【植物工場】無農薬野菜による食の安全アピールでニーズを獲得

水耕栽培専門店エコゲリラの提唱する水耕栽培による無農薬野菜の安定収穫実現。従来の無農薬野菜の栽培に高いハードルとして存在していた害虫対策も効果的に対応ができるようになってきた今、消費者の食の安全に対する意識にどのようにアプローチをしていくかという課題が見えてくる。


目次

1.高まり続ける食の安全に対する意識、提供する側の意識の変化は?

2.植物工場での無農薬野菜の栽培は予防原則に適った手法。


高まり続ける食の安全に対する意識、提供する側の意識の変化は?

これまでにも他の記事でも述べているように、年々消費者の食の安全に対する意識が高まり続けていると感じられます。その中の大きな要因として個人で有益な健康に関する情報を発信することが以前に比べて比較的容易になったことが挙げられると思います。

管理栄養士の方などプロの方々が自ら情報を発信することもありますし、書店で人気の書籍を解説してくれる動画チャンネル他SNSなど多岐にわたります。書籍解説の動画は普段読書の習慣が無かったり、習慣自体はあるものの時間が満足に確保できないなどの問題を抱えている方々にとってはひじょうに有用な情報源のひとつになっているのではないでしょうか。わたしも日頃、大変お世話になっています。

このように多くの有益で分かりやすい健康に関する情報の発信から受けての側が好意的に影響を受けているためか冒頭のように食の安全をはじめとする健康への意識が高まっているのではないかという仮説にいたっているということです。

ここにいう情報の受け手はこの際は一般的に消費者という顔も持ち合わせていることになります。対しまして情報の発信者はどうでしょうか。今の時代は動画やSNSで様々な情報をコンテンツとして発信する立場の方々は発信者=生産者という顔を持っていると捉えることができるのではないでしょうか……そして、ここに生産者という言葉を用いましたが、従来のお野菜など農家の生産者も続々と情報発信をしている方々が増えてきているように感じます。

そういった意味で、情報の発信者でありお野菜など生産者の方々も積極的に自らの作物や生産手法などを発信して価値を届けようとする意識の高まりが見受けられます。

情報などのコンテンツもお野菜などの生鮮食品も需要と供給の量だけでなく質の部分でもマッチすると理想的ですね。無農薬野菜のすばらしさをどんなに主張しても安さなどの価格に価値を求める消費者の方にはさほど響かないでしょうし、反対に健康や食の安全に高い意識をもって消費行動を選択しているような方には多少高価で形がユニークでも無農薬野菜に魅力を感じられるかもしれません。

それぞれの立場で届たち所へ情報も野菜も含め価値が届くのは望ましい市場の形の一つだと思います。

植物工場での無農薬野菜の生産は予防原則に適った手法

水耕栽培によるお野菜の市場への提供にフォーカスすると、どこに価値を置いた方がより効果的かという観点で無農薬というのはやはり大きな価値になると考えます。ここにいう予防原則とは疑わしいものは規制の対象にするという考え方も含まれています。

つまり健康に何かしらネガティブな影響を与える可能性があるものは使わないようにしようという意味合いでしょうか。

なかなか、このような考え方を維持し続けることは難しい面があるのかもしれませんが、慣行栽培にくらべて無農薬によるお野菜の生産が比較的容易な水耕栽培であればその価値を維持していくことが大事なポイントだと思います。

これはお野菜の話ではないのですが、社会における健康に対する価値の位置づけは曖昧な面があるように見受けられるシーンがあります。

食べ物と同様に人が生きていくうえで欠かせない大事な水について印象的なニュースを見聞したときに感じたことです。ネットの検索窓に【水道水 ネオニコ】と入れて検索してみるとたくさんの情報に接することができるようになります。ポイントだけに絞って紹介しますと、水道するに農薬の成分であるネオニコチノイドが含まれていることが分かったということです。そして、そのような事実が明るみになっていろんな立場の人たちがそれぞれの立場、考え方に基づき行動を開始することになります。

一方はその情報の詳細な中身を知ろうとするでしょうし、仮にそのような問題が大きくなることを好ましく思わないような方がいると知れば火消しに走るかもしれません。

ある自治体によるネオニコの水道水の成分に含まれていることに対する見解が興味深かったのですが、そこでは「直ちに健康被害の恐れない」というものでした。これはネオニコチノイドが水道水に含まれていることを認めたうえで、すぐにはどうこうなるものではない。という意味だと思うのですが中長期ではどうかという部分に対しては触れられていないというのがポイントだと思います。言い方次第でどのようにでも受けての解釈も変わる可能性があります。

ここで、予防原則と水耕栽培の話に戻ります。

水耕栽培は無農薬でお野菜の栽培と収穫ができますし、市場に新鮮な状態で提供もできるということで、予防原則のように疑わしいものは規制するではなく、そもそも使わないというところなど大きな価値があると思います。

このような価値を意識して分かって計画を進めていくのか理解できていないのかにより結果に大きな差が出てくる可能性があります。健康ブーム、食の安全にたいする意識が高まっている今の時代は以上のことを考えても水耕栽培による無農薬野菜の栽培に大きな可能性が秘められているように感じずにはいれませんね……

今回は食の安全、無農薬野菜の栽培の価値をちょっと深堀というテーマでお届けしました<(_ _)>

無農薬野菜の作り方に自信あり!水耕栽培の強みのひとつです。

無農薬による野菜の栽培が食の安全に対して最も効果的な方法のひとつであるということに異論を唱える人はいないと思います。しかし、無農薬栽培がなかなか広がりを見せないのにも原因があります。今回は無農薬野菜の栽培をとおして食の安全を実現したいグリーングリーンのお話です。


目次

1.無農薬野菜の作り方は水耕栽培におまかせあれ!!

2.害虫対策が効果的な水耕栽培では農薬が不要に。

3.食の安全に対する関心は年々高まっていると思いますが……


無農薬野菜の作り方は水耕栽培におまかせあれ!

