【植物工場】水耕栽培事業の初期費用からランニングコストまで

このブログへたどり着いた皆様は水耕栽培システムのご導入をご検討されていたり、初期費用やランニングコストについて調べられているのではないかと思います。

水耕栽培は、効率的に作物を栽培できる方法として今後、新しい事業として注目されていますが、新しい業界なので立上げから運用まで実際にどのくらいの手間やコストがかかるのかイメージしづらいと思います。

水耕栽培専門店エコゲリラではこれまで多くの事業者様の植物工場、水耕栽培システムの導入をお手伝いしてきた経験をもとに、栽培エリアに対する設置台数の計算方法や初期費用、ランニングコストについて詳しくご説明いたします。この文章で、システム導入前に必要な情報を把握し、計画をスムーズに進めていただければと思います。


目次

植物工場予定地の確認

栽培を計画されているスペースの広さにや建物や土地の形状よって設置可能な台数が大きく変わります。
この記事では20坪のスペースに小規模の植物工場を始めたいという設定でお話します。この広さを基に、設置可能なシステムの数を計算していきます。

そして、部屋の形状が長方形か正方形か、またはL字型かによって、設置の効率が異なります。作業スペースも必要ですので、単純に全エリアを栽培スペースとして計算するのではなく、適切な動線や作業エリアを確保することが重要です。
これにより、作業の効率が上がり、栽培の管理がしやすくなります。

以上の条件をもとに野菜の収量の確保や作業のしやすさ等を鑑みながら水耕栽培システムの設置数を決定していきます。


設置台数の計算方法

前項でも説明しましたが、設置台数は、栽培エリアの広さだけでなく、作業スペースや通路の確保も考慮する必要があります。

一般的に、20坪(約66平米)の広さですと当店の屋内用水耕栽培システム「ネオテラス」を設置することが可能です。建物の形などによって作業スペースや通路を確保する必要が出てきたりするので、これより少なくなる可能性もあります。

具体的なレイアウトについては、現地調査や詳細な図面を基に最適な提案をいたします。

初期費用の概算

水耕栽培システムの初期費用には、設置する台数やシステムの種類によって大きな差があります。

例えば、育てられる株数や機能などによって、初期費用が大きく異なります。一般的な植物工場の初期費用については、システムの購入費用、設置費用、必要な設備(照明、空調、給排水設備など)の費用が含まれます。

詳細な見積もりはお問い合わせいただく必要がありますが、一般的な目安としては、数百万から数千万円程度の予算が必要となります。

当店の事業用水耕栽培システムはメーカーが開発・製造・販売までをすべて行っていますので、高クオリティーのシステムを安心価格で購入することが特徴です。
(是非他社様と比較検討していただきたい点です。)

ランニングコストの目安

ランニングコストは、設置台数や育てる作物によって変わります。以下は、20坪に16台のネオテラスを設置し、レタス等の葉物野菜を栽培する場合の目安です。

電気代

空調を含めて月約10万円前後

水道代

月間約5000円前後

年間収穫量の見込み

水耕栽培では、栽培環境を制御することで年間を通じて安定した収穫が可能です。
1か月に1回の収穫を行うことで、年間12回の収穫が可能です。
1台あたり年間で200株×16台=約38,400株の収穫が見込まれます。

売上金額の予測をする場合は年間収穫量に1株当たりの金額を掛け算してください。

植物工場に必要な消耗品

水耕栽培では、定期的に消耗品を補充する必要があります。以下は、代表的な消耗品とその費用です。こちらでは当社のグループ会社が運営している20坪(約66平米)で運用している内容をもとに紹介していきます。

肥料

1液タイプ肥料(¥10,450)は、成長段階や季節の温度変化によって消費量が異なりますが、月に1個~2個程度(20坪の場合)が目安です。

液体肥料の商品ページはこちら

培地

培地は作物の根を支える重要な役割を果たします。使いやすさによって作業効率が変わりますので吟味してお選びください。
30000株分で¥35,640です。

スポンジ培地の商品ページはこちら

種の費用は、1000粒で2000~3000円前後となります。作物の種類によって種の価格が異なるため、計画的な購入が必要です。

種の商品ページはこちら

より失敗なくおいしいお野菜を作りたい場合は活力剤やpH調整剤なども追加でランニングコストとしてかかってきます。

販管費とその他の経費

栽培環境や地域によって変動しますが、ランニングコストとして肥料、培地、種の消耗品類に加え、電気代や水道代がかかります。また、作物の販売に伴う販管費や物流費も考慮する必要があります。
水耕栽培事業立ち上げにかかわるコンサルティングも行っていますので、ご興味がある方はこちらをご覧ください。

よくある質問まとめ

Q: 初期費用はどのくらいかかりますか?
A: 詳細な見積もりは個別にご案内しておりますが、一般的な植物工場の初期費用については、システムの種類や規模によって異なります。目安としては、数百万から数千万円程度の予算が必要です。

Q: ランニングコストはどのくらいかかりますか?
A: 肥料、培地、種の消耗品類に加え、電気代や水道代がかかります。具体的な金額は、設置台数や栽培する作物によって異なりますので、計画段階での詳細なシミュレーションが重要です。

まとめ

水耕栽培システムの導入にあたり、初期費用やランニングコスト、設置台数の計算方法などをご紹介しました。
植物工場の事業を成功させるためには、初期費用を抑えること、適切な栽培環境の整備や消耗品の管理、効率的な流通システムの構築が重要です。
私たち水耕栽培専門店エコゲリラを運営するグリーン・グリーンでは約20年水耕栽培に関する事業を行ってきたノウハウをもとにこれから水耕栽培を始めたい皆さまをサポートさせていただいています。
ご不明点がある場合は、資料請求の際に備考欄にお問い合わせください。

水耕栽培の植物工場が直面する「課題」とその「解決策」

近年、持続可能な農業の一環として太陽光ではなく人口の光で植物を水耕栽培する植物工場が日本でも注目を集めています。
特に、中小規模の植物工場においても、年中通して農薬を使わずに安定して生産、収穫できるメリットがある事から、未来の食料に関する課題解決だけでなく、事業者にとっても高収益が期待されています。一方で現状は新規事業として施設を運営していくうえで多くの課題にも直面していることも事実です。

