【植物工場】水耕栽培の電気代を節約するにはLED一択ですね。

水耕栽培は限られたスペースの有効活用で無農薬の安心安全なお野菜を栽培できる手法として年々注目度が上昇中です。そんな魅力的な水耕栽培ですが、室内で栽培に取りくむ場合は室外で栽培する場合にくらべて日照環境に留意する必要があります。本稿では植物工場だけでなく、家庭菜園として水耕栽培に取りくむ際に気になる電気代の計算方法や節約方法について紹介して参ります。


目次

1.LEDのお野菜栽培専用ライトでお野菜は元気に育ちます!!

2.どんなお野菜を栽培するかで日照時間も変わってきます。

3.水耕栽培で発生する電気代の計算、目安と節約法はこれだ!!

4.水耕栽培の電気代と節約のまとめ


LEDのお野菜栽培専用ライトでお野菜は元気に育ちます!!

水耕栽培専用のLEDライトについて紹介すると、そもそもLEDのライトで元気な植物が育つのだろうか!?というご質問をいただいたことが過去にありました。

どうもLEDは省エネというイメージから、栽培にはエネルギーが必要であり、省エネでは心もとないのではという発想でのご質問だったと記憶しています。結論的にはLEDのおやさい専用のライトは効果的です。

植物育成ライトの効果と選びはこちら

ただし、LEDライトであればどんなものでも良いかというとそういうわけではありません。LEDライトの光が強すぎると葉やけを起こしたり葉が固くなってしまいますし、弱いとヒョロヒョロの葉っぱしか育たないといった具合で、野菜の成長に最も適した波長バランスを調整することが必要です。そして、これが非常に難しい技術でもあります。ということでお野菜はじめ植物栽培用のLEDライトを選ぶ際には注意も必要ですね。

 

水耕栽培ではどんなお野菜を栽培するかで日照時間も変わってきます。

これから水耕栽培にチャレンジしようとするときに何を栽培するかというテーマと同じくらい、もしくはそれ以上に気になるのが初期費用やランニングコスト。慣行栽培のように土の畑は必要ないのですが、水耕栽培では専用キットや液体肥料の他、場合により電気代が発生します。この電気代がいくらかかるかというのが実に分かりにくいと思います。と言いますのも、弊社に頂くご質問の上位にこの電気代の内容が含まれています。ネットで検索してもなかなか的を得た情報にたどり着くことが出来ず、その結果のご質問であることが最近になり分かったからです。お野菜を実際に育ててみると、それぞれのお野菜ごとに必要とする日照時間も異なることが分かります。

ここでは水耕栽培に適したお野菜の中で陽性植物、半陰性植物、陰性植物に分けて紹介します。

1日6時間は日照時間が必要な陽性植物

水耕栽培に適したお野菜の中で、人気のある陽性植物といえばミニトマトですね。その他にもオクラや唐辛子にキュウリなどがあります。

1日3時間から4時間の日照時間が必要な半陰性植物

水耕栽培になじみのある身近なお野菜が多いのが半陰性植物です。ほうれん草に小松菜、春菊にパセリやレタスが代表的な半陰性植物ですね。

1日1時間から2時間の日照時間でも育つ陰性植物

続いて1日1・2時間程度の日照時間でもすくすく育つ陰性植物ですが、三つ葉やセリ、クレソンやシソにニラなどが挙げられます。ハーブなど手軽に栽培することができて、あったらうれしい一品ですね。

このように、何を栽培するかにより必要な日照時間も異なるということを押さえておくことが大事だと思います。

水耕栽培で発生する電気代の計算、目安と節約法はこれだ!!

外部サイトではありますが、電気代・電気料金の計算に便利なツールがありますのでご活用くださいm(__)m

電気代の計算はこちら

そして、これから水耕栽培に必要な電気代や電気料金の話のベースではグリーングリーンが開発し、自信をもっておすすめしますGG新型おやさいライトをもとに進めて参ります。

植物育成ライト「おやさいライト」はこちら

エコゲリラの提供する植物栽培専用のおやさいライトは3種類をご用意していますが、その中でも特に13Wと18Wをお求めになられる方が多いです。そこでこの2種類のおやさいライトを例にご説明しますと……

18Wが1日16時間照射して1か月を31日で換算すると約320円。13Wは同じ条件で1ヵ月約230円です。

電気代は計測時をもとにしています。現在の正確な電気代をお求めのお客様に置かれましてはお住いの電力会社でお問い合わせの上ご確認いただきますようお願いします。

水耕栽培エコゲリラのオフィス内で植物栽培の実験コーナーを設けていますが、そこでは水耕栽培専用キットのプラーボとの組合せでお野菜を栽培しています。ホームセンターなどでラックをご購入いただき、設置する方法ですね。お野菜栽培の実験コーナーでは2本使用していますが、そうすると電気代も先ほどご紹介した費用の2倍となります。お試しでしたら1本から始めていただいてもよろしいかと思います。

なお、先ほどの植物栽培専用おやさいライトの電気代の計算の中で照射時間を16時間と記しています。陽性植物や半陰性植物の日照時間は日光をもとに出しています。LEDライトで日光と同じくらいの効果を出すには時間的に照射時間が長くなるということです。

植物工場などで活用されるエコゲリラのネオテラス。こちらは月間消費電力が約360Wです。ということで18Wのおやさいライトの20倍換算となりますね。植物工場の場合は家庭菜園と異なり、栽培したお野菜を商品として消費者の方々へ届けるというゴールがあります。そのためこちらの電気代は必要経費ですね。

水耕栽培の電気代と節約法のまとめ

水耕栽培により室内でお野菜を育てる場合にはどうしても室外で栽培するのと比べて日照時間の問題が発生することをご理解いただいたと思います。その問題の解決にはエコゲリラのおやさいライトが電気代もお安くお勧めです。また大事なのは電気代もさることながら、おやさいの成長に最も適した光の波長を実現しているところにあります。

ぜひともおやさいライトをお試しいただき、その効果と満足感を実感して頂けますと幸いです。