収穫したては格別!おうちで水耕栽培で枝豆を育てよう!

居酒屋などのお通しで定番の枝豆ですが、家庭菜園で育てる場合に一般的にはお庭やプランターで育てるイメージが強いですよね?

実は水耕栽培でも枝豆を育てることができるのをご存知ですか?水耕栽培なら土を使わないため、マンションやアパートのベランダでも栽培が可能です。一般に流通している冷凍のもの違って、収穫したての美味しい枝豆の味は格別です!

今回は、枝豆を水耕栽培で育てるための基本的な方法から、おすすめの品種や容器、成功のポイントまで詳しくご紹介します。


目次

  1. 水耕栽培で枝豆を育てるメリット?
  2. 水耕栽培に向いている枝豆の品種は?
  3. 枝豆を発芽させる方法
  4. 発芽後の枝豆の管理方法
  5. 枝豆栽培に合った水耕栽培キットのご紹介
  6. 水耕栽培を成功させるコツ
  7. まとめ

水耕栽培で枝豆を育てるメリット

水耕栽培は、土を使わない栽培方法で、従来の土耕栽培に比べて以下のような多くのメリットがあります。

  1. 清潔さ:土を使用しないため、室内でも汚れを気にせずに育てられます。
  2. 害虫や病気のリスク軽減:土壌を介した害虫や病気の影響を受けにくいため、安心して育成できます。
  3. 手軽な管理:培養液を使用するため、栄養管理が簡単で効率的です。
  4. 限られたスペースの有効活用:ベランダやキッチンなど、狭いスペースでも育てることが可能です。
  5. マンションでも便利:土を使わないので、廃棄物処理の手間がなく、特にマンションのベランダなどで育てやすいのが魅力です。
  6. 通年栽培が可能:適切な温度や光の管理ができれば、季節を問わず枝豆を育てられます。

これらの理由から、水耕栽培は初心者にもおすすめの栽培方法です。

さらに、枝豆は収穫後すぐに塩ゆでして食べますが、新鮮な枝豆は冷凍のものと比べ驚くほど美味しいです。
歯ごたえもあり、旨味がしっかり感じられます。収穫したての枝豆が美味しい理由は、糖分やアミノ酸が時間の経過とともに減少してしまうためだそうです。
水耕栽培でも自宅で簡単に収穫できるため、収穫してすぐの新鮮な状態で調理して味わえるのも大きな魅力です!

枝豆は畑やプランターで栽培されるイメージが一般的ですが、水耕栽培でも育てられます。
水耕栽培では土を使わないため、室内やベランダでも簡単に始められるのが特徴です。また、土壌の病気や害虫の心配も少ないため、初心者でも気軽に取り組むことができます。

水耕栽培では、養液(液体肥料を溶かした水)を利用して植物を育てます。これにより、枝豆は必要な栄養を効率よく吸収でき、土耕栽培よりも短期間で成長します。
容器と適切な養液、光さえあれば、季節を問わずに楽しむことができてしまうんです!


水耕栽培に向いている枝豆の品種は?

枝豆を水耕栽培で育てる際には、品種選びが重要です。枝豆には大きく分けて以下の3種類があります。

  • 白毛豆(青豆)
  • 茶豆
  • 黒豆

これらはさらに、以下の3つの型に分類されます。

  1. 夏大豆型:極早生から早生の品種で、春に種をまいて夏に収穫します。
  2. 秋大豆型:中晩生から晩生の品種で、春から夏に種をまき、秋に収穫します。
  3. 中間型:夏大豆型と秋大豆型の中間で、春から初夏に種をまきます。水耕栽培では室内で育てる場合が多いため、特に品種を選ぶ必要はありませんが、屋外で育てる場合は栽培環境に適した品種を選ぶと良いでしょう。

枝豆の有機種子はこちら

黒豆の有機種子はこちら

枝豆を発芽させる方法

枝豆の発芽にはいくつかの方法があります。以下の3つは、どれも家庭で簡単にできる方法です。

スポンジを使った方法
  1. スポンジ培地をトレーに並べ、水をしっかりと浸透させる。
  2. 枝豆の種を湿らせたつまようじ等を用いて、切れ込みに軽く差し込む。
  3. 枝豆の種を撒き、発芽するまで暗く温暖な場所で管理する。ボラ土を使った方法
  1. 水を浸したボラ土を容器に入れる。
  2. 枝豆の種を撒き、発芽するまで暗く温暖な場所で管理する。

発芽後の枝豆の管理方法

発芽した枝豆は、容器に移植して育てます。スポンジで発芽させた場合は、そのまま容器に移すことができるため作業が楽です。

  1. 発芽後の枝豆を容器に移し、培養液を注ぐ。
  2. 日当たりの良い場所に設置する。
  3. 培養液は定期的に交換し、清潔に保つ。

枝豆栽培に合った水耕栽培キットのご紹介

初心者には、すぐに始められる水耕栽培キットがおすすめ。枝豆を育てるためのエコゲリラのおすすめキットを紹介します。

  • おうちのやさい栽培キット:必要な道具がすべて揃っており、初めての方でも簡単に栽培が始められます。キットには、専用容器、液体肥料がすべてそろっています。
    容器には空気を循環するための穴がある為ポンプが必要ないので電源が不要。
    また支柱も立てられる穴もあります。
    低価格ながら水位を計れるのウキもついていて、養液交換のタイミングも教えてくれるので、とにかく管理がラクラクです!
    実のなる野菜全般おすすめの優れものです。

おうちのやさい菜園キット

  • 水耕栽培キットホームハイポニカ MASUCO:ポンプによる循環式なので電源が必要にはなりますが、シンプルおしゃれでどこにでもなじむデザインです。
    軒下やベランダでの使用がおすすめ!
    こちらも支柱が立てられるので実のなる野菜全般おすすめのキットです。

 

水耕栽培を成功させるコツ

  1. 日光を確保する 枝豆は十分な日光を必要とします。室内栽培では日当たりの良い窓辺に置き、必要に応じて育成ライトを使用してください。
  2. 養液の管理 養液の濃度が高すぎると成長が妨げられるため、適切に希釈した溶液を使用します。また、水耕栽培専用の肥料を選びましょう。
  3. 清潔な環境を保つ 容器やスポンジを清潔に保つことで、カビや病気を防ぎます。

まとめ

枝豆の水耕栽培は、初心者でも簡単に始められる上、土を使わないため清潔で手間がかかりません。適切な容器や培養液を使い、枝豆をたくさん育ててみませんか?枝豆を自分の手で育て、美味しい収穫を楽しみましょう!

