2024年の11月末に種まきした水耕栽培ピーマン。収穫合計71個となり、2025年の6月に栽培を終えました。
今回は、水耕栽培キットで育てたピーマン栽培の栽培記録を発信します。
種まきから最初の収穫までの様子はこちらにまとめています。
https://eco-guerrilla.jp/blog/hydroponic-cultivation-of-bell-peppers/
今回使用した水耕栽培キットは「おうちのやさい菜園キット」。
40L容量の大容量プランターで、4株を育てました。
突っ張りラックにおやさいライトを4本取り付け、栽培していましたが、どんどん脇芽も伸びて、花も咲きだします。
使っている肥料は「おうちのやさいC 1液タイプ」です。
背丈が高くなるにつれて、支えが必要になるので、支柱を立てて、枝と支柱を紐で括って支えます。ライトも背丈に合わせて動かせるので、突っ張りラックは栽培にぴったりでした。
↓4/21に収穫したピーマンたちです。形が少々不ぞろいですが、家庭菜園で自分で食べるので気にしません(笑)
ただ、背丈が高くなり、葉っぱも花もどんどんついてくるようになってきた段階では、最初に比べて実が小さくなっていました。
↓見ての通り、ワサワサです(笑)
手入れをせずに、放置していると、実まで栄養がいかずに実が小さくなってしまったり、実つきも悪くなります。
また、密集していると、風通しも悪くなり、病気にもなりやすいので、摘葉という作業を行います。摘葉とは、植物から不要な葉を取り除くことです。黄色くなっている葉や、密集しすぎている箇所の葉っぱを取り除きます。
それから、脇芽かきも大切です。脇芽かきは、主枝と葉っぱの間から出てくる芽を取り除く作業です。↓赤丸が脇芽です。
上記のような手入れをしてあげることで、小さかった実も通常サイズくらいまで大きくなり始めてくれました(*^^*)
一般的にスーパーなどで売られている緑色のピーマンは未熟な状態で収穫されたもので、そのまま置いておくと赤く熟します。
背丈もだいぶ高くなっていたので、摘心も行いました。摘心は、伸びた茎の先端を切ることで、たくさんの花を咲かせたり、実をつけさせたり、株のボリュームを増すために行います。
ここまで頑張ってくれていたピーマンですが、実はアブラムシの被害にあっていました…
隣でイチゴを栽培していたこともあり、アブラムシが大量発生。数匹ならテープなどで駆除するのが効果的ですが、広がってしまうと農薬などを使用しないと駆除するのは難しいです。
アブラムシが全ての原因ではないですが、葉っぱも調子が悪そうです。EC値(肥料濃度)も少々高くなっていたので、水を追加して、肥料を薄めにあげてみました。
このような状況で約1.2カ月栽培を続け、6月5日に最後の収穫をし、栽培を終えました。収穫合計は71個となり、私自身初めての栽培でよくできたと思います(笑)
栽培してみて、ピーマンは小さな背丈でも実がつくことや、ミニトマトなどに比べて、仕立て方なども簡単なので、水耕栽培が初めての方でも育てやすいのではないかなと思いました(^^)
やはり、実のなる野菜の栽培は、観察も楽しく、収穫できた時の喜びも大きいです。全くの初心者さんでも始めやすいのが水耕栽培の魅力なので、ぜひみなさんも栽培してみてくださいね!
今回使用したアイテム
▼おうちのやさい菜園キット
https://eco-guerrilla.jp/?pid=8317631
▼液体肥料 おうちのやさいC 1液タイプ
https://eco-guerrilla.jp/?pid=92045876
▼植物育成ライト おやさいライト 615mm
https://eco-guerrilla.jp/?pid=169263220
▼有機種子 ピーマン
https://eco-guerrilla.jp/?pid=89897600