ミニトマトを冬に育てたい!!そんなチャレンジャーはいませんか?

季節は冬。一般的には夏のイメージが強いと思われるミニトマトをふいに育ててみたい!!という衝動に駆られた方へお届けする今回の記事。ミニトマトを冬に育てる際に気を付けたい忘備録。スーパーに行けば手軽に購入できるミニトマト。どうしても自分で栽培したいと思い立ったあなた様は勇者かもしれません。成功のお手伝いが出来ればと思い、経験をもとに注意点を残したいと思います。


目次

1.トマトを冬に育てるならミニトマト。

2.ミニトマトを育てるのに必要な4つの注意点。

3.冬にトマトの栽培を成功させる方法・まとめ。


トマトを冬に育てたいなら迷わずミニトマト。

ミニトマトを含めトマトといえば夏!!というイメージを強く持つのはわたしだけでしょうか?正確には実際にミニトマトを冬に栽培する前までのイメージでした。調べてみるとトマトは夏によく栽培されるのは事実です。家庭菜園に関する情報をSNSなどで発信されていらっしゃる方々のコンテンツの量からもミニトマトがいかに人気があるかが分かります。

それが、夏も終わりに近づくにつれてミニトマトの情報もSNSからも自然と姿を消すことになるのが自然といえば自然なのでしょうか……

なんでも調べないと気が済まない性格の私はいろいろトマトに関して調べているうちに一説ではトマトの旬の時期について春先や秋口から初冬にかけてなどという情報に遭遇することになりかえって情報に振り回される結果、混乱してしまうという経験をいたしました。そこで、実際に栽培してみよう!!ということになり挑戦した経験。

気になったら自分で調べる。調べた結果、迷ったらまず実行ということでチャレンジした時の経験談です。

最初に注意したいことはといえば、トマトはトマトでも大玉は避け、ミニトマトを栽培する!!ということです。トマトは本来寒さに弱いため、冬にトマトを栽培する前提として温度管理のできる環境が必要です。

家庭菜園で温度管理ができる環境!?そんな大それた設備が必要なのか!?というご心配には及びません。室内で水耕栽培で育てることが出来るからです。そして、水耕栽培で育てる際には大玉のトマトではなく、比較的家庭菜園でも育てやすいミニトマトを選択する!!これが大事ですね。

冬にトマトを育てる。成功に必要な4つの注意点。

そうそう、こちらの記事はあくまでも私の経験談。ということで大玉トマトの栽培が不可能という意味ではありません。ただ私が大玉トマトを栽培していないのが大玉トマトの栽培について言及しない理由です。

ミニトマトの栽培は温度管理に注意しましょう!日中は20℃は維持したい。

さて、ミニトマトの栽培を成功させるのに最も大事な条件の一つ。温度管理。余談ですが、寒い冬でもスーパーでは美味しそうなミニトマトを手軽に購入することが出来るのですが、それはミニトマトの栽培農家さんがハウス栽培によって温度管理をしっかりしているからですね……

ということで、規模が小さい家庭菜園でもミニトマトを上手に育てるためには温度管理に注意しましょう。

日中は20℃程度をキープして、夜でも10℃を下回らないように注意する。この点は同居している家族がいる人などは、トマトのためにとは言わず、あったかくして過ごしてね!!とやさしく話しかけるだけで実現しますね。

本来、トマトの生育に最適な温度は25℃といわれていることからすると最低でも20℃は保ちたいということです。

ミニトマトの栽培には日当たりを保ちましょう。

夏場にも自宅のベランダでミニトマトを育てる際に気を付けたのが日当たりの良い場所をいかにキープするかということでした。ミニトマトは日光を必要としますが、これは盛んな光合成のために必要な条件ですね。

冬場のミニトマト栽培に適した室内のポイントとしてはずばり窓際一択でしょう。すこしでも日光が当たるように適切なポイントを選びましょう。

 

どうしても日当たりを確保できない場合にはLEDライトが強力にサポートしてくれるはずですね!!

ミニトマトの花が咲いても実がつかない場合は人工授粉を……

基本的に室内で水耕栽培に取りくむ際には、特にミニトマトのためを言うわけではなく、ある程度の風通しを意識します。ということで、このある程度の風の通りによって受粉に役立つ虫はいなくても受粉はできると思います。

それでも実がつかないということになると人工的に受粉を促す必要があるかもしれません。しかし、特別な技術が必要ということではなく、花を触って花粉を出すようにするという簡単な手法です。これも栽培に先立ちいろいろ調べているときに出合ったありがたい情報でした。

冬にミニトマトを栽培する際は種から育てます。

夏場であればホームセンターや植物専門店、花屋さんなどいたるところでミニトマトの苗が比較的安価で販売されているので入手も容易だと思いますが、冬場は家庭菜園でのニーズが無いのが原因でしょうが苗はありません。見たことがありません。ということで種から育てることになります。

ミニトマト種一覧の販売ページ(有機種子)

お野菜を種から育てるというのも発芽から観察も出来ますし楽しい工程ですよ。

冬にトマトの栽培を成功させる方法・まとめ。

冬にトマトを上手に育てるために必要なポイントについて紹介してきましたが、大事なのは温度管理と日照環境と必要に応じた人工授粉に種の購入という内容にまとめることができると思います。

最初は本当に家庭菜園のような規模でも冬に育つのかなぁと思いながら取り組んだのですが……チャレンジされるといろんなところで小さな驚きに遭遇します。ぜひそのような小さな感動を楽しんで参りましょう。

 

【植物工場】無農薬野菜を栽培するメリットとデメリット

水耕栽培による植物工場の運営や、飲食店での店内栽培から提供などさまざまにそのニーズが高まる背景としては新鮮で美味しくて……何よりも無農薬で安心安全な野菜を提供できるのが強みではないでしょうか!!と、少し欲張りのように情報が詰まっていますが、限定的に捉えてもこれ位のボリュームになる水耕栽培の魅力。これらの魅力を提供する生産者サイドでどのくらい正確に理解し発信できているのか……あらためて無農薬野菜を栽培し提供することのメリットとデメリットを分かりやすくお伝えしたいと思います。


目次

1.無農薬野菜を届けたい消費者、お客様にお届けするために大事にしたいこと。

2.水耕栽培専門店が栽培方法の魅力についてお伝えするとすれば……

3.最後に無農薬野菜のメリットデメリットについて


無農薬野菜を届けたい消費者・お客様にお届けするために大事にしたいこと。

べつの記事でもこちらのアピールポイントについて別の角度からアプローチするような形で問題提起を提示していますが、届けたい消費者の皆さまのもとへしっかりと無農薬のお野菜をお届けするためにはその価値を十分すぎるほどに理解し、その内容を魅力的に伝えることができれば良いのですが、少なくとも正確に発信することが大事だと考えています。

生産専門であれば栽培したお野菜の出来不出来にこだわり美味しさを追求することに専念することができるでしょう。しかし、植物工場での栽培であったり、飲食店の店内における栽培となると栽培品種の選択からお野菜の栽培から消費者へのアピールまでをパッケージとして考える必要があります。

そのために普段から水耕栽培による無農薬野菜の栽培の魅力はどこにあるのかということを単なる情報の受け売りではなく準備していく姿勢が大事ではないでしょうか?そのためには日ごろから何度も同じテーマについて考え続けるということが求められるかもしれません。深堀ですね。言葉を商売道具にするような専門性が必要ということではなく、自分の言葉で魅力を宣伝することができるかというのがポイントだと思います。