水耕栽培専門店としてお客様のお声を頂く中で、年々食の安全に関する意識がずいぶんと高くなっていることを感じます。そのように感じる理由の一つとしてお客様からのご質問やお問い合わせの会話の中で無農薬や残留農薬が……などといった言葉に触れる機会が増えているということによります。

健康志向で無農薬野菜を扱ったレストランの経営に携わっているお客様がいらっしゃれば子育て中のお母さんから食育の一環として自宅でお野菜を栽培したいといったご相談までその内容は多岐にわたります。

弊社グリーングリーンでは17年にわたり、水耕栽培の専門店として営業している中でこのように食の安全の意識の高まりを感じる機会に遭遇するタイミングは喜びを感じる大事な場面のひとつです。

このような食の安全や安心について関心が高まり続けているのは今の時代ならではです。YouTubeをはじめとした情報発信ツールの普及に伴い個人で情報発信ができるようになったこと。そして、そのようなプラットホームの機能を活用しつつ食の安全から腸活のような健康的な情報情報にいたるまで有益なコンテンツを発信する情報発信者の存在が大きく寄与しているのではないでしょうか。

話は戻りますが、このように無農薬で新鮮なお野菜を栽培し比較的容易に収穫量を実現できるのが水耕栽培のもっとも得意とするポイントです。

害虫対策が効果的な水耕栽培では農薬が不要に。

無農薬によるお野菜の栽培が食の安全に最も効果的な方法のひとつであることに異論のある人はほぼいらっしゃらないのではないかと思います。そう冒頭で言及しました。それなのに……なかなか無農薬栽培のお野菜にお目にかかる機会というのは少ないのではないでしょうか?

一般的に無農薬によるお野菜の栽培はコストが一般の慣行栽培にくらべて高くなるという見方があります。そもそも農薬も必要性があって使用されているということ目を向けると、理由は主に害虫対策ということになるのではないでしょうか。慣行栽培に無農薬で取り組もうとするとどうしても作物に害虫がついて店頭に商品として出荷できる量も限られてくる。そうすると希少性などかた販売価格にコストが転嫁されて高くなるといった具合です。

このように無農薬による慣行栽培では害虫対策に苦慮すると同時に収穫量の一定の確保という難題も同時に抱えていたという見方ができます。対しまして、弊社で提案している水耕栽培は閉鎖され限られた室内のスペースでも太陽光の代わりにLEDライトなどを活用したり適切な温度管理などにより害虫対策に効果的に対応することが可能になります。その結果、無農薬で新鮮、安心安全なお野菜を一定の収穫量をキープしつつ栽培することができるのです。

ハウスを活用したアマテラスという本格的な水耕栽培システムとともに農家のお客さまだけでなく今後本格的に植物工場の開設を検討されていらっしゃるお客様に前述のような健康志向の材料を活用したメニューを提供されているレストラン関係の皆さま方に強い関心を頂いているのが室内専用の水耕栽培システム・ネオテラスです。

植物工場向けの商品カテゴリーにブームが到来する前から関わっているため、これまでの植物工場の水耕栽培システムの

優れている点と併せて問題点も把握しつつ、改善を重ねてきた「都会の畑」です。大掛かりな水耕栽培システムを活用した一般的な植物工場と呼ばれる工場は最初からある程度の規模のもとで設計されているものが多いように感じます。対しまして弊社の業務用の水耕栽培システム・ネオテラスは1台から販売しています。最初は小さく始めて、水耕栽培事業の成長に合わせて規模を拡大するのに合わせて台数を増設するという柔軟な対応が実現できます。

食の安全に関する意識は年々高まっているとは思いますが

これまでにも述べてきたように、慢性的な健康ブームに情報の発信ツールの出現により食の安全に関する情報も発信されるようになってきました。しかし、質の高い情報には自分から能動的に調べたり選んだりして接触を試みる姿勢が大切ではないでしょうか。

一般的な事例で恐縮ですが、例えばテレビを眺めていても報道ニュースのたぐいではなかなか深い情報に触れるのは困難だということです。スポンサーの機嫌を損なうような情報を発信するというのはハードルが高いでしょう。そういった意味でメディアは真実を発信しないという主張を目にすることがありますが、発信しないではなく、発信できないという方に近いのではないかと思います。

じゃっかん話がそれましたが、いろんな立場の人たちがそれぞれの立ち位置から食の安全安心にさらに関心が高まるように関わっていけるように努めて参りたいと思います。ということで、グリーングリーンでは水耕栽培のリーディングカンパニーとして都会のど真ん中にも水耕栽培の畑を増やしていく!!こちらを目標として進んでまいります。

無農薬野菜の作り方は水耕栽培におまかせください。こちらを本稿の結びといたします。<(_ _)>

こちらは消費者庁による食の安全に関する指標が紹介されています。

【植物工場】水耕栽培のメリットの一つは無農薬による安定収穫

さまざまな野菜の栽培方法が存在する中で弊社グリーングリーンが展開する水耕栽培のメリット、強みは何でしょう?と問われると主な理由の一つに無農薬栽培による安定収穫量の実現というお話をします。今回は少しこちらについてお届けします。


目次

1.水耕栽培による無農薬野菜の栽培で提案したいのは選択肢をお示しする事

2.無農薬野菜は危険というご意見がある中で

3.無農薬栽培は害虫対策がネックでは!?というご意見に対しては


水耕栽培による無農薬野菜の栽培で提案したいのは選択肢をお示しする事

色んなお野菜の栽培方法が世に存在する中で、これまでは圧倒的なシェアを誇る慣行栽培という範疇の中でさらにそれぞれの手法について是非が語られてきたように見て参りました。

そのうえで感じてきたことは結論的にどのような手法や方法論でもどちらでも良く、消費者であるお客様が最終的にお求めになられるのはどちらであるかということではないかということです。

そのためにいかにイメージ良く捉えていただけるかという意味で様々なプロモーション活動が存在しますが、この話はさておき……

このような観点から、既存の手法や方法論、商品を特段問題視することなく、これまで市場に存在しなかったもしくは存在はするがまだまだ認知度などが高くない手法や方法論に対して消費者であるお客様にどのように受け止めていただけるかということはひじょうに関心が高く、もちろん自信をもって提案するからにはいかにして評価して頂けるかという挑戦はワクワクするものだと思います。

要は、弊社が強みとする水耕栽培による手法により、新鮮で無農薬なお野菜が作れますよ!!といくら主張してもその点に関心をお示しになられない消費者の方には訴求力という点では及ばないかもしれません。スーパーなどのお野菜売り場でいかに安価なお野菜を買い求めるか!!という価値に目を向けていらっしゃるお客様にはさほど評価して頂けないかもしれません。他方、オーガニックな材料にこだわるレストランなんかをお好みになられ多用されるような方々には一定の評価を頂けるかもしれません。

それは最終的にはお客様の評価であり、実現させたい評価を頂けるようにいかに創意工夫を続けるかという観点が大事ではないかと感じることがありました。

水耕栽培による無農薬のお野菜は危険というご意見がある中で……

どういった理由からか、質問・ご相談を受けるまで特に考えもしなかったことですが、「無農薬栽培のお野菜は危険なのでしょうか?」という質問を何気ない会話の中からいただく機会がありました。