本記事では、中小規模の工場が直面する主な課題とそのデメリットを乗り越えるための解決策について詳しく紹介していきます。

目次

課題1: 植物工場の初期投資の高さ
課題2: 水耕栽培の技術の習得
課題3: エネルギーコストの増加
課題4: 市場の競争激化
課題5: スケールすることへの限界
水耕栽培の課題を解決することに適した水耕栽培システム
まとめ

課題1: 植物工場の初期投資の高さ

水耕栽培システムを導入するには、初期投資が必要です。照明設備(光)、ポンプ、栄養液供給システムや施工費などの設備やそれらの設置費用への投資が高くなるため、資金調達が難しい場合があります。

  • 初期費用を抑える: 水耕栽培にかかる初期費用は依頼する業者によって価格はまちまちです。できるだけ多くの業者から見積りを取るようにしましょう。
  • 公的支援や補助金の活用: 多くの地域で農業支援のための補助金や助成金が用意されています。これらの制度を活用することで、初期投資の負担を軽減できます。植物工場にかかる費用について

課題2: 水耕栽培の技術の習得

水耕栽培は、栄養素のバランス、水質管理、温度管理などの知識・技術が求められます。これにより、運営が難しくなるどころか経費の無駄遣い、作物が収穫できないことでの機会損失を招きます。

  • 専門知識の習得: 本やインターネットなどを通じて水耕栽培に関する知識を深めることが重要です。特に初期段階では専門家のコンサルティングを受けることも有効です。
  • 必要設備の導入: 運用や掃除の手間を削減できる栽培システムの導入、養液の供給を自動化するシステムを導入することで、人的ミスを減らし、管理の手間を軽減できます。

課題3: エネルギーコストの増加

水耕栽培には、照明、ポンプ、空調など、多くのエネルギーを必要とします。
エネルギーコストの増加は経営の圧迫要因となります。

  • エネルギー効率の向上: LED照明の導入や高効率のポンプを使用することで、エネルギー消費を抑えることができます。また、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを導入することも検討する価値があります。

課題4: 市場の競争激化

水耕栽培市場は成長している一方で、競争も激化しています。特に、規模の大きな企業と競争することは中小規模の植物工場にとって難しい課題です。

  • 差別化戦略: 特定のニッチ市場や高付加価値商品に焦点を当てることで、大手企業との差別化を図ります。例えば、有機栽培や特定の希少品種を育てることで、独自の市場を開拓することができます。
  • 地域密着型マーケティング: 地元のレストランやホテルなどとの連携を強化し、新鮮な地元産の製品としてアピールすることで、地域市場での競争力を高めることができます。

課題5: スケールすることへの限界

中小規模の植物工場では、市場を広げることに限界があります。規模を拡大する際には、新たな設備投資や運営コストの増加が課題となります。

  • 段階的な拡大: いきなり大規模な拡張を行うのではなく、需要に応じて段階的に規模を拡大することで、リスクを分散します。
  • パートナーシップの構築: 他の農家や企業と提携し、共同で設備投資や販売戦略を展開することで、コストを分散しつつ規模の拡大を図ります。

水耕栽培事業の課題を解決することに適した水耕栽培システム


屋内型水耕栽培システム「ネオテラス」

今回ご紹介する「ネオテラス」は、屋内での水耕栽培事業における課題やお困りごとを解決するために設計されたシステムです。
この水耕栽培システムは以下のような特徴を持ち、前述の課題を解決する手助けとなります。

コンパクト設計
限られたスペースでも高効率で作物を栽培できるように設計されています。これにより、都市部やスペースの限られた場所でも導入が可能です。

自動化システム
栄養液の供給や環境制御を自動化するシステムが備わっており、人的ミスを減らし、管理の手間を大幅に軽減します。

エネルギー効率
LED照明などのエネルギー効率の高い装置を使用しており、運営コストの削減に貢献します。

拡張性
ネオテラスは一台から導入でき必要に応じてシステムの拡張が簡単です。売り上げに応じて段階的な拡大が可能です。

中小規模の植物工場の成功を実現するためには、設備選びが重要になってきます。「ネオテラス」は価格、品質、ノウハウともに植物工場のビジネスを成功に導くための水耕栽培システムです。
まずは下記のページをご覧になってください。

ネオテラスの製品ページはこちら

ネオテラスを活用した中小規模の植物工場の事例はこちら

まとめ

中小規模の水耕栽培植物工場が成功するためには、多くの課題に対処する必要があります。しかし、適切な対策を講じることで、これらの課題を克服し、持続可能で収益性の高い水耕栽培事業を展開することが可能です。

技術の習得、効率的な資源利用、差別化戦略、そして消費者とのコミュニケーションを重視することで、成功への道を切り開いていきましょう。
当社ではシステムの導入、水耕栽培に必要な資材の販売、育成方法のコンサルティングまでワンストップで行っています。

今後、水耕栽培事業、植物工場を検討している方は是非一度当社にお問い合わせ下さい。
是非、未来に向けてより良い水耕栽培の工場の形を一緒に作っていきませんか?

【植物工場】日本に適した運営スタイルを成功事例から考える

今後、植物工場の運営スタイルは大規模がメインの工場スタイル以外にも小規模から始めて徐々に規模を拡大していく小規模分散経営スタイルも注目を集めていくのではないかと思います。植物工場は決して日本国内だけで運営されるものではなく、世界各国でも植物工場に対するニーズの高まりとともにさまざまな取組みが散見されます。そんな世界各国で展開される植物工場からも小規模分散型の水耕栽培による植物工場に注目が集まるとさらに可能性が広がっていくのではないかと考えています。


目次

1.植物工場は大規模経営と同じく小規模分散経営も認知度上昇中!!

2.省エネで取り組める水耕栽培による植物工場の運営の利点

3.世界からも注目されているグリーングリーン式植物工場のご提案


植物工場は大規模経営小規と同じく小規模分散経営も注目度上昇中!!