水耕栽培専門店が水耕催場という栽培方法の魅力をお伝えするとしたら……

こちらも別の記事で魅力をまとめたコンテンツをご用意していますが、ざっくりと紹介しますと以下のような内容です。

ここでのポイントは水耕栽培による家庭菜園に興味を持ってもらうためにいかに平易な情報で魅力をお伝えすることができるかという点を意識しています。

  1. 無農薬で栽培ができる。
  2. 土を使わずに気軽に始めることができる。
  3. 土を使わないので処分を考える必要がない。
  4. 液体肥料を足すのも数日に一度など手がかからない。
  5. 成長速度が速い。
  6. ストレスなく育つため、栄養価も豊富。
  7. マンション住まいでもベランダなど限られた空間んを有効活用できる。

など一例ですがメリットや魅力と考えていることをざっと用意します。そして、情報として発信する場合にはそれぞれにその根拠や理由を付けるという流れです。他にも水耕栽培の魅力を考えるとどんどん出てくるのですが、このようにどんどん出てくる状態になるまでは水耕栽培とは!?というレベルから始まり、実際にいろんなお野菜を栽培しその過程で水耕栽培について考えるなどの経験がありました。この経験を自分で体験すると自分なりの水耕栽培の見え方が養われてくるはずです。そして、それが自分の言葉としてご質問を頂いた際などに出てくるという感じです。

レタスやほうれん草などの葉物のお野菜ですと種まきから早ければ20日から30日くらいで収穫できるようになります。この事実を文字を通して知っていただいたとしてもそんなに短い期間で!?と多少は驚いていいただけるかもしれません。しかし、実際に栽培してみると種から発芽の工程を経てどんどんとお野菜が生長している間、感動的な場面に何度か遭遇すると思います。驚きの大きさも全然違います。そして、その経験も大事な財産になると思います。

わたしもそれまでは害虫対策には農薬を使用するのは常識であり、使用することに対して全く疑いはありませんでした。むしろ本当に農薬を使わない無農薬できれいな野菜を栽培するのができるのだろうかという感覚はあったと思います。だからこそ初めてきれいなお野菜を自分で栽培し収穫したときはいろんな感動がありました。

そのような栽培の経験をして確かに経験としては微々たるものかもしれません。しかし、私事ですが0か1かの間には大きな違いを感じています。少し経験しただけでは知識の面でももちろん不足していることに変わりなく調べながらつぎの経験に続くのですがより能動的に栽培に向きあることができるようになっているというのも大きいと思います。

仕事をするうえで対象の解像度を上げることがその結果に影響を及ぼすという点では栽培もそうだ同じだと思いました。このように相手に情報を伝える際に前準備として自ら実際に経験するということを大事にしています。

水耕栽培のメリット・デメリットについて

水耕栽培のメリットはなんと言っても無農薬野菜を比較的安価で安定的に栽培収穫できるという点だと考えています。食の安全をお届けすると言い換えても良いと思います。

無農薬野菜のデメリットを考えると以前は栽培のハードルの高さに関するものがほとんどでした。

例えば収穫量の低下は野菜栽培においてはひじょうに大きな問題点です。収穫量が安定しない事には収入も安定しないということになります。なぜ安定しないのかに対する答えはお野菜の栽培過程における病気や害虫被害に対応するために従来農薬を使用していたのに、農薬を使用しないということは病気や害虫被害の陸にさらすことになり、その結果被害が発生拡大し収穫量が減るという構図です。

しかし、室内における水耕栽培によってお野菜を栽培する場合は温度管理と風通し、そして液体肥料の追肥などに留意しながら栽培することによりお野菜の栽培過程における病気の発症を抑え、害虫の発生も同時に抑えることができるようになっています。

一時代前の無農薬野菜栽培のデメリットとして挙げられていた実例は今の時代は水耕栽培と組み合わせることにより簡単に実現することができるようになったということです。収穫量も安定することにより収益化も一時代前にくらべ容易になっているのではないでしょうか。

そして、ここに手紹介してる水耕栽培による無農薬野菜の栽培がさらに広がり、消費者のみなさんにも好意的に迎えられることにより流通量も増加し、その増加に伴い商品価格も手の届きやすい範囲に収まるのではないかと期待も含め考えています。

日常生活で農薬使用か無農薬野菜かで0:100というのではなく出来るところから始めて広げていくという感覚で健康にも資する無農薬野菜が広がっていくことを願っています。

 

水耕栽培でパセリを育てよう!食卓に彩りとアクセント!

パセリは土を必要とせず、水耕栽培で手軽に育てることができます。栄養価が高く、料理の際に新鮮なパセリをお皿に少し添えるだけで彩りが加わり、サラダなどに乗せてもアクセントとなり、育ててみる価値のあるお野菜です!この記事では、パセリの水耕栽培に必要な道具や注意点を紹介します。 水耕栽培は初心者の方にもお勧めですので、ぜひ、パセリの水耕栽培を楽しんでみましょう!

 


目次

1.パセリの魅力・特徴

2.パセリの水耕栽培に必要なモノ

3.パセリの水耕栽培の手順

4.パセリの水耕栽培成功の秘訣

5.よくあるパセリの水耕栽培におけるご質問


 

1.パセリの魅力・特徴

パセリ

パセリとは?

パセリはセリ科のハーブで、ビタミンやミネラルが豊富で、料理の風味付けに欠かせない存在です。また、品種によって葉の形状が異なり、様々な用途に使えます。パセリは、ビタミンA(βカロチン)、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、マグネシウム、鉄分など、野菜の中でも高い栄養価を誇ります。少量でも効果的に使用でき、料理に風味と彩りを加えることができるのが魅力です。

品種ごとの特徴

パセリは品種によって異なる葉の形状を持っています。スーパーでよく見かけるのは、カールドパセリと呼ばれる品種で、その名の通り、葉がカール状になっています。カールドパセリは一般的に料理に使用されます。また、イタリアンパセリは、葉が薄くて平らな形状をしており、さわやかな風味を持っています。これらの異なる品種を栽培することで、さまざまな料理に合わせたパセリを手に入れることができます。

ゆっくり成長するが価値あり

パセリは他のハーブに比べて成長がゆっくりですが、その栄養価は高く、手間をかける価値があります。成長過程では、適度な間引きと注意深いケアが必要です。パセリは発芽まで約10日かかり、根が張った後も約55日かかります。間引きを行い、丈夫な植物だけを育てることが成功の鍵です。パセリを育てる過程で、栽培の楽しさを体験しましょう。

 

2.パセリの水耕栽培に必要なモノ

容器

パセリの水耕栽培を始める際には、適切な容器を用意する必要があります。容器の種類は、栽培の規模に応じて選んでくださいね。大規模な栽培を行う場合は、バケツやガラス容器、大きめのタッパーなどが適しています。一方、小規模な栽培には、ペットボトルの上部を切り取ったものを再利用することもできます。ただし、切り口にビニールテープを貼り、安全に取り扱うようにしましょう。栽培の規模に合わせて適切な容器を選ぶことが成功の秘訣です。

適切な培地

培地は、種まきから発芽までの重要な要素です。水耕栽培に適した培地は、根がしっかりと発育するために必要です。市販のロックウールなどの培地が利用可能ですが、キッチン用のスポンジを代用することもできます。スポンジを使用する際には、切り込みを入れて空気穴を設けることが大切です。適切な培地を選ぶことで、パセリの健康な成長をサポートします。
切り込みを入れるのが面倒くさい!という方には、切り込み入りで、1つ1つを簡単に切り離せるスポンジ培地がおすすめです。

 

LEDライト

パセリの水耕栽培は、室内で行うことができます。しかし、室内の日照条件が悪い場合、パセリの生育に支障をきたす可能性があります。この問題を解決するために、LEDライトを使用して光を供給しましょう。LEDライトの角度や野菜との距離を調整して、パセリ全体に均一に光を当てるようにし、健康な成長を促します。エコゲリラのおすすめライトは、「おやさいライト」!野菜を育てることに特化したLEDライトですので、効果を実感いただけると思います。

 

