園キット】でした。そして、このおうちのやさい菜園キットはボラ土を使っているというのがポイントです。一見すると普通の土を使ったプランター栽培に見えると思いますが、このボラ土は一つの品種を育て終えた後は洗って何度でも繰り返し使用できるという点にあるんです。

おうちでやさい菜園キットは付属のボラ土を繰り返し使えるほかに、お野菜が育つために欠かせない養液(水と液体肥料を混ぜたもの)の補充も分量を示すウキで確認することができるので、毎日水やりをしなければいけないということもありません。

強いて問題点を挙げるとすると、いろんなお野菜を気軽に家庭菜園感覚で栽培することができるので、実際にいろんなお野菜の栽培にチャレンジしたくなるということです。

ここまで水耕栽培のメリットばかりを挙げてきたように感じられている方もいらっしゃると思います。しかし、水耕栽培も万能ではありません。ジャガイモやダイコンなどといった土の中での栽培が適している種類のお野菜もあります。将来的に現段階では土耕栽培ができしていると言われているお野菜も水耕栽培で遜色なく栽培できるようになったら理想的ではありますが、現状は向き不向きを踏まえて、まだ栽培したことのない品種を育てることに精を出したいと思います。

家庭菜園はコスパが良い悪いではなく、安心感が一番。

家庭菜園の魅力はコスパの良い悪いではなく、無農薬で育てることができる安全性にこそあるというお話です。


目次

1.家庭菜園のコストパフォーマンスはそんなに良くない、むしろ悪い。

2.家庭菜園(水耕栽培)で大事にしたい観点

3.それなりに必要な野菜栽培の基礎知識


家庭菜園のコスパはあまりよろしくないという話。

最近は都市部にお住いの方も、郊外にレンタル農園をお借りして思い思いに好きなお野菜を育てるという習慣が趣味の一つとして広がりつつあるようです。ひと昔前の家計を節約するために家庭菜園に取り組むといった動機とは異なり、土いじりに癒しを感じるという感覚でしょうか。

他方で、家庭菜園で野菜を栽培するさいのコスパはどうなのかという疑問もいまだに一部残っていると思われます。何と比較するかにもよりますが、端的にコスパは悪いと思います。生産の過程で大量に栽培するのと少量を栽培するのでは大量生産の方がコスパは下がるでしょう。そして、それを販売しているスーパーで購入するお野菜の方が家庭菜園で栽培するお野菜よりもコスパ的には良いという話になるでしょう。

家庭菜園(水耕栽培)に取り組むときに大切にしたい観点。

家庭菜園でさまざまなお野菜を栽培するという目的には、単に植物を育てることで癒されるという効果を求めるかたもいらっしゃるでしょう。しかし、そのような目的とは別に近年の食育に対する意識の向上が大きく影響しているように感じます。

なによりも無農薬で安心安全なお野菜を家庭で栽培し、そのお野菜を食卓でいただくという、生産から消費までの一貫した習慣が自然なかたちで家庭で実現しているという驚きがあります。

人が日常生活の中で口にするすべてのお野菜を家庭菜園的な感覚で水耕栽培で育てるのは現状難しいかもしれません。また実際に口にする食材をすべて無農薬のものでそろえることも難しいと思います。しかし、できる範囲ですこしずつ無農薬のお野菜を増やしていくことで健康に資する生活に変えていけるのではないでしょうか!?

さらに先ほどスーパーに並ぶお野菜と比較してコスパ的には悪いといった表現をしました。ここでも少し視点を変えてみてスーパーに並ぶ無農薬の有機野菜と比較するとどうかというと水耕栽培の方がコスパ的にも優れている可能性もあります。

それなりに必要な野菜栽培の基礎的な知識について

今回は家庭菜園感覚で水耕栽培でお野菜を育てる際のコスパ的な感覚について紹介していますが、お野菜を育てる際にはコスパ以外にも実際に栽培をはじめるとお野菜に虫はつかないか!?お野菜が病気にかかることはないか!?などなどといろんな問題に遭遇することがあるでしょう。

その都度、発生した問題の解決に向けて無理せずに少しずつ学びつづけ知識を積み重ねていくことで気が付けば栽培できる品種もふえ、同じように水耕栽培に家庭菜園感覚で取り組んでいるお仲間もふえていたということにもつながるかもしれません。

家庭菜園感覚で水耕栽培に取りくむ際に必要な基礎知識を学ぶ時間がない、一から学ぶのは大変といった場合にぜひともご検討いただきたいのがおうちの野菜菜園キットです。これはわたしも実際に自宅で愛用しているのですが、何よりもお野菜の栽培が初めてという初心者でも知識ゼロで取り組むことができるという手軽さがウリです。さらにボラ土を使って栽培するのですが、栽培する野菜の品種が変わってもボラ土を洗うことで何度でも使いまわすことができ、長く使えば使うだけお得に感じます。

ほうれん草に小松菜、レタスなどは寒さや病気にも強く栽培も比較的簡単なのでどんどん栽培に取りくみお野菜つくりの自信も育てて参りましょう。

 

ハイドロカルチャーと水耕栽培は同じ意味!?