冒頭でこれからの植物工場の運営スタイルとしては従来型の大規模な工場型運営から開始時は小規模で徐々に拡大していく拡大型スタイル、または小規模分散型も注目を集めていくとさらに可能性が広がりそうだと記しました。

これまでは植物工場といえば大規模な施設であり、とてもではないが植物工場の運営に参入しようにも敷居が高く非現実的に感じられるというのも多かったのではないでしょうか。いたるところに最新式の技術がこれでもかと贅沢に採用された植物工場。同じような施設を作るには数億円規模の初期投資が必要ではないかと一見して簡単に想像できる施設。なかなかチャレンジできる人は多くないでしょう。対しまして、小規模且つ低予算でチャレンジできる植物工場があったらどうでしょうか!?

水耕栽培専用・ネオテラスを活用した新しい植物工場の運営スタイルの提案

こちらの画像は1台から注文できる水耕栽培専用のネオテラス。限られたスペースを有効活用することにより満足の収穫量を実現できるということで人気が高いシステムです。

すでにある程度の空きスペースや空き倉庫などを所有されていらっしゃる方で、これから植物工場の可能性を感じて検討を始めていらっしゃるような方からのお問い合わせが特に多い傾向があります。

省エネで取り組める水耕栽培による植物工場の運営の利点

大規模な植物工場の運営では設備の維持に関するランニングコストの削減が課題の一つになることが予想されます。施設の規模が大きくなればなるほどその費用も大きくなるということです。

対しまして、小規模で始める植物工場の場合はある程度計算が可能です。

水耕栽培による植物工場の電気代を節約するにはLED一択ですね!!

小規模分散型の植物工運営の場合は身軽なのが大きな利点の一つだと思います。小規模な運営から始めて軌道に乗ってきたら水耕栽培システムを増設していくというのは容易にできることでありリスク分散という意味でも効果的です。

電気代だけでなく水耕栽培で植物の栽培に必要な液体肥料、養液も管理がシンプルで容易に感じることができると思います。最新鋭のITなどの技術も不要です。植物の生長に伴い不足した分だけ足すだけという手軽さが好評の要因の一つだと考えています。

昨今のように不安定な国際情勢の影響を受けて燃料の価格が高騰することも考えると省エネというキーワードは特に重要です。

世界からも注目を集めるグリーングリーン式植物工場のご提案

ここ1.2年の間、東南アジアを始め緒外国のお客様からのお問い合わせも増え始めているように感じます。

個別の内容を詳らかにすることは控えますが、そのようなご縁でお話を伺う中で諸外国に比べ日本の農作物を栽培する環境がいかに恵まれているかという事実をあらためて知ることになります。

さまざまな問題の中でも特に強く印象に残っているのが水問題です。少なくともこれまでの日本は水資源に恵まれているということに異論を唱える方はいらっしゃらないのではないでしょうか!?

水資源の豊富な日本の自然環境に適した水耕栽培について

中には水資源に恵まれないことが問い合わせの一つの要因になっていることを感じるケースもあります。そんな中、大量の水を必要としないグリーングリーン式の水耕栽培システムは必要とする水量もある程度計算が可能だということは大きな強味の一つだと思います。

さらに電気代といえば植物栽培専用のLEDライトの電気代と植物の生育適温を維持するための空調に必要な電気代など限られています。ランニングコストを抑えるための秘訣のひとつはなんと言っても計算がシンプルで計画が立てやすいということではないでしょうか!?

【植物工場】成功事例にみる都会のHATAKEというユニークな試み

 

 

植物工場の将来性と可能性が社会に認知され始めています。


植物工場の将来性を占う上でとても明るいニュースがあります。
以前、植物工場の成功事例で紹介しました【都会のHATAKE】という都会のど真ん中で空きスペースを活用して新鮮で安心安全な無農薬野菜を栽培し、安定かつ持続的に提供をするというユニークなコンセプト。

このコンセプトを実現するGG.SUPPLYが2024年2月に開催された福岡県ITスタートアップビジネス大賞にてその事業内容が評価され【大賞及び県知事賞】と【KBC】をW受賞致しました。
さらに前進を進める水耕栽培による植物工場の可能性と将来性が評価された事例をですので紹介していきます。


目次

1.植物工場の将来性と可能性をさらに開拓していく起業マインド

2.植物工場の新しい形、都会のHATAKEを再考する

3.植物工場の将来性と可能性・まとめ


植物工場の将来性と可能性をさらに開拓していく起業マインド

水耕栽培専門店エコゲリラを展開するグリーン・グリーンの提唱する【都会のHTAKE】というコンセプトを実際に実現し、多くの支持を受けつづけているGG.SUPPLYが福岡県ITスタートアップビジネス大賞にて【大賞及び県知事賞】と【KBC】をW受賞という快挙を果たしました。

植物工場と聞いてみなさんはどのようなイメージが浮かびますか!?
工場というだけあって何となく無機質なイメージはないでしょうか!?
外部から遮断された施設の中で栽培されるお野菜……

水耕栽培にはさまざまなイメージが付きまといますが、それは決して明るいものだけでなく挑戦の連続であったことが容易に想像できます。
植物工場と水耕栽培の親和性の高さはこれまでにもいろんなところで発信していますが、それにもかかわらず植物工場の成功事例があまり身近に感じられなかったのには理由があったのです。

「水耕栽培で育ったお野菜は本当に美味しいの!?」というイメージ払しょくへの挑戦。

水耕栽培に取りくむ際に、まず挑戦する必要があったのが一般的な消費者の水耕栽培に対するイメージをどのように好転させるか!!ということです。

特にお野菜は土の畑でこそ育つものだという考えが根底にあると、水耕栽培で美味しい野菜が育つのか!?という気持ちになりますよね?そして、見た目はたしかに野菜だけど本当に安全で美味しいのかという疑問が浮かびます。

私たちは、水耕栽培による無農薬で安全・安心な美味しい野菜を育て、それを新鮮な状態でお届けするため、日々取り組んでいることを地道にお客様にご説明し、発信を続けました。
このような努力が、リピーターの皆さまから高く評価されていることが、現状として現れています。