液体肥料

水耕栽培では、液体肥料を水に混ぜ、植物が栄養を吸収する方式が一般的です。パセリ水耕栽培には、水耕栽培向けの液体肥料を利用することをおすすめします。また、養液の品質を定期的にチェックし、濁りや汚れがないことを確認しましょう。水質の管理は、成功のために非常に重要です。エコゲリラおすすめの肥料は、「おうちのやさい」液体肥料。1液タイプと2液タイプがありますが、葉物野菜は手間のかからない1液タイプで十分育ちます。

 

 

3.パセリの水耕栽培の手順

種まき

パセリの栽培は、種まきから始まります。しかし、パセリの種の発芽率は50〜60%と低いため、多くの種をまくことが必要です。培地に種をまく際には、1つの培地に3〜4個程度の種をまくことがおすすめです。このように多くの種をまくことで、発芽率を高めることができます。その他の注意点としては、種を乾燥させないこと、発芽適温を保つことです。霧吹きを使ったり、フタがある場合は、フタをして乾燥を防ぎます。発芽適温は約15~25℃です。

発芽まで待つ

種まきを終えた後は、発芽まで約12〜15日ほど待つ必要があります。種には、発芽するのに光が必要な種類があります。(好光性種子)
パセリは好光性種子に分類されますので、光を当ててあげると、発芽しやすくなります。パセリの種から芽が出てきたら、必ず光を当ててくださいね。

3.定植後はLEDライトで育てる

発芽したパセリは、別の容器やプランターに植えて育てます。パセリの健康な成長を促すためには、LEDライトをしっかりと当てることが大切です。LEDライトの位置や角度、照射量に注意を払い、パセリに最適な光環境を提供しましょう。光の不足は、成長に悪影響を及ぼす可能性があるため、LEDライトは重要な要素です。

 

4.パセリの水耕栽培成功の秘訣

水質管理

水耕栽培は手軽に始められる方法ですが、水の管理に注意が必要です。放置すると、カビや濁りが生じ、これがパセリに悪影響を及ぼします。アオコは、光と肥料があれば、必ず発生します。基本的には、ご家庭であれば、気にされなくても大丈夫ですが、気になる方は、定期的に養液を入れ替えて清潔な環境を維持しましょう。養液不足にも気を付け、こまめに水を補給しましょう。パセリの成長にとって、水の品質と量は非常に重要です。

酸素供給機の使用

水耕栽培は、養液だけでも植物を育てることができる方法です。しかし、パセリは水はけの良い環境を好むため、必要に応じて酸素供給機を導入しましょう。酸素供給機を使うことで、水の中の酸素濃度を適切に保ち、パセリの生育を促進します。酸素供給機は水耕栽培の成功に寄与する重要な要素となります。

 

適度な間引き

発芽したパセリを間引くことは、抵抗があるかもしれませんが、適度な間引きが必要です。間引きを行うことで、株間のスペースが確保され、株同士が競合しないようになります。これによって、パセリの成長が促進され、丈夫な植物が育つでしょう。茎や葉の色や太さを見極め、残したいもの以外を間引き風通しを良くすることで、健康的なパセリを育てることができます。

 

5.よくあるパセリの水耕栽培におけるご質問

Q1. パセリの成長を促すために何に注意すれば良いですか?
パセリの成長を促すためには、葉の色を注意深く観察しましょう。葉の色が薄くなる場合は、栄養不足が考えられます。この場合、液体肥料の追加など、栄養を補給する措置を取りましょう。液体肥料は少量から始め、様子を見て徐々に増やす方が効果的です。

Q2. 水耕栽培の道具を自作するのが不安です。市販のキットはありますか?
市販の水耕栽培キットも利用可能です。これらのキットには、水耕栽培に必要なすべての道具や資材が含まれており、個別に用意する手間を省くことができます。キットを使用することで、初めての栽培でも簡単に始めることができます。

Q3. パセリの収穫タイミング、時期はどのように分かりますか?
パセリの収穫タイミングは、葉の状態を観察して判断することができます。一般的に、葉が大きくなり、豊かな色合いを持つころが収穫の適切なタイミングです。ただし、葉が大きくなりすぎると、食感が硬くなり、風味が変わることがあります。最適な収穫タイミングは、葉が開きすぎないうちに収穫することです。

Q4. 培地としてウレタンを使っても良いですか?
ウレタンを培地として使用することは可能です。ただし、選ぶウレタンの種類に注意が必要です。ウレタンは通気性に乏しい場合がありますが、パセリは水はけの良い環境を好むため、通気性の良いウレタンを選びましょう。水はけが悪い場合、根に適切な酸素供給が行き届かず、パセリの成長に支障をきたす可能性があります。適切な培地を選んで、パセリの健康な成長をサポートしましょう。

Q5. 太陽光とLEDライトを併用しても良いですか?
太陽光とLEDライトを併用することは可能です。太陽光がある昼間には、パセリを外に出して太陽光を浴びさせることができます。夜間や日照不足の場合にはLEDライトを使用して補完しましょう。LEDライトを選ぶ際には、パセリ全体に光が行き渡るような照射範囲が広いものを選ぶことが大切です。光の供給をバランスよく行うことで、パセリの健康な成長をサポートします。

 

まとめ

自宅でパセリを育てることは、食事のアクセントを加え、料理の楽しさを倍増させる素晴らしい方法です。その中でも、栄養価が高く、多くの料理に活用できるパセリを自宅で水耕栽培することは、手軽で楽しく、また非常に充実感のある趣味となります!家庭菜園を始める準備を整え、パセリの香りと味わいを自宅で楽しんでみてくださいね。

水耕栽培でハーブを育成!お家で育てるために必要なこと

水耕栽培は、室内で手軽に楽しむことができる家庭菜園の方法です。土を使用しないため、室内を汚すことなく、害虫の心配もありません。ハーブ(香草)の中でも水耕栽培に最適な植物があり、特に香りの良いハーブは女性たちに人気の商品です。この記事では、ハーブの基本知識から水耕栽培の方法、育てる際のポイント、必要な道具について詳しく説明していきます。

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目次

1.ハーブの基本知識

2.ハーブの水耕栽培

3.ハーブを水耕栽培で育てる方法

4.ハーブの水耕栽培を始める前の確認事項

5.ハーブの水耕栽培に関するよくある質問


ハーブの基本知識

水耕栽培ハーブ

1. ハーブとは?
ハーブは、薬や香料として使用される植物の総称です。これらは伝統的に薬草や料理の香り付けに用いられています。ハーブの特徴はその香りであり、種類によって異なります。

2.ハーブの利用法と効果
ハーブは料理に使われるほか、内服薬や外用薬、防腐剤や防臭剤としても利用されます。香りによってリラックス効果をもたらすハーブは、アロマオイルの材料としても人気があります。

3.ハーブの魅力
ハーブの最大の魅力は香りです。庭やベランダにハーブを植えるだけで、周囲に良い香りを広げることができます。また、害虫対策としても効果的です。料理のアクセントとしても利用できます。

4.ポピュラーな品種
ミント、バジル、セージ、ローズマリー、ラベンダー、パセリ、カモミール、ジャスミンなどが一般的なハーブの種類です。

ハーブの水耕栽培

水耕栽培ハーブ

1.メリット
ハーブの水耕栽培は、部屋の中で土を使わずに育てることができるため、観葉植物のようにリビングのインテリアとしても適しています。植物育成ライトなどを使用すると日当たりが悪いキッチンでも育成できるので、料理に気軽に利用できます。

2.水耕栽培に向きのハーブ
草本性のハーブが水耕栽培に適しています。これらのハーブは、室内で育てるのに適しています。

3.水耕栽培初心者におすすめのハーブ
バジル、ミント、レモンバーム、タイム、クレソン、イタリアンパセリ等は初心者におすすめのハーブです。料理に使える上、育てやすいのが特徴です。

4.水耕栽培上級者におすすめのハーブ
パクチーは上級者向けのハーブです。温度管理が難しく失敗しやすいハーブですが、水耕栽培なら季節の影響を受けにくいです。新しいレシピにもチャレンジできますよ!

