【植物工場】水耕栽培の電気代を節約するにはLED一択ですね。

水耕栽培は限られたスペースの有効活用で無農薬の安心安全なお野菜を栽培できる手法として年々注目度が上昇中です。そんな魅力的な水耕栽培ですが、室内で栽培に取りくむ場合は室外で栽培する場合にくらべて日照環境に留意する必要があります。本稿では植物工場だけでなく、家庭菜園として水耕栽培に取りくむ際に気になる電気代の計算方法や節約方法について紹介して参ります。


目次

1.LEDのお野菜栽培専用ライトでお野菜は元気に育ちます!!

2.どんなお野菜を栽培するかで日照時間も変わってきます。

3.水耕栽培で発生する電気代の計算、目安と節約法はこれだ!!

4.水耕栽培の電気代と節約のまとめ


LEDのお野菜栽培専用ライトでお野菜は元気に育ちます!!

水耕栽培専用のLEDライトについて紹介すると、そもそもLEDのライトで元気な植物が育つのだろうか!?というご質問をいただいたことが過去にありました。

どうもLEDは省エネというイメージから、栽培にはエネルギーが必要であり、省エネでは心もとないのではという発想でのご質問だったと記憶しています。結論的にはLEDのおやさい専用のライトは効果的です。

植物育成ライトの効果と選びはこちら

ただし、LEDライトであればどんなものでも良いかというとそういうわけではありません。LEDライトの光が強すぎると葉やけを起こしたり葉が固くなってしまいますし、弱いとヒョロヒョロの葉っぱしか育たないといった具合で、野菜の成長に最も適した波長バランスを調整することが必要です。そして、これが非常に難しい技術でもあります。ということでお野菜はじめ植物栽培用のLEDライトを選ぶ際には注意も必要ですね。

 

水耕栽培ではどんなお野菜を栽培するかで日照時間も変わってきます。

これから水耕栽培にチャレンジしようとするときに何を栽培するかというテーマと同じくらい、もしくはそれ以上に気になるのが初期費用やランニングコスト。慣行栽培のように土の畑は必要ないのですが、水耕栽培では専用キットや液体肥料の他、場合により電気代が発生します。この電気代がいくらかかるかというのが実に分かりにくいと思います。と言いますのも、弊社に頂くご質問の上位にこの電気代の内容が含まれています。ネットで検索してもなかなか的を得た情報にたどり着くことが出来ず、その結果のご質問であることが最近になり分かったからです。お野菜を実際に育ててみると、それぞれのお野菜ごとに必要とする日照時間も異なることが分かります。

ここでは水耕栽培に適したお野菜の中で陽性植物、半陰性植物、陰性植物に分けて紹介します。

1日6時間は日照時間が必要な陽性植物

水耕栽培に適したお野菜の中で、人気のある陽性植物といえばミニトマトですね。その他にもオクラや唐辛子にキュウリなどがあります。

1日3時間から4時間の日照時間が必要な半陰性植物

水耕栽培になじみのある身近なお野菜が多いのが半陰性植物です。ほうれん草に小松菜、春菊にパセリやレタスが代表的な半陰性植物ですね。

1日1時間から2時間の日照時間でも育つ陰性植物

続いて1日1・2時間程度の日照時間でもすくすく育つ陰性植物ですが、三つ葉やセリ、クレソンやシソにニラなどが挙げられます。ハーブなど手軽に栽培することができて、あったらうれしい一品ですね。

このように、何を栽培するかにより必要な日照時間も異なるということを押さえておくことが大事だと思います。

水耕栽培で発生する電気代の計算、目安と節約法はこれだ!!

外部サイトではありますが、電気代・電気料金の計算に便利なツールがありますのでご活用くださいm(__)m

電気代の計算はこちら

そして、これから水耕栽培に必要な電気代や電気料金の話のベースではグリーングリーンが開発し、自信をもっておすすめしますGG新型おやさいライトをもとに進めて参ります。

植物育成ライト「おやさいライト」はこちら

エコゲリラの提供する植物栽培専用のおやさいライトは3種類をご用意していますが、その中でも特に13Wと18Wをお求めになられる方が多いです。そこでこの2種類のおやさいライトを例にご説明しますと……

18Wが1日16時間照射して1か月を31日で換算すると約320円。13Wは同じ条件で1ヵ月約230円です。

電気代は計測時をもとにしています。現在の正確な電気代をお求めのお客様に置かれましてはお住いの電力会社でお問い合わせの上ご確認いただきますようお願いします。

水耕栽培エコゲリラのオフィス内で植物栽培の実験コーナーを設けていますが、そこでは水耕栽培専用キットのプラーボとの組合せでお野菜を栽培しています。ホームセンターなどでラックをご購入いただき、設置する方法ですね。お野菜栽培の実験コーナーでは2本使用していますが、そうすると電気代も先ほどご紹介した費用の2倍となります。お試しでしたら1本から始めていただいてもよろしいかと思います。