はて?無農薬野菜の危険性とは……

その時は特に知識を持ち合わせてもいなかったので、無農薬のお野菜だからと言って危険性が皆無とも答えることができずそんなことはないでしょうといった軽い感じで次の話題に進んだのですが、やはり気になりだしたらとまらずあれこれ調べてみました。

その点、すでに同じような疑問を持ったり質問される機会に遭遇するなどして詳しくお調べになられている方の情報が多数散見されました。同じように【無農薬野菜 危険】などとして検索エンジンに入力すると非常に有益な情報がございました。

そこで得られ、参考にさせていただく内容としては苦みやアクに毒素的な成分が含まれているのではないかという内容でした。そして、なぜそのような毒素を無農薬野菜が必要とするのかという話ですが、それは自然界で植物が害虫や菌類から自らの身を守りながら育つための自己防衛的な理由からなるものということで、自然界の中にあって至極自然な話だと受け止めています。

それにしても、無農薬野菜が危険という表現はいささか行き過ぎる表現ではと個人的に思わないでもありません。仮にこのような事例を針小棒大に表現し農薬を多用することを正当化するための根拠として挙げるということがありましたら、それははいかがなものかとも考えます。

これも情報が公開されている現在においては興味ある方が自ら情報を求めすぐにリーチすることができたうえで判断されることなので、消費者の評価の一つの要素になるのだろうと思います。

無農薬野菜の栽培は害虫対策が大変では!?というお声に対しては……

無農薬栽培は害虫対策が大変で現実的でないのではないでしょうかというお声があることは承知しています。一方で、その無農薬栽培を水耕栽培で取り組むことにより害虫などの問題をクリアし新鮮なお野菜の収穫量も確保できるように開発しているのが弊社の水耕栽培システムです。

水耕栽培は基本的に害虫がつきにくい栽培手法です。そのうえ野菜の成長スピードが速いのも特徴です。

都会の中にも畑を増やしていきたい!!弊社社長の熱い思いで実現したネオテラス。こちらは屋内の限られたスペースで新鮮なお野菜を無農薬で栽培することを実現できる水耕栽培システムの代表作であり、特にオーガニックレストランの経営者さまなどを始めた方面からお問い合わせ頂いているシステムです。

水耕栽培システムの考え方に関してはこちらのリンクからご覧いただけます。別の記事でも紹介していますが、弊社では水耕栽培システム自体の低価格化に挑戦するとともに実際に栽培して収穫して頂いた上で生産に携わる生産者の皆さまに最終的に満足して頂くというゴールを目指しております。そのために水耕栽培のキットを販売して終わりという考えでなく、必要に応じて有料の水耕栽培コンサルも用意してハードとソフトの両面から水耕栽培の支援に取り組んでいます。

ぜひ無農薬の新鮮なお野菜をどんどん栽培して収穫したい!!というお客様の熱い思いに接する機会がますます増えることを願っています。

 

【植物工場】初期の投下資本を回収するための注意点について

これまでにも植物工場の運営についての記事の中で、その運営を軌道に乗せるためのひじょうに重要なポイントとしていかに初期費用を安く抑えることができるか!?ということについて記して参りました。今現在もその点に変わりはないのですが、費用を抑えることと同等かそれ以上に重要であり、これから植物工場の運営をご検討のお客様にご注意いただきたいと考えるポイントを紹介したいと思います。


目次

1.植物工場の設備の調達先の選定には十分な注意が必要です。

2.何もお客様を騙そうとして取引をしているわけではないと思うのですが……

3.水耕栽培の畑を増やし拡げるために


植物工場の設備の調達先の選定には十分な注意が必要です。

最初から水耕栽培による植物工場の設備購入先の選定について……とはどういうことだろうか!?と疑問に思われる点があると思います。

これは本物、プロを選ぶ必要があるということです。

今回は水耕栽培専門店として日ごろお客様からのご相談を頂く中で、これから水耕栽培による植物工場を始めてみようかというお考えをお持ちの方へぜひともシェアしておきたいと考えることを公開できる範囲で紹介したいと思います。

そして、本稿の中で最もお伝えしたいことは植物工場にしても水耕栽培による家庭菜園を楽しむにしても水耕栽培に関する設備や専用品の購入先の選定がひじょうに大事ですよというお話です。

実際に植物工場の設計や運営に関してお問い合わせをいただく中で感じるのは、これまでに農業の経験がほとんど若しくは全くないという方がひじょうに多いということです。これは良い、悪いではなくそのような背景があるということです。

同時に水耕栽培専用として設備などを販売しているメーカーさんに関しても水耕栽培によるお野菜などの栽培経験・ノウハウがないままに技術的に設備の設計ができるという理由だけで水耕栽培システムを設計し、販売している傾向が見受けられるという場面がございます。しかも、高額という傾向もございます。

実話として企業名を耳にすれば誰でも分かるような国内の大企業が水耕栽培事業に進出した時の話です。それはそれは設備の規模も大きく植物工場の説明欄には難解なシステムの名称などが並んでいて最新の技術の詰まった理想的な植物工場のように感じました。しかし、栽培過程の紹介のシーンを拝見して驚きました。写真の撮影技術はスゴイのだろうと思います。しかし、そこに紹介されていた発芽後の野菜はほとんどが徒長状態でした。それはたまたまだったのかもしれませんが、家庭菜園として自宅で食するお野菜の栽培ではなく、商品として市場に流通させることを目的に栽培するお野菜の栽培過程の紹介としてはいかがなものかと感じたのです。それは、わたし自身が水耕栽培による家庭菜園を始めた当時のことを思い出しました。当時はお野菜のタネを蒔いて芽が出て育つ過程を観察するのが単純に楽しくうれしくて徒長状態などお構いなしにSNSなどにアップしていました。

現在ではお野菜を栽培するということがどういうことかという様々な知識や経験があるので少なくとも成長過程の対象植物の状態が好ましいものか否かの判断ができますし、分かったうえで情報を公開するのであればその旨記すはずです。

水耕栽培の専門店として水耕栽培システムの導入に関わる以上は栽培品種のその時々の状態についても質問があれば適切に対応ができるように備える必要があると考えます。

何もお客様をだまそうとして取引をしているわけではないと思いますが……

弊社グリーングリーンでは都会の街中に水耕栽培の畑を増やし拡げることも事業のコンセプトの一つとして掲げています。新鮮で安心安全なお野菜を求める方々のもとへ安価な価格で行きわたるような世界。そのような未来を実現するために想像力を掻き立てて取り組む事業は困難でも楽しい挑戦です。