5.日常での活用方法
ハーブは料理のスパイスとして使用したり、ハーブティーとして楽しんだりできます。季節に応じてアイスティーやホットティーとして楽しむこともできます。その香りもリラックス効果をもたらし、癒しのひとときを提供します。

ハーブを水耕栽培で育てる方法

次に、ハーブの水耕栽培方法について詳しく説明します。水耕栽培に適した時期や栽培のポイントについても触れていきます。

1.おすすめの栽培時期
水耕栽培は、種から育てる場合と苗から育てる栽培方法があります。育てるハーブの種類によって最適な時期が異なりますが、一般的には3~6月、9~10月が種まきに適しています。初心者にとっては3~6月の暖かくなってきた時期がおすすめです。

2.種まき・苗植え方法
種子から育てる場合
スポンジ培地にしっかりと水分を含ませ、種をまきます。1つのスポンジ培地に対して、2.3粒まいても大丈夫です。(ハイドロボール(ボラ土)に種まきしても大丈夫です。)この時、重ならないように注意しましょう。その後、2~5日で発芽します。 2~3枚の葉が成長したら苗用の容器に植え替えます。

苗から育てる場合
ホームセンターなどで苗を購入し、大まかに土を取り除きます。その後、根っこに絡まっている土をバケツなどを利用して、洗いながら落としていきます。
ある程度土が取り除けたら、切り込みを入れたスポンジ培地に根っこを挟み込み、栽培容器に移し替えて育てます。

水挿し栽培
繁殖力が強いハーブは、水挿し栽培で育てることができます。茎を切り取り、水につけて発芽させます。

3.ハーブ栽培のコツ
光合成には光が必要なため、十分な光を供給しましょう。日光が十分でない場合は植物育成ライトが効果的です。また、液体肥料を薄めて使用し、植物の状態を確認しましょう。害虫が現れたら迅速に取り除くことが重要です。

4.ハーブ栽培の注意点
根が水につかりすぎないように注意し、根腐れを防ぎましょう。水の交換は、頻繁にする必要はないですが、コケなどが気になる方は、こまめに水を取り替えましょう。

ハーブの水耕栽培を始める前の確認事項

ハーブの水耕栽培を始める前に、必要な道具や栽培キットについて知っておくことも重要です。

1.必要な道具について
水耕栽培に必要な道具には以下が含まれます。
・容器
・液体肥料
・培地(スポンジやロックウール)
・植物の苗や種
あれば便利
・酸素供給装置(ぶくぶくや、循環ポンプなど)
・植物育成ライト(日光不足の場合)

2.水耕栽培キットについて
初心者や手間をかけたくない方には、水耕栽培キットが便利です。栽培キットには必要なすべての道具が含まれており、 簡単に栽培を始めることができます。栽培キットは初心者向けに設計されており、手軽にハーブの水耕栽培を楽しむことができます。

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3.どこで揃えられるか?

園芸店やオンラインショップで水耕栽培に必要な道具や栽培キットを購入することができます。ただし、品揃えや価格は店舗によって異なります。当店エコゲリラでは、栽培に必要なキットや、肥料、栽培グッズを多数取り揃えています。

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ハーブの水耕栽培に関するよくある質問

最後に、ハーブの水耕栽培に関するよくある質問をいくつか紹介します。

1.繁殖力が強いハーブはありますか?
ミントは繁殖力が強く、特にアップルミントは他の植物を圧倒するほどに増えます。繁殖力の強いハーブはこまめに収穫して管理しましょう。

2.水挿しに適している時期は?
水挿し栽培に適した時期は、5月~6月と9月~10月です。湿度と温度が適度に高いこれらの時期に水挿しを行うと成功しやすくなります。

3.どのくらいで収穫できますか?
十分な光がある場所で育てると、1週間で収穫できることがあります。水耕栽培は天候に左右されないため、安定した供給と収穫が可能です。ただし、ハーブの種類によって異なります。

4.栽培キットの値段の相場は?
栽培キットの価格は種類やブランドによって異なりますが、一般的には2万円前後が一般的です。
当店で製造している室外用のおうちのやさい菜園キットは7800円で、たくさんのお野菜が育てられますので大変お得です。

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5.カビや藻の発生を防ぐポイントは?
カビや藻の発生を防ぐためには、シートなどで、栽培する株の周りを光が入らないように遮断するのが1番効果的です。光と栄養があれば、藻は必ず発生しますので、光を遮断すれば、発生しにくくなります。家庭で栽培する際は、そこまで気にしなくても大丈夫ですが、気になるようであれば、水をこまめに取り替えましょう。

ハーブの水耕栽培は、初心者から上級者まで楽しめる趣味で、自分の手で栽培したハーブを使った料理や香りを楽しむことができます。
水耕栽培は室内でも行えるので、季節や天候に左右されず、年間を通じて楽しめるのもいいですよね。 ハーブの水耕栽培に挑戦して、ご自身で作ったハーブで料理やリラックスタイムにハーブの香りを楽しんでみてくださいね!

初心者でも簡単!チンゲン菜の水耕栽培

チンゲン菜は、そのシャキシャキとした食感と多彩な用途から、多くの家庭菜園愛好者にとって人気のある野菜です。その特性ゆえに、水耕栽培に適しており、初心者でも手軽に育てることができます。この記事では、チンゲン菜の水耕栽培に関する情報をお伝えしていきます。


目次

1.チンゲン菜はどんな野菜?

2.チンゲン菜の栽培に適した栽培、収穫の時期は?

3.水耕栽培でチンゲン菜を育てるメリットは?

4.チンゲン菜の水耕栽培の手順

5.おすすめの水耕栽培キット


チンゲン菜ってどんな野菜?

まず、チンゲン菜がどのような野菜なのかについて見てみましょう。

1. 中華料理の必須野菜
チンゲン菜は、中華料理に欠かせない野菜の1つです。中国から伝わり、その独特の風味とシャキシャキとした食感は多くのレシピに活用されています。和名では「体菜(たいさい)」とも呼ばれ、料理に加熱してもその食感が失われません。中華料理だけでなく、最近では洋食でも利用され、その使い勝手の良さが広く認識されています。

2. 適応力のある野菜
チンゲン菜は、適応力が強いと言われています。主な産地は茨城、静岡、群馬、愛知、埼玉などの地域ですが、日本の北から南まで各地で栽培されています。この野菜は春と秋の穏やかな気候に最適ですが、通年で各地から出荷されており、その適応力の高さが家庭菜園向きである理由の一つです。

3. 育てやすく家庭菜園初心者におすすめ
チンゲン菜は、家庭菜園の初心者におすすめの葉野菜の一つです。涼しい気候を好む傾向がありますが、夏の暑さにも耐えることができるため、育てやすい特性を備えています。葉野菜全般が初心者向きの野菜であり、水耕栽培も可能です。

チンゲン菜の栽培に適した時期は?