補助金に頼ることなくいかに「持続可能なビジネス」として確立させていくか

植物工場に限らず、世の中にはさまざまな補助金が用意されています。
決して補助金そのものを否定しているわけでも補助金を申請することを非難しているわけではありません。
問題は植物工場の企画の段階でいつの間にか補助金の申請に合格することがゴールになることが一番危険なのです。

補助金ありきで事業をスタートさせて、そのあと採算が取れない事業になると、それは不採算事業になってしまいます。

あくまでも植物工場の事業を持続的に運営していくためには消費者であるお客様の目線こそが大事であり、いかにお客様に満足して頂くかというのがもっとも大事な命題のひとつであるべきとの考えで取り組んできた結果、多くのリピーターの皆さまに評価して頂くまでに至ったというのが現状です。

既存の補助金ありきの植物工場の在り方に一石を投じた形になります。それを実現できたのは私たちが水耕栽培メーカーとして約20年続けてきたノウハウがあったからこそだと思います。
美味しい野菜を育てるためのノウハウやグッズを私たちが持っていたからこそ、お客様から評価され、持続可能なビジネスモデルとなっていったのだと思います。

植物工場の新しい形、都会のHATAKEを再考する

この記事を初めて読んでくださった方は、まず「都会のHATAKEって何?」と思われるかもしれません。

これまでの伝統的な栽培方法とは異なり、都会の中心にある限られたスペースを活用し、新鮮で無農薬、安心安全、そしてもちろん美味しさにもこだわった野菜を持続的に提供するという、少し欲張りなコンセプトです。

「本当にそんなことができるの?」と驚かれるかもしれませんが、私たちはそれを実現しています。

こちらは、欲張りすぎる「都会のHATAKE」を実現するための具体的な取り組みをまとめたものです。
一般的には、収穫からスーパーの棚に並ぶまでに1週間から10日かかると言われていますが、「都会のHATAKE」では収穫からわずか30分で新鮮な野菜を提供します。
美味しさに関しては、ドレッシングが必要ないほどの高品質を追求しており、栄養も豊富です。現在では一流ホテルリッツカールトン福岡に評価され料理でもG.G サプライの野菜が使われています。
さらに、冷蔵庫で最大30日間の保存が可能な点も、リピーターの皆さまから高く評価されています。

植物工場の将来性と可能性・まとめ

「都会のHATAKE」は、専用工場での栽培や流通網の開拓を行い、デパ地下やスーパー、八百屋で販売する従来のビジネスモデルとは異なり、生産から販売までを一つのパッケージとして提供しています。

一般的に植物工場は初期投資が高額で、持続的な運営には高いハードルがあると考えられていますが、私たちは柔軟な発想と積極的な行動力によってその壁を打ち破り、社会的な認知度も徐々に高まっています。

新しい植物工場の将来性や今後の展開を考えると、期待に胸が膨らみますね!

G.Gサプライの記事はコチラ

新規事業として水耕栽培をご検討中の方は是非当社に一度ご連絡ください。
状況に応じたご提案をさせていただきます。

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ビニールハウスを活用した水耕栽培による植物工場

ビニールハウスをすでに所有されている方で、今後いかにそのビニールハウスを有効に活用すべきかというお悩みはありませんか!?これまでにも水耕栽培による植物工場を始めようとするお客さまよりご相談を頂く際に、広い畑などを活用するとなると水耕栽培専用の設備と同時にビニールハウスをどうするかという相談が多くありました。と同時に、すでにビニールハウスを所有されている方からも今後、すでに所有しているビニールハウスをいかに有効に活用していけるかという活用法についてのご相談があることに気づきました。


目次

1.ビニールハウスの有効活用で悩んだら水耕栽培をぜひ候補に!!

2.ビニールハウス栽培に向いているお野菜や果物の種類について

3.ビニールハウスで水耕栽培をはじめたい理由。


ビニールハウスの有効活用で悩んだら水耕栽培をぜひ選択肢の一つに!!

これまで1から水耕栽培による植物工場の企画をお考えの方向けのお話がメインでしたが、中には既にビニールハウスを所有していらっしゃるお客様からより効果的に有効にビニールハウスを活用するのに水耕栽培はどうだろうかというご質問もありました。

背景には年々高まる電気代や燃料費の高騰をはじめ、スーパーの店頭で高額で販売されている作物には栽培コストがそれなりに発生していてなかなか利益を確保するのも難しいといった事情があるということでした。

全体的に果物やお野菜も値上げが続いています。そんな中、消費者のお財布事情も変化していることがうかがえます。

そういった背景のもと、できるだけ初期投資を押さえてこれまでの栽培方法から水耕栽培に変更できないだろうかという模索の中でご相談を受けていました。これは、同じようなお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃるのではないかと感じたのがきっかけて本稿を記しています。

弊社では家庭菜園用から日々、農業に従事していらっしゃるプロの方向けの製品まで幅広く取り揃えています。そして、業務用も室内用が最近では人気がありますが、ビニールハウスを活用した室外用から企画販売を始めており、その歴史も実績もございます。この記事を読み進めていただければ、水耕栽培を活用したビニールハウスの有効活用のアイデアを広げていただけるのではと思います。

ビニールハウス栽培に向いているお野菜・果物の種類について

ビニールハウスを活用した栽培に適したお野菜や果物といえばさまざまな品種のなかでもイチゴが思い浮かぶのではないでしょうか。次いでミニトマトも人気ですが。何年か前に脱サラした方が短期でミニトマトのビニールハウス栽培により高収益を上げていらっしゃるという情報が情報番組や専門して取り上げられていたのを思いだします。他にもキュウリやナスにシシトウなどが注目を集めています。

ここまで紹介しているお野菜や果物は特に人気が高いという品種なのですが、ということはけっこう競争率も高いのかなと想像します。ビニールハウスで水耕栽培に挑戦されるのであれば葉物野菜がおすすめです。レタス類は栽培のために特別なスキルを求められるものでもなく、最初に取りくむ品種としては特におすすめです。

