キッチンなどを活用した室内での水耕栽培のコツについて

家庭菜園というと水耕栽培をご存じの方でもベランダの活用を真っ先に思いつかれるのではないでしょうか!?もちろんベランダは自宅で家庭菜園に取りくむ際には検討したいスペースの一つではあります。しかし、自宅の中にはベランダ以外にも水耕栽培であれば気軽に取り組めるスペースがあります。それはキッチンや窓際の光の挿すスペースです。このようにベランダよりもさらに限られたスペースを有効活用することにより家庭菜園の内容もバラエティーに富んだものになるでしょう。今回はそんな楽しい家庭菜園のコツをお届けします。


目次

1.室内でも育つお野菜とおすすめの理由について

2.