室内で水耕栽培を始めるとき、多くの方が気になるのが植物育成ライトの電気代です。
植物育成ライトは毎日使う設備です。特にネオテラスのような室内水耕栽培システムでは、ライトを複数本使うため、導入前に電気代が気になるのは自然なことです。
ただし、植物育成ライトはW数が大きければ大きいほどよく育つというものではありません。 W数はあくまで消費電力の目安であり、野菜の育ちやすさをそのまま表すものではないからです。
大切なのは、植物に必要な光を、無駄なく、安定して届けられるかです。
この記事でわかること
植物育成ライトは、室内栽培に欠かせない設備です。 太陽光が十分に入らない部屋や、空き部屋、倉庫、店舗の一角などで野菜を育てる場合、植物に必要な光を人工的に届ける必要があります。
しかし、ライト選びでよくあるのが「W数が大きいライトの方がよく育ちそう」という誤解です。
もちろん、光が足りなければ野菜はうまく育ちません。 ですが、必要以上に消費電力の大きいライトを選べば、その分だけ電気代がかかります。
この記事では、ネオテラスで使われている1200mmタイプのおやさいライトを例に、一般的な23Wクラスの植物育成ライトと比較しながら、電気代の考え方と、室内水耕栽培で失敗しないライト選びについて解説します。
W数は「育ちやすさ」ではなく「使う電気の量」
植物育成ライトを選ぶときに出てくる「W」という表示は、ワットと読みます。
これは、簡単にいうとライトが使う電気の量を表す数字です。
ここが大切W数が大きいほど、基本的には消費する電気は多くなります。 ただし、W数が大きいからといって、必ず野菜がよく育つとは限りません。
植物の生育にとって重要なのは、単純な消費電力ではなく、植物に必要な光がきちんと届いているかどうかです。
つまり、植物育成ライトは「何Wか」だけで選ぶのではなく、その電力でどれだけ効率よく植物に必要な光を届けられるかを見ることが大切です。
消費電力の大きさだけを見てしまい、電気代や光の効率を見落としやすくなります。
野菜に必要な光を届けられるか、毎日使い続けやすいかまで判断できます。
植物育成ライトの電気代はどう計算する?
植物育成ライトの電気代は、次の計算式でおおよその目安を出せます。
たとえば、東京電力の従量電灯B・Cの場合、電力量料金は使用量によって段階があります。
| 使用電力量 | 電力量料金 |
|---|---|
| 120kWhまで | 29.80円/kWh |
| 120kWhを超え300kWhまで | 36.40円/kWh |
| 300kWhを超える部分 | 40.49円/kWh |
18Wと23Wでは、電気代にどれくらい差が出る?
ネオテラスで使われている1200mmタイプのおやさいライトは、消費電力18Wです。
一方、同じ1200mmクラスの植物育成ライトでは、23W程度のものが主流です。
ここで大切なのは、18Wだから弱い、23Wだから強い、と単純に判断しないことです。 W数は、あくまで「使う電気の量」です。
18Wと23Wの違い18Wと23Wの差は5Wです。 1本だけなら小さな差に見えますが、室内水耕栽培ではライトを複数本使うため、毎月の電気代に差が出ます。
ここでは、1日12時間、30日使用した場合で比較します。
18Wライトの場合
| 電気料金単価 | 月の電気代目安 |
|---|---|
| 30円/kWh | 約194円 |
| 40円/kWh | 約259円 |
23Wライトの場合
| 電気料金単価 | 月の電気代目安 |
|---|---|
| 30円/kWh | 約248円 |
| 40円/kWh | 約331円 |
1本だけなら差は小さい。でも水耕栽培では複数本使う
18Wと23Wを比べると、1本あたりの月額差は約54円〜72円です。
1本だけで見ると、大きな差には感じにくいかもしれません。
しかし、室内水耕栽培ではライトを複数本使います。 栽培棚の段数や面積が増えれば、10本、20本と使用することもあります。
そのため、植物育成ライトの電気代は「1本あたり」だけでなく、「何本使うか」まで含めて考える必要があります。
20本使うと、電気代の差はしっかり見えてくる
たとえば、1200mmライトを20本使う場合で考えてみましょう。
| 比較項目 | 18Wライト20本 | 23Wライト20本 |
|---|---|---|
| 合計消費電力 | 360W | 460W |
| 1か月の使用電力量 | 129.6kWh | 165.6kWh |
| 30円/kWhの場合 | 約3,888円 | 約4,968円 |
| 40円/kWhの場合 | 約5,184円 | 約6,624円 |
20本使用時の差額
- 30円/kWhの場合:約1,080円/月
- 40円/kWhの場合:約1,440円/月
- 年間では約12,960円〜17,280円の差
このように、1本あたりでは小さく見える差でも、毎日・複数本使う室内水耕栽培では、ランニングコストに影響します。