そして、そのような社会の実現のために水耕栽培による家庭菜園のご提案と比較的規模の大きいお話になると水耕栽培の畑のご提案の二本柱で事業を展開しています。

事業用の水耕栽培システムによる畑に関しては、一般的には植物工場として認識されていらっしゃるか方が多いと思います。その点、このようなコンセプトの設定は自由度が高いと考えますので、弊社では土を使わない畑という発想のもとに水耕栽培による畑の設備として上のリンクの通りアマテラスとネオテラスをご用意しています。アマテラスに次いで室内専用としてリリースしたネオテラスへのお問い合わせも多く感謝しています。

これらの製品はこれまでの弊社における水耕栽培の栽培ノウハウや経験をフルにつぎ込んで誕生しました。つくりはひじょうにシンプルであり、その結果として低価格化を実現することに繋がっています。余談ですが、このシンプルな設計を実現するのが非常に困難な作業です。製品の完成のためにいろんな機能を足すのは容易な作業ですが引くのは困難を伴い、確実な知識と経験を要するということです。

弊社ではお野菜の栽培に必要な技術の要素について設備などハード面を2割、栽培技術・ノウハウなどのソフト面を8割として捉えています。そのために、水耕栽培専用の設備の他に水耕栽培のコンサルをソフト面としてご用意しております。

これは水耕栽培による栽培結果に高い品質を求めるという弊社の姿勢を表しています。言いかえますと、設備を販売提供して終わりではなく、ご要望に応じコンサルでお客様のお求めになる結果にもできるだけ寄り添いたいという発想です。

弊社ではここまでの発想が抜けてしまうと、ただ設備を販売して関係は終わり。その結果、購入者はノウハウも乏しくて満足のいく水耕栽培の収穫を得られないなど不満が募り、行き場のない不満から騙されたと感じる残念な結果にいたるのではないかと考えています。

そのような残念な結果にならないように水耕栽培設備の購入先の選定は大事だと思います。そうしないと本稿のテーマである初期費用など投下資本の回収が困難になります。

水耕栽培の畑を増やし拡げるために

繰り返しになりますが、水耕栽培の畑を増やし拡げるためには大事なこと。それは、今以上に水耕栽培に興味を持って頂く方が増えていく必要があります。そして、増えるためにはもっと水耕栽培に魅力を感じていただく必要があります。魅力を感じ、安心感を持って取り組んでいただくためにはどんどん成功している方が増えてそのような事例が出てくることが大事だと考えています。

そのために水耕栽培のリーディングカンパニーとして水耕栽培の低価格化とコンサルによるノウハウの提供で挑戦する皆さまをお支えすることがミッションと考えています。

これから水耕栽培による植物工場(弊社では畑)を始めようとお考えのお客さまとその実現のためにお話ができることを楽しみにしております。

植物工場が世界中で注目される魅力と理由について

従来のお野菜の栽培方法として主流であった露地栽培とはべつに近年注目を集め続けている水耕栽培。その人気は家庭菜園という小規模で個人的な栽培にとどまることなく、植物工場として市場のさまざまなニーズにこたえるというシーンを目にする機会が増えつつあります。今回はそんな水耕栽培による植物工場を導入するメリットについて弊社へのお問い合わせから見えてくる魅力を紹介します。


目次

1.水耕栽培の植物工場が支持される魅力,上位3選

2.植物工場のデメリットとみられてきた問題も解決!!

3.植物工場のメリット・デメリットまとめ


水耕栽培による植物工場が支持される魅力、上位3選について

冒頭で水耕栽培による植物工場の魅力についてと記していますが、それでも今なお従来の野菜の栽培方法である露地栽培、土を使った栽培方法が圧倒的なシェアを維持しているのも事実です。にもかかわらず、水耕栽培という手法に興味を抱き人気が集まるには相応の理由があります。一言で表現するとそれこそがメリットに該当する要素だと考えています。

水耕栽培による植物工場では、安全安心な無農薬野菜を栽培することができるから

まず、植物工場の前に水耕栽培の魅力の上位にあるのが、安全安心な無農薬野菜を栽培し高い品質を維持したまま収穫することができるという点です。

現代のように食に対しての安全面に意識を向ける消費者が多く存在する時代はないと思います。一つにはスーパーなどの店舗にならぶ食料品の食品情報表示の仕様の変更などにより不安を抱える消費者が一定数存在することなどが挙げられます。また、野菜を栽培する際に使用が許される農薬の審査基準が諸外国に比べて緩いという面もあると思います。これはそのような農薬を使用して栽培されていらっしゃる農家の皆さまに対してどうこう申し上げることではありません。そもそもの段階でそのような審査基準により流通している農薬があればそれを使用せざるを得ないという状況があるということです。

そして、近年の健康志向、健康ブームの中ではそのような状況に対して不安を感じる消費者が一定数いらっしゃることも必然かと思います。

前置きが長くなりましたが、水耕栽培では家庭菜園の規模から無農薬での栽培が可能です。たしかにアブラムシなどの害虫が出てくることもありますが、小規模な家庭菜園では農薬を使うことなく対応することができます。

そして、規模が大きい植物工場に関しても閉鎖された空間で作業人員も限定的に配置するなどの対応を行うことにより害虫などの問題に対応することができるため、安心安全な無農薬野菜を栽培し収穫することを実現できるというわけです。無農薬で害虫の心配もないということになると安心安全だけでなく見た目の高い品質を維持したまま収穫でき、その収穫量も計算できるというまさに理想的な栽培環境が実現するということを意味します。

天候はじめ、自然災害にも強い栽培環境を植物工場で実現する

続いて、植物工場の強みは何と言っても自然災害などの天候や酷暑寒冷などの気候の問題にも強いという魅力があります。

例年、夏の梅雨の時期から台風の季節にかけて自然災害に関するニュースを目にする機会が増えます。その中には大々的に報道されることは少ないのですが、農作物の被害も含まれます。そのような災害に被災するまでの間、丹精込めて栽培してきた農作物の収穫を断念しなければならない状況下にある農家の方も大変ですが、少し時間が経過したらお店に並ぶお野菜の値段が高騰することになります。このように自然災害を含む天候の問題は生産者と消費者を苦しめる大きな要素の一つです。

こういった問題の影響を受けにくい水耕栽培による植物工場では安定的な収穫量と安定的な価格を実現するという意味で大きな魅力を備えています。

水耕栽培による植物工場は栽培期間の短縮化により満足いく収穫量を実現

従来の土を使った慣行栽培が圧倒的なシェアを維持しつつも、じわりじわりと水耕栽培による栽培手法が支持を得て広がりを見せている理由に、既存の栽培方法が抱える問題を解決できるからという理由が含まれている事例を紹介します。

ひとつは土耕栽培にくらべて水耕栽培で育てる野菜の栽培期間が短いという特徴を挙げることができます。これは水耕栽培で育つ根っこの部分が土耕栽培のように圧迫されることなく育つのでストレスなどがないことなどが理由と考えられます。家庭菜園でも水耕栽培に取りくんだ経験がある方であれば、その生長速度の速さに驚かれたことがあると思います。

成長速度が速く収穫できるということになると何度も繰り返し栽培することが可能になります。工夫を加えることにより収穫量の増加も実現できると考えます。それに、土耕栽培では注意すべき問題として連作障害がありましたが水耕栽培ではこれも気にする必要がありません。

このように従来の栽培手法に含まれていた問題点を解決できたり、より効果的な栽培結果を得ることができるというポイントも水耕栽培の大きな魅力の一つとして支持されているように感じます。

植物工場のデメリットとみられてきた問題も解決!!

