植物育成ライトの電気代はいくら?W数だけで選ばない室内水耕栽培の始め方

 

室内で水耕栽培を始めるとき、多くの方が気になるのが 植物育成ライトの電気代です。

植物育成ライトは毎日使う設備です。特にネオテラスのような室内水耕栽培システムでは、ライトを複数本使うため、導入前に電気代が気になるのは自然なことです。

ただし、植物育成ライトはW数が大きければ大きいほどよく育つというものではありません。 W数はあくまで消費電力の目安であり、野菜の育ちやすさをそのまま表すものではないからです。

大切なのは、植物に必要な光を、無駄なく、安定して届けられるかです。

植物育成ライトは、室内栽培に欠かせない設備です。 太陽光が十分に入らない部屋や、空き部屋、倉庫、店舗の一角などで野菜を育てる場合、植物に必要な光を人工的に届ける必要があります。

しかし、ライト選びでよくあるのが「W数が大きいライトの方がよく育ちそう」という誤解です。

もちろん、光が足りなければ野菜はうまく育ちません。 ですが、必要以上に消費電力の大きいライトを選べば、その分だけ電気代がかかります。

この記事では、ネオテラスで使われている1200mmタイプのおやさいライトを例に、一般的な23Wクラスの植物育成ライトと比較しながら、電気代の考え方と、室内水耕栽培で失敗しないライト選びについて解説します。

W数は「育ちやすさ」ではなく「使う電気の量」

植物育成ライトを選ぶときに出てくる「W」という表示は、ワットと読みます。

これは、簡単にいうとライトが使う電気の量を表す数字です。

ここが大切
W数が大きいほど、基本的には消費する電気は多くなります。 ただし、W数が大きいからといって、必ず野菜がよく育つとは限りません。

植物の生育にとって重要なのは、単純な消費電力ではなく、植物に必要な光がきちんと届いているかどうかです。

つまり、植物育成ライトは「何Wか」だけで選ぶのではなく、 その電力でどれだけ効率よく植物に必要な光を届けられるかを見ることが大切です。

W数だけで見る場合

消費電力の大きさだけを見てしまい、電気代や光の効率を見落としやすくなります。

育つ光で見る場合

野菜に必要な光を届けられるか、毎日使い続けやすいかまで判断できます。

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植物育成ライトの電気代はどう計算する?

植物育成ライトの電気代は、次の計算式でおおよその目安を出せます。

消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間 × 日数 × 電気料金単価

たとえば、東京電力の従量電灯B・Cの場合、電力量料金は使用量によって段階があります。

使用電力量 電力量料金
120kWhまで 29.80円/kWh
120kWhを超え300kWhまで 36.40円/kWh
300kWhを超える部分 40.49円/kWh
実際の請求には、基本料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金なども加わります。 この記事ではわかりやすく、1kWhあたり約30円〜40円を目安にして計算します。

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18Wと23Wでは、電気代にどれくらい差が出る?

ネオテラスで使われている1200mmタイプのおやさいライトは、消費電力18Wです。

一方、同じ1200mmクラスの植物育成ライトでは、23W程度のものが主流です。

ここで大切なのは、18Wだから弱い、23Wだから強い、と単純に判断しないことです。 W数は、あくまで「使う電気の量」です。

18Wと23Wの違い
18Wと23Wの差は5Wです。 1本だけなら小さな差に見えますが、室内水耕栽培ではライトを複数本使うため、毎月の電気代に差が出ます。

ここでは、1日12時間、30日使用した場合で比較します。

18Wライトの場合

18W ÷ 1000 × 12時間 × 30日 = 6.48kWh
電気料金単価 月の電気代目安
30円/kWh 約194円
40円/kWh 約259円

23Wライトの場合

23W ÷ 1000 × 12時間 × 30日 = 8.28kWh
電気料金単価 月の電気代目安
30円/kWh 約248円
40円/kWh 約331円

1本だけなら差は小さい。でも水耕栽培では複数本使う

18Wと23Wを比べると、1本あたりの月額差は約54円〜72円です。

1本だけで見ると、大きな差には感じにくいかもしれません。

しかし、室内水耕栽培ではライトを複数本使います。 栽培棚の段数や面積が増えれば、10本、20本と使用することもあります。

そのため、植物育成ライトの電気代は「1本あたり」だけでなく、「何本使うか」まで含めて考える必要があります。

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20本使うと、電気代の差はしっかり見えてくる

たとえば、1200mmライトを20本使う場合で考えてみましょう。

比較項目 18Wライト20本 23Wライト20本
合計消費電力 360W 460W
1か月の使用電力量 129.6kWh 165.6kWh
30円/kWhの場合 約3,888円 約4,968円
40円/kWhの場合 約5,184円 約6,624円