なお、先ほどの植物栽培専用おやさいライトの電気代の計算の中で照射時間を16時間と記しています。陽性植物や半陰性植物の日照時間は日光をもとに出しています。LEDライトで日光と同じくらいの効果を出すには時間的に照射時間が長くなるということです。

植物工場などで活用されるエコゲリラのネオテラス。こちらは月間消費電力が約360Wです。ということで18Wのおやさいライトの20倍換算となりますね。植物工場の場合は家庭菜園と異なり、栽培したお野菜を商品として消費者の方々へ届けるというゴールがあります。そのためこちらの電気代は必要経費ですね。

水耕栽培の電気代と節約法のまとめ

水耕栽培により室内でお野菜を育てる場合にはどうしても室外で栽培するのと比べて日照時間の問題が発生することをご理解いただいたと思います。その問題の解決にはエコゲリラのおやさいライトが電気代もお安くお勧めです。また大事なのは電気代もさることながら、おやさいの成長に最も適した光の波長を実現しているところにあります。

ぜひともおやさいライトをお試しいただき、その効果と満足感を実感して頂けますと幸いです。

サニーレタスの水耕栽培する魅力と育てるコツ

水耕栽培は、土を使わずに植物を栽培する方法として、ますます人気が高まっています。
その中でも、サニーレタスは比較的栽培の初心者でも育てやすく、色んなシーンで活用できることから、特に人気のある野菜です。
サニーレタスは、新鮮なサラダやサンドイッチの具材として利用できますし、栄養価も高く、自宅で簡単に栽培できる野菜です。

この記事では、サニーレタスの魅力と水耕栽培のコツについて詳しく説明していきます。


目次

1.サニーレタスの特徴

2.サニーレタスを水耕栽培するメリット

3.水耕栽培でサニーレタスを育てるためのコツ


サニーレタスの特徴

彩りが豊か

サニーレタスは美しい鮮やかな緑色をしており、サラダなどに入れることで食卓に彩りを加えてくれます。

甘みとシャキシャキ感

サニーレタスは甘みがあり、同時にシャキシャキとした食感があります。収穫したてのサニーレタスは特にみずみずしく食感を楽しむことができます。

栄養価が豊富

サニーレタスはビタミンA、ビタミンK、葉酸、鉄分などの栄養素が豊富に含まれており、健康的な食事に適しています。

生育が早い

サニーレタスは比較的早く成長するため、収穫までの時間が短くて済みます。水耕栽培では、約1か月程度で収穫できるので、市販品を買う必要もなくなります。

サニーレタスを水耕栽培するメリット

サニーレタスにも適した栽培方法です。水耕栽培でサニーレタスを栽培するメリットをお伝えします!

1.土づくりや管理する必要がない

水耕栽培は土を使用しないため、土づくりや管理をする必要がなく、初心者でもチャレンジしやすいです。

2.害虫や病気のリスクが低い

水耕栽培では土からの害虫や病気の感染リスクが低いため、農薬を使用する必要がありません。

3.室内栽培が可能

水耕栽培は屋内でも行えるため、季節や気象に左右されず、一年中サニーレタスを育てることができます。

室内で育てるときにおすすめの植物育成ライトはこちら

容器(キット)

サニーレタスを水耕栽培するためには、容器が必要です。容器は、園芸店で売っているような容器や、それらを工夫して自作キットも作ることができます。水耕栽培に適したキットは当店でも多数取り扱っていますので下記のリンクをご覧ください。

水耕栽培キット一覧はこちら

培地

種を植えて育てるところを培地といいます。
植物を支える土台となり水分の吸収を助ける役割があります。

水耕栽培の場合スポンジの培地やハイドロボールが一般的です

スポンジ培地は、家庭用のスポンジを切って作ることも可能ですが、
できれば、ある程度の厚みのあるものがおすすめです。
当店では最初から切れ目の入っている水耕栽培専用の培地も販売しています。

スポンジ培地はこちら

水と液体肥料

水と液体肥料を混ぜた養液を作り、植物が必要とする栄養分を適切に供給しましょう。
定期的な水交換を行い、水の循環が滞らないように配慮しましょう。
液体肥料にも色んな種類があり、花や植物に向いている肥料もあれば、野菜を育てるのに特化したものもあります。肥料によっても味や食感が変わってきますので、ぜひ色々と試してください。
初心者の方はお手軽に使える「1液式の液体肥料」がおススメです。

一液式の液体肥料はこちら

十分な光

サニーレタスは日光を好みますが、十分な日光を確保できない場合は、植物育成LEDライトなどの追加の照明を使用して植物に必要な光を提供しましょう。
お野菜が元気のない場合、光を当てると元気になるケースが良く見受けられます。

植物育成LEDはこちら

温度と湿度

サニーレタスは比較的涼しい環境で育つのが理想的です。
適切な温度と湿度を維持するために、適切な通風を行い、湿度を調整しましょう。

密植を避ける

植物が成長する際、十分なスペースを確保しましょう。密植は風通しが悪くなり、光が十分当たらないため、病気のリスクを高めます。

病害虫対策

水耕栽培ですので、比較的発生しにくいですが、害虫や病気の早期発見に注意を払いましょう。
必要に応じて適切な対策を講じてください。

水耕栽培Q&Aページはこちら

収穫のタイミング

サニーレタスの収穫は、葉がまだ若いうちに行うのが最良です。
葉が大きくなりすぎると、食感が硬くなることがあります。
目安としては、約3週間~1か月程度です。

まとめ

新鮮なサニーレタスを水耕栽培で育ててみたくなったでしょうか?
自分で育てた野菜を自分で食べるとまた格別です!