ビニールハウスで水耕栽培をはじめたい理由

ここで露地栽培など慣行栽培とくらべてビニールハウスでお野菜や果物を栽培するメリットや注意点を紹介します。

ビニールハウスで栽培するメリット3点

  1. 出荷時期を調整できる
  2. 天候の影響を気にせず作業ができる
  3. 病害虫からのリスクを防ぎやすい

まずは出荷時期を調整することが出来るというのはビニールハウスの大きな利点ですね。市場の動向を見ながら調整して品薄の時期を見計らって出荷することにより高収益につなげることが可能になるという考え方があります。

葉物野菜を栽培する場合にはハウス内の環境を整えることにより何週も栽培ができるので市場の動向をうかがいながらというよりも、安定して栽培ができるため収穫量と出荷量も安定するという点でしょう。

次いで、天候の影響を受けずに作業ができるというのも大きな利点だと思います。作業を計画的に進めることが出来るのはいろんな可能性が広がりますね。

ビニールハウスの場合は外部と完全に遮断とまではいかなくても仕切りがあるため、病害虫の被害を避けるための対策が立てやすく、リスクの軽減を期待することが出来ると考えられます。

ビニールハウス栽培における注意点・デメリットについて

  1. ビニールハウスの高額になりがちな初期投資
  2. 連作障害のリスク
  3. 電気・水道設備の整備

ビニールハウス栽培で特に注意が必要なのは何と言っても初期費用はじめ維持管理費の発生ではないでしょうか。メンテナンスを怠ると、ビニールハウスの使用年数も短くなることが予想されます。また、夏の時期の台風による倒壊のリスクもあります。

連作障害については、ビニールハウス栽培に限らず、慣行栽培でも起こりうることですが、水耕栽培の場合は収穫後、種まきから定植の間に露地を交換しますので心配はご無用です。

ただし、水耕栽培でより効果的にお野菜や果物を育てるためには最低限の必要設備として水道や電気の設備が求められます。

本稿は、これからビニールハウスを設置するという方というよりも、既にビニールハウスを所有していらっしゃる方の有効活用法についての内容ということもあり、すでにこの注意点やデメリットはご存じだと思います。

ビニールハウスの有効活用でどうしようかというお悩みがありましたらぜひ水耕栽培専用システムのアマテラスのリンクから情報を集めてください。水耕栽培に関する情報だけでなく、気が付けば知識も身に付く内容と好評です。

アマテラスの情報はこちら

これからビニールハウスを活用した水耕栽培をはじめようとご検討中の方向けにはビニールハウスもセットになった設備のご提案もございます。

現在ビニールハウスのない方はこちら

水資源の豊富な日本の自然環境に適した水耕栽培

毎日、朝起きて洗顔や歯磨きなどの身支度を済ませ、熱いコーヒーやお茶用のお湯を沸かし朝食を準備する日常。蛇口をひらくととめどなく水が流れ出し蛇口を閉めるまで続く。これは日本では当たり前に感じる現象ですが、世界に目を向けるといかに私たちが恵まれた環境に存在するのかを知ることになります。


目次

1.世界における水不足の現状と原因について

2.水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

3.世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ


世界における水不足の現状と原因について

水資源の豊富な日本で生活をしている私たちは特別なニュースなどに触れることが無い限り世界の各地で問題になっている水不足について考える機会もそう多くないのではないでしょうか。

このようなことを書いている私も、水耕栽培という栽培方法に出合い、いろんなことを学んでいく過程で実は水耕栽培に簡単気軽に取り組めるということがスゴイことなんだと思うに至りました。それは、水不足に苦しむ国々では出来ないことなのです。

世界中で散見される水不足の主な原因について

それでは、世界中で散見される水不足の主な原因は何なのでしょうか!?近年、世界の環境を論じる立場の方々からは地球温暖化が水不足の原因の一つであるという意見があるでしょう。他には自然環境の開発に伴う水源の破壊、衛生設備の不足による水資源の汚染化や水の使用量の増加の問題などが存在しいます。

大規模農業による水使用量の増加で苦しむ人々の存在

水使用量の増加という問題にフォーカスしてみると意外な事実に突き当たりました。というのも、水使用量の増加に農業が関わっていたとは想像もしていなかったからです。工業用で熱を冷ますためなどに水と大量に使用するのだろうかというのが当初の予想でした。

アメリカ、カリフォルニアといえば広大な農場が存在することで有名な地域です。ご当地から日本は大豆や小麦、家畜用エサのトウモロコシなどの穀物を多く輸入していることも有名な話の一つでしょう。これは表面的にそのような事実があるということを示しているだけです。その裏で水不足に苦しむ人々の存在があることはあまり知られていないのではないでしょうか。

カリフォルニア州の水不足、大規模農業の陰で苦しむ人々

世界有数の農業生産地カリフォルニアの誕生、そして水が枯れるまで

干ばつに苦しむ米カリフォルニア州、下水などを浄化して飲用水に

アメリカ・カリフォルニアの水不足に関してはニュースサイトで特集している情報がありますので、そちらのリンクを紹介させて頂きます。ぜひご覧ください。

ほかにも驚いた水不足のニュースと水不足対策として中国東北部の人口降雨ロケットによる対策があります。

人工降雨で東北地方の水不足を緩和=中国

バーチャルウォーターという概念について

ここでバーチャルウォーターという概念について紹介しておきたいと思います。

バーチャルウォーターとは?

詳しくはリンク先には専門家の記事を読むことが出来ますが、簡単に説明しますと、食料を輸入した国がその食糧を自国で栽培生産した場合にどのくらいの水が必要であるかを試算した数字のことです。

例えば、トウモロコシを1㎏栽培するのにどのくらいの水を必要とするかという視点で試算すると、1800ℓの灌漑用水を必要とするというレポートがあります。このように大量の水を必要とするトウモロコシをエサとして食べて育つ牛。牛肉1㎏生産するにはその20000倍の水が必要となるそうです。気が遠くなる数字ですね。そして、このようなトウモロコシをはじめとした穀物の大生産地が水不足で苦しむカリフォルニアというところにいろいろと考えさせられる問題が横たわっています。

水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

日本は四季もあり、梅雨もあるため生きるために必要な水については深刻な問題に直面する機会は相対的に少ないと思います。夏場に降水量が例年と比較して少ない都市などはダムの貯水量に関するニュースが報じられ、取水制限などが取られることがありますが、それもダムの貯水量が回復するまでのある程度限られた期間の問題です。