水耕栽培で春菊を育てよう!育て方、栽培時期、注意点とおすすめ品種

春菊は香り豊かでシャキシャキとした食感が特徴の冬野菜です。
鍋料理には欠かせない食材で、すき焼きやしゃぶしゃぶに使われることも多いでよすね。我が家でもお鍋の際には必ず大葉のシュンギクを2袋以上入れます。
そんな春菊ですが、水耕栽培で育てれば手軽に自宅で育てることができるのでマンション住まいの方や家庭菜園初心者の方にも大変おすすめです!

この記事では、水耕栽培での春菊の育て方、栽培時期、注意点、さらにはおすすめ品種について詳しく解説します。これを読めば、家庭で新鮮な春菊を楽しめるようになります!



目次

水耕栽培で春菊を育てるメリット

水耕栽培とは、土を使わずに野菜を育てる方法です。培地や液体肥料を使って植物を育てるため、以下のようなメリットがあります。

  1. 清潔で管理が簡単
    • 土を使わないため、泥汚れの心配がなく、室内でも手軽に栽培できます。
  2. 害虫や病気のリスクが低い
    • 土壌由来の病害虫が発生しないため、健康的に育てやすい。
  3. スペースを有効活用できる
    • ベランダやキッチンなどの小さなスペースでも栽培が可能です。
  4. 一年中収穫可能
    • 室温や光を管理することで、季節に関係なく新鮮な春菊を楽しめます。
  5. 成長が早い
    • 水耕栽培では養分が直接吸収されるため、土栽培に比べて成長が早い傾向があります。

春菊の栽培時期

水耕栽培での適した時期

春菊は寒さに強い野菜で、通常の土栽培では10月〜3月が適した時期です。しかし、水耕栽培では温度管理ができるため、一年を通じて栽培が可能です。

  • 春・秋栽培(最適):日中の気温が20℃前後の時期は特に育てやすいです。
  • 冬栽培:室内で15〜18℃程度を保てば、安定した成長が見込めます。
  • 夏栽培:暑さに弱いため、遮光ネットやエアコンで涼しい環境を整える必要があります。とは言っても夏にお鍋を食べないのであまり関係ありませんね!

栽培期間の目安

水耕栽培では、種まきから約1〜1.5ヶ月で収穫が可能です。短期間で収穫できるため、家庭菜園初心者にもぴったりです!

春菊の水耕栽培の育て方

必要な準備

  1. 春菊の種
    • 中葉種、大葉種、またはサラダ用春菊が水耕栽培に適しています。
  2. 栽培容器
    • 水耕栽培専用のプランターや、空のペットボトルを使ったDIY容器でもOK。
  3. 培地
    • スポンジやボラ土(焼き固めた軽石状の素材)が適しています。
  4. 液体肥料
    • 水耕栽培専用の肥料を使用します。
  5. 植物育成ライト(必要に応じて)
    • 日光が不足する場所ではLED育成ライトを活用します。

育て方のステップ

1. 種まき

  • スポンジやボラ土を水に浸し、種を1〜2粒ずつ置きます。
  • 発芽には10〜20℃の環境が必要です。暗い場所で3〜5日置き、発芽を待ちます。

2. 育苗

  • 発芽後は本葉が2〜3枚出るまでは水だけで管理します。
  • 液体肥料を薄めて与え始めます(濃度は肥料の指示を参考に)。

3. 本栽培

  • 育苗が進んだら、栽培容器に液肥を満たし、苗を植え付けます。
  • 容器内の液肥は1〜2週間に一度交換し、水の清潔を保ちます。

4. 収穫

  • 高さ15〜20cmになったら、外側の葉から順次収穫します。
  • 株を残せば再生するため、長期間収穫を楽しめます。

注意点と管理のポイント

1. 温度管理

春菊は15〜20℃の環境を好みます。特に冬は室温を下げすぎないよう注意し、必要に応じてヒーターマット等を活用してください。

2. 光の管理

日照時間が不足すると成長が遅れるため、明るい場所で育てるか、LEDライトで補光します。

おすすめの植物育成LEDライト

3. 液体肥料の濃度

液肥を濃くしすぎると根がダメージを受ける可能性があります。適切な濃度に調整し、野菜や根の様子を見ながら交換時には容器をきれいに洗浄しましょう。

おすすめの液体肥料はこちら

4. 病害虫の対策

水耕栽培では病害虫のリスクが低いものの、まれにアブラムシやハダニが発生することがあります。早期発見と適切な駆除が大切です。

水耕栽培に適した春菊の品種

中葉種

  • 香りが強く、鍋料理や炒め物に最適。初心者でも育てやすい品種。

大葉種

  • 葉が大きく収穫量が多いので、たっぷり使いたい方におすすめ。(私はこちらが大好物です!)

