かんたんな水耕栽培による家庭菜園で家庭のフードロス問題を解決

家庭菜園感覚の水耕栽培がフードロス問題の解決に効果的というお話です。


目次

1.家庭におけるフードロス(食品ロス)の概要について

2.フードロス(食品ロス)がなぜ起きるのか

3.家庭菜園感覚の水耕栽培がなぜフードロス(食品ロス)対策に効果的なのか

4.自分で栽培することが困難な場合のおたすけサービスについて


家庭におけるフードロス(食品ロス)の概要について

フードロス(食品ロス)とは本来は食べることができる食品を廃棄、捨てることを指します。フードロスには事業を営むことに伴い発生する事業系のフードロスと日常生活の中で各家庭で発生する家庭系のフードロスというように大きく2種類に分けられます。これら全体のフードロスが日本で毎年約570万トンほど発生していると言われている。あまりにも多すぎてピンとこないと思いますが、人口で割ると人口一人当たり、毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている量に相当します。毎日ご飯一杯食べられるものを捨てるという行為をイメージするとけっこう心が痛みますね。

フードロス(食品ロス)はなぜ起こるのか

フードロスといっても事業経営の過程で発生するものと家庭において日常生活を送る過程で発生するものがあると前述しています。ざっくりですが、事業用で発生するフードロスの原因については食品業者の売れ残りの廃棄やレストランなど外食産業における食べ残しや売れ残りの廃棄などがあります。そして、日常の家庭におけるフードロスの発生原因としては思わず食べきれない量の食事を作ってしまい食べきる前に廃棄したり、スーパーなどの食料品売り場でいつもより安かったなどの理由で買い過ぎて家庭で消費することができなかったりといった理由が一般的ではないでしょうか。この点はわたしも日常生活の中で子供たちへの食育の一環として無駄なフードロスを出さないように注意しています。とはいえ、どんなに計画的に無駄に廃棄などしなくて済むようにと考えてもすぐにゼロにするというのも現実的でないのかもしれません。できるところから実行することが大事だと思います。

そこで唐突ですが、家庭感覚で気軽に取り組める水耕栽培がこのフードロス対策としてうってつけではないかと最近ひそかに思いを強くしている次第です。

家庭菜園感覚の水耕栽培がなぜフードロス(食品ロス)対策に効果的なのか

ここからは家庭菜園感覚でだれでもかんたんに気軽に取り組むことができる水耕栽培がなぜフードロス防止に役立つのかということについて紹介します。

家庭菜園で栽培した野菜は新鮮な状態で計画的に収穫することが可能となります。

最近は朝採り野菜といって早朝収穫したお野菜を新鮮な状態で店頭に並べるというこだわりのお店もふえてきたように思いますが一般的にはスーパーなどに並ぶお野菜は収穫から店頭へ並ぶまでに一週間ほどの時間が経過していると言われています。しかも販売の時点で必要な分だけ量り売りというわけにもいかず必要以上に購入するケースが発生します。そうすると使い切ることができなかった残りのお野菜は冷蔵庫などで保管されることになりますが、収穫から時間が経過していることもあり長持ちさせることができずに結局は廃棄という道をたどることもあるでしょう。対して家庭菜園の場合は必要な分だけ収穫してすぐにお料理の材料として使うことができるためにフードロスが発生しにくいという利点があります。新鮮なお野菜を必要な分だけって計画的ですね。

 

土耕栽培よりも水耕栽培が家庭菜園ではおすすめなワケ

家庭菜園なら水耕栽培にこだわらずに土耕栽培でも良いのではないか!!というご意見もあるようですが、ここでも水耕栽培のメリットが発揮されることになります。

  • 土耕栽培よりも生長速度が速いためにより計画的に収穫と消費が可能になる。
  • 土耕栽培よりも栄養価も高い。
  • 水耕栽培による海底菜園は室内もしくはベランダで栽培するので収穫もラク。

以上が簡単ではありますが家庭菜園を土栽培ではなく水耕栽培で取り組む際にメリットを感じる点です。ダイコンなど土栽培に向くものもあるので一概に水耕栽培だけというわけと言いたいわけではないのですが手軽で便利なのでおすすめです。

自分で栽培することが困難な場合のおたすけサービスについて

弊社では新鮮で安全安心な食の幸せを実現して頂けるように水耕栽培の専門店として水耕栽培用のさまざまなグッズを取り揃えています。最初はわたしも愛用中なのですが家庭菜園感覚の水耕栽培入門キットもあります。

そして、最近オーガニック系のカフェやレストランからのお問い合わせが急増中の本格的な水耕栽培装置も……ゆくゆくはわたしもここへたどり着きたいと野心を秘めております。

このネオテラスなどの水耕栽培装置であれば同時に数種類のお野菜の栽培に同時に取り組むことができます。家族で栽培も楽しめるはずです。そして、このネオテラスという水耕栽培装置を活用して無農薬野菜の栽培から販売まで一貫して行う新しい都会の畑まで出現中です。

今後はどんどん同じようなお店が出てくることを思い浮かべるだけでも楽しい気分になります。とれたて野菜をすぐに買うことができて保存期間も1ヵ月ほどあるということでこちらも計画的に消費できるのでフードロス対策に貢献できますね。