チンゲン菜を水耕栽培するためには、適した時期を知ることが重要です。

1. 栽培に適した季節は春と秋
チンゲン菜は、春と秋に最も多く収穫される野菜であり、穏やかな気候が栽培に適しています。特に、種から育てる場合は、春と秋に種をまくと育成が容易になります。低温にさらされると、花芽が形成され、春になると花が咲きます。春と秋の穏やかな気温が、花を咲かせやすい状況を作ります。ただし、花が咲く前に収穫するか、花も食べられるので、選択肢は幅広くあります。一般的に、種まきから収穫までにかかる日数は約1か月半から2か月です。発芽の平均気温は20℃から25℃が最適です。

2. 地域によって異なる種まき時と収穫時期
チンゲン菜の栽培時期は、地域によって異なります。以下は、地域ごとの目安です。

北海道

  • 種まき時: 5月中旬~9月中旬
  • 収穫時期: 7月中旬~11月初旬

東北寒冷地

  • 種まき時: 5月中旬~9月中旬
  • 収穫時期: 7月中旬~11月初旬

中間地

  • 種まき時: 3月中旬~10月中旬
  • 収穫時期: 5月中旬~11月中旬

暖地

  • 種まき時: 3月中旬~10月中旬
  • 収穫時期: 5月中旬~11月中旬

これらの時期に合わせて栽培を行うことで、最適な収穫を期待できます。

3. 水耕栽培で一年中栽培&安定した収穫が可能
水耕栽培は、土を使用せず、水と液体肥料を用いて植物を育てる画期的な方法です。室内栽培であれば、気温も安定しているため、年中栽培ができます。

水耕栽培でチンゲン菜を育てるメリット

水耕栽培は、土を使わないため、以下のような多くのメリットがあります。

1. 土壌に関する問題を回避
水耕栽培では、土壌の問題を心配する必要がありません。土壌中の病気や害虫による被害を受けず、土壌改良の手間もかかりません。これにより、病気や害虫に対するリスクを低減し、安定した収穫が期待できます。

2. 水と栄養素の効率的な利用
水耕栽培では、水と栄養素を効率的に供給できます。植物は根から必要な栄養素を直接取り込むため、無駄なく成長できます。このため、水や栄養素の節約が可能で、持続可能な農業方法として注目されています。

3. 室内栽培が可能
水耕栽培は室内で行うことができるため、季節や気候に左右されず、一年中栽培が可能です。ベランダや屋内スペースでコンパクトな水耕栽培システムを設置すれば、都市部や狭いスペースでもチンゲン菜を育てることができます。

チンゲン菜の水耕栽培の手順

次に、チンゲン菜を水耕栽培する際の基本的な手順を紹介します。

1. 準備
・容器(水槽やプランター)
・植物育成LEDライトまたは自然光が差す場所
・水耕栽培用肥料
・チンゲン菜の種または苗
★あると便利★
pHメーターとECメーター(水の酸性度と肥料濃度を測定するため、あればよりレベルアップした栽培が可能)

2. チンゲン菜の種まき
チンゲン菜の種をスポンジ培地にまきます。スポンジ培地には、水分をしっかりと含ませておき、水位は、培地の半分程度にします。種のまき方や間隔は、パッケージに記載されている指示に従ってください。 種から育てる場合、発芽までに数日かかります。発芽後、適切な間隔で間引き、養液(肥料+水)で育てます。希釈濃度は、製品に記載されている濃度で基本的には大丈夫です。

3. 照明と環境管理
栽培容器を照明源の近くに配置し、植物育成LEDライトを当てます。光合成に必要な明るさを維持することが重要です。 窓際でも育てられますが、直射日光が半日程度は当たる場所が望ましいです。難しい場合は、植物育成ライトを活用しましょう。空気中の湿度と温度を管理し、適切な環境を維持します。

4. 水と栄養管理
栽培容器内の水位を適切に維持します。基本的には、根っこの3分の2程度が養液に浸っていれば大丈夫です。根っこ全てが養液に浸ってしまうと、酸素不足で根腐れを起こしたり、うまく成長しません。養液が減ってきた場合は、適宜、補充します。 定期的に養液の濃度をチェックし、必要に応じて希釈濃度を調節します。チンゲン菜はpH 6.0〜6.5の範囲が適しています。

5. 収穫
チンゲン菜の葉が十分に成長したら、根元から切り取ります。収穫後、新しい葉が成長し続けますので、繰り返し収穫できます。

チンゲン菜の水耕栽培のポイント

最後に、チンゲン菜の水耕栽培に成功するためのいくつかのポイントを紹介します。

1. 適切な養液の管理
水耕栽培では、植物に必要な栄養素を水を通じて供給するため、養液のバランスが非常に重要です。養液の成分や濃度は、植物の成長段階に合わせて調整する必要があります。 通常、チンゲン菜の場合、以下の栄養素が重要です。
窒素(N):葉の成長と緑色の保持に必要です。成長期には窒素が多めに必要です。
リン酸(P):葉の成長や花の形成、花や実の発育に重要です。
カリウム(K):根の成長や、病気への耐性に寄与します。
その他の微量栄養素:マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛などの微量栄養素も必要です。
養液のバランスを調整するためには、ECメーターを使用して養液の肥料濃度を測定し、必要に応じて養液を調整します。

2. pHの管理
pHは水の酸性度を示す指標で、チンゲン菜の場合、pH 6.0から6.5の範囲が適しています。pHが高すぎる(アルカリ性)または低すぎる(酸性)場合、植物は栄養素の吸収が困難になり、成長に影響を及ぼす可能性があります。定期的にpHメーターを使用して水のpHを測定し、必要に応じてpH調整剤を使用して調整します。

3. 照明と環境管理
チンゲン菜は十分な光を必要とします。植物育成LEDライトを設置するか、自然光が差し込む場所に配置することが重要です。また、湿度と温度を管理し、快適な環境を維持します。通常、湿度は50%〜70%、温度は摂氏18℃から24℃が適しています。

4. 適切な間引き
種から育てる場合、発芽後に間引きを行い、適切な間隔を保ちます。これにより、各植物に十分なスペースと栄養を提供し、健康的な成長を促します。苗を使用する場合でも、適切な間隔を保つことが重要です。

おすすめの水耕栽培キット

室内栽培には、「ホームハイポニカ プラーボ」がおすすめです。
葉物野菜を栽培するのに適しており、最大25株まで育てることができます。循環式の栽培キットですので、根腐れが起こりにくく、野菜が元気に育ちます。

ベランダ菜園や、バルコニーなどのスペースでの栽培は、「おうちのやさい菜園キット」がおすすめです。
受け皿があれば、室内での栽培も可能です。雨が入ると、肥料濃度が変わってしまいますので、雨風をできるだけ防ぐことのできる場所に置きましょう。

チンゲン菜の水耕栽培は、水耕栽培初心者の方でも挑戦しやすいです。水耕栽培で育てることにより、安定した収穫や環境にやさしい農業が実現でき、常に新鮮な状態の野菜を食べることができます。水耕栽培で野菜を育てることが、より身近に感じていただけると思いますので、ぜひ、挑戦してみてくださいね!

秋まき野菜は育てやすい!?おすすめの品種もご紹介!

秋まき野菜

トマトやきゅうりなど夏野菜を楽しんだ後に、「次は何を育てよう?」と思う方も多いのではないでしょうか?夏の猛暑が落ち着く秋は、家庭菜園を楽しみやすい時期です。
今回は、秋に種まきをすることのメリットや、ポイント、秋に育てやすいおすすめの野菜やその方法をご紹介していきます。

 


目次

1.秋まきのメリット

2.秋まき野菜を栽培する上でのポイント

3.水耕栽培におすすめの秋まき野菜


 

秋まきのメリット

秋まき野菜は、害虫が少ないことがメリットです。これに伴って、病気にもかかりにくくなります。水耕栽培は、病害虫が土栽培に比べて発生しにくい栽培方法で、虫が苦手で、家庭菜園やガーデニングを躊躇していた方は、涼しくなる9月頃から栽培を始めてみてはいかがでしょうか?
また、秋から育てるということは、寒い中でじっくり育っていくため、甘く美味しい野菜が収穫できることもメリットだといえます。美味しくお野菜を食べるだけで食欲の秋を楽しむことができますね!