この記事を読んで興味を持っていただいた方はぜひ挑戦してみてください。
水耕栽培店エコゲリラでは水耕栽培の栽培方法やおすすめグッズの紹介を行っていますので、ぜひ他の記事もご覧になってくださいね。

食の安全に貢献できる水耕栽培の可能性について

身近なところから気軽で簡単に取り組める食の安全と水耕栽培という内容でお届けします。以前、私はエッセイを読んでいる中で、多くの日本人は若い時に食費を削り将来的に多くの医療費を支払うことになるといった趣旨の一文に遭遇したときになんとも皮肉な内容だが的を得ているかも……と感じたことがありました。日常、私たちを取り囲む食にはどのような問題が潜んでいるのでしょうか……


目次

1.現代日本の食の安全をおびやかす恐れのある問題。

2.水耕栽培で手軽にできる食の安全に対する取組み方について

3.食の安全に貢献できる水耕栽培の可能性について・まとめ


現代日本の食の安全をおびやかすおそれのある問題。

食の安全と言いましても問題はそう単純ではありません。そこで、主に食の安全を脅かす恐れのある問題を3つにまとめています。

農薬と遺伝子組み換えの関係と問題点

まずは食の安全について考えるときに真っ先に思いつくのが農薬の問題ですね。農薬といってもその目的に応じてさまざまな種類があります。今回はその中で特に除草剤について触れたいと思います。

この除草剤の話はけっこう有名な話であるため、ご存じの方も多いかと思いますが、あえてここに記す理由は海外では使用が禁止されているなど厳しく制限されている除草剤が日本ではホームセンターの店頭などで自由に販売されていることに違和感を感じたからでもあります。

グリホサートを主成分とした除草剤の数々。

厚労省:グリホサートの残留基準値を大幅緩和を告示

ここで注意を要するのは、グリホサートを主成分とする除草剤についての情報は普及を進める立場と制限しようとする立場の双方からの情報発信があるという前提を押させておく必要があると思います。

この点、私がリンクとして紹介しているサイトは有機農業推進の立場から情報を発信されています。世界の大勢はこのような農薬を厳しく規制する方向に進んでいるのに対し日本はそれに逆行するように規制が緩和されているという違和感は現時点ではどうしても引っかかる問題です。

国産小麦に切り替えたわけ【グリホサートの危険性】

売上No1除草剤に発がん疑惑、禁止国増える中、日本は緩和

除草剤の主成分で検索するとこちらのリンクのような情報がたくさん出てきます。そして、除草剤に関連してこの除草剤に耐性をもった遺伝子組み換えの作物を開発しているということも明るみになっています。除草剤でも枯れないように遺伝子組み換えされた作物……なかなかすんなりと受け入れることが難しいように感じます。

世界でどう闘う?農産物のJAPANブランド

食品添加物にひそむ問題点について

食品添加物の使用基準については日本国内と海外では国別で認められている種類も異なることから日本だけ基準が緩いとは一概には言えないという前提の問題があります。反面、多くの国では使用を制限する方向に向かっているにも関わらず日本ではまるで不問としているように使用が続けられている食品添加物も存在します。

イギリスが10年前に国内自主規制を勧告した合成着色料・・・

こちらのリンクは2007年にイギリスにおいて」合成着色料のタール色素が子供の多動性に影響を与えているという調査結果に基づいた内容の情報です。これをもとに食の安全に厳格な姿勢で臨むEUは食品メーカーに対して警告表示を義務付けています。

日本ではどうでしょうか……特に問題にすることもなく制限することもなく使用が続けられているというのが現状です。前述のイギリスはじめEUの取り組みの背景には、子供たちの発達障害の背景には農薬や食品添加物が関係している可能性があるという考えに基づくものです。

日本は世界一の◯◯◯王国!