20本使用時の差額

  • 30円/kWhの場合:約1,080円/月
  • 40円/kWhの場合:約1,440円/月
  • 年間では約12,960円〜17,280円の差

このように、1本あたりでは小さく見える差でも、毎日・複数本使う室内水耕栽培では、ランニングコストに影響します。

ただし、電気代だけでライトを選ぶのは危険

ここで注意したいのは、電気代が安ければよいわけではないということです。

植物育成ライトは、普通の照明ではありません。 野菜を育てるための設備です。

消費電力だけを見て選ぶと、光量や光の質が足りず、思ったように育たないことがあります。

  • 葉がひょろひょろ伸びる
  • 葉の色づきが悪い
  • 収穫量が安定しない
  • 葉が硬くなる
  • 思ったほど大きく育たない

つまり、植物育成ライト選びで大切なのは、電気代の安さだけではありません。

野菜がしっかり育つ光かどうか。
毎日使い続けやすいか。
栽培環境に合っているか。

この3つを合わせて考えることが大切です。

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18Wで本当に育つの?その答えは実際の野菜で確認できます

「18Wで、本当に野菜がしっかり育つの?」と感じる方もいるかもしれません。

その不安は自然なものです。 植物育成ライトは、数字だけを見ても実際の育ち方がイメージしづらいからです。

だからこそ、W数だけで判断するのではなく、実際にどんな野菜が育っているのかを見ることが大切です。

同様のライトで育てられている実例があります
GG.SUPPLYでは、同様の植物育成ライトを使って野菜を育てています。

GG.SUPPLYは、福岡市内で展開する都市型の野菜ブランドです。 室内のクリーンな環境で、農薬を使わずに野菜を育て、採れたての野菜を届けています。

GG SUPPLYトップ画像

つまり、18Wという数字だけで不安に感じる必要はありません。 大切なのは、W数の大きさではなく、植物に必要な光をきちんと届けられるかどうかです。

「本当に育つの?」と思った方は、まずGG.SUPPLYのお野菜を一度ご覧ください。 実際に育った野菜を見ることで、おやさいライトが目指している“育つ光”をイメージしやすくなります。

18Wで育つの?と思った方へ

数字だけではわかりにくい植物育成ライトの実力は、実際に育った野菜を見るのが一番です。 同様のライトで育てられているGG.SUPPLYのお野菜を、ぜひ一度ご覧ください。

GG.SUPPLYを見る

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ネオテラスなら、ライト選びから栽培環境づくりまでまとめて始められます

植物育成ライトは、単体で選ぶのが難しい設備です。

どのライトを選ぶか。何本使うか。植物との距離をどうするか。棚全体に光が届くか。液肥や水の管理はどうするか。

こうした要素が合っていないと、ライトを用意しても野菜がうまく育たないことがあります。

ネオテラスは、室内で水耕栽培を始めたい方のために、植物育成LEDライト「おやさいライト」と栽培棚、栽培環境を組み合わせたシステムです。

ネオテラスを選ぶメリット

  • 野菜を育てるために考えられた「おやさいライト」を使える
  • ライト・棚・栽培スペースをまとめて考えられる
  • 自分で会社を横断してバラバラに設備を選ぶ手間を減らせる
  • 室内でも安定した栽培を目指しやすい
  • 空き部屋、店舗、施設の一角でも始めやすい