サラダ用春菊

  • 葉が柔らかく、アクが少ないため生食に向いています。サラダやスムージーにもぴったりです。

春菊の水耕栽培を成功させるコツ

  1. 発芽率を高める工夫
    種をまく前に一晩水に浸すことで、発芽がスムーズになります。
  2. 間引きを早めに行う
    密集した状態では成長が妨げられるため、早めに間引いて風通しを良くします。
  3. 液肥の管理を徹底
    液肥は薄めに作り、適切な濃度を維持します。1〜2週間に一度交換を忘れないようにしましょう。
  4. 収穫のタイミングを見極める
    成長が早い春菊は、タイミングを逃すと葉が硬くなります。15〜20cmでの収穫が最適です。 

    ▼水耕栽培初心者の方は下記の動画をご参考にしてください。

まとめ

水耕栽培は、春菊を育てるのに非常に適した方法です。清潔で管理が簡単なだけでなく、害虫や病気のリスクが少ないため、初心者にもおすすめです。
育て方や注意点を守りながら、自宅で新鮮な春菊を楽しんでみてください。

鍋自分で育てると、「こんなに簡単に栽培できるんだ!」と驚かれると思います。
水耕栽培を始めて、家庭菜園ライフを充実させてみませんか?

寒い時期の水耕栽培!発芽率アップのお助けアイテム!(エコゲリラ店長の栽培日記)

冬の家庭菜園と聞くと、寒さの影響で難しそうなイメージがありますが、室内の水耕栽培であれば年中栽培できます。
とはいえ、室内も気温が低く「なかなか発芽しない」「うまく育たない」というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなお悩みを解決する2つのアイテムご紹介します!
(文章の後半で販売ページをリンクしています。)

1つめは、苗床や栽培キットのあったか環境を作れる「ヒーターマット
容器の下に敷くだけで、じんわり温めてくれるので、発芽率アップにつながます!
種まきの時や、栽培中の水温が低いと感じた時などにおすすめです。

当店で扱っているヒーターマットはもともと、爬虫類・両生類・小動物用のケージ内温度を最適に保つヒーターですので、水耕栽培や観葉植物にも十分に効果を発揮します!

このヒーターマットは安価なのにも関わらず、低温時には温度を上げ、高温時には温度が下がり一定温度を保つ機能がついている優れもの!
冬の水耕栽培の超優秀なお助けアイテムです!

↓実際の種まきの様子です。
サイズも4種類があるので、栽培容器に合わせて選べます。


2つめは、スポンジ培地の乾燥を防ぎ、水やり頻度も少なくしてくれるアイテム「
水やりがかんたんになるトレー ハーフトレー

こちらは、水分が必要な時に底面給水マットから吸水し、余分な時にマットが水分を保水するという仕組み。

管理に気を遣う育苗初期の水分状態をらくらくコントロールでき、丈夫でそろいのいい苗ができます。

フタをすることで、乾燥を防ぐことができるので、発芽率アップの効果も期待できます。
↓この時は、青しそと赤しその種を蒔きましたが、発芽率はほぼ100%でした(笑)

さらに、上記2つのアイテムを組み合わせることで、より、発芽率アップの効果が期待できます。
寒い冬でも苗の栽培に適した環境が作れますよ!
まさに冬の水耕栽培最強タッグです!

エコゲリラでも毎年冬にオフィスで野菜を作る時に欠かせないアイテムなっています!
なかなか発芽しない、という方は、ぜひお試しください!

 

▼今回使用したアイテム

水耕栽培 発芽 育苗 ヒーターマット

水やりがかんたんになるトレー ハーフトレー

スポンジの培地で始める水耕栽培。これ知っておかないと損!


最近話題の「水耕栽培」。土を使わずに植物を育てるこの方法は、手軽で清潔なため、初心者にもぴったりの家庭菜園の方法です。その中で欠かせないアイテムが「スポンジ培地」。

一見、掃除道具のイメージが強いスポンジですが、実は発芽から苗作りまでに適した素材であり、家庭菜園の新たな可能性を広げてくれます。

スポンジは水を保持しつつ適度に空気を含むため、発芽に必要な「水・温度・空気」の条件を満たす理想的な培地となります。加えて、管理のしやすさや清潔さも魅力の一つ。

この記事では、水耕栽培におけるスポンジの活用方法から、選び方のポイント、注意点、さらにカビ対策まで詳しく解説します。失敗しにくい方法やコストを抑えたアプローチも取り入れているので、ぜひチャレンジしてみてください!


目次


なぜスポンジで水耕栽培ができるのか?

植物が発芽するために必要な条件は「水・温度・空気」の3つ。この条件を効率的に整えられるのがスポンジです。気泡を多く含むスポンジは適度に水と空気を保持し、温度も一定に保ちやすい特徴があります。

たとえば、家庭でよく使用するウレタン製のスポンジは、この条件を自然に満たしてくれる優れた素材です。
気泡のサイズが均一で、適度に柔らかい構造のため、種に無理な圧力をかけず、発芽しやすい環境を整えてくれています。

また、種そのものには発芽に必要な養分がすでに含まれているため、外部からの土や肥料は発芽には不要です。スポンジの清潔な環境下で、水分と空気が十分に供給されることで、発芽はスムーズに進みます。

▼スポンジの種まき方法はこちら

水耕栽培用スポンジの選び方

  1. 種が植えやすいか?

スポンジには、種を簡単に植えられる切り込みが入っていると便利です。
たとえば、市販されている水耕栽培専用のスポンジは、あらかじめ十字の切り込みが施されており、初心者でもスムーズに使えます。一方、家庭用スポンジを使う場合は、自分でハサミやカッターで切り込みを入れる手間が発生します。
未経験者でまず気軽に初めたいという方はストックしてあるご家庭のスポンジを切って使っても良いですし、水耕栽培を本格的に始めたいという方は専用のスポンジを使った方が値段も手間も軽減できます。

具体例として、100円ショップで手に入るキッチンスポンジはコスト面では魅力的なように感じますが、使用前に細かい準備が必要です。このような手間を考えると、水耕栽培専用スポンジの便利さとお得さが際立ちます。

  1. 手間がかからないか?