水耕栽培による植物工場の魅力として多くのお客様から挙げていただいた内容をトップ3として紹介して参りました。にもかかわらず、水耕栽培の人気は爆発的ではなくじわりじわりというのが現実です。

こちらの問題も弊社にお問い合わせ頂くお客様の実際にお感じになられている目線で紹介しますと端的に高い!!ということになります。

高い!!

これは水耕栽培による植物工場を始めるために必要となる初期費用があまりにも高額でおいそれとは踏み出すことができない、どうしても一歩目を躊躇してしまうということを表しています。

この初期費用をいかに抑えて植物工場を作るかという問題については別の記事で詳しくお示ししておりますのでぜひご覧いただけましたら幸いです。

植物工場のメリット・デメリットまとめ

今回は弊社にお問い合わせいただいておりますお客様の生のご意見を含めて水耕栽培による植物工場導入のメリットとデメリットについて紹介して参りました。デメリットに関しては厳密には従来の一般的な設備費用にくらべて大幅にコストカットを実現しているということにて問題の解決に挑んでいる次第です。

現代の日本を取りまく食に関する問題は多岐にわたります。そんな状況下において、水耕栽培による植物工場に魅力を感じて取り組みを進めていらっしゃる皆さまへのより良いサポートが実現できるように努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

尚、弊社では植物工場・水耕栽培に関する有料コンサルもご用意しておりますのでお役立ていただけますと幸いです。

【植物工場】水耕栽培が儲からないのは初期費用のかけ過ぎが原因

新鮮で美味しく安全なお野菜の栽培方法として人気を集め続ける水耕栽培。

そんな水耕栽培について何かくわしく調べてみようと検索で水耕栽培と検索すると候補で「儲からない」と候補で出てきます。水耕栽培が「儲からない」とのは正しい、正しくないとも言えます。

本記事ではその原因についてお話します。

 


目次

1.水耕栽培事業が儲からない原因は何なのか?

2.水耕栽培のビジネスモデルを成功するためにはプロに相談するのが近道

3.水耕栽培事業のゴールは収益化を成功させること……


水耕栽培事業が儲からない原因は何なのか?

水耕栽培事業を新た始めようという方は、水耕栽培は儲からないというネガティブな意見にも耳を傾け、原因を知る必要があると思います。
ビジネスである以上、確実に儲かるというのであれば水耕栽培事業を始めたいと希望する人々で溢れることになると思いますが、現状はそのような状況ではありません。

一方、ビジネス系の情報番組や情報雑誌にていろんな品種のお野菜の栽培に関する成功事例に遭遇することがあります。
こういった成功事例があるということは、ユニークなアイデアや工夫を凝らし、植物工場・水耕栽培ビジネスモデルで成功している方々がいらっしゃるというのも事実です。

一般的な品種の数倍の抗酸化作用を含むスプラウトを栽培して水耕栽培の事業展開をされているかたにはとても衝撃を受けました。

高級志向でイチゴやメロンなどの栽培を始めるというわけではなく、健康志向でスプラウトの栽培を圧倒的な質と量で供給することで市場に新たな価値を生み出した事例です。

成功事例として学びを得た一例でした。儲かるか儲からないかに関しては従来から存在している品種に何かしら付加価値を加えて、市場にアピールし供給できるかどうかというポイントが重要だと思います。

そして、この何を栽培するかという品種の選定や付加価値の創造は事業を立ち上げる過程で最もワクワク感を持って取り組むことができるフェーズだと思います。

水耕栽培によるビジネスモデル・植物工場を成功させたいとお考えの方はでひとも付加価値をつけるフェーズを楽しんで頂きたいと思います。そこでワクワクした感覚が消費者に伝わったときに共感を生むのだろうと思います。

有機種子一覧

水耕栽培の将来性についての記事

水耕栽培のビジネスモデルを成功するためにはプロに相談するのが近道

 

計画検討の段階で前述のように何を栽培するか、どのような価値を市場に提供するかという部分が決まったら次に立ちはだかる問題が出てきます。

それは、「どのようにして水耕栽培事業を実現するか?」という手段の段階の問題です。

「運用コストを抑えるには?」「どのような資材が必要か?」「品種ごとの栽培方法」適切な知識を得ることが重要です。
新規事業の一環として植物工場を始めるような場合は特に大事なポイントだと思います。

何を栽培するかという対象が決まっているのであれば、対象品種を実際に栽培し市場に提供できるだけの作物の質、適正運用コストを実現するために、プロに相談することをおススメします。

当社でも水耕栽培事業の初期段階をサポートするコンサルティングプランがありますので、ご興味のある方は下記のリンクでご確認ください。

水耕栽培コンサルティングプラン

水耕栽培事業のゴールは収益化を成功させること……

水耕栽培事業ならびに植物工場を運営するということであれば、ゴールは対象品種を高品質な状態で市場に流通させ、利益を得て収益化を成功させることだと思います。

当社に限らず水耕栽培に関する専門家に助言を求めることで、最終的なゴールに到達するために必要な時間の短縮化ができます。

ここで、冒頭の水耕栽培が儲からないという意見に対してのお話になりますが、儲からない原因のほとんどは「水耕栽培のシステムなど設備費用」などの初期費用のかけ過ぎが考えられます。

水耕栽培事業を始められるときは絶対に相見積を取ってください。
業者によって見積金額が全く変わってくると思います。

私たちグリーン・グリーンは水耕栽培システムを自社で開発・製造を行っていますので、他社様のと比べてもクオリティー、価格では自信があります。

これから植物工場をスタートさせるのであれば初期費用をいかに抑え、クオリティーの高いものを導入するかが非常に重要になってきます。

最後にPRのようになって恐縮ですが、弊社グリーングリーンはこれまで国内の水耕栽培専門店のリーディングカンパニーとして培ってきた経験と情報がございます。ぜひ植物工場を成功させたいという思いをお持ちのお客様とその思いを共有できることを楽しみにお待ちしております。

これから水耕栽培を始めたいという方は是非下記のリンクをご覧ください。

 

【植物工場を始めたい】設備投資などの初期のコストを抑えるのがポイント!