ただし、電気代だけでライトを選ぶのは危険
ここで注意したいのは、電気代が安ければよいわけではないということです。
植物育成ライトは、普通の照明ではありません。 野菜を育てるための設備です。
消費電力だけを見て選ぶと、光量や光の質が足りず、思ったように育たないことがあります。
- 葉がひょろひょろ伸びる
- 葉の色づきが悪い
- 収穫量が安定しない
- 葉が硬くなる
- 思ったほど大きく育たない
つまり、植物育成ライト選びで大切なのは、電気代の安さだけではありません。
野菜がしっかり育つ光かどうか。
毎日使い続けやすいか。
栽培環境に合っているか。
この3つを合わせて考えることが大切です。
18Wで本当に育つの?その答えは実際の野菜で確認できます

「18Wで、本当に野菜がしっかり育つの?」と感じる方もいるかもしれません。
その不安は自然なものです。 植物育成ライトは、数字だけを見ても実際の育ち方がイメージしづらいからです。
だからこそ、W数だけで判断するのではなく、実際にどんな野菜が育っているのかを見ることが大切です。
同様のライトで育てられている実例がありますGG.SUPPLYでは、同様の植物育成ライトを使って野菜を育てています。
GG.SUPPLYは、福岡市内で展開する都市型の野菜ブランドです。 室内のクリーンな環境で、農薬を使わずに野菜を育て、採れたての野菜を届けています。

つまり、18Wという数字だけで不安に感じる必要はありません。 大切なのは、W数の大きさではなく、植物に必要な光をきちんと届けられるかどうかです。
「本当に育つの?」と思った方は、まずGG.SUPPLYのお野菜を一度ご覧ください。 実際に育った野菜を見ることで、おやさいライトが目指している“育つ光”をイメージしやすくなります。
18Wで育つの?と思った方へ
数字だけではわかりにくい植物育成ライトの実力は、実際に育った野菜を見るのが一番です。 同様のライトで育てられているGG.SUPPLYのお野菜を、ぜひ一度ご覧ください。
ネオテラスなら、ライト選びから栽培環境づくりまでまとめて始められます
植物育成ライトは、単体で選ぶのが難しい設備です。
どのライトを選ぶか。何本使うか。植物との距離をどうするか。棚全体に光が届くか。液肥や水の管理はどうするか。
こうした要素が合っていないと、ライトを用意しても野菜がうまく育たないことがあります。
ネオテラスは、室内で水耕栽培を始めたい方のために、植物育成LEDライト「おやさいライト」と栽培棚、栽培環境を組み合わせたシステムです。
ネオテラスを選ぶメリット
- 野菜を育てるために考えられた「おやさいライト」を使える
- ライト・棚・栽培スペースをまとめて考えられる
- 自分で会社を横断してバラバラに設備を選ぶ手間を減らせる
- 室内でも安定した栽培を目指しやすい
- 空き部屋、店舗、施設の一角でも始めやすい
植物育成ライトの電気代が気になる方ほど、安いライトを単体で選ぶのではなく、野菜が育つ環境全体で考えることが大切です。
ネオテラスは、電気代と育ち方のバランスを考えながら、室内水耕栽培を始めたい方に向いたシステムです。
おやさいライトは、室内で野菜を育てるための植物育成LEDライト
すでに栽培棚やスペースがある方は、ライト単体で「おやさいライト」を検討するのもおすすめです。
おやさいライトは、室内で野菜を育てることを考えた植物育成LEDライトです。
一般的な照明のように、ただ明るく照らすだけではありません。 植物に必要な光を届けることを考えて作られているため、水耕栽培や室内栽培に取り入れやすいライトです。
ライト・棚・栽培環境までまとめて整えたい方。室内水耕栽培をこれから始めたい方。
すでに棚や栽培スペースがあり、野菜向けの植物育成ライトを探している方。
ネオテラスはこんな方におすすめ
- 室内で本格的に水耕栽培を始めたい方
- 植物育成ライトの電気代が気になる方
- W数だけでライトを選んでいいのか不安な方
- 空き部屋や倉庫を活用したい方
- 飲食店で自社栽培の野菜を使いたい方
- 就労支援施設や福祉施設の新しい作業を探している方
- 設備選びで失敗したくない方
- 電気代と育ち方のバランスを重視したい方
よくある質問
まとめ|ライト単体で迷うより、育つ環境まで考える
植物育成ライトの電気代は、消費電力、使用時間、使用本数によって変わります。
ただし、ライト選びで大切なのは、電気代の安さだけではありません。 W数が大きいほどよく育つわけでもありません。
本当に大切なのは、植物に必要な光をしっかり届けられること。 そして、毎日使い続けやすい電気代で、野菜が安定して育つ環境を整えることです。
ネオテラスは、植物育成LEDライト「おやさいライト」と栽培環境を組み合わせて、室内水耕栽培を始めやすくするシステムです。
ライト単体で迷うよりも、事業用として野菜が育つ環境を整えたい方は、ぜひネオテラスをご検討ください。