専用スポンジはそのまま使えるため初心者に最適です。特に、発芽作業に慣れていない方には、切り込み済みのスポンジや抗菌加工が施されたものが使いやすいでしょう。

家庭用スポンジの場合、小分けにしたり切り込みを入れたりする手間がかかるため、時間が限られている方には少し不向きかもしれません。

  1. 一つの培地当たりの値段

コストを気にする場合は、一つの培地あたりの値段をしっかり確認しましょう。
水耕栽培キットによってはそのキットでしか使えない専用のスポンジがあり、1つ当たり約80円以上することもあります。
家庭菜園で節約を目指す方にとってはコストが高くついてしまいます。

水耕栽培専用の汎用スポンジは300個で600円以下なので一つの一つあたり約2円で野菜を育てることができます。

スポンジ培地の販売はこちら

カビを防ぐためのポイント

水耕栽培では、スポンジにカビが生えることがあります。その原因と対策は次の通りです。

  1. 水の量を調整する
    スポンジ全体を水に浸さず、下半分が浸る程度に調整しましょう。これにより、過剰な水分が原因のカビを防ぎやすくなります。
  2. 適切な換気を行う
    湿度が高すぎるとカビが発生しやすくなります。特に梅雨時期や冬場の暖房による湿度上昇に注意し、定期的に換気を行って環境を整えましょう。
  3. 受け皿の清掃を怠らない
    受け皿や容器を週1回は清掃し、常に清潔を保つよう心がけてください。水耕栽培は土を使わないため清潔に思われがちですが、水分環境では細菌やカビが繁殖しやすい点に注意が必要です。

発芽後の管理方法

発芽してから約2週間で苗が完成します。その後は、水耕栽培用の容器等に移し替えるのが理想的です。
スポンジは茎を支える役割を果たしますが、根が十分に伸びるスペースを確保するためには、専用容器への移行が必要です。

まとめ

この記事ではスポンジ培地の役割から選び方、注意点までご紹介させていただきました。水耕栽培の汎用スポンジが間違いなく機能的、コスパ的にも一番おすすめです!
ご家庭での水耕栽培も色んな知識を得ることで、よりお得により高クオリティーのお野菜を育てることができます。
是非、水耕栽培専門店エコゲリラのWEBショップを覗いていってみてください。

 

おすすめの「秋に植える野菜」と水耕栽培で育てるメリット

家庭菜園って本当に楽しいですよね!特に秋に植える野菜は、涼しい気候に適応しやすく、安定した成長を見せてくれるので、初心者でも安心して育てられます!

寒くなってくる季節なのでお鍋に入れる野菜など育てても楽しいですよね!
自分で育てた野菜を収穫してすぐに味わうのは格別の味です!
水耕栽培だとマンションのベランダでも簡単にお野菜を育てられるんです。
今回は、「秋に植える野菜の種類や育て方、水耕栽培のポイント」を詳しく紹介します。


目次

この記事では、秋に植える野菜の種類や育て方のコツ、そして成功するためのポイントをお伝えします。自分に合った方法で野菜栽培を楽しんでいきましょう!

秋に植える野菜の魅力

秋は、暑さが和らぎ涼しい気候になるため、多くの野菜が安定して育ちやすい季節です。
収穫までの時間が短く、早めに収穫が期待できる野菜も多いのが特徴です。
以下に、まずは秋に植えるのにぴったりな野菜を一覧でご紹介します。

秋におすすめの野菜の種類

ほうれん草
ほうれん草は、秋の冷涼な気候にぴったりの野菜です。水耕栽培では、土を使わずに清潔に育てられるため、手間も少なく、柔らかい葉を収穫できます。ビタミンCや鉄分が豊富で、栄養価も高く、サラダやスムージー、炒め物、お浸しやお味噌汁にも最適です!

ほうれん草の育て方に関する記事

キャベツ
キャベツは、秋に植えると巻きがしっかりして、立派な玉が育ちます。水耕栽培では、病気のリスクが低く、安定した収穫が期待できます。
食物繊維が豊富で、腸内環境を整える効果もあります。
炒め物やスープ、サラダに使える万能野菜です!
苗を購入しなくても使い切ったキャベツの芯をプランターに入れてもリボべジも可能です!

大根
大根(ダイコン)は秋に植えるとスムーズに育ち、どんどん大きくなるので収穫が楽しみになる野菜です。
水耕栽培では、土に触れないため、清潔な状態で大きな根菜が育ちます。
大根おろしやサラダ、煮物などに使えて、消化を助ける効果もあって使い勝手、健康にも良い野菜です。
最近では2Lのペットボトルで育てている人も多く見かけますね!スペースを気にされる方はミニ大根もあるのでそちらをお勧めします!

レタス
秋の涼しい気候はレタスの成長に最適です。
8月とかだと空調の効いた室内でしか育てられませんが秋になると屋外でも育てられます。
水耕栽培で育てると、シャキシャキとした食感が楽しめ、サラダやサンドイッチにぴったり。収穫仕立てのレタスの食感は瑞々しくてしゃきっとしていてかくべつですよ!
水耕栽培なら病害虫のリスクも少なく、簡単に育てられます。

チンゲンサイ
チンゲンサイは寒さに強く、秋に植えると元気に育ちます。水耕栽培では、病気のリスクを軽減しつつ、柔らかくてジューシーな葉が収穫できます。
炒め物やスープに最適なアジア野菜として人気があります。チンゲン菜の一種のパクチョイも秋からスタートさせると良い野菜です。

チンゲン菜の育て方に関する記事

ルッコラ
ルッコラは成長が早く、秋の冷涼な気候に適しています。水耕栽培なら、新鮮でピリッとした辛味のある葉を収穫できます。サラダやピザのトッピング、パスタに加えると風味が引き立ちます。

ルッコラの育て方に関する記事

スナップエンドウ
スナップエンドウは、秋に植えると甘みのあるサヤが楽しめます。
水耕栽培では、清潔な環境で育てられるため、病気のリスクを減らして収穫が容易です。サラダや炒め物にぴったりで、栄養価も高いです。
ホームセンターなどで10月から11月にかけて苗が販売されます。

ニラ
ニラは、強い香りと栄養価が特徴の秋に植える野菜です。
水耕栽培なら、清潔で安全なニラが自宅でも手軽に収穫できます。
炒め物やスープ、餃子の具材として活躍します!
当店は福岡にあるのでもつ鍋をするときは大量に消費できます!