こんにちは。水耕栽培専門会社のグリーン・グリーンのブログ担当です!

水耕栽培による植物工場のを始めたいけどいくら位の初期費用が必要か!?という疑問は植物工場に関心を持ったことがある方であれば誰しも一度は考えることだと思いますが、なかなかそのような情報が無くて困っていらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では「小規模で植物工場を始めるのにどのくらいの費用が必要であるか」についてできる限り詳しくご説明します!


目次

1.植物工場の運営を成功させるキモは初期費用の節約です。

2.植物工場は初期コストを抑え、事業を拡大してくことがポイント。

3.実際に植物工場を始めるのにかかるコストを計算してみましょう。


1.植物工場の運営を成功させるキモは初期費用の節約です。

水耕栽培による植物工場をテーマとした情報が企業・ビジネス系のテレビ番組で紹介されるたびに、私は日常感じることのないワクワク感を感じていました。

まずは「土を使用せずに養液で栽培する水耕栽培」という手法。
そして、「天候に左右されることなく収穫量が計算できる」という事実。

他にもいろいろと驚きをもって触れた植物工場に関する情報。栽培されるお野菜の品種も様々で、事業を営む方はそれぞれのアイデアを前面に出して活躍されているということにも憧れのような感覚を抱きました。

しかし、日常で植物工場を身近に感じる機会がありません。
世界的にも注目され続けている水耕栽培による植物工場の運営。
そこで、なぜだろうという疑問をもって調べていくとどうしても高額な初期費用の問題が横たわっていることにすぐにぶつかりました。

ほとんどの情報が前述のビジネス系情報番組で紹介されるようなスケールのお話に関連しています。

具体的には広い植物工場の敷地内にすごい数の水耕栽培システムが稼働しており、とても衛生的で清潔感のある工場内を無線のロボットのようなものが行き来している情景。
そのような栽培システムをコントロール室のような部屋でモニターを見ながら温度から湿度に風量、栽培品種の成長速度などを一括管理している専門の担当者の方。

この映像から少なく見積もって、数千万から数億という数字が予想され、
ビジネスとして新たに始めようと思うと参入障壁が高く感じるのではないでしょうか?

これまで農業に携わっていなかった、企業またはベンチャーが新たに水耕栽培ビジネスを始めるにあたって「初期費用が高い」「やり方が良くわからない」事業を新しく始めたくなるでしょうか?

一方で初期費用を抑え、水耕栽培で高品質のお野菜を栽培することが可能だとしたらどうでしょうか?

今回は小規模な施設で水耕栽培による植物工場を始め、徐々に事業を拡大していくことを念頭に初期にかかるコストの話をしていきます。

2.植物工場は初期コストを抑え、事業を拡大してくことがポイント。

初期コストを抑え、事業を徐々に拡大していくことは、なにも植物工場の運営に限ったお話ではありませんが、特に植物工場に関しては特にマッチする話です。

すでに農業の経験も長く、すでに栽培していて流通の販路もこれから開拓する必要もない方以外は、まずは水耕栽培に慣れる、販路を開拓する必要があるので、初期費用はなるべく抑えていく必要があります。

私たちが「植物工場を始めたい」というご相談を日常受けていても、「水耕栽培をやったことがない」という方が多いです。

初めての方は最初からテレビで流れるようなスケールの植物工場を最初から目指すのは現実的ではないでしょう。

次の章でご紹介する内容なのですが、規模的には約20坪(60㎡)をベースにお話を進めて参ります。

中には10坪でという方や100坪でという方もいらっしゃると思います。その場合には足したり引いたり計算するのに参考にして頂けたらと思います。

3.実際に植物工場を始めるのにかかるコストを計算してみましょう。

では、ここからは実際に小規模な植物工場を作る際に発生する初期費用とともに通常の経営上発生することが確定している内容についてみていきます。

⓵植物工場でお野菜の栽培に欠かせない水耕栽培システム・ネオテラス

今回ご提案差し上げています、小規模な植物工場の規模としては約20坪でお話を進めていますが、これは空き店舗やビルの空き部屋などでも植物工場(水耕栽培)が可能であることを意味しています。

そして、その20坪程度の広さの空間の中に弊社が開発したネオテラス(屋内用水耕栽培システム)を16台設置することを前提にご提案は続きます。

こちらのネオテラス、同時に200株のお野菜を栽培することができます。16台分ですので3200株になります。
大体1か月程度で種まきから収穫という感じで計算されますと、市場価格を目安に収穫するお野菜からどれくらいの収益を得ることができるか計算することが可能です。

例)レタス玉100円×3200株=32万円

珍しい野菜・ハーブ、高単価な野菜を育てることで単価が上がります。

弊社の植物工場用の水耕栽培装置であるネオテラスは従来の水耕栽培装置を大幅に改良進化させて参りました。限られたスペースの中でより効率的な栽培を実現可能にしています。

そして、弊社がメーカー直売をしているシステムなので、一般的な植物工場栽培システムと比較して50%から70%程度の費用で設置ができるというのが多くのお客様にご支持頂いている理由の一つだと思います。

是非、植物工場、水耕栽培システムを始めたいという企業・団体様は一度弊社にお問合せいただければと思います。

⓶植物工場のための空間を借りる場合は賃料が発生します。

植物工場を運営するためのお部屋、空間の賃料などが発生します。これから準備するという場合には併せて敷金や礼金なども別途発生すると思われますがこちらはご自身でご対応いただくことが必要です。

③エアコンなど空調の設備費用並びに電気代。

水耕栽培による植物工場で実際にお野菜を栽培すること自体はそんなに難易度の高いものではないと考えます。大事なのはお野菜が健康に育つことができる環境を維持することが大事だと思います。そして、その環境の中でも特に大事な要素が室内の温度管理です。

そのためにエアコンなどの設備費用と設置費用並びに電気代が発生します。

④シンク・作業台の設備費用

植物工場内で栽培したお野菜を販売するまでの過程で、パック詰めなどの作業が発生します。そして、そのような作業を衛生的かつ効率的に行うためにはお野菜の水洗い用のシンクや作業用の台なども必要になります。

⑤給水・排水設備の設置並びに維持費用。

最後に、植物工場を常に清潔に保つためには給水と排水の設備設置費用並びに維持費用が発生します。

以上の5つの項目が弊社で初期費用をできるだけ抑えて植物工場を運営していくために必要と考える初期費用並びにランニングコストでございます。コンピューターなどで高度に管理する者ではございませんが、栽培品種の質の高さには自信がございます。

これからも水耕栽培による植物工場の魅力が多くの方に広がっていくことを願っております。

【新規就農】植物工場を始めたいが何を栽培するかが重要です。

新規事業の一環として新規就農・植物工場を開設し運営しようとする際に、新規事業ロードマップの記事でもお示ししていますが、明確な事業の目標・ゴールの設定が必要です。そして、明確な事業の目標・ゴールとは何を栽培するかという栽培品種の特定が必要です。その栽培品種の特定までのみちすじを今回の記事ではたどって参りたいと思います。


目次

1.新規事業として植物工場をスタートさせるための本質的な目的は!?