水耕栽培で手軽にできる食の安全に対する取組みについて

ここまでは農薬や食品添加物に関する諸問題を取り上げてきました。できることなら避けたいところですが、現実的にここまで上げてきた問題に完全に対応することは難しいと思います。全てを速やかに変えることが難しいのであれば、できるところから変えていくというのが自然な向き合い方だと思います。

こちらで紹介していますのはベランダなどの限られたスペースでも十分な収穫量を実現できる水耕栽培による家庭菜園のスターターキットです。レタスや小松菜などの葉物野菜の栽培は生長速度も速く、無農薬で新鮮なお野菜を栽培できます。

家庭菜園スターターキットはこちら

水耕栽培は専用プランターをセッティングして種を播き、ゆーっくり減っていく液体肥料を減った分だけ足してあげるだけ!!とくに複雑な技術は必要ありません。

何よりも自信をもっておすすめできるポイントは、自分で無農薬の野菜を栽培し始めることによってさまざまな栽培に関する知識が知らず知らず身につきます。そして、そこから食の安全についても意識が自然と湧いてくると思います。新鮮で美味しいお野菜を頂きながら食の安全についても学ぶことができる水耕栽培は土の畑がなくても気軽で簡単に取り組むことが出来ることから年々注目度が高くなっていることを日々業務の中でも実感しています。

食の安全に貢献できる水耕栽培の可能性について・まとめ

以上、紹介してきましたように農薬や遺伝子組み換えの技術の問題に食品添加物の問題など食の安全に影響を与える可能性がある問題は山積しています。一度に全ての問題を解決するというのはある意味非現実的かもしれません。しかし、少しずつ手軽なところから改善に向けて取り組むことは可能ではないでしょうか?

その点、水耕栽培はお野菜の栽培に高度な知識や経験が必要というわけでもなく、気軽で簡単に取り組むことができます。

毎度のことですが、食の安全についても家庭菜園ファンのみなさまと思いを共有できたらと願っています。

水資源の豊富な日本の自然環境に適した水耕栽培

毎日、朝起きて洗顔や歯磨きなどの身支度を済ませ、熱いコーヒーやお茶用のお湯を沸かし朝食を準備する日常。蛇口をひらくととめどなく水が流れ出し蛇口を閉めるまで続く。これは日本では当たり前に感じる現象ですが、世界に目を向けるといかに私たちが恵まれた環境に存在するのかを知ることになります。


目次

1.世界における水不足の現状と原因について

2.水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

3.世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ


世界における水不足の現状と原因について

水資源の豊富な日本で生活をしている私たちは特別なニュースなどに触れることが無い限り世界の各地で問題になっている水不足について考える機会もそう多くないのではないでしょうか。

このようなことを書いている私も、水耕栽培という栽培方法に出合い、いろんなことを学んでいく過程で実は水耕栽培に簡単気軽に取り組めるということがスゴイことなんだと思うに至りました。それは、水不足に苦しむ国々では出来ないことなのです。

世界中で散見される水不足の主な原因について

それでは、世界中で散見される水不足の主な原因は何なのでしょうか!?近年、世界の環境を論じる立場の方々からは地球温暖化が水不足の原因の一つであるという意見があるでしょう。他には自然環境の開発に伴う水源の破壊、衛生設備の不足による水資源の汚染化や水の使用量の増加の問題などが存在しいます。

大規模農業による水使用量の増加で苦しむ人々の存在

水使用量の増加という問題にフォーカスしてみると意外な事実に突き当たりました。というのも、水使用量の増加に農業が関わっていたとは想像もしていなかったからです。工業用で熱を冷ますためなどに水と大量に使用するのだろうかというのが当初の予想でした。

アメリカ、カリフォルニアといえば広大な農場が存在することで有名な地域です。ご当地から日本は大豆や小麦、家畜用エサのトウモロコシなどの穀物を多く輸入していることも有名な話の一つでしょう。これは表面的にそのような事実があるということを示しているだけです。その裏で水不足に苦しむ人々の存在があることはあまり知られていないのではないでしょうか。

カリフォルニア州の水不足、大規模農業の陰で苦しむ人々

世界有数の農業生産地カリフォルニアの誕生、そして水が枯れるまで

干ばつに苦しむ米カリフォルニア州、下水などを浄化して飲用水に

アメリカ・カリフォルニアの水不足に関してはニュースサイトで特集している情報がありますので、そちらのリンクを紹介させて頂きます。ぜひご覧ください。

ほかにも驚いた水不足のニュースと水不足対策として中国東北部の人口降雨ロケットによる対策があります。

人工降雨で東北地方の水不足を緩和=中国

バーチャルウォーターという概念について

ここでバーチャルウォーターという概念について紹介しておきたいと思います。

バーチャルウォーターとは?

詳しくはリンク先には専門家の記事を読むことが出来ますが、簡単に説明しますと、食料を輸入した国がその食糧を自国で栽培生産した場合にどのくらいの水が必要であるかを試算した数字のことです。

例えば、トウモロコシを1㎏栽培するのにどのくらいの水を必要とするかという視点で試算すると、1800ℓの灌漑用水を必要とするというレポートがあります。このように大量の水を必要とするトウモロコシをエサとして食べて育つ牛。牛肉1㎏生産するにはその20000倍の水が必要となるそうです。気が遠くなる数字ですね。そして、このようなトウモロコシをはじめとした穀物の大生産地が水不足で苦しむカリフォルニアというところにいろいろと考えさせられる問題が横たわっています。