植物育成ライトの電気代が気になる方ほど、安いライトを単体で選ぶのではなく、野菜が育つ環境全体で考えることが大切です。

ネオテラスは、電気代と育ち方のバランスを考えながら、室内水耕栽培を始めたい方に向いたシステムです。

おやさいライトは、室内で野菜を育てるための植物育成LEDライト

すでに栽培棚やスペースがある方は、ライト単体で「おやさいライト」を検討するのもおすすめです。

おやさいライトは、室内で野菜を育てることを考えた植物育成LEDライトです。

一般的な照明のように、ただ明るく照らすだけではありません。 植物に必要な光を届けることを考えて作られているため、水耕栽培や室内栽培に取り入れやすいライトです。

ネオテラスがおすすめの方

ライト・棚・栽培環境までまとめて整えたい方。室内水耕栽培をこれから始めたい方。

おやさいライトがおすすめの方

すでに棚や栽培スペースがあり、野菜向けの植物育成ライトを探している方。

ネオテラスはこんな方におすすめ

  • 室内で本格的に水耕栽培を始めたい方
  • 植物育成ライトの電気代が気になる方
  • W数だけでライトを選んでいいのか不安な方
  • 空き部屋や倉庫を活用したい方
  • 飲食店で自社栽培の野菜を使いたい方
  • 就労支援施設や福祉施設の新しい作業を探している方
  • 設備選びで失敗したくない方
  • 電気代と育ち方のバランスを重視したい方

室内水耕栽培を始めるなら、まずはネオテラスをご覧ください

植物育成ライトの電気代だけでなく、野菜が安定して育つ環境まで考えるなら、ネオテラスがおすすめです。

ネオテラスの商品ページを見る

ライト単体で検討したい方へ

すでに栽培棚や環境がある方は、野菜の室内栽培を考えて作られた「おやさいライト」もご覧ください。

おやさいライトを見る

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よくある質問

Q. 植物育成ライト18Wの電気代はいくらですか?

18Wの植物育成ライトを1日12時間、30日使用した場合、使用電力量は6.48kWhです。電気料金単価を30円〜40円/kWhで計算すると、月の電気代は約194円〜259円が目安です。

Q. W数が高い植物育成ライトの方がよく育ちますか?

必ずしもそうではありません。W数は消費電力の目安であり、植物の育ちやすさをそのまま表すものではありません。大切なのは、植物に必要な光を効率よく届けられるかどうかです。

Q. 18Wと23Wの植物育成ライトでは電気代にどれくらい差がありますか?

1日12時間、30日使う場合、18Wは約6.48kWh、23Wは約8.28kWhを使用します。電気料金単価を30円〜40円/kWhで計算すると、1本あたり月約54円〜72円の差になります。複数本使う場合は、この差が本数分積み重なります。

Q. 18Wで本当に野菜は育ちますか?

W数はあくまで消費電力の目安です。大切なのは、植物に必要な光をきちんと届けられるかどうかです。同様のライトで育てられているGG.SUPPLYの野菜を見ると、W数だけでは判断できない「育つ光」の考え方がわかりやすくなります。

Q. 植物育成ライトは電気代だけで選んでもいいですか?

電気代だけで選ぶのはおすすめできません。光量や光の質が足りないと、野菜がうまく育たないことがあります。電気代、育ち方、栽培面積、使用本数のバランスで選ぶことが大切です。

Q. ネオテラスはどんな人に向いていますか?

室内で水耕栽培を始めたい方、空き部屋や倉庫を活用したい方、飲食店で自社栽培の野菜を使いたい方、福祉施設や就労支援施設で新しい作業を探している方に向いています。

まとめ|ライト単体で迷うより、育つ環境まで考える

植物育成ライトの電気代は、消費電力、使用時間、使用本数によって変わります。

ただし、ライト選びで大切なのは、電気代の安さだけではありません。 W数が大きいほどよく育つわけでもありません。

本当に大切なのは、植物に必要な光をしっかり届けられること。 そして、毎日使い続けやすい電気代で、野菜が安定して育つ環境を整えることです。

ネオテラスは、植物育成LEDライト「おやさいライト」と栽培環境を組み合わせて、室内水耕栽培を始めやすくするシステムです。

ライト単体で迷うよりも、事業用として野菜が育つ環境を整えたい方は、ぜひネオテラスをご検討ください。

室内水耕栽培を始めたい方へ

電気代、ライト選び、栽培環境までまとめて考えるなら、ネオテラスから始めるのがおすすめです。

▶お問い合わせはこちら

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自作の水耕栽培キットで盆栽ミニトマトの水耕栽培(エコゲリラ店長の栽培日記)

ミニトマトは、家庭菜園でも大変人気のお野菜ですよね。エコゲリラでは、市販の水耕栽培キットを使って栽培することが多いのですが、今回は、自作の栽培キットでミニトマトを育てた様子をお届けしようと思います。
育てた品種は、卓上サイズで育つ品種なので、お手軽に可愛いミニトマトが栽培できますよ。お部屋に「観葉植物」ならぬ「観葉野菜」を育てるきっかけになると嬉しいです。