2.植物工場では最初に何を栽培するかを定めることが重要

3.原点にもどり、一番欲しいのは利益率ではないでしょうか


新規事業として新規就農・植物工場をスタートさせるための本質的な目的はなんでしょう!?

早速、謎かけのような質問で恐縮ですが、ここの最終的な目的は意外と当たり前すぎて見えにくいという経験はないでしょうか!?問い方を変えると例えば会社を経営する最終的な目的は何ですと?という内容と類似しています。

社会の中に潜在的に存在する諸問題を解決し公共の……みたいな企業は最近でこそ増加傾向にありますが、依然として事業体の多くは営利企業であり、営利を追求することが目的であると考えます。

そうすると、自然と冒頭の何のために植物工場をスタートさせて運営するか?という問いに対する答えは野菜を栽培し市場に流通させて消費者のもとへ届けることにより結果として利益を得る。そして、利益を拡大化していくことがベースにあるのではないでしょうか。

植物工場では最初に何を栽培するかを決定することが重要

おそらく新規事業で植物工場開設の準備にかぎらず、他のテーマで新規に事業を始めようとする際には事前に下調べといいますか、いろいろと情報収集を行うことになると思います。

最初はさしずめネットで植物工場や成功例などのキーワードを入力してすでに植物工場の市場へ参入して成功している企業の成功事例を見て回るあたりから始まるのではないでしょうか……

今、現時点で同じようなキーワードでネット検索を行うとイチゴ栽培やメロン、トマトなどなど高収益に成功したなどといった情報とともに目にすることになり、どうかすると羨望の思いとともにこれなら儲かるなんてことになることもあるかもしれません。が、そこからがスタートだと思います。

植物工場の成功事例の収益構造を理解できているかを確認する。

植物工場の成功事例を探してまわると前述のようにイチゴやメロンにミニトマトで〇千万円!!なんて記事を目にすることがありました。さて、この結果だけ見て再現性を考察することが次に必要になると思います。

その成功例をオープンにしている事業者のみなさんはどのようにしてその〇千万円などといった結果を得ることができたのか?ということです。

初期投資・ランニングコスト・高品質な商品・販売に必要な流通経路の開拓と維持などなどできるだけ大雑把に分解してもこれらの要素が高いレベルで必要になります。

高価格商品を栽培すれば高収益につながるのではないか?という幻想

今回は高収益モデルを実現している一例としてイチゴを取り上げていますが、これはあくまでも一例です。

さて、仮に高価格商品の筆頭格としてイチゴがあるとします。市場調査をしてみると徐々に見えてくると思いますが、イチゴはたしかに全体的にけっこうな価格が付いていると思います。それでも販売されている値段にはある程度の幅が存在するはずです。

イチゴの品種の中でなにかしら特別なブランディング戦略により高価格な販売にたどり着くことが皆無とはいえませんが、激しい競争にさらされることになる可能性もあります。そのような競争にこれから参入しようとする方が耐えることができるかという問題があるということです。

新規参入するとトップランナーもライバル

長々となりましたが、率直にイチゴ栽培で高収益を上げている成功事例があるからと言ってそのイチゴ栽培に進むことになるなら、そのトップランナーも当然ライバルの一員であります。

トップランナーに勝負を挑むとかいう以前に、全体的に高収益というイメージがある栽培品種は人気も高く競争率もおのずと高くなる可能性を調査する必要もあります。

原点に戻り、一番大事にしたいのは利益率ではないでしょうか

イチゴを栽培し、一粒例えば500円といった高値を付けたとしても、初期費用や暖房燃料や肥料などのランニングコストにマーケティングの施策の費用などなど経費を引いていくら残るでしょうか……

これは一例ですが、水耕栽培専門店に勤務しているとどうしてもスーパーなどに寄った際にはお野菜コーナーでいろんな品種のお野菜を見比べたくなる衝動にかられます。これはある種、職業病なのかもしれませんが楽しいものです。そして、そこでいろんな発見があります。

水耕栽培でお野菜を栽培し始めたいわゆる初心者でもある程度の品質の栽培が可能な品種がこれまたけっこうなお値段で並んでいたりするのを目にするとこれはけっこう儲けがあるな、なんてニヤリとするシーンがここだけの話あるものです。

同じように栽培して提供しても価格競争の波にもまれて疲弊するということは避けたいので、例えば新鮮という鮮度と無農薬という安全性を掛け合わせて前面にアピールすることにより、すこし高価でもニーズを感じていただけるお客様層に訴求できる可能性が出てくると思います。

以上、ひとつのアイデアではありますが、戦わずして結果を得るにはという発想は楽しいと思います。新規事業で始める植物工場で何を栽培するか思いつかないという場合にはネットで情報収集もいいとは思いますが、足を使っていろんなタイプのスーパーやデパ地下などを歩き、生の一次情報に触れると感度も上がりおもしろいアイデアに遭遇できるかもしれませんね。

【新規就農】植物工場を始めて軌道に乗せるまでに必要なこと。

新しく農業を始めて自ら栽培したお野菜を販売して消費者のもとへ届けていく新規就農の人気が近年じわりじわりと高まっているようです。というのも、弊社で提供している本格的な水耕栽培システムに関するお問い合わせの件数がここ数年で顕著に伸び続けているからです。

新規就農をめざしていらっしゃる方の中には法人のお客様、個人のお客様といらっしゃいます。今回は、これから法人の経営多角化の中で社内に新規事業として植物工場、野菜工場を始めようとする場合に必要なロードマップをご提示して参考にしていただければと考えマーケティングも含めた情報を続きものとして提供して参りたいと思います。

尚、法人のお客様向けとは記載しておりますが、本質的に大事な情報は法人のお客様と個人のお客様とで違いが出てくるものではなく重複していると考えていますので十分の個人で新規就農を計画していらっしゃるお客様にも参考にしていただけるものと考えております。