水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

日本は四季もあり、梅雨もあるため生きるために必要な水については深刻な問題に直面する機会は相対的に少ないと思います。夏場に降水量が例年と比較して少ない都市などはダムの貯水量に関するニュースが報じられ、取水制限などが取られることがありますが、それもダムの貯水量が回復するまでのある程度限られた期間の問題です。

ただし、農業用水となるとそんなに簡単な話ではなくなってくるでしょう。まさに栽培している作物の生長に関わる問題だからです。

農業用水の不足の問題が発生する可能性がある時にはきっと水耕栽培が役立つと思います。と言いますのは、水耕鯖いではある程度は作物を栽培するのに必要とする水の量も計算ができるからです。

水耕栽培専用の設備、キットでは最初に一定量の液体肥料を溶かした水が必要になりますが、後はその液体肥料の減った分を足していくことで栽培を行います。

法人用水耕栽培資材のページ

本格的な植物工場にも利用して頂ける水耕栽培設備もありますが、最初は家庭菜園用のプランターで栽培を経験して頂くと、少ない水や液体肥料でお野菜を栽培することが出来るかという点で驚かれると思います。

世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。本稿のまとめとして、水不足の心配とほとんど無縁の日本に暮らす私たちがいかに恵まれているかということを世界の水不足の現状を紹介しながら確認してきました。そして、水資源が豊かな日本だから気軽に取り組むことが出来る水耕栽培についても触れました。

また、水不足で苦しむ人々が多く存在する国から水不足とほぼ無縁の国が食料を輸入している点にもバーチャルウォーターという概念をまじえて紹介しました。このような問題があることを知っていただき、水耕催場はもちろんですが、食料問題にも関心を持って頂ける方が増えて、食料の自給にも関心も持って頂ける人が増えることを願っています。

キッチンなどを活用した室内での水耕栽培のコツについて

家庭菜園というと水耕栽培をご存じの方でもベランダの活用を真っ先に思いつかれるのではないでしょうか!?もちろんベランダは自宅で家庭菜園に取りくむ際には検討したいスペースの一つではあります。しかし、自宅の中にはベランダ以外にも水耕栽培であれば気軽に取り組めるスペースがあります。それはキッチンや窓際の光の挿すスペースです。このようにベランダよりもさらに限られたスペースを有効活用することにより家庭菜園の内容もバラエティーに富んだものになるでしょう。今回はそんな楽しい家庭菜園のコツをお届けします。


目次

1.室内でも育つお野菜とおすすめの理由について

2.室内における水耕栽培の簡単な取り組み方のアイデア

3.室内で取り組む水耕栽培のアイデア・まとめ。


室内でも栽培できるお野菜とおすすめの理由について

例年、家庭菜園の人気が高まるのは春先から夏場に向けて一つのピークを迎えるように感じます。やはり季節も春を迎え、気候も温かくなるにつれて植物の発育に適した環境が整うので栽培も比較的かんたんに感じるのも一つの要因ではないでしょうか。しかし、それではもったいない!!ということで、室内の限られたスペースを活用して気軽に家庭菜園に取りくむことが出来ないかという観点でキッチンや窓際の限られたスペースの活用を念頭にしています。

簡単に栽培ができるお野菜の種類を理解する。

まずは、何を育てるか!?がとても大事です。容易にご理解いただけると思いますがダイコンやジャガイモなどは不向きですね……

キッチンや窓際などのせまいスペースを活用する場合にはハーブ系や葉物のお野菜に豆類がおすすめです。特に、ハーブ系はお料理のアクセントに活用することが出来ますし、少量でもうれしい存在だと思います。

クレソンやバジルにパセリが利用頻度も比較的高く人気もあるのでお勧めの品種です。続いて葉物ですが、レタスや小松菜にほうれん草などはさすがに狭いスペースではちょっと控えたい品種ですね。そこでおすすめは三つ葉やネギ、ニラなどのお野菜です。私は一時期セリの栽培に凝っていました。

このように狭いかぎられたスペースでも栽培するお野菜の品種の選択により比較的かんたんに育てることが出来るようになります。うまく育てることができると勝手に楽しくなり知らず知らずのうちにお野菜の栽培に関する知識もふえていきます。楽しいですね。

新鮮で安心安全の無農薬野菜を栽培できる

この無農薬栽培についてはいたるところで水耕栽培のおすすめのポイントとして触れています。虫もつかず新鮮で安心安全なお野菜をかんたんに自分で育てることが出来るなんて……初めて栽培して収穫したときの感動を今でも鮮明に覚えています。この感動をぜひとも一人でも多くの方に感じ味わってほしいと勝手に思っています。

室内における簡単な水耕栽培のアイデア

オーガニックの種から育てる発芽豆 栽培キットはこちら

ひとつのアイデアとして豆類の水耕栽培のリンクを紹介しています。本当に水にひたして大した時間も経過していないのに発芽したときには驚きました。その時の率直な感想は、こんなに簡単に発芽してこんなに速いスピードで成長するの!?といったものでした。