今回の栽培品種は、ミニトマトのレジナという品種です。種はどうしたかというと、ペットボトル栽培キットに付属していた種を使いました(笑)
ペットボトル栽培で種をパラパラとまいて、発芽したものを間引きするタイミングで、「捨てるのがもったいないから、他の容器でも育ててみよう!」と思い、3株のうちの1株を自作のキットに移し替えました。
ちなみに、ペットボトルで育てていた様子はこちら。

自作のキットは、容器はIKEAで購入した陶器製のポットにハイドロボールを入れているだけです。肥料は、「おうちのやさい1液タイプ」です。

↓定植してしばらく経っていますが、順調に育ち始めました。(6月頃)
完全室内栽培なので、育成ライトは必須です。キット1つに対して、おやさいライトを2本当てています。ミニトマトは光が大好きな植物ですので、明るい窓際では育ちません。育成ライトを使わない場合は、半日程度は直射日光の当たる場所に置いてあげてください。

容器を抱えてみて、水が少なそうなタイミングで養液を補充してあげます。この時は、通常200倍希釈の肥料を300~400倍くらいの薄めにして与えていました。
定植してから約1か月後・・・
実がいくつかついてきました。赤くなってきているものもあり、すでにかわいい!!
この辺りから、何故か斜めに生長し出したミニトマト(笑)
社長に見せてみると「盆栽やん!」と一言。ということで、ここから「盆栽ミニトマト」と呼ばれるようになりました(笑)

約2週間ほどで青かった実も全て赤く綺麗な色づきミニトマトに♪

触ってみて少し柔らかくなっていたので、最初の収穫!(8月頃)
以前育てていたレジナはあまり大きい声では言えませんが、美味しい!といえる出来ではなく、社内でも観賞用だね~となっていました。
今回も、正直味に期待はしていなかったんですが(笑)、食べてみると甘いし美味しい!!他のスタッフにも食べてもらいましたが、みんな美味しいと言ってくれました(*^^*)

そして、最初の収穫から約2か月後の10月末頃。
少しずつ生長+脇芽も生え始め、新たな花と実が付き始めました。

レジナの葉っぱは割と硬く、脇芽からもどんどん新しい茎や葉っぱが出てくるので、密集しがちです。お手入れとしては、一部が枯れている葉っぱや、密集している葉や茎を風通しがよくなるように取り除きます。
そうすることで、実に栄養がいきやすくなり、たくさん花が咲いたり、実も大きくなってくれます。

お手入れの甲斐があってか、11月には実が大きくなってきました。
トマトが色づいていくまでのグラデーションも楽しめて、今までで一番かわいいビジュアルに(笑)

前回と同様、赤く柔くなった実からプチっとちぎって収穫。
とっても甘いミニトマトに育っていて、個人的には大満足でした。
写真にある実を収穫してしまって、12月も栽培が続いていますが、一部が枯れていたり、花も咲いてはいないので、少し株が疲れてきたかな…と感じています。
4月の種まきからここまで育ってくれたので、思っていた以上に長い期間楽しむことができたと思います。

今回のような容器の場合は、ハイドロボールやバーミキュライトで簡単に栽培ができ、低コストで始められるのも大きなメリットですね。
自分の好きな容器であれば、お部屋の雰囲気も壊さずに楽しめるのも嬉しい(^^)
観葉植物を置いているスペースに、育てて食べることができる「観葉野菜」を取り入れてみませんか?

 

▼今回使用したアイテム

ハイドロボール 小粒
https://eco-guerrilla.jp/?pid=97454004

おうちのやさい1液タイプC
https://eco-guerrilla.jp/?pid=92045876

植物育成ライト おやさいライト 615mm
https://eco-guerrilla.jp/?pid=169263220

ナスの水耕栽培!種から育てたナスの生長記録(エコゲリラ店長の栽培日記)

水耕栽培で育てられる野菜はレタスやベビーリーフ、バジルといった葉物野菜やハーブ類のイメージが強いかもしれませんが、ナスも育てることができます。水耕栽培で育てれば、農薬を使わないので、安心・安全な野菜を育てられ、土作りなどの知識が必要ないので、野菜を育てたことがない方でも始めやすいです。今回は、エコゲリラにて室内のプランター栽培で育てたナスの栽培の様子をお届けします。