ニラの育て方に関する記事はこちら

水菜
水菜は秋の涼しい気候に適応し、シャキシャキとした食感が楽しめる野菜です。水耕栽培なら、手軽に栽培でき、サラダや鍋料理のアクセントとしても人気です。使い勝手がとってもいいお野菜ですよね!

水菜の育て方に関する記事はこちら

ブロッコリー ブロッコリーは秋に植えると、しっかりとした株が育ちます。
水耕栽培では、病害虫のリスクを軽減し、安心して育てられます。
ビタミンCが豊富で、サラダや炒め物、スープに使える万能野菜です。
室内で育てると存在感があって観葉植物みたいでおすすめです!

ブロッコリーの育て方に関する記事はこちら

シュンギク
シュンギク(春菊)は、秋に植えると香りの良い葉が次々と育ちます。
水耕栽培なら、病害虫のリスクを避けて新鮮なシュンギクが楽しめます。鍋料理やおひたし、サラダに最適です。すき焼きにシャッキシャキのシュンギクはいかがですか?

ニンニク
ニンニクは秋に植えて越冬させ、春に収穫する野菜です。
水耕栽培なら、清潔な環境で栽培でき、香りと風味の豊かなニンニクを自宅でも楽しめます。
スプラウトにして素揚げにして食べても美味しいですよね!

他にも秋におすすめの野菜はございますので、下記のリンクでご確認ください。

水耕栽培の特徴と利点

水耕栽培は、土を使わずに植物を育てる方法で、効率的に栄養を供給でき、成長が早いのが特徴です。
秋の野菜も、水耕栽培なら省スペースで育てることが可能です。以下に水耕栽培のメリットをいくつか紹介します。

効率的な栄養管理
植物に必要な栄養を直接供給できるため、成長が早く、収穫量も増えます。
栄養バランスが整った水耕栽培用の液体肥料を使えば、最適な栄養管理が可能です。液体肥料によってお野菜の味も変わってくるので、お野菜栽培に特化した液肥を購入されることをお勧めします。
当店では「おうちのやさい」という野菜づくりに特化した微量元素配合の液体肥料を推奨しています。
最近ではこの肥料で育てた野菜が高級ホテルのお料理に使われていたりしますので、味はお墨付きです!

病害虫のリスクが低い
土を使わないため、土壌由来の病害虫の心配がありません。安心して野菜を育てられます。ですので、無農薬で育てることも簡単にできますよ!
気になる方は農薬が入っていない防虫スプレーなども販売していますので、虫や病気が気になる方はそちらもご利用ください!

省スペース・土の廃棄不要
都市部のベランダや室内でも気軽に始められ、限られたスペースで野菜を育てられます。
水耕栽培の場合、土の廃棄が不要です。廃棄するためには資源ごみとして出さなくちゃいけなかったり、ホームセンターに持って行ったりしないと廃棄できないのでとても面倒なんです。
私もマンション住まいなのですが、水耕栽培のおかげで念願だった家庭菜園を始めることができました!

苗を買ってきて定植する方法

苗を使って野菜を育てるのは初心者にも簡単です。
健康な苗を選び、適切な栽培容器で育てることが重要です。
苗はホームセンターや種苗店等などで購入が可能!
家庭菜園にとって苗選びも醍醐味の一つですよね!

種から育てる方法

種から育てると、成長過程を楽しむことができ、収穫の喜びもひとしおです。
適切なトレイや培地を使って発芽させ、成長したら定植するだけで、水耕栽培も手軽に始められます。
種まきから始める時は苗から栽培する時よりも早めに栽培に取り掛かってください。
有機種子から育てれば完全無農薬野菜が育てられますよ!

水耕栽培の道具とその購入方法

初心者には、水耕栽培に必要な道具がすべて揃ったキットが便利です。
エコゲリラでは、初心者にも扱いやすいキットや高品質な道具を取り揃えています。
長期的に見ると品質や使い勝手を重視して選ぶことが大切です。

初心者の方におすすめの水耕栽培キット

「おうちのやさい菜園キット」は、水耕栽培を初めて始める方にぴったりのキットです。種、容器、肥料など必要なものがすべて揃っており、初心者でも簡単に始められます。容器が大容量なので、家計を助けるためにたくさんの野菜を育てたい方にも好評で、リピーターの多い人気商品です。

「ホームハイポニカPLAABO(プラーボ)」は、電源を使うシンプルなデザインの水耕栽培キットで、室内での栽培に人気があります。

 

「LED 水耕栽培 キット Akarina14」は、省スペースで観葉植物のように野菜を育てるのに向いているキットです。
趣味として楽しむのにぴったりで、キッチンでハーブやレタスなどを育てるのもとても可愛らしいですよ。
エコゲリラで購入した場合は液肥と種をセットで販売していますのですぐに水耕栽培を始めることができます。

よくある質問とその回答

Q: 秋に植える野菜は何が育てやすいですか?
A: ほうれん草やキャベツ、水菜、シュンギクなどが育てやすいです。特に水耕栽培なら、病害虫のリスクも少なく、初心者にもおすすめです。

Q: 室内で野菜を育てる場合、どんな注意が必要ですか?
A: 室内栽培では、植物育成用ライトを使って十分な光を与えることが重要です。また、定期的な観察と適切な管理で健康な成長を促しましょう。

Q: 秋の家庭菜園におすすめのハーブは何ですか?
A: 秋には、パセリ、ミント、タイム、ローズマリーなどが育てやすいです。これらのハーブは涼しい気候にも強く、料理にも幅広く使えます。

Q: 秋に向けてベランダ菜園を始める場合、どんな注意点がありますか?
A: 秋のベランダ菜園では、風通しと日当たりが重要です。特に秋は日照時間が短くなるので、ベランダの最適な場所に鉢を移動させることがポイントです。また、急な気温変化にも対応できるよう、必要であれば防寒対策も準備しましょう。

まとめ

秋に植える野菜は、水耕栽培でも問題なく育てられます。
秋の水耕栽培は初心者でも簡単に始められます、美味しい野菜を自分の手で育てる喜びを体験できます!
ぜひ、この秋から水耕栽培に挑戦してみませんか!?