水耕栽培の特徴として成長の速さがあります。無農薬で栽培するお野菜にも無駄なストレスが無い分、栄養価も高いとされています。

スプラウト栽培 容器はこちら

最近の人気の水耕栽培グッズはスプラウト専用のプランターです。育ってくるとそのスプラウトの密度に驚くこと間違いないでしょう。こちらもリンク先で確認して頂きたいのですが、とにかく栄養価が高いのです。

豆類に限ったことではないのですが、リボベジもぜひおすすめしたい栽培方法ですね。リボベジは再生栽培と呼ばれることもあります。ネギやニラ、セリやセロリなど根っこの付いたお野菜の根っこの部分を捨てずに水に浸して再生させる栽培方法です。ゼロから育てるのと違い、収穫までの時短ができますね。

室内で取り組む水耕栽培・まとめ。

今回はあえてベランダ以外の自宅の室内のスペースにフォーカスして水耕栽培に活用できないかという観点で紹介してきました。スプラウトの栽培はその成長の過程がはっきりを確認できることもあり、生長の速さと相まってワクワク感がおすすめのポイントです。リボベジは根っこの部分だけのお野菜がまたお店に並んでいる状態に戻っていくように育つ過程を見ることが出来るのも楽しみのポイントの一つです

そして、大事なのはこちらで取り上げたないようなあくまでも一つのアイデアであり、ひとつのご提案です。実際に取りくんで頂きお一人お一人の楽しみを見つけていただきたいと願っています。

楽しみながら健康にも資する無農薬の新鮮で安心安全なお野菜の輪が広がりますように……

食べる直前で枯らしてしまった、水菜。(水耕栽培専門店エコゲリラ店長の独り言)

ホームハイポニカの「プラーボ」という水耕栽培キットで水菜を育てていた時のこと。

もうそろそろ収穫かな~という時期に、循環ポンプの電源を抜いたまま帰宅してしまった日があったのですが…

次の日に出社してみると、萎れまくっている!!(泣)
やらかした~!!と思いながら、急いで循環ポンプの電源をON!

せっかく育てたけど、収穫できないかな~と思ってあきらめかけましたが、
明日まで様子を見てみよう!と思い、次の日みてみると…

え…めっちゃ復活してるやん!!(笑)

24時間でここまで!?と驚きながら、改めて植物の生命力に感動した瞬間でした。

この後、無事収穫し、お鍋に入れて美味しく頂きました♪
あきらめなくて良かった~!
お鍋の野菜も自分で育てた野菜だと、より美味く感じられるんです!(今回は特に。涙)

冬の室内栽培は、日照不足に悩まれる方もいらっしゃるかと思いますが、
植物育成LED「おやさいライト」があれば、室内でもぐんぐん育ちますよ(^^)

皆さんも、もし、植物がしおれてしまった時、適切な対応(光や水の調整)をすると、復活する可能性があるので、最後まであきらめないでください!
(その前に枯らすなとツッコまれそうですが(笑))

次回の更新もお楽しみに(*^^*)

【今回使った水耕栽培グッズ】

ホームハイポニカ PLAABO プラーボ

おやさいライト

一液式液体肥料「おうちのやさい」

えっ、同じじゃないの!?有機オーガニックと無農薬野菜の違いについて

年々高まる健康志向の上昇とともによく見聞きするようになったオーガニック食品や有機野菜、有機栽培など表示。オーガニック野菜や有機栽培農法などのシールが貼られたお野菜がスーパーに並んでいるのを目にして健康的と感じてしまうのはわたしだけではないと思います。同じように、レストランでもオーガニックという文字がどこかに入っていると健康的と感じてしまうのもわたしだけではないはずと思いたいところです。そして、私はついこの前まで有機野菜やオーガニックと記載されている野菜は無農薬だろうと勝手に思い込んでいました。今回は厳密には有機野菜やオーガニックと無農薬は違いますよという気づきについて紹介したいと思います。


目次

1.有機野菜・オーガニック野菜と無農薬野菜は違う。

2.無農薬栽培は水耕栽培が簡単で手軽です。

3.有機野菜・オーガニック野菜と無農薬野菜は違うのまとめ。


無農薬野菜・オーガニック野菜と無農薬野菜との違いについて

いつ頃からでしょうか、有機栽培農法や有機野菜にオーガニックなどの言葉の認知度が上がり始めたのは……当時は意味も分からないながらも何となく健康的であるとか何となく高級そう、何となくおしゃれな人たちが好みそうなどと勝手な先入観を持ってその意味を感覚的に捉えていたように思います。

有機とオーガニックは同じ意味。

ところで、今回は有機栽培やオーガニック栽培と無農薬栽培は違いますという内容なのでその話の前にすこし整理しますと、有機栽培とオーガニック栽培は同じ意味です。

現時点で最低限の知識として押さえておきたいポイントは、自然環境に配慮しながら栽培に農薬や化学肥料に遺伝子組み換えの技術を用いない栽培方法という風に理解しておけばよろしいかと思います。