>ナスを水耕栽培で育てる方法とメリットについての記事はこちら

7/7に「おうちのやさい菜園キット」に種まき。こちらは、ボラ土(軽石)を使っていて、洗って繰り返し何度も使える水耕栽培キットです。
ナスは発芽に光を嫌う品種(嫌光性種子)ですので、種を蒔いたらボラ土を少し被せます。1週間ほどで小さな芽が出てきたので、すぐに光を当ててあげます。

今回使う肥料は、「おうちのやさい2個イチAB」液体肥料。水耕栽培は、水と肥料で野菜を育てますので、肥料は必須です。
土耕栽培用の肥料では育ちませんので、水耕栽培専用の肥料を使う必要があります。肥料によってそれぞれ特長があるのですが、「おうちのやさい」シリーズは、野菜が育つことはもちろん、「美味しい野菜を育てる」ことに重点を置いた肥料ですので、初心者の方にも大変おすすめです。

ナスは背丈も高く育ちますので、比較的大きいプランターではありますが、2株で育てます。

種まきから約2か月でここまで成長してきました。室内で育てているので、植物育成ライトの「おやさいライト」を上から4本当てています。ナスは日当たりの悪い場所では、うまく育ちません。室内で育てる場合は、日照不足にならないように注意しましょう。このように突っ張りラックに取り付けると、成長段階に合わせて照射距離を変えられるのでおすすめです。

ナスの栽培において大切な作業が「脇芽かき」です。「わき芽」は茎の葉のつけ根から出る芽(枝)のことです。成長前の「わき芽」を取り除くことによって、枝や葉に無駄な養分が運ばれることを防ぎ、実に養分を集中させることができます。(↓写真はミニトマト)

今回は、ナスは2本仕立てで育ててみようと思うので、手順は以下のような流れになります。

  1. 一番花(初めに咲いた花)の下にある枝を確認する。
  2. 一番花の真下の芽はそのまま残す(伸ばす)。それより下のわき芽(枝)はすべて切除する。
  3. これで「主枝」と「側枝」の2本が残ります。

順調に育っているように思っていたのですが、この時期は、花はつくのに、実がならずに枯れてしまうのに悩まされていました。

原因として、考えられたのは、室内のためうまく受粉ができなかったことと、私自身初めてのナス栽培だったので、整肢や摘心のタイミングが遅かったことなどが考えられます。
屋外では人工受粉は必要ありませんが、屋内でLEDライトなどを使って育てている場合は、昆虫や風による受粉ができないことがあるため、花が開いたら午前中の早いうちに、枝を軽くゆすって人工受粉させるとよいでしょう。エコゲリラでは耳かきの上についている白いふわふわのところで優しくポンポンしてみました。

また、「摘心」もナスを育てるうえでは、大切な作業です。「摘心」は「てきしん」と読みます。植物の株にたくさんの花を咲かせたり、実を付けさせるために行う作業です。枝の先端部分を切り取ることで、栄養分が運ばれる先を調整し、わき芽(=茎と葉の付け根の部分から出てくる新しい芽)を伸ばします。残したわき芽が伸びた先に2番花や3番花が付き、より多くの実を収穫することにつながるという仕組みです。
ナスの摘心の手順は以下のような流れになります。

  1. 側枝に花が付いたら、先端を切除する。切り落とすことで、栄養を実の部分へ誘導します。
  2. 収獲後、根元の枝のみ残して短く切り詰める。こうすると、切った箇所の下の枝(新しい側枝)に栄養が集中します。ナスはその枝(新しい側枝)に新たな花を付け、着果することを繰り返します。

花が咲いたらすぐにその上の枝を摘心する、不要な葉は切り落とすなど手入れをしたことで、やっと実が大きくなりそうなものが…!!
ライトは上から4本当てていましたが、この頃になると、左右から1本ずつライトを追加して合計6本のおやさいライトで育てました。

実がつくと、大きくなるスピードも早い!!(笑)
やっとナスらしい姿が見られて嬉しいです。このサイズ感が可愛い(*^^*)
肥料は基本的には減ったら補充を繰り返します。この時は、推奨されている希釈濃度よりほんの少し薄めに与えていました。