 

秋まき野菜を栽培する上でのポイント

春や夏よりも気温が下がるため、秋から冬の栽培は難しいと思われる方もいらっしゃると思います。そこで、秋植えでのポイントをご紹介します。

種まきに適した気温や時期が大切

秋からの栽培は、できれば8月下旬~9月、遅くても10月から始めましょう。
秋冬に育つと言っても、低日照、低温状態の中ではなかなか大きくなりません。よって、8月~10月の十分な日照、温度の時に株をしっかりと育てられるかがポイントとなります。
10月以降に秋冬野菜を種から育てると、株が大きく成長しきれず、収穫量もわずかです。そのため、10月頃からの栽培は、園芸店や、ホームセンターで苗を購入して、苗からスタートさせるのもおすすめです。
種には発芽に適した温度があるため、適温より高すぎても低すぎてもうまく発芽しません。例えば、発芽温度が20度前後のほうれん草は、夏の暑い時期に種まきをしても芽が出ない可能性があります。秋まき野菜は、温度が低い条件で発芽する野菜もありますので、種まきをする場合は事前に気温のチェックを行いましょう。

台風にも要注意

秋は、台風にも要注意です。強い風や、雨の被害に遭わないような対策が必要です。ベランダなどでプランター栽培をしている方は、防風ネットや、支柱を施し、可能であれば、室内へと移動させることがおすすめです。

 

水耕栽培におすすめの秋まき野菜

ここからは、水耕栽培におすすめの売れ筋「秋まき野菜」を紹介していきます。

1.水菜

水菜 水耕栽培

種まき/3月~6月、9月~10月(室内栽培の場合、周年も可)
収穫開始期の目安/種まきから約45~60日(春)、約55~70日(秋)

純白で細長い茎に刻み葉が特徴の、日本でも最もポピュラーなタイプの水菜。冬はトンネル栽培や温室・室内栽培で越冬させて育てると、周年栽培を楽しめます。
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2.ネギ

ねぎ 水耕栽培

種まき/3月~6月、8月~9月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから120日前後

葉は葉ネギ、根部はタマネギのような風味のスプリングオニオンです。葉長が40cmほどに伸び、根部が直径2~3cmの頃が収穫適期です。苗床に筋まきし、5mm程度軽く覆土します。発芽したら込み合った部分は間引きし、苗が箸ほどの大きさになったら、株間2~3cmごとに定植します。種まきから120日前後が収穫適期です。
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3.白菜

白菜 水耕栽培

種まき/3月~4月、8月~9月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約70~90日

秋まき野菜の代表格ともいえる白菜(ハクサイ)。エコゲリラで取り扱っているものは、半結球でユニークな形をした白菜。通常の白菜より緑部が多くシャキシャキ感が強めで、あらゆるレシピに利用できる便利野菜です。
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4.ほうれん草

ほうれん草 水耕栽培

種まき/2月~4月、9月~10月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約30~50日
※寒い時期の播種は15℃以上の温度を確保してください。

栄養たっぷりな野菜で、ビタミン、鉄、カルシウムなどは、野菜の中でもトップクラス。強い抗酸化作用のあるカロテン、貧血予防に役立つ鉄分、美肌効果が期待できるビタミンCなどが豊富に含まれています。
ほうれん草は、寒さに強く、むしろ寒さにさらされることでおいしく育ちます。
比較的育てやすいので、菜園ビギナーさんにもおススメです。
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5.ラディッシュ

ラディッシュ 水耕栽培

種まき/3月~6月、9月~10月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約30~50日

小ぶりで丸型の鮮やかな深紅色の 二十日大根 ラディッシュ 。一般の二十日大根に比べて、寒い時期でも育ちやすい早生品種です。生でサラダに、酢漬けや一夜漬けにも最適です。 暖かければ30日弱、涼しければ40~50日で収穫できます。日当たりのよい場所を好みます。
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6.ブロッコリー

ブロッコリー 水耕栽培

種まき/3月~5月、9月~10月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約150日程度

茹でたり、蒸したり、サラダに混ぜたりとどんな料理でも使いやすい便利野菜のブロッコリー!エコゲリラで取り扱っている品種は、育てやすい家庭菜園向けの品種で、花蕾の玉はやや小さめのブロッコリーです。頂芽を収穫後、側枝の小さな花蕾を次々に収穫できます。
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7.ニラ

にら 水耕栽培

種まき/4月~6月、9月~10月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約60~70日

特有の強い香りがクセになるニラは中国が原産で、βカロテンやビタミン C、ビタミン B2、カリウム、カロテン、葉酸、食物繊維など豊富な栄養素を含みます。寒さにも強く、とても育てやすいので、家庭菜園初心者さんにもおすすめです。多年草なので、一度植え付けておけば何年でも収穫可能。
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8.レモンバーム

レモンバーム 水耕栽培

種まき/4月~6月、9月~10月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約110~120日

ミントの仲間で、爽やかなレモンの香りが特徴のレモンバーム。 フレッシュハーブティーとしても楽しめる人気のハーブです。 サラダや魚料理のマリネにも最適で、ポプリ・コスメ・虫よけ・薬用(解熱作用・消化作用)など、 食用はもちろん虫よけとしても幅広く使えます。 秋まきの場合は、その年の収穫時期は短いですが、翌春から4月~10月下旬にかけて収穫できます。
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9.パクチョイ

パクチョイ

種まき/4月~9月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約45~75日

中華料理の定番で栄養満点の野菜!チンゲンサイと同じタイサイの一種です。全体に緑がかったものがチンゲンサイで、茎が白いものがパクチョイ(小白菜)。生育期間は比較的短く、育てやすい野菜です。
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10.ビーツ

ビーツ 水耕栽培

種まき/3~6月、9月(地域により差があります)
収穫開始期の目安/種まきから約60~70日

鮮やかな赤色が特徴的な野菜。ビーツはダイコンやカブと同じような種類と思われがちですが、実はホウレンソウと同じアカザ科の野菜です。
赤白のうずまき柄が特徴的で、 生のまま薄くスライスすれば赤白のうずまき柄が美しく、サラダにトッピングして独特の甘い風味が楽しめます。
»詳しくはコチラ

まとめ

ご紹介した野菜以外でもシュンギクやルッコラなどおすすめのお野菜はたくさんございます。
秋からスタートする秋まき野菜は、お好きな野菜を育てるのが1番ですが、種まきや、苗植え、収穫までの期間などは、野菜の品種によって異なるので、ご自身に合った野菜を見つけてみてくださいね。

エコゲリラでは、秋まきに最適な野菜の種セットも販売しております。秋冬も水耕栽培をぜひお楽しみくださいね!

また、上記で紹介したものも含めて、室内で行う水耕栽培であれば、葉物野菜は基本的に年中育てられます。取り扱っている種は全て有機種子ですので、せっかく育てるならカラダにいい有機種子はいかがでしょうか?