ただし、農業用水となるとそんなに簡単な話ではなくなってくるでしょう。まさに栽培している作物の生長に関わる問題だからです。

農業用水の不足の問題が発生する可能性がある時にはきっと水耕栽培が役立つと思います。と言いますのは、水耕鯖いではある程度は作物を栽培するのに必要とする水の量も計算ができるからです。

水耕栽培専用の設備、キットでは最初に一定量の液体肥料を溶かした水が必要になりますが、後はその液体肥料の減った分を足していくことで栽培を行います。

法人用水耕栽培資材のページ

本格的な植物工場にも利用して頂ける水耕栽培設備もありますが、最初は家庭菜園用のプランターで栽培を経験して頂くと、少ない水や液体肥料でお野菜を栽培することが出来るかという点で驚かれると思います。

世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。本稿のまとめとして、水不足の心配とほとんど無縁の日本に暮らす私たちがいかに恵まれているかということを世界の水不足の現状を紹介しながら確認してきました。そして、水資源が豊かな日本だから気軽に取り組むことが出来る水耕栽培についても触れました。

また、水不足で苦しむ人々が多く存在する国から水不足とほぼ無縁の国が食料を輸入している点にもバーチャルウォーターという概念をまじえて紹介しました。このような問題があることを知っていただき、水耕催場はもちろんですが、食料問題にも関心を持って頂ける方が増えて、食料の自給にも関心も持って頂ける人が増えることを願っています。

【植物工場】高額な初期費用の内訳はコレだ!!判断の前に確認したい事。

これまでに植物工場を軌道に乗せ、成功するためには初期費用をいかに抑えることが出来るかが大きなポイントであるとさまざまなアプローチで紹介してきました。今回は、その植物工場の初期費用の内訳について紹介します。ぜひ植物工場の水耕栽培システム選択の際の判断の一助としていただければと考えています。


目次

1.自作の水耕栽培システムで運営する人と、高額費用を投じる人。

2.アマテラスは細部にプロのこだわりが宿る旗艦製品なのに費用は安目。

3.コンサルタント料という不明確な内訳の存在


自作で水耕栽培すステムを組み立てる人と、高額費用を投じる人。

これまでに植物工場の初期費用はなるべく抑えて不必要な費用をかけることなくスタートすることの重要性について繰り返しお話をしてきました。今回も少し違った目線でお届けしようと試みているのですが、まず最初に水耕栽培システムを自作で作成する人と高額費用を投じて業者におまかせにする人が存在するという話です。ここでいう自作とは、1から10まで完全に自作ではなく、自分の考えを持って設計などに携わり水耕栽培システムの部品の製作は外注するという方も含まれています。

今の時代、SNSでも水耕栽培システムを自作していらっしゃる方が多く存在されることも承知しています。なかには「えっ、これをご自身で!?」とプロも驚くようなシステムを作り上げていらっしゃる方も……その情報に触れたときに感じるのは運営者の熱量です。いろんなご苦労もあったのだと推察します。うまく行くことばかりでなくトライ&エラーで作り上げたオンリーワンの水耕栽培システム。見ているだけで何だか楽しくなるような光景。継続的にそのような方のSNSを拝見しているとどんどんシステムだけでなく栽培品目もふえていることに気づきます。

一方、植物工場が儲かりそうだという話を耳にして、一体どのくらいの初期投資でスタートすることが出来るのか!?という発想から始まる方もいます。別に悪いことではないと思います。儲かりそうな話にいちまいかんでみたい!!この感覚は少しくらい誰だって持ち合わせているのではないでしょうか……ただ、植物工場クラスの規模になると桁が変わってきます。そして、ハード面から入るのも自然なのかもしれませんが、何を栽培しどのくらい栽培しどの程度の値段で販売し……他にもいろいろ考えないといけないことがあるのですが、それが別々のパーツとして思考されるからでしょうか、なかなかイメージされていることがこちらに伝わりにくいという問題があります。

弊社では、水耕栽培システムを販売して終わりという考えではありませんので、その前の植物工場を始めるかどうかで迷っている方のご相談にもコンサルというかたちで関わったりします。その際も、非現実的という判断に至ったらまずはそのことを丁寧に説明するという流れです。

自作で水耕栽培ページはこちら

自力で水耕栽培システムを作成するような方がご覧になられるページのリンクを貼っていますが、このような情報源に触れて知識を得て行動することで経験を積んでいらっしゃるのだと推察します。

そして、長くなりましたが自分で作成する方と高額費用を投じまかせっきりになさる方の違いは端的に能動的か受動的かということだと思います。良い悪いの話ではなく姿勢の話です。

ネオテラスは細部にプロのこだわりが宿る旗艦製品なのに費用は安目。

弊社、グリーングリーンに植物工場の運営に関してご相談される方は既にご存じだと思いますがネオテラスという室内用の水耕栽培システム。

ネオテラスの販売ページはこちら

こちらの価格は一般的な水耕栽培システムの価格と比較して頂ければいかにお安く抑えられているかをご理解いただけると思います。そして、こちらのアマテラスは細部にこそプロのこだわりが宿っているということです。水耕栽培のプロによる設計といはどのようなものか。

組み立てはDIY方式で簡単に購入者の方で出来るという設計から始まっています。また、実際に栽培をおこなっていますので、種まきから定植から植物の栽培の工程のひとつひとつの大変な部分も十分に熟知しています。そして、これまで大変だなぁと思われていた課題をひとつひとつ解決してきた挑戦もアマテラスのなかには含まれています。

各ポジションの高さや幅はミリ単位まで計算しつくされています。今の時代は便利なツールがたくさんありますので、似たようなものは作れると思います。そして、すこし高めで販売してもその裏の事実をご存じない方は高い費用を投じ購入されることもあるでしょう。

しかし、本物と似ている製品とは全く別物です。ミリ単位と申しましたが、他に使用している材質との組合せなどなど含めると現在の提供価格で販売すること自体も挑戦ということになります。ごくごく普通の業者さんであればもう少しお値段も高くなると思います。

グリーングリーンの社長は水耕栽培システムを販売して終わりという考えを持っていません。水耕栽培システムを活用することで購入者の思い描いた目標を実現して欲しいという思いがあります。

コンサルタント料という不明瞭な内訳の存在

それでは、一般的に水耕栽培システムを植物工場用としてそろえようとするときに目にしたり耳にするあの高額な設備費用は何なのでしょうか!?