ここでさらに押さえておきたいポイントが、基本的に用いないという言い回しなんですね!ということで基本的に使用しないということは例外的に!?農薬の仕様もあるのだろうかという話になるのですが、結論的には農薬を使用することもあるというのが正確な情報です。

では、これまでの私のように有機栽培・オーガニック栽培と無農薬栽培をほぼ同義として捉えてきた人はどのように理解の整理を行えば良いのか!?という話なのですが、有機栽培と表示するには国の審査をパスしなければならないという条件があり、これによりある程度は安全性などが担保されているということになるのだと現時点では理解しています。

有機食品の検査認証制度

リンク先は農林水産省の公式ホームページの有機規格に関するページです。つまり、有機栽培と表示するには有機JAS規格という国の定めるオーガニック基準に合格する必要があるということなんですね!

そして、その基準の中に具体的に農薬の許容使用量などの話が絡んでいるのでしょう。具体的なケースとして農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合とされています。何だか正当防衛や緊急避難のような内容ですね……そのことから必要最小限という制限と理解することができます。

有機栽培でも農薬を使用することがあるのに無農薬栽培は実現可能か

ここまで述べてきましたように有機栽培やオーガニック栽培でも完全な無農薬とまではいかない状況なのに、無農薬で野菜を栽培することが現実的に可能なのかという疑問をお持ちになられた方もいらっしゃると思います。

結論的には完全無農薬でお野菜を栽培することは可能です。そして、栽培方法も調べてみられるとご理解いただけると思いますが、さまざまです。自分で栽培していない方法を積極的に紹介することは控えたいのですが、中には自然農法という栽培方法でお野菜の無農薬栽培に取りくんでいらっしゃる方の情報に触れました。しかし、率直に今の私の置かれた環境では自然農法はかなりハードルが高いという感じがします。

経験や自然農法の知識、それになんといっても栽培する土地が必要であと時間も……考え出すとキリがありません。

無農薬野菜を栽培するには水耕栽培が簡単で取り掛かりも手軽

有機野菜・オーガニック野菜についてこれまで触れてきました。そこでは、農薬使用の制限があることにも触れたうえで、それでも完全に無農薬のお野菜をお求めの方にということで、水耕栽培のご提案です。

水耕栽培は無農薬で小松菜やほうれん草、ミニトマトなどなど手軽で比較的簡単に栽培することが出来ます。しかも、マンションやアパートにお住まいの方でもベランダなど限られたスペースを有効活用して頂くことで栽培ができます。

私も自宅のベランダで水耕栽培による家庭菜園に取りくんでいますが、非常に植物を育てるのが楽しく、緑に癒されています。もちろん無農薬での栽培です。やることといえば、最初種まきなど少しコツのようなものが必要ですが、芽がでたらあとは定期的にほんの少量の液体肥料を水に溶かして追加するだけです。これで、必要な時に必要な分だけ新鮮で無農薬の安心安全なお野菜をベランダから食卓までの短距離で収穫し準備することが出来るのです。

有機野菜・オーガニック野菜と無農薬野菜は違うのまとめ。

今回は、有機野菜やオーガニック野菜と無農薬野菜を同じものだと捉えていた私の経験に基づく昔話も含まれています。有機栽培としてお店などに出すには国の基準である有機JAS規格に合格する必要があり、合格する谷は農薬の使用についても制限が設けられており、この制限が安全性の担保になっているという話でした。有機野菜の他にも地方のお野菜直売所に足を運ぶと減農薬などの表示を目にすることもあります。総じてこの農薬の使用が少なくなる方向への流れはひじょうに喜ばしいことだと感じています。

人の体は食べ物で出来ているので、少しずつ興味を輪を広げていきたいですね。

冬の小松菜もお引越し(水耕栽培専門店エコゲリラ店長の独り言)

新年あけましておめでとうございます!
水耕栽培専門店エコゲリラの店長です。

実は、12月末に事務所が移転しまして、新年は、新しいオフィスでの仕事始めとなりました。

今回の引っ越しに伴って、ベランダで育てていた小松菜も室内へお引越し!

下の写真は12月上旬、引越し前のベランダ菜園中の小松菜の様子。この時期にも発芽するって、寒さに強いんだな~と実感!

そしてこちらが現在(1月上旬)の小松菜の様子。

室内栽培ということで、植物育成LED「おやさいライト」を使って栽培しました。
なんだか緑が濃い気がしませんか??

「さすが、おやさいライト!!」と言いたくなる色づき(笑)

ただ、風通しをよくしようと、空気攪拌扇で風を当てていたのですが、その影響か、葉先が少し枯れてしまっています。。

風が直接当たりすぎてたかな?
(次はもう少し離した位置から風を当てよう!)