ラディッシュを家庭菜園で育てるなら水耕栽培が簡単でおすすめな理由

ラディッシュの育て方

家庭菜園を楽しんでいらっしゃる皆さんから人気を集めるかわいいお野菜ラディッシュ(はつか)大根。特にベランダでプランター栽培もできるのが人気の理由。ということで、初心者の方でも簡単手軽に育てることができるラディッシュの水耕栽培についてお届けします。


目次

1.ラディッシュ(はつか大根)の特徴について

2.ラディッシュ(はつか大根)の栽培環境で注意すべきポイント

3.ラディッシュ・はつか大根を家庭菜園で栽培するのに水耕栽培をおすすめする理由。


ラディッシュ(はつか大根)の特徴について

ベランダを活用した家庭菜園で人気の高いラディッシュ。人気のひみつは何と言っても栽培が手軽で簡単、収穫までの期間が短く、種を蒔いてから食卓へ上がるまで春先から夏場はだいたい1か月程度、秋口から冬にかけても2か月も経たないくらいで収穫ができるといったところではないでしょうか。

見た目は丸い球体もしくは少し細長い形状のものが育つケースがあります。どちらもかわいいですね。そして、ラディッシュは小型で球体という特徴からプランターに植えてもさほど深さを必要としないことからちょつとしたスペースがあれば栽培に取り掛かることができるというある意味エコなお野菜です。

見た感じはカブの小さいバージョンといった形状ですが、日本名がはつか大根と呼ばれるように大根の仲間です。

それでは早速、家庭菜園に取りくまれる皆さんから愛されているラディッシュ、はつか大根の栽培環境で特に注意したいポイントについて紹介して参りたいと思います。

ラディッシュ(はつか大根)の栽培環境で注意すべきポイント

ラディッシュ、はつか大根の栽培がほかのお野菜とくらべて比較的簡単ですという紹介を良く目にすることがあるのですが、そうは言いましても最低限の知識を注意は必要だと考えます。

そんなに多くはないのですがこの栽培における注意のポイントを知っているかどうかが収穫時の満足度に関わってまいりますのでぜひ参考にしていただけたらを思います。

ラディッシュ・はつか大根は陽性植物に属するお野菜です。

陽性植物についてのおさらいですが、陽性植物とは日光を好み、直射日光を1日6時間以上浴びる必要があるということです。ということで、日影では育たないというポイントを十分に把握しておく必要があります。

ラディッシュ・はつか大根の発芽温度と生育適温について

ラディッシュ・はつか大根の発芽温度は15℃から25℃程度で生育適温は15℃から20℃です。この情報から推測して頂けると思いますが、ラディッシュは比較的涼しい気候を好むということが分かると思います。

ということで昨今の連日30℃以上、時には40℃近くまで気温の上昇する傾向がみられる7月下旬から8月の間はちょっと栽培には適していないですね。それ以外の発芽適温と生育適温といった基礎的な条件がそろえば大体栽培ができます。

夏場に栽培を試みる場合には半日陰のような場所で暑さ対策を講じる必要があるでしょう。

風通しの良い環境で栽培しましょう。

風通しの良い場所という条件は特にラディッシュの栽培に限ったことではなく、他のお野菜を栽培する際にも大事にしていただきたい環境の条件です。

風通しを良くすることにより病害虫を防ぐ効果があるため、このような条件を提案しています。

ラディッシュ・はつか大根を家庭菜園で育てるのに水耕栽培をおススメする理由

すでに市民農園や畑を所有していらっしゃる方ではなく、ベランダを活用して家庭菜園に取りくもうとされていらつしゃる方、特に初心者の方へ向けたご提案です。ラディッシュ・はつか大根をベランダを活用した家庭菜園に取りくまれる方におすすめする理由はずばり、手軽で簡単!!という点です。

ただでさえ家庭菜園で栽培する品種の中で比較的容易に育てることができるということで人気のラディッシュが水耕栽培で育てるとさらに手軽で簡単になる根拠について紹介します。

ラディッシュをプランターで栽培するのに土が不要

エコゲリラで推奨するラディッシュの栽培方法は水耕栽培によるものですが、その際に使用するおうちのやさい菜園キットではボラ土を使います。

通常のプランター栽培の場合ですとプランターの他に培養土を購入して準備が必要になるなどけっこう手間がかかります。しかし、おうちのやさい菜園キット付属のボラ土はラディッシュの栽培はもちろん、収穫して栽培が終わった後でもそのボラ土を洗浄して何度も再利用できます。また全体的にコンパクトな設計ということもありちょっとしたスペースを有効活用できます。

水耕栽培ではラディッシュの成長が早く、収穫まで短期間というのが魅力

水耕栽培は一般的に生長速度が速いという特徴があります。つまり、栽培期間の短縮化を図ることができるということです。そして、この栽培期間が短いということは病害虫問題を比較的に低減させる効果が期待できるということに繋がります。

このように、水耕栽培で育てるベランダ菜園はとても手軽で簡単、新鮮なお野菜を必要な時に必要な分量だけ収穫して活用することを可能にします。

ラディッシュにかぎらず小松菜やほうれん草なども満足の収穫量を実現できる水耕栽培による家庭菜園にチャレンジしてみませんか!?

【家庭菜園】初心者が知りたいキュウリの育て方のポイント

家庭菜園で栽培したい人気の品種でミニトマトと並び注目を集めるキュウリの育て方について初心者のみなさんから特に質問の多い内容を紹介します。


目次

1.キュウリを育てる場所について、畑でなくても栽培はできます

2.初心者が初めてキュウリを栽培する場合は苗が簡単

3.露地栽培やプランター栽培よりも簡単手軽に取り組める水耕栽培


キュウリを育てる場所について、畑でなくても栽培はできます。

家庭菜園でキュウリの栽培を予定している初心者の方からのご質問で特に多いと感じる内容が、キュウリは畑で育てるものという固定観念から始まる内容です。たしかにYouTubeなどの動画でキュウリの育て方について紹介されている背景がすごく立派な畑だったりするとそのような先入観が出来上がってしまうかもしれません。

結論的には畑でなくてもマンションやアパート住まいの方であればベランダでも栽培することも可能です。中には室内でキュウリを栽培されているかたも動画で拝見しました。

キュウリは陽性植物なので日当たりの良い場所で育てましょう

お野菜の品種によって、直射日光を好み日影では育たない陽性植物と日影を好む陰性植物や両者の中間に位置する半陰性植物があります。くわしくはリンク先をご覧ください。

この点、キュウリは陽性植物に属しますので、日当たりが悪いと育ちません。目安としては直射日光を少なくとも1日6時間程度は浴びることができる環境が望ましいと考えます。

キュウリは根が浅いので乾燥しないような環境への配慮が必要です。

キュウリを栽培してみて特に感じるポイントが、キュウリは水やりがとても大切だということでした。ミニトマトなど他の果菜と比較して根っこが深くまで伸びることがありませんので、基本的に根っこは浅いです。そのうえ、水を切らすことを特に嫌いますので水気が乾燥しないような対策が必要になります。露地栽培などでは根根っこの茎の部分をわらなどで覆い、乾燥対策を行ってらっしゃる方が多いように感じます。

初心者が初めてキュウリを栽培する場合は接木苗が簡単

キュウリの栽培に初めて挑戦される初心者の方であれば、まずは栽培に取り掛かり収穫というゴールで終わることを目標として進められた方がよろしいかと思います。これは私の経験談ですが、基本的に野菜に限らず植物を育てることは好きなのですが、特に野菜に関しては収穫の喜びが大事なように思います。そこで、栽培の過程でのハードルを上げることは基本的に避ける方が無難にゴールまで辿り着ける可能性は高いと思います。

そういった意味で、いかに病害虫対策を講じるかというのが大事なテーマになってくると思います。以下にくわしく説明します。

キュウリは病害虫に強い品種を選ぶと収穫までのゴールの可能性が上がります

キュウリの病気としてはベト病やうどんこ病が挙げられます。そして、このキュウリに発生しやすい病気に強い品種というのがあります。それがよしなりやフリーダムという品種ですね。他にもホームセンターなどへ実際に足を運び種の袋を見てみると○○に強い!!など、それぞれの品種のセールスポイントが分かりやすく表示されていますのでそういったところを確認されると良いかと思います。

キュウリは接木苗で育てた方がタネから育てるよりもラク

キュウリは接木苗で育てようといった感じでこれまで提案をかねて記してきましたが、そもそも接木苗とは!?と思われたと思います。

接木苗とは台木といいまして地中で根となる植物に穂木といいまして地上の植物となる部分を接木したものです。こちらの接木苗をおすすめしている理由も端的に病気や連作障害といったキュウリの栽培で特に注意したい問題への対策として心強いという点です。