実が大きくなりだしてから約10日ほどで収穫できました(*^^*)
色つやもよく、綺麗なナスができて満足です。(笑)
味は土耕のものと比べて、少しあっさりかな?という感じでしたが、とても美味しかったです。鶏肉と味噌ベースで炒めていただきました。

その後も、2本、3本と収穫できています。室内でナスが育っていく様子を見るのはとても楽しいですし、緑も多いので、観葉植物を楽しむような感じで楽しむことができますよ。
ナスは、トマトやキュウリなどと並び家庭菜園で人気の野菜です。サニーレタスなどの葉物野菜やハーブの栽培が水耕栽培は簡単なので人気ですが、ナスやミニトマトなどの実もの野菜も、水耕栽培で育てることができます。ぜひ、皆さまもご自宅で水耕栽培ナスにチャレンジしてみてください(^^)/

 

▼今回使用したアイテム

おうちのやさい菜園キット
https://eco-guerrilla.jp/?pid=8317631

液体肥料 おうちのやさい2個イチAB
https://eco-guerrilla.jp/?pid=55832800

有機種子 ナス
https://eco-guerrilla.jp/?pid=89897077

植物育成ライト おやさいライト
https://eco-guerrilla.jp/?pid=169263220

LEDによって野菜の成長と味が変わる?!水耕栽培とLEDの意外な関係

 

家庭菜園、特に水耕栽培に興味のある方、必見です!
今回は、水耕栽培でLED照明を使う際に、その光の種類や強さが野菜の生育や味に与える、驚くべき影響についてお話しします。
先日、LED照明を使った水耕栽培で比較実験を行なった結果、LEDの光が野菜の生育や味に大きく影響することを実感しました。  

 

 


目次

1. LEDの光と野菜の味は関係あるのか?

2. 作り手による味の変化?

3. LED選びの重要性


 

1、LEDの光と野菜の味は関係あるのか?

栽培実験を行ったところ、LEDの光が野菜の味に違いをもたらすことが明らかになりました。
強すぎる光を当てた野菜からは「えぐみ」が強く感じられました。 これは、光が強ければ良いというわけではないことを示しています。
実際、夏の強い日差しは野菜が育ちにくい環境になりますよね。
これと同じことが室内におけるLED水耕栽培でも起こるのです。
しかし、逆に強い光は、夏に収穫される野菜のトマトやナスなど実のなる野菜には非常に効果的です。
夏の強い光を浴びて収穫される”夏野菜”なので、原理通りで納得できます。
野菜栽培においてLEDを選ぶ際には、野菜の種類や生育ステージに合わせた適切なライトを選ぶことが非常に重要だと分かりました。  

▼栽培比較実験した際のレタスの収穫姿(左右で異なるLED)

 

2、作り手による味の変化?

野菜の味は、作り手さんによっても変わることがあるという不思議な現象も感じました。
栽培環境や手法によって、一つとして同じ味の野菜は存在しません。
これは、野菜も生き物であり、作り手の愛情や細やかな気遣いが、野菜の生育や味に影響を与えることを示唆しているのかもしれません。
観葉植物に声をかけると元気になる!というような現象もよく聞きませんか?
それも同様の考えに感じます。  

 

3、LED選びの重要性

LED照明は種類が豊富で、チップの種類や波長も様々です。
そのため「LEDなら何でも同じ」というわけではありません。
栽培の目的や環境に応じて、最適なLEDを選ぶことが、美味しく栄養価の高い野菜を育てるための鍵となるでしょう。
現在、LEDチップは日々進化しており、より質の高い製品が開発されています。
私たちも、研究と検証を重ねてより高品質な『おやさいライト』を提供できるよう努めています。
 

おやさいライトを使った水耕栽培で育つ野菜たち

 

まとめ

最近、野菜の高騰が心配されています。
異常気象や災害の影響もあり、安定供給が難しい状況です。
そんな中、家庭で手軽に野菜を栽培できる水耕栽培は、食の安心・安全を確保する一つの手段として、注目を集めています。
LEDライトを活用した水耕栽培なら、場所を選ばず効率的に野菜を育てることができます。
家庭で新鮮な野菜を育てることで、食卓が豊かになるだけでなく楽しみも増えますよ♪
LEDと水耕栽培を導入し、自分だけの美味しい野菜を育ててみてはいかがでしょうか。

 

 水耕栽培専門店のエコゲリラ http://eco-guerrilla.jp/