そこには、事前にコンサルタント料という趣旨の費用が含まれていることがあるというお話です。便利な内訳の名称です。植物工場に限らず農業にも活用できるのが水耕鯖いシステムなのですが、それなりにお値段もします。そこで、何社かに問い合わせて比較されることと同時に内訳についても明確な回答があるかどうかを確認されることを強くお勧めします。判断されるのはその後です。

水耕栽培を活用した植物工場に対する魅力や可能性は高いと思いますが、その情熱につけこみお金稼ぎをする勢力がいるかもしれない……これは植物工場に限った話ではないのですが、どのような業界にもそのような考えをもる一団がいると考えられます。しかし、この記事を読んで頂けた方であれば業者の比較と事前の徹底的な確認を行うことで安心なスタートを切れるはずだと信じてそうなるように願っています。

グリーングリーンではスタートアップコンサルもご用意しています。植物工場の計画を実際に実行に移すかどうかで迷ったらぜひとも活用して頂きたいと思います。

【植物工場】レタスを栽培品種の柱にして収益を安定化しよう

植物工場の運営を始めて経営を安定させるために注意したいこととしてこれまでは特に初期費用を削減する方法などを紹介してきました。経費を削減することは経営を安定的にたもつためにひつような要素の一つですが、対象を間違えるとかえって余分な経費が慢性的に発生するという危険性を避けるという趣旨があったためです。本稿はすこし目先を変えて、栽培品種にはぜひレタスを柱にしてみてはという内容でお届けします。


目次

1.従来のレタス栽培方法の弱点?にみる水耕栽培の好機について

2.都会のHATAKEで必要な時に必要な分だけ収穫できるレタスの魅力

3.植物工場ではレタスを栽培の柱にして経営を安定させよう・まとめ


レタスの慣行栽培における弱点を水耕栽培でカバーする

長野県のレタスが日本一といわれる所以

国内におけるレタスの栽培地として特に有名なのが長野県です。高冷地で栽培するレタス農家を特集する番組が以前テレビで放送されたのをたまたま視聴して、こんなに儲かるものなのか!!と驚いた記憶があります。

長野県で栽培されるレタスがなぜ日本一という称され評判が良いのか気になってあれこれ調べてみるとそこには普段知ることのないさまざまな工程がありました。土作りから始まり畝を作りマルチといってビニールのシートを張りと畑を栽培に適した状態に作っていきます。同時並行で種を播き苗を育て、畑が整備できたところで定植して収穫まで育てていくという流れでした。

収穫後も箱に詰める前に洗浄して鮮度を保つ工夫など新鮮で美味しいレタスを消費者のもとへ届けるまでのさまざまな取組みは本当にすごいの一言です。

少子高齢化など日本の抱える問題に対応できる生産方式とは

前述のように、長野県におけるレタス農家の皆さまのレタス栽培にかける情熱と姿勢には学ばせられる点が多くあります。

私自身、新鮮なレタスが大好きで、サンドイッチもレタスが挟んであるものばかりに手が伸びるほどです。自宅でも家庭菜園でレタスを栽培しています。とまぁ私の話はこれくらいにして、同時に従来の生産方式でじわじわと顕在化しつつある日本の抱える社会問題に対応できるのかなぁという思いが湧いてきました。

慣行栽培によるレタスの畑はひじょうに広く、その栽培の担い手も高齢化していくでしょう。もちろんレタス農家の皆さまのなかでは対応策も考えていらっしゃるとは思います。しかし、出荷までの工程はひじょうにハードのようにわたしにはうつりました。さらに少子化ということで国内における消費量も減少しないのかどうかも気になるところです。消費量が減少傾向に転じた場合に現状の生産方式と生産規模を維持できるのかどうかなどなど、考え始めるとさまざまな挑戦が必要になるのだろうと思います。

都会のHATAKEで必要な時に必要な分だけ収穫できるレタスの魅力

ここまで従来型のレタスの慣行栽培についてさまざまな取組みと将来における潜在的な問題点を考察してきました。

そこで、今後のレタスをはじめとしてお野菜の栽培では、小規模でも安定的な収穫量が維持できれば十分チャレンジする意義があるのではないかという考えに至ります。

都会の中心でビルの一室を活用して水耕栽培システムを設置して無農薬でお野菜を栽培する。

ご近所の常連さんが昔の豆腐屋さんに必要な分だけお豆腐や揚げを買いに行くような感じで気軽に必要な分だけの新鮮なお野菜を買いに出かける。

天候に左右されることもなく、計画的な栽培計画が可能ということで食品ロスを無くすことにも資する従来的な植物工場とも違う新しいかたちを私たちは「都会のHATAKE」と呼んでいます。
このように都会のHATAKEというコンセプトを実現していくことにより、輸送コストも抑えることができてますます持続可能性は高まると考えています。

都会のHATAKEの記事はこちら
都会のHATAKEを実践しているG.G SUPPLYはこちら

従来的な大規模植物工場における設備費用の高額化や初期費用の問題を負うことなく限られたスペースなどを活用しつつ小さく始めて大きく育てることが可能な都会のHATAKEは今後もますます増えていくのではないかと思います。

そんな中で、栽培品目の中には個人的にはレタスをぜひおすすめしたいと思います。
慣行栽培で育ったレタスも美味しいですが、水耕栽培で育った収穫仕立てのレタスも食べてみると驚かれると思います!
無農薬で新鮮なレタス、人気が出るのも自然といえば自然ですね。

レタスはサンドイッチやハンバーガーだけでなく、さまざまなサラダ、焼き肉の際にも大活躍ですし、ほかにも自由なアイデアで活用の機会も広げることが出来るのではないでしょうか。さらっと書いていますが、今ほど静かな健康ブームと感じることも珍しいようなご時世で無農薬の新鮮な野菜を安定的に栽培し提供できるということ自体、凄いことだと思いませんか?