こちらの記事は概略的なロードマップにとどめさせて頂き、適宜それぞれの詳細な情報をリンクの形式で足して参ります。


目次

1.本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

2.新規事業ロードマップの必要性について

3.新規事業ロードマップを構成する必須事項について


本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

新規就農に限らず、何かしらの事業を始めようとする場合には実現したと考えるゴールの設定は必須事項です。個人のレベルでは目標を定める必要性が説かれるシーンが多く存在すると思いますが、ビジネスとして事業に取り組む際にはより多くの関わりを持つヒトやカネにモノや情報が存在しますので、それらの関わりへの影響も考慮しより明確なビジョンと計画的な方針が必要となります。

新規事業を始めようとする際には新規事業ロードマップと事業計画書を峻別して紹介していいる情報もありますが本稿では厳密に分けるものではなく、計画を立てる際に必要な情報、思考といった趣旨て説明と紹介を加えて参ります。

ざっくりと新規事業ロードマップは社内含め対内的な説明と情報共有に必要なものであり、事業計画書は補助金申請などを行う際に対外的に事業の方針や計画の説明が必要となる際に求められる書式位の認識でよろしいかと思います。

新規事業ロードマップの必要性について

次に、新規事業ロードマップの作成の必要性について説明して参ります。

事業ロードマップで目標・ゴールを明確に設定できる

新規事業ロードマップ作成の際に最も重要な項目は明確なゴール・達成させるべき目標の設定です。そして、ここで説明しているゴール・目標は中間的なものではなく全体的、最終的なゴール・目標である必要があります。

事業ロードマップは明確なゴールとともに期限を設定しましょう

新規事業ロードマップを作成する際には明確なゴールの設定と同時に期限を設定し、その期限をもとに逆算思考で計画を作成していくとよりスムーズにロードマップの作成が進んでいくと考えます。

事業の経過とともに増える関係者との情報共有ツールとして活用しましょう

新規で始めた事業も最初は少人数によるスタートだと思いますが、運営時間の経過に伴い、関わる人数が増えることが予想されます。そういった時にも明確なロードマップの存在が新しくチームに合流するメンバーがよりスムーズにチームに溶け込んでいくための助けになるはずです。

新規事業ロードマップを構成する必須事項について

新規事業を始める際のロードマップの内容は何を扱い何に取り組むかにより異なりますが、ロードマップ作成の過程で必要な構成要素は共通していると考えています。これから6個のロードマップの必要的な構成要素をお伝えします。

⓵新規事業により達成したい明確なゴール

これから始めようとする新規事業で提供したいものは何か!?達成したいテーマは何か!?解決したい問題は何か!?自由に発想を巡らせてこうすべきではなく白い紙に自由に思いのままに書き連ねていくとご自身でも気づかなかった発見と遭遇するチャンスがあるかもしれません。

楽しみながら明確なゴールについて思いを巡らせ形にしていかれたらよろしいかと思います。そして、今回のテーマは新規就農の場合ですから徐々にテーマが具体化してきたら新規就農に際して期限を設けてどのくらいの期間で何(どんな品種)を栽培するのか、どれくらいの売り上げでコストなども考え最終的にどれくらいの利益を目指すのかといった要素を順番に埋めていくとよろしいでしょう。

⓶年度ごとのテーマ・ターゲットの作成について

上記でお示ししました明確な目標・ゴールに関しては期限の設定も必要であるとお伝えしていました。そして、その期限の中で年度ごとにテーマを設定して参ります。

例えば新規就農であれば、⓵生産品種の栽培に成功⓶生産品種の増産○○%を目指す③生産品種の高付加価値化でブランド戦略をもとに売り上げを○○%へ引き上げる……などなど設定していくことになります。

③新規事業のお客様層(ターゲット)の明確化

新規就農でお野菜を栽培するといっても、どのような品種のお野菜をどのようなお客様へアピールして消費に繋げていくのかということです。

弊社は新規就農の中でも水耕栽培という栽培方法に特化した企業です。お野菜の品種によっては水耕栽培に適するもの、露地栽培に適するものがあります。そして、水耕栽培で栽培できるとしても品種によって栽培の難易度や栽培に要するコストも変わってきます。

同時に自社のターゲットとする顧客層はどのようなお野菜を求めていらっしゃるのかといったニーズを事前に把握しておく必要もあるでしょう。

まずは求められるものを栽培して提供を続け、その過程で信用を獲得して自社が提供したいと思う品種も加え事業を拡大していくという計画はより安全ではないかと思います。

大事なことはお客様の顔が見えているかということではないでしょうか!?

④事業目標を達成するためのアクションの明確化について

⓶の年度ごとのテーマで掲げた目標を達成するためにどのようなアクション、施策が必要であるかを具体的に挙げていきます。

こちらの情報はヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源をベースに考えていくと、まずはできるかどうかという基準がはっきりしますし、そのうえで必要性について思考が続いていきますので情報の整理として威力を発揮すると思います。

⑤新規事業の構築する強みであるコア・コンピタンスを挙げる

新規事業を立ち上げ運営が始まると市場には無数の競争相手が出てきます。そのような市場の競争原理の中で自社の経営を有利に進めていくために必要な要素が強み(コア・コンピタンス)です。

新規就農しようとする場合、すでに同じ市場で前を走っている事業者に追いつき追い越すため強みは何か!?また、自社よりも後発の事業者が表れても負けない強みは何か!?

言うは易しで事業の強みとなるコア・コンピタンスはそんな一朝一夕に出来上がるようなものではありません。が、目標に似た位置づけでもそれが実現すればこのような強みを得ることができるといった趣旨で提示しておくと対外的にもアピールの武器になると考えます。

⑥マーケティング計画の作成について

新規事業として始めた植物工場で栽培したお野菜をどのようなお客様層へどのようなアプローチで届けるかというお話です。

最初は認知もない自社製品をどのように市場のターゲットとするお客様に知っていただき消費行動へつなげていくのか!?今はインターネットの発達に伴いアイデアの効果を比較的短期間で確認することもできる時代です。

そして、マーケティングに活用できるツールにプラットホームも無料で有益なものがたくさんそろっている状況です。

ご自身でまずは一次情報を求め歩き出されると良いと思います。

以上の工程でロードマップを作成し、実際に行動に移すことでまた新たな問題に遭遇することもあると思います。が、このロードマップの存在が事業成長の過程を振り返る際の力強い相棒になっていることを願います。

今後、本稿の各テーマをより深堀するスタイルで情報を足していく予定です。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

※本稿の情報に関しましては予告なしに内容変更となる場合があります。実際に新規就農の結果を保証するものではございませんのでご認識の上でご活用くださいませ。

既に事業ロードマップの作成も進んでいらっしゃる方でご相談したい問題がございましたら弊社で有料の事業開始前の事業コンサルもご用意しておりますのでぜひご活用ください。