繰り返しになりますが、初心者のうちは収穫というゴールを経験するという目標を優先的にとらえ、どうすればハードルを上げずに目標に到達できるかという観点が大事になってくると思います。

キュウリは露地栽培よりも手軽で簡単に始められる水耕栽培がおすすめ

ここまでご覧になられた方の中には、土についての説明が無いとお気づきになった方もいらっしゃると思います。冒頭のキュウリを栽培する環境、場所についての記述の際も土には触れておりませんでした。初心者の方に特におすすめしたいのが水耕栽培によるキュウリの栽培だからです。

これから家庭菜園に取りくもうとされる方の中で畑もすでにあってキュウリを栽培しようとされる方はけっこう少ないのではないかと思います。そのうえで、ベランダを活用してという場合にはこの土の管理がハードルを上げる大きなポイントになると考えています。土の管理ということは収穫の後にそのキュウリの栽培のために使用した土をどう処分するか?ということも含まれています。

リンク先のおうち野菜菜園キットをご覧いただきたいのですが、こちらはエコゲリラのオリジナル水耕栽培のスターターキットです。ボラ土を使って液体肥料でキュウリを育てるのですが、他にもミニトマトやゴーヤにナスなどの果菜もレタスや小松菜、ほうれん草などの葉物野菜も栽培のあと収穫後はボラ土を洗っていただくだけで何度でも再利用ができます。コスト面からもとても多くのご利用者様よりご支持を頂いております。

ぜひご検討いただき、皆さまのキュウリ栽培に活用して頂けますと幸いです。

【家庭菜園】ほうれん草も小松菜も水耕栽培で満足の収穫が可能!

ほうれん草 小松菜 水耕栽培

水耕栽培で家庭菜園をお楽しみの方で冬に旬を迎えるほうれん草と小松菜のどちらかは必ず栽培するというお声をけっこう耳にします。そんな人気のほうれん草に小松菜ですが、本当に初心者でも水耕栽培で簡単に育てることができるのかというテーマでお届けします。


目次

1.ほうれん草や小松菜を水耕栽培で育てる際の注意点

2.小松菜を例に水耕栽培で種まきから収穫までの流を確認しよう

3.ほうれん草も小松菜もペットボトルの水耕栽培で育てることができないではないが……


ほうれん草や小松菜を水耕栽培で育てる際の注意点

今回の記事をご覧になられた方の中には、ほうれん草も小松菜もスーパーや八百屋さんへ行けばいつでも置いてあるご指摘を受けそうですね。本当に便利な世の中で、お野菜もさまざまな栽培方法が世に出てきています。

お野菜に限らず果物も年中お店の棚にいつでもある光景に慣れていけば、それぞれの品種の旬の季節感も薄れていくのかもしれません。しかし、せっかく旬という言葉があるのですがら家庭菜園ではその時期に合わせて栽培し、旬の食材を楽しみたいですね。

ほうれん草も小松菜も半陰性植物なので、適度な日差しを確保しましょう

水耕栽培に限らず、家庭菜園をはじめたばかりのいわゆる初心者のころは育てようとするお野菜の品種に関する特徴的な面まではなかなか気が回らなくて勝手な思い込みで栽培に取りくんでいることが多かったと自省することがあります。
それぞれの植物、野菜の好む日照環境もその中の代表的な一例だと思います。

お野菜には日光を好む陽性植物とその真逆の陰性植物、それから中間的な半陰性植物に分かれます。
くわしくは上部にリンクをご用意しておりますので、そちらをご覧ください。

作物に合った日照環境の準備が一つ目です。
今回ご紹介していますほうれん草と小松菜は半陰性植物に該当します。この半陰性植物の特徴は、直射日光を午前中が午後の3時間から4時間程度浴びることができれば育つとされてます。室内でもカーテンのレース越しに日光を浴びることができる環境であれば栽培が可能です。

日当たりが良くなくても育ちやすい野菜についての記事

小松菜やほうれん草の水耕栽培で育たない原因の代表例は根腐れ

 

お野菜に限らず花など植物は根の部分でも呼吸をしています。いわゆる根腐れという症状はこの呼吸を行う根っこの部分がすべて水に浸ってしまっていて、呼吸ができずに窒息状態に陥るさいに発生します。

水耕栽培でお野菜を栽培する際は根っこの部分による呼吸を助けるために少なくとも3分の1くらいは水や液体肥料に浸からない根っこの部分を確保しましょう。

こちらも何度も失敗した経験からのご忠告です。

水耕栽培での根腐れやカビ対策についての記事

小松菜を例に、水耕栽培で種まきから収穫までの流れを確認しよう

小松菜の水耕栽培

今回の小松菜を水耕栽培で育てる流れに関しましては、エコゲリラオリジナルの家庭菜園用、水耕栽培キット「おうちのやさい菜園キット」を用いてご説明します。

おうちのやさい菜園キットの使い方動画はこちら

ほうれん草も小松菜も水耕栽培の収穫までの期間が短い

特に、小松菜は種を蒔いてから収穫まで1か月程度と極めて短期間での栽培が可能といううれしい特徴があります。ほうれん草でも水耕栽培の場合は収穫まで1ヵ月から2か月程度です。

なお、水耕栽培を自宅で行う場合は収穫時も食べたい分、必要な分だけ収穫することができるので、毎回とても新鮮な状態で葉を食べることができるのは特筆すべきポイントだと思います。

これは常に新鮮なお野菜を食べることができることを意味するのですが、実際にご自身で栽培して食べてみられることを強くお勧めします。感動します。

ほうれん草も小松菜も水耕栽培だと病害虫も気にならず育てることができる。

これはまさに経験談になるのですが、マンションのベランダを活用したり、室内でお野菜を育てる際に一番気になるの害虫ですね。私の住まいでもベランダと室内でいろんなお野菜を水耕栽培で育てていますが、特にこの小松菜とほうれん草については病気に罹ったという記憶もなく、なにかしらの害虫が付いたという記憶もないので、栽培結果をみると初心者でも簡単に育てやすい野菜だと思います。

ほうれん草も小松菜もペットボトルの水耕栽培でも育てることができないではないが……

本稿の最後になります。今回はほとんどがわたしの経験談に基づき文章を記しています。従いまして、非常に恥ずかしいです。中にはそんなことも知らなかったのかとご指摘を受けそうな面もあったかと思います。

そして、そんな私の経験談の中で特にお伝えしておきたいのが水耕栽培キットについてです。

わたしも水耕栽培による家庭菜園に取りくみ始めた初期のころはいろんな動画で紹介されているようにペットボトルを活用したり100均のミニプランターを使ってみたりと試行錯誤!?を繰り返していました。が、同時におうちのやさい菜園キットも使っていて、結果的にやはりプロが設計した水耕栽培キットは収穫時の満足度に雲泥の差が出るな!!というものでした。

それに液体肥料の追加についても一目でわかるウキが付いているので毎日の管理が非常に簡単で楽なんです。

しかも一日二日では食べきれない量を収穫できるのも魅力です。

さらに、水耕栽培キットのボラ土は収穫後に水洗いさえしておけば何度も何度も再利用ができるので、最初こそ出費は発生しますが十分コスパ的にも満足して頂けると思います。

ペットボトルやミニプランターを悪いというのではなく、用途を考えて取り組む必要があるということだと思います。観賞用ではなく食卓で満足いく量の新鮮なお野菜を食べるために水耕栽培を行っていらっしゃるのであれば、ぜひ一度ご検討ください。

ぜひ、これを機にほうれん草や小松菜の水耕栽培でご満足いく収穫を実現して頂けましたら幸いです。

水耕栽培でほうれん草や小松菜の水耕栽培にチャレンジしてみたい方は水耕栽培専門店のエコゲリラのECサイトにお越しください。

水耕栽培専門店エコゲリラはこちら