水耕栽培の液体肥料で失敗しないために知っておきたい基本

水耕栽培は、土を使わずに植物を育てる方法です。植物は土から肥料を吸収するのがこれまでの常識ですが、水耕栽培では液体肥料(液肥)を使って栄養分を含ませた溶液で野菜を育てます。
土を使わないので、手軽に始められ、失敗も少ないことから、家庭菜園初心者にも人気があります!
今回は、水耕栽培に欠かせない液体肥料も種類が多くて、どんなものを選んだらいい?とか液体肥料の管理の方法がわからない?等の声が多かったので詳しく説明していきます。

▼液体肥料特集はこちら


目次

  1. 水耕栽培の液体肥料とは?
  2. 土耕肥料との違い
  3. 液体肥料の選び方
  4. 液体肥料使用時の注意点
  5. 管理と水耕栽培のメリット
  6. 水耕栽培の未来と展望

水耕栽培の液体肥料とは?

植物が健やかに育つためには、多くの栄養素が必要です。特に大事なのが、窒素、リン、カリウムの三大要素です。さらに、カルシウムやマグネシウムなどの中量要素、鉄やマンガンといった微量要素も必要です。水耕栽培では、これらの栄養を液体肥料から供給します。

水耕栽培の液体肥料は様々な種類があります。家庭での水耕栽培では、速効性があり、成長が早い化学肥料がよく使われます。液肥は大きく1液式、2液式に分かれていて、初心者には使いやすい1液性がおすすめです。

さらに、色づきを良くするお花向きのものや大きく立派に育てる観葉植物向きなど様々なものがありますが、野菜を育てる場合は美味しい野菜に育つための液体肥料を選びましょう!

土耕肥料との違い

 

土耕栽培では、土自体に栄養が含まれているため、前項でお伝えした窒素、リン、カリウムの三大要素を肥料で補足していくイメージです。
一方、水耕栽培では、水には栄養が含まれていないため、液肥で全ての栄養を補う必要があります。そのため、水耕栽培用の液肥は、多量要素だけでなく中量要素や微量要素もバランスよく含まれているのが特徴です。
水耕栽培の方が簡単と言われているのはこのことが要因です。

土耕栽培用の肥料は、土壌中の微生物が有機物を分解し、植物が吸収しやすい形に変える役割を果たしますが、水耕栽培ではこのプロセスがないため、水耕栽培の液体肥料にはすぐに利用できる形で栄養素が含まれています。

液体肥料の選び方

初心者は1液式

初心者には1液性が溶液づくりの手間のかからない液肥がおすすめです。
例えば「おうちの野菜1液式」は、一液式でも栄養バランスが良く、美味しい野菜を育てることができます。
葉物野菜などを育てると色づき、食感が良い野菜が育ちます。

●1液式の溶液づくりのイメージ

●2液式の溶液づくりのイメージ

2液式は組成がしっかりしているので「実のなる野菜」を育てるときは
2液式をお勧めします。

コストパフォーマンスを求めるなら希釈倍率

後、液体肥料によって希釈倍率が違うのでご注意ください。
ご紹介した例えば「おうちの野菜1液式」は水耕栽培の場合200倍、土栽培、観葉植物が400倍です。
ベランダで家庭菜園をされる程度であれば大体半年は使用できます。
家庭菜園でコストパフォーマンスを求められる方は必ず希釈倍率はご確認くださ
い。

▼液体肥料特集はこちら

また、水耕栽培用のキットを利用すると、液体肥料など必要な道具が全て揃っているため便利です。当店では初心者の方が手軽な方法、手軽なお値段で野菜作りが始められるキットをご用意しています。

液体肥料使用時の注意点

液体肥料を使う際には、以下の点に注意しましょう。

  • 規定量を守る: メーカーが指定する量を守って使用しましょう。過剰に使うとコケが生えやすくなり、植物の成長に悪影響を与えます。
    メーカーごとに分量が違いますのでご注意ください。
  • 保管方法に注意する: 使用後はキャップをしっかり締め、直射日光の当たらない場所に保管してください。
  • 与えるタイミングを見極める: 植物の状態に合わせて適切なタイミングで液肥を与えることが重要です。環境が適切であるか確認し、必要に応じて調整しましょう。

栄養バランスの管理も重要です。成長段階によって必要な栄養素は異なるため、水質や栄養濃度を定期的にチェックし、適切な濃度を維持することが肝心です。

🔗水質について詳しくはこちら( ECとpHについて

管理と水耕栽培のメリット

水耕栽培では、栽培環境を細かく管理することが重要です。日光や温度、湿度などの環境要因が植物の成長に大きく影響します。
適切な光環境を整えるために、必要に応じて植物育成LED等を使用することも検討しましょう。
また、室内栽培の場合、温度管理には特に注意が必要です。
夏場の高温や冬場の低温を避け、植物が快適に育つ環境を提供することも気を付けてください。

水耕栽培のもう一つの魅力は、その環境への優しさです。
土耕栽培に比べて、水の使用量を大幅に削減できるため、地球環境に優しい農法として注目されています。
さらに、都市部でも手軽に始められるため、都会の住環境でも新鮮な野菜を手に入れることができます。
土をごみとして捨てる際、自治体に回収を依頼する(対応している自治体のみ)
ホームセンターの土回収サービスなどにお願いする必要があるので、水耕栽培はマンションやアパート住まいの方にも大変人気です。

また、水耕栽培は害虫や病気のリスクがほとんどありません。
土を介した病害虫の侵入を防ぎやすく、化学農薬の使用せずに無農薬の野菜を育てることができます。
※種が農薬を使っているケースがあるのでご注意ください。完全無農薬野菜をお望みの場合は有機種子をお買い求めください。

🔗有機種子一覧はこちら

これにより、より健康的で安全な食材を提供できるのも、水耕栽培の大きなメリットです。

水耕栽培の液体肥料のまとめ

水耕栽培は土を使わずに植物を育てる方法で、液体肥料(液肥)を使って植物に必要な栄養を与えます。初心者でも手軽に始められ、失敗が少ないのが魅力です。

液肥の選び方としては、使いやすい1液性のものが初心者にはおすすめです。水耕栽培のメリットとして、水の使用量が少なく、環境に優しいこと、都市部でも新鮮な無農薬野菜を育てられるので是非チャレンジしてみませんか!?

水耕栽培専門店エコゲリラ

ミニトマトの糖度9%!(水耕栽培専門店エコゲリラ店長の独り言)

ミニトマトは春に種をまき、育て始めるのが一般的ですが、
室内でも野菜を育てられる水耕栽培ならば「冬でも栽培できるのか?」という発想から11月末にミニトマトの種をまいてみることにしました。

やっぱり発芽しました!!(笑)すごい!!

冬の栽培だったので、春に比べると、成長スピードは少し落ちてしまいましたが、着々と成長していき…

真冬の2月末頃から実をつけ始め、3月中旬頃には、綺麗に赤く色づいたミニトマトになりました!

そして、5月の現在までどんどん新しい実がなっています。

実験結果は「冬でも室内であればミニトマトは栽培できる!」でした!

ちなみに、糖度が気になり、測ってみると、なんと9%!
ミニトマトの一般的な糖度は6%らしいので、甘いトマトということがわかりますね!

なぜこんなに甘いのかというと、水耕栽培向けの活力剤「もっとウマく育てたい時のサプリ」を使っているからなんです!

水耕栽培 活力剤

この「うまサプ」には、甘みUPの効果や、色つやがよくなる効果があります。

以前、エコゲリラで育てていたミニトマトで糖度14%という驚異の記録をたたき出し、「甘すぎてもはやトマトじゃないね」というエピソードも(笑)

トマトだけではなく、他の実物や、葉物野菜にもえぐみを減少させる効果があるので、ぜひ、栽培の+α、水耕栽培のステップアップとして活用してみてはいかがでしょうか?

▼今回使用したアイテム

家庭菜園でお野菜が育たないときのとっておきの対処法

家庭菜園でお野菜を栽培しようと種を蒔いたが育たない!!苗を植えたがうまく元気に育たない!!家庭菜園といっても栽培方法はさまざま……家庭菜園初心者の方には水耕栽培がお野菜の栽培の難易度も低いので断然おすすめです!!


目次

1.土作りから始める露地栽培は初心者にはすこし難しいかも知れません

2.家庭菜園専用の畑の管理が意外と大変といったお声も……

3.特別な知識が無くても手軽に始めることが出来る水耕栽培


土作りから始める露地栽培は初心者にはすこし難しいかも……

春になると家庭菜園に関するお問い合わせが特に多くなります。季節が変わり気候も暖かくなり、何か新しいことを始めるには気分的に適しているのかなぁと思ったりします。また、外出した際にホームセンターなんかに立ち寄ると家庭菜園コーナーが大々的に設けられているのも大きな環境要因の一つではないでしょうか……

そういった背景からか家庭菜園に関する多くのお声を頂きます。

水耕栽培専門店のエコゲリラでは家庭菜園を始めるタイミングで質問などはありますが、特に家庭菜園を始めた後で思ったように育たないといったご相談は少ないように感じます。むしろ、露地栽培でうまく育たなかったので水耕栽培に取り組むにあたり少し不安はあったものの、それは取り越し苦労だった、思いのほか力強く育っているといったうれしいご報告を頂くことが多いです。

露地栽培は難しかったとおっしゃるお客さまよりどのような点が難しく感じられたのかについて伺うと、家庭菜園用の畑の土壌に関するお話や肥料の計画的な分量のお話などが多い傾向があります。初心者のうちは肥料といえば栄養なので多くても問題ないと思いがちですが肥料は多すぎても育たないので注意が必要です。

その他には日当たりが悪いので思ったように育たないようだといったご意見もありますね。日当たりが悪くても育つお野菜もあるにはあるのですが、実際に栽培したいお野菜が陽性植物の場合はこの日当たりの問題をクリアーする必要があります。

日当たりが悪くても育てることが出来るお野菜の種類についてはこちら

連作障害も土の畑で家庭菜園に取り組む際には注意が必要な問題ですね。連作障害とは同じ科に属するお野菜を同じ場所で栽培し続けるとそのお野菜の天敵となる病害虫が土のなかに残存し、次の年に栽培するお野菜に好ましくない悪影響を及ぼすことを言います。家庭菜園の人気のお野菜に常にランクインするトマトはナス科、キュウリはウリ科と基本的なところを押さえておくのが大事ですね。トマトを栽培した場合には同じナス科に属するお野菜は控えるように、キュウリを栽培した場合には同じウリ科のお野菜の栽培を控えるようにといった具合で、種類ではなく科で判断する事が求められます。

先日、お休みの日にご近所さんが家庭菜園にいそしんでいらっしゃる場面に遭遇しました。元々はお花を栽培する農家の方で、家庭菜園は謙遜しながら趣味として楽しんでいるとおっしゃいます。その家庭菜園の畑の規模はとても趣味のレベルではないと思えるほどの広さなのですが、やはり植物の栽培についての基礎的な知識と経験があるのとないのでは違うなぁと思いました。

家庭菜園専用の畑の管理が意外と大変といったお声も……

家庭菜園に関するご相談の中で意外といえばアレですが、管理が大変といったお話もありました。戸建てのお宅にお住まいで庭先の一角に家庭菜園用のスペースがあれば手軽に管理もできるかもしれません。そのような環境が無い場合は特に都市部にお住いの方であれば家庭菜園用の畑を借りるのに抽選待ちという話も珍しくありません。そして、ようやく家庭菜園用の畑を借りることが出来たとしても自宅から結構距離があったりしてなかなか継続的に通いながら管理するのが大変といったお声まで本当にさまざまです。

最初は念願のレンタル畑に抽選で当選したと意気揚々に家庭菜園に取り組んでいても、とちゅうからレンタル畑までの往復が大変になり、時間が思うように確保できずついには家庭菜園の維持管理も難しくなるというケースもあるようです。

特別な知識が無くても手軽に始めることが出来る水耕栽培

ここまで紹介してきたように、思うように家庭菜園を運営していくためには少なからずハードルがあるようですね。

そこでおすすめなのが、なんと言っても特別な知識がなくともすぐに気軽に始めることができる水耕栽培専用キットによる家庭菜園です。

土作りも不要で、連作障害なども全く気にする必要なし!!根菜類など中には水耕栽培には適さない品種もありますが。レタスや小松菜ほうれん草などの葉物野菜であれば家庭菜園初心者のかたでもきっとご満足いただけると思います。

タネを蒔いたらあとは発芽を待って、芽がでたら定期的に減った分だけ液体肥料を足していくだけ!!たったこれだけで安心安全で新鮮な無農薬のお野菜を栽培することが出来ます。

そのうえ、生長速度が速いのでこの春なにか新しいことを始めてみたいとお考えの方はぜひチャレンジして頂けたらと思います。

【植物工場】日本に適した運営スタイルを成功事例から考える

今後、植物工場の運営スタイルは大規模がメインの工場スタイル以外にも小規模から始めて徐々に規模を拡大していく小規模分散経営スタイルも注目を集めていくのではないかと思います。植物工場は決して日本国内だけで運営されるものではなく、世界各国でも植物工場に対するニーズの高まりとともにさまざまな取組みが散見されます。そんな世界各国で展開される植物工場からも小規模分散型の水耕栽培による植物工場に注目が集まるとさらに可能性が広がっていくのではないかと考えています。


目次

1.植物工場は大規模経営と同じく小規模分散経営も認知度上昇中!!

2.省エネで取り組める水耕栽培による植物工場の運営の利点

3.世界からも注目されているグリーングリーン式植物工場のご提案


植物工場は大規模経営小規と同じく小規模分散経営も注目度上昇中!!

冒頭でこれからの植物工場の運営スタイルとしては従来型の大規模な工場型運営から開始時は小規模で徐々に拡大していく拡大型スタイル、または小規模分散型も注目を集めていくとさらに可能性が広がりそうだと記しました。

これまでは植物工場といえば大規模な施設であり、とてもではないが植物工場の運営に参入しようにも敷居が高く非現実的に感じられるというのも多かったのではないでしょうか。いたるところに最新式の技術がこれでもかと贅沢に採用された植物工場。同じような施設を作るには数億円規模の初期投資が必要ではないかと一見して簡単に想像できる施設。なかなかチャレンジできる人は多くないでしょう。対しまして、小規模且つ低予算でチャレンジできる植物工場があったらどうでしょうか!?

水耕栽培専用・ネオテラスを活用した新しい植物工場の運営スタイルの提案

こちらの画像は1台から注文できる水耕栽培専用のネオテラス。限られたスペースを有効活用することにより満足の収穫量を実現できるということで人気が高いシステムです。

すでにある程度の空きスペースや空き倉庫などを所有されていらっしゃる方で、これから植物工場の可能性を感じて検討を始めていらっしゃるような方からのお問い合わせが特に多い傾向があります。

省エネで取り組める水耕栽培による植物工場の運営の利点

大規模な植物工場の運営では設備の維持に関するランニングコストの削減が課題の一つになることが予想されます。施設の規模が大きくなればなるほどその費用も大きくなるということです。

対しまして、小規模で始める植物工場の場合はある程度計算が可能です。

水耕栽培による植物工場の電気代を節約するにはLED一択ですね!!

小規模分散型の植物工運営の場合は身軽なのが大きな利点の一つだと思います。小規模な運営から始めて軌道に乗ってきたら水耕栽培システムを増設していくというのは容易にできることでありリスク分散という意味でも効果的です。

電気代だけでなく水耕栽培で植物の栽培に必要な液体肥料、養液も管理がシンプルで容易に感じることができると思います。最新鋭のITなどの技術も不要です。植物の生長に伴い不足した分だけ足すだけという手軽さが好評の要因の一つだと考えています。

昨今のように不安定な国際情勢の影響を受けて燃料の価格が高騰することも考えると省エネというキーワードは特に重要です。

世界からも注目を集めるグリーングリーン式植物工場のご提案

ここ1.2年の間、東南アジアを始め緒外国のお客様からのお問い合わせも増え始めているように感じます。

個別の内容を詳らかにすることは控えますが、そのようなご縁でお話を伺う中で諸外国に比べ日本の農作物を栽培する環境がいかに恵まれているかという事実をあらためて知ることになります。

さまざまな問題の中でも特に強く印象に残っているのが水問題です。少なくともこれまでの日本は水資源に恵まれているということに異論を唱える方はいらっしゃらないのではないでしょうか!?

水資源の豊富な日本の自然環境に適した水耕栽培について

中には水資源に恵まれないことが問い合わせの一つの要因になっていることを感じるケースもあります。そんな中、大量の水を必要としないグリーングリーン式の水耕栽培システムは必要とする水量もある程度計算が可能だということは大きな強味の一つだと思います。

さらに電気代といえば植物栽培専用のLEDライトの電気代と植物の生育適温を維持するための空調に必要な電気代など限られています。ランニングコストを抑えるための秘訣のひとつはなんと言っても計算がシンプルで計画が立てやすいということではないでしょうか!?

【植物工場】成功事例にみる都会のHATAKEというユニークな試み