水耕栽培の情報と一緒によく目にするハイドロカルチャーとの関係についてお届けします。


目次

1.ハイドロカルチャーについて

2.ハイドロカルチャーの特徴について

3.ハイドロカルチャーの種類について


ハイドロカルチャーについて

ハイドロカルチャーとは一般に土を使わないで野菜などを育てる方法で無土壌栽培ともいわれています。また最近では食糧不足対策として学校など教育の現場でも関心が高まっていますが、文部科学省はハイドロカルチャーのことを養液栽培として定義しているようです。

以上のないようから土を使わずに野菜や球根の花などを育てる手法をハイドロカルチャーとして紹介したいと思います。

ハイドロカルチャーの特徴について

・これから水耕栽培を始めてみようという方でもだれでも簡単に栽培できる

ハイドロカルチャーの手法として水耕栽培がとくに気軽に手軽に始めることができる方法です。土栽培のように土を作ったりする必要もなく、これから水耕栽培を始めてみようという方向けに入門用の水耕栽培キットもありますので、まずは専用キットで無理なく手軽に始めるのがおすすめです。

その気軽さからひそかにプレゼントとしても重宝されているようです。

・農薬を使わない健康栽培

ベランダや室内での水耕栽培では害虫などの虫がつきにくいため、農薬も必要ありません。ということで健康面でも安心して栽培することが出来ます。小さなお子さんがいるご家庭での関心が特に高い傾向にあります。

・生育の速さは土の約2倍

ホームハイポニカの手法による水耕栽培で育てた場合の成長速度は土耕栽培にくらべて1.5倍から2倍程度です。これは土栽培と違い野菜の芽が水の中でストレスなく育つことが関係しています。

・わずかなスペースでOK

従来は家庭菜園といえば庭付きの家というイメージでしたが、ホームハイポニカを活用することによりベランダや日当たりのより室内の少しのスペースを有効活用することによりマンションやアパートでも家庭菜園を実現することが出来ます。

・驚くほどたくさん収穫できる

ホームハイポニカ栽培で育てるミニトマトなどの収穫量は土栽培にくらべ十分に液肥の栄養分を吸収できることから3倍から4倍ほどになります。実際に社内のスペースでミニトマトを栽培したときにはその収穫量の多さに驚きました。また、発育が良く葉がたくさんつくのでその分日光を十分に吸収することができることからお野菜の糖度もひじょうに高いです。

・1年を通じて利用できる

種まきの時期をずらすことにより年中いろんな種類のお野菜を栽培することが出来ます。わが家では子どもの夏休みの自由研究の題材としても活用中です。毎年栽培する野菜の種類を変えてテーマを再利用しています。使いまわしというご指摘も……

初心者の方からも大人気のハイドロカルチャーの種類について

ここまでハイドロカルチャーの栽培方法としてハイポニカ栽培をもとに紹介してきましたが、理由は特徴のところでも記載しているようにとにかくこれから水耕栽培、家庭菜園をはじめようという初心者の方からのお問い合わせがとても多く人気がひじょうに高いからなのです。

そして、手軽なわりに収穫量の多さやおいしさに感動してお知り合いに勧めたり中にはプレゼントとして送り、送られた方からも喜ばれたりというお客様のお声を頂いています。

専用キットさえあれば天候に左右されることなく安定的に自分の好きな野菜を好きな分だけ栽培できる新しいライフスタイルの急速な広まりを感じます。

家庭で野菜の水耕栽培の危険性に関するお問い合わせについて

水耕栽培野菜危険

一般家庭で気軽にお野菜を育てる「水耕栽培の安全性について危険なのでは?」というご質問にお答えします。


目次

1.水耕栽培の安全性が心配になるのはなぜ!?

2.水耕栽培における農薬や肥料の使用とその影響について

3.畑で育てた野菜と比べて栄養価や味はどうなのか!?


家庭で気軽に実践できる水耕栽培の人気が高まっているのを感じてうれしい反面、水耕栽培って危険じゃないの!?というご質問をいただくこともあります。

結論から申し上げますと、水耕栽培で野菜を育ててそれを食べることは危険ではありません。
今回は類似のお問い合わせの中で、エンドユーザーの皆様が不安に感じていらっしゃることや、液肥やお野菜の栄養価に関するお話も併せてお届けします。

水耕栽培の安全性が心配になるのはなぜ!?

