水耕栽培でフードロスとSDGs飢餓をゼロにに挑戦!!

持続可能な未来の実現のためにシンプルな水耕栽培の技術でフードロスや飢餓の撲滅に挑戦する活動と取り組みについてお届けします。


目次

1.SDGsによる飢餓問題への世界的な取り組みについて

2.代表的な飢餓の発生原因について

3.フードロスと飢餓の関係について

4.飢餓をゼロに、持続可能な社会の実現に向けて個人でできること


SDGsによる飢餓問題への世界的な取り組みについて

持続可能な開発目標(SDGs)は2016年から2030年までの国際目標として持続可能な世界を実現するための17のゴールから構成されています。「飢餓をゼロに」という目標は17のゴールの中では、2番目に挙げられています。2030年までに飢餓に終止符を打ち、具体的には食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進するという内容です。飢餓をゼロにとする最終的な目標は子どもからお年寄りや社会的に弱い立場いにいらっしゃる方まですべての人が食料の量だけでなく栄養の面でも満たされる社会の実現です。
このような目標の達成のためには実際に飢餓に直面している途上国だけではなく、先進国も含めた全ての国が飢餓を無くすために意識し行動することが必要です。

代表的な飢餓の発生原因について

日常生活の中で飢餓を救済するためにテレビや街中で募金活動が行われています。そのような背景からぼんやりとではあるが飢餓の発生原因についてイメージできるのではないでしょうか。

特段、内紛内戦や他国からの侵攻などといった紛争が最初に思い浮かびます。そこで難民となった人たちが飢餓に苦しみ栄養失調に至るという負の連鎖の被害者救済が募金活動のコンセプトとして認識していたことでした。たしかに紛争が飢餓の発生原因としてひじょうに大きな影響をもたらしていることは事実だと思いますが、他にも調べて考えていくうちにさまざまな問題をはらんでいることに気付きました。

自然災害がもたらす飢餓の発生についてです。地震や地震を原因とする津波、異常気象による局地的な豪雨などがもたらす洪水に日照りによる干ばつなどの災害がそこに住む人たちの生活的な基盤を根こそぎ奪い去っていく経緯。自然災害であれば対応は難しいのではないかというご指摘もあるかもしれませんが、深堀して考えてみるとやはり無関係とはいえない問題が横たわっているように思います。

フードロスと飢餓の関係について

フードロスは食品ロスと同義で扱いますが、本来は食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。そして、飢餓については食べたくても食料がなく食べることができないことにより栄養失調に至り社会的な生活はおろか生存を脅かされる状況を指します。この満たされているために発生している社会的な問題と不足しているために発生している社会的な問題の関係について考えるときに日常の生活の中にある問題とこの問題解決のために私たちが取り組むことのできる行動が見えてくると思います。

前段で飢餓の発生の構造について考えてみましたがフードロスと飢餓の関係を考えるときにフードロスの結果としてどのような問題が生じるのかを考える必要があると思います。身近に想像できる問題として大量の食糧を廃棄する際に発生する大量の温室効果ガスの問題です。

すこし話が変わりますが、今の時代は自動車業界も大転換期を迎えているようです。世界的にガソリンの自動車から電気自動車へと大きく変わりつつあります。他にもグリーンエネルギーや脱炭素社会にカーボンニュートラルなどなど最近になり耳にする機会が増えた言葉があるのではないでしょうか。

これらの動きは二酸化炭素排出が実質ゼロになった脱炭素社会の実現に向けたものです。

  • 地球温暖化による気候変動対策のため
  • 化石燃料(枯渇燃料)が無くなつてしまうため

なぜ脱炭素社会の実現が必要なのかという理由が上記の二点です。そして、今回のテーマである飢餓の発生原因に大きく関与していると考えられるのが地球温暖化による気候変動問題です。地球温暖化による気候変動により地球の温暖化へとつながりその結果として海面上昇や海洋の酸性化、洪水や干ばつといった問題を引き起こす原因と考えられています。

ずいぶんと遠回りしてしまいましたが、このような気候変動問題の根底に温室効果ガスの発生という原因があり、その温室効果ガスが食品ロスにより廃棄された食料品の処分時にも大量に発生するという事実があるというということです。ということで食品ロスにより発生する温室効果ガスと温室効果ガスの発生が原因として起こる気候変動による自然災害が原因の飢餓との関係が繋がってきました。

また、捨てるということは余っているということで必要以上に供給されているということになります。供給元が外国でさらに輸出国が途上国である場合にはその国の資源枯渇につながる危険性もはらんでいると思います。

飢餓をゼロに、持続可能な社会の実現に向けて個人でできること

先ほどの途上国を相手とした食料の輸出入については個人の活動とは遠いのですが、食料ロスを無くすための取り組みであれば個人でも十分に可能です。今回は食料ロスと飢餓の発生原因の一つと考えられる自然災害の関係について厚く紹介していますが、個人単位で食品ロスを無くすためにできることといえば外食時には食べれる分だけ注文するということと、なによりも日常生活の中で計画的に消費できる食材を栽培するということをお勧めします。それも誰でも簡単に手軽に取り組むことのできる家庭菜園感覚の水耕栽培という方法がおすすめです。水耕栽培のお困りごとはぜひとも弊社のホームページを活用して頂けますと幸いです。弊社は水耕栽培のさらなる普及により飢餓のゼロや飢餓を原因とする貧困をなくすために取り組んでおります。