今年も色々なお野菜を元気に美味しく育てられるよう頑張ります!(去年はほったらかして何度か枯らしてしまったので(涙))

今年もエコゲリラをどうぞよろしくお願いいたします(^^)

水耕栽培をこよなく愛する家庭菜園のお楽しみの皆さまへ

2023年もいよいよ年の瀬でございます。本年も本当にお世話になりました。大晦日の今日、いつもと同じように水耕栽培でなくても家庭菜園をお楽しみの皆さまへお役に立てる情報をお届けしようと記事を書いていたのですが、まずはお礼をという思いに至りました。本当に当ブログにアクセスして頂きましたおひとりおひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。


目次

1.2023年を振り返って

2.2024年の展望。


2023年を振り返って

まずは、水耕栽培専門店エコゲリラが2023年進めてきたことを簡単に振り返ってみたいと思います。

家庭菜園を愛するお客様への取り組み

水耕栽培の普及を進める大きな目的の一つに植物を育てる楽しさを多くの方々に知って欲しいという思いがあります。そして、その思いの根底にはさらにさまざまな願いのようなものがあります。さまざまな願い……食への関心を高めて欲しい、お野菜はじめ植物を育てる、栽培する楽しさを知って欲しい、安心安全な無農薬のお野菜を栽培することは意外と簡単……などなど。

これまで一般的に難しいと思い込んでいたこと、面倒くさいと思い込んでいたことに触れてみてそれが単なる思い込みであったことに気付くことにより次のステップに進む足がかりとなる。

家庭菜園もそのような性質を持っていると思います。これまで一般的に家庭菜園といえばある程度の広さの土の畑が必要で、素人が立派なお野菜を栽培するのはなかなかハードルが高いなどといった先入観が多少なりとも存在していたのではないかと思います。その証左ではありませんが、エコゲリラのサイトで水耕栽培による家庭菜園のやり方を知って、意外と簡単といったお声や楽しくてのめり込んでしまっていますなどといったお声を頂く機会が徐々に増えているのは本当に喜ばしいことです。

このように実際に栽培活動を始めていただくというゼロイチが取り組みの根底にありました。これま今後も同じく存在し続けていく考え方です。

業務の面では従来の水耕栽培専門プランターにとどまらず、プレゼントとしても活用したいというお客様のお声にこたえる形でお洒落な水耕栽培キットもご提案するに至りました。

また、エコゲリラの安心安全な液体肥料を多くの家庭菜園をお楽しみの皆さまへ広く知っていただきたく活動を続けて参りました。この液体肥料の認知度アップについては今後もより一層力を入れていきたいと考えています。

水耕栽培 液体肥料 おうちのやさい

プロ農家、植物工場の運営を目指すお客様への取り組み

つづいてプロ農家の皆さま、植物工場の起業運営を目指していらっしゃるお客様への取り組みに関しまして。

プロ農家の皆さま、現在就農中のお客様向けといたしましてはエコゲリラの業務用液体肥料のご提供を広くご提案して参りました。これは一見水耕栽培専用のように受け取られがちですが、実際には土耕栽培でも十分にご活用いただける液体肥料です。YouTubeで情報発信していらっしゃる方に動画内で取り上げていただいた際にはひじょうに大きな反響を頂きました。

そして、植物工場起業運営を目指していいらっしゃるお客様向けには施設の初期費用をいかに抑えるかが植物工場の運営経営を軌道に乗せ得るためには最低限必要な要素であるということと、そのための考え方や注意点をさまざまな角度から紹介して参りました。

植物工場は大きな可能性と魅力があると考えていますが、それなのにいまいち身近に感じないのは率直に成功事例が少ないからではないでしょうか!?そのような思いに至った理由として実際にご相談を頂く中で、意外と基礎的な段階で方向が違っているように感じる場面が非常に多く、その点をお伝えすると全体的な方向性も改善していくようなシーンが何度もあったためでした。

最初からエコゲリラさんに相談すれば良かったと言っていただけるのはありがたい反面、最初から相談して頂けるように今後もより一層、水耕栽培専門店のエコゲリラでは個人の家庭菜園用のご相談だけでなく植物工場など業務用のご相談もお気軽にお問合せ頂けるように努めていかなければと思った次第です。

2024年の展望。

どうして水耕栽培で野菜を育てるのか!?この原点を大事に、食料問題に果敢にチャレンジし続けたいと考えています。食料問題とは主食を表す食糧とは異なる漢字を用いています。それでは食料問題とはどのような内容なのでしょうか。

たしかに食糧難のような収穫量に関連する問題も含んで考えていますが、他には無農薬野菜の栽培普及活動などもひじょうに大切な要素のひとつです。言いかえますと食べ物の不足にならないようにという量の問題と無農薬野菜に代表される安心安全な食の問題を今一度、車の両輪と捉えおひとりでも多くの方々にご賛同いただけるように情報発信含め活動を続けていきたいと考えています。

世界はどんどん農薬使用許可基準の厳格化へ進んでいる中、別の記事でも論じていますが日本は逆行するように緩和化の流れを感じる場面があります。このような問題は今だけという考えでは対応することが非常に困難です。次の世代、そしてその次の世代のためにも大事な問題と捉えて活動を続けて参りたいと思いますのでよろしくお願いいたします_(._.)_