最近、家庭菜園でも主流になりつつある水耕栽培のグッズを販売している当店には、従来の土を使った家庭菜園との違いから「水耕栽培の液体肥料は科学的な薬品じゃないの?」「土じゃなくても育つの?」という質問を受けることがあります。

誰でも簡単に取り組める水耕栽培について

水耕栽培における農薬や液体肥料の使用やその影響について

近年の食育の意識の向上に伴い、水耕栽培に関する質問や相談で特に子育て中の方から農薬に関するものが多いです。

他には同じそもそも農家の方でもないのに農薬を使って大丈夫か!?といったものなど農薬に関する質問は多いです。

水耕栽培は無農薬で育てます。

当店(水耕栽培専門店エコゲリラ)で紹介している水耕栽培では農薬は使用しないのでご安心ください。
農薬は害虫対策のために使用されます。ですので、病害虫が発生しにくい、水耕栽培では農薬は使用しません。
水耕栽培でも害虫がまったく発生しないとは言い切れませんが、それでも土栽培にくらべて害虫の発生はかなり少ないです。
もしも病害虫が発生した場合にはその症状を突き止めるとともにその症状に応じて対処しましょう。
(といっても症状の出た葉を取り除くなど特に難しいことはありません。)

液体肥料の安全性について⇒液肥は農薬ではありません。

水耕栽培で野菜を育てる過程で水と液体肥料(液肥)を使用します。
この液肥を農薬と混同して認識されている方がとても多いです。

農薬は野菜の発育を妨げる害虫を駆除するなどの目的で一般的に従来の野菜の栽培で使用されています。

水耕栽培で使用する液肥の使用目的は害虫の駆除ではなく、おいしく元気な野菜の発育を補助する目的で使用されるものです。
例えば、わたしたち人間に置き換えると栄養ドリンクのような役割をになっている感じです。

ということで液肥は危険ではなく、安心してご使用いただけるものとなっています。

当店お勧めの液体肥料「おうちのやさい」のリンクも貼らせていただきますのでぜひそちらもご覧になって下さい。

水耕栽培に関するQ&A

 

畑で育てた野菜と比べて栄養価や味はどうなのか!?

水耕栽培は素人の自分にもできるだろうかというご相談があった場合、「エコゲリラの水耕栽培キットを使っていただければ、あとは決まった量の水と液肥で土栽培で野菜を栽培する方法にくらべ簡単にできます」します。

すると、決まって「そんなに簡単な栽培で土栽培のような栄養価は保てるのか?味は落ちないか?」という質問をいただきます。

野菜の栄養価⇒水耕栽培≧土耕栽培になることも

野菜といえば畑で収穫されるイメージは容易に思い浮かぶものです。
そのような土耕栽培にくらべ水耕栽培の話になると見た目は同じように見えても実際の栄養価はどうなのか?と気になってしまいますよね。

せっかく新鮮でおいしいお野菜を作れても「栄養価が土耕栽培に比べ低い」なんてことでは、わざわざ自宅で野菜を栽培するメリットも感じられないと思います。
水耕栽培では野菜の成長過程でストレスを感じることなく育つため、栄養価も土耕栽培と同等程度もしくはより高いという調査結果でています。

思ったように育たない場合は野菜のサプリを活用しよう。

水耕栽培はまずは栽培したい野菜を育てることに集中しますが、慣れてくるといろんな「もっと美味しい野菜」が育てたいという気持ちになります。
最初は家の中やベランダで自分たちが育てるお野菜だから、見た目は二の次、おいしく栄養価の高い野菜が収穫できればと考えていたのに、いざ育て始めると、もっと肉厚な野菜、糖度が高くてより元気な野菜を育てることが出来たらといった願望が芽生えてくるものです。

そんな方には「当店の水耕栽培お助けグッズ」のひとつ、「もっとウマく育てたい時のサプリ」その名も「うまサプ」がおすすめです。

野菜は甘いだけではなく、種類によっては独特の苦みが生じるものもあります。うまサプはそのような苦みやえぐみを押さえる効果もあり、「美味しい野菜」を育てるのに役立つ商品です。

せっかく栽培するお野菜だったら、そのお野菜を食べる人の笑顔まで満足させる一品を育てたいですね!

もっとウマく育てたい時のサプリの商品ページ

 

水耕栽培の養液の補充のやり方、破棄ってどうしたらいいの?

 

水耕栽培をはじめてみたけど、養液の補充ってどうするの?
継ぎ足し?入替?はじめたばかりで、こんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は、水耕栽培における養液の補充のやり方、また、液体肥料の破棄方法について解説していきます。

 


目次

1.水耕栽培養液の作り方

2.養液の補充のやり方

3.液体肥料の破棄方法について


 

水耕栽培養液の作り方

水耕栽培における養液とは、液体肥料を水で薄めたものをいいます。
希釈濃度は、肥料によって違いますが、200~500倍に薄めて使うものが多いです。

例えば、200倍希釈で養液を作成する場合、
1Lの水に対して、5ccの肥料を入れます。
2Lの水に対しては、10cc、、といったように、作成します。

同様に、500倍希釈の場合、
1Lの水に対して、2ccの肥料を入れることになります。

基本的には、肥料に対して決まった希釈濃度で希釈しますが、
夏場など、pH値が上がりやすい時には、薄めに作ったりなど、成長段階や、栽培環境に合わせて、自分で調整することもうまく栽培するうえでは大切です。

液体肥料の原液は、肥料成分が安定しているため、有効期限はありませんが、作った養液は、保存せずに、その日のうちに使い切るようにしましょう。

 

養液補充のやり方

野菜が成長するにつれて、養液は減っていきますが、都度養液を入れ替える必要はありません。
基本的に、追加補充で大丈夫です。ただし、根腐れが起きている、野菜の様子がおかしいなど、何らかの問題があれば、養液を総入れ替えすることで、問題が解決する場合があります。
また、根腐れの原因になりますので、根っこ全体に養液が浸らないくらいの量を補充するようにしてくださいね。だいたい、根っこの半分~2/3くらいが浸かっていれば大丈夫ですよ。
アオコの発生が気になる方は、アルミホイルなどで光が当たらないように容器を覆うなどの対策をされてみてください。

 

液体肥料の破棄方法について

液体肥料は、少量であれば、薄めて洗面所などから破棄していただいて大丈夫です。特に決まった希釈濃度はございませんので、石鹸を洗い流すくらいのイメージで、液肥を捨てた後、真水を流してください。
また、水耕栽培の廃液はそのまま露地栽培の肥料になります。
根菜の栽培に再利用されている方もいらっしゃいますし、1000倍程度に薄めれば、植物にも使用可能です。
原液の破棄につきましては、各自治体に確認していただき、かなり濃度を薄めてから破棄を行っていることが多いようです。

 

はじめての水耕栽培は、疑問がいっぱいですよね。
少しずつ、経験を積み、自分で野菜を育てる楽しさを感じてみてくださいね。

 

 

水耕栽培 種の有効期限のおはなし

家庭菜園を始めようと種を買ってきたはいいけど、こんな経験ありませんか?種まきの後、種が余ってしまい、とても使いきれない。捨てるのももったいないし、、、有効期限を過ぎてしまうけど、来年まいても発芽するのだろうか。
あるいは、有効期限なんて気にしてなかったんだけど、そもそもどういう意味なんだろう?他にも、種の袋を見ると発芽率って書いてあるけど、発芽率って何?今回は、そんな素朴な疑問にお答えするために、種の有効期限についてご説明します。


目次

1. 種の有効期限と発芽率について

2. 種の劣化を防ぐ管理をしましょう


種の有効期限と発芽率について

◆ 種の有効期限とは?

適正な条件下で種子を保管した時に、一定の発芽率を保証する期限のことです。種苗法では発芽検査から1年間と定められています。

 

◆発芽率とは?

規定の検査条件下で発芽する率を記載しています。80%という表記なら、有効期限内であれば、80%以上の発芽を保証するということです。

 

◆有効期限を過ぎたらどうなる?

有効期限を過ぎたからといって、急激に発芽率が下がるわけではなく、時間の経過とともに、少しずつ下がっていきます。

 

とはいえ、適切に管理することで、そのカーブを緩やかにすることができますので、有効期限を過ぎても、ある程度の期間ならきちんと発芽します。

種の劣化を防ぐ管理をしましょう

 

◆種の劣化を防ぐポイントは?

種は、水分や温度、光など、発芽に必要な環境が整うと発芽します。逆にいうと、それらを避けることで種の劣化を防ぐことができますので、シンプルに考えて大丈夫です。

 

◆冷暗所に保管する

種を長持ちさせるためには、乾燥剤を入れた容器に密閉して、温度変化の少ない冷暗所に保管するとよいでしょう。

 

そうして適切に管理すれば、有効期限を過ぎたとしても、ある程度の発芽は見込めますので、次回の種まきに活用できます。

 

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