植物工場ではレタスを栽培の柱にして経営安定を・まとめ

レタスの慣行栽培における少子高齢化などの将来的な問題点の考察と、従来型の大規模植物工場の実現可能性の困難さの問題を解決しつつ、小規模で始めて。お野菜だけでなく運営規模もどんどん育てて大きく育てることの可能性にみちた都会のHATAKE。水耕栽培による新鮮レタスを商品の柱にどんどんニーズを満たすお野菜を追加することにより経営の安定化の実現を果たしましょう!!

【植物工場】成功事例にみる都会のHATAKEというユニークな取組み

これまでに植物工場の成功事例について調べてこられて、さまざまなサイトなどのご覧になられたかと思います。そこで、これまでに示されていた植物工場成功例でこれだ!!という内容の情報はございましたでしょうか!?
本稿は一般的な植物工場とくらべ一風変わったコンセプトのもとに誕生し成長を続けている水耕栽培専門店である当社ならではの植物工場成功事例を紹介したいと考えています。

 


目次

1.これまでの一般的な植物工場のビジネスモデルについて

2.都会のHATAKEという新たな植物工場のコンセプト

3.植物工場の成功事例・まとめ。


これまでの一般的な植物工場のビジネスモデルについて

植物工場という言葉を初めて耳にすると工場というだけあって大規模な施設や非常に高価な設備が必要ではないかというイメージが浮かぶのではないでしょうか?

従来型の一般的な植物工場はたしかに外観は工場。
そのような建物の中でお野菜を栽培しているなんて知ると、これまたお野菜は太陽のもとで土の畑で栽培するものという考えが当たり前の方には、新鮮で興味をそそったのではないかと思います。

室内栽培技術の向上にみられる植物工場の可能性

そもそもお野菜はお日様のもと土の畑で栽培する者という認識をお持ちの方には、室内でしかも土も使わない水耕栽培という技術で新鮮な野菜を安定的に収穫することができるという情報に触れただけでも驚かれるのではないでしょうか?

植物工場の都市近接性

植物工場で生産するお野菜に対するニーズが高いのは、郊外よりも農地のない都市部です。そこで、植物工場が開設されるのは都市部に近接する傾向が見られます。

直売ではなく卸先へ一旦輸送する必要性はありますが、近接性から輸送コストは抑えることができる反面、生産量を担保するためにある程度の植物工場の規模は必要になるため、輸送と施設の維持費とのバランスを調整する必要性があります。

水耕栽培の将来性について

高額な初期投資、完全制御、完全自動化が必要?

当社でも植物工場の運営に関するご相談、ご質問を頂くことがあります。
まずは、ご相談いただくお客様の背景を理解する必要があります。
相談に乗っていく中で、設備への初期投資や植物工場を運営のランニングコストが高額なことがネックになり、なかなか運営を軌道に乗せるのに苦労しているという内容が多いことに気づきました。
詳細を調べると完全制御・完全自動化というように最新技術を用いた施設だったということもございます。

ざっとこれまでにお示ししてきた要素を含んでいるケースが多いと考えます。
そして、このように高額投資した中で利益を生み持続的に運営ができるかというのが大事なポイントだと思います。

初期投資を改修するための注意点

植物工場の成功事例として紹介されている情報はどちらも結構な規模の植物工場であり、設備も最新式の制御機能などを備えているなどという説明もあります。
これから植物工場にチャレンジしたいと思っているところでそのような成功事例に触れてしまうとあまりにもハードルが高すぎる!!ということで挑戦する前に諦めてしまうというケースもあるのではないかと個人的には感じました。

都会のHATAKEという新たな植物工場のコンセプト

水耕栽培専門店エコゲリラの運営会社グリーングリーンが願うものは、水耕栽培を広めることで、気候変動による食糧問題の解決や環境問題の解決です。そして、収穫して間もない美味しい野菜を一人でも多くの方に届けることです。
そのためには水耕栽培事業の裾野を広げていく必要があります。

水耕栽培による植物工場の運営にチャレンジしようとした方が、高額な初期費用などで諦めるという機会の損失を防ぎたいと考えています。
当社の水耕栽培システムは当社で開発、製造を直売を行っています。

美味しい野菜を省コスト、省リソース育てるための研究を重ねてきました。

さらに一台から導入できる、コンパクトなシステムなので、空き店舗などのいろんなスペースに合わせることができるようカスタマイズの機能も充実しています。

グリーン・グリーンはこの技術により、都市部近郊に工場を創るのではなく、都会の真ん中にHATAKE(畑)を作りました。都市部の中に新しいかたちの生産拠点であるHATAKEを増やしていきたいと考えています。

例えば都会のど真ん中のマンションの1F……

必要な時に必要な分だけ無農薬で栽培された新鮮なお野菜を購入することができるHATAKE.。このような考え、思いが一つになり水耕栽培システムのネオテラスを導入して頂いているGG.SUPPLY様はすでに都市部の中にお店を展開し、根強いリピーターのお客様にご支持を頂いていますので、これからのますますのご活躍を期待している非常に楽しみな成功例です。

G.G.SUPPLYのHPはこちら

従来の植物工場とは一線を画した、限られたスペースを有効活用しつつ、その栽培したお野菜をお客様へ直接販売するスタイルは日本初ということもあり、TVや雑誌などで多く取り上げられています。

植物工場の成功事例・まとめ。

従来的な植物工場のビジネスモデルに成功事例を求めたときに、規模感だったり設備を支える高度な技術だったり、ハードルが高く感じられ、参入自体が難易度高っ!!という現状があります。

これはもったいないです!

そこでこれまでの水耕栽培専門店としての経験と知識を凝縮した水耕栽培のシステムを、私たちグリーン・グリーンはご提案させていただいております。

何度も書いておりますが、水耕栽培業界のリーディングカンパニーとして細部までとことんこだわり抜いた設備を業界最安値のラインで提供し続ける、私たちも挑戦しています。

水耕栽培事業を始めたいとお考えの企業・団体の皆さままずは当社にご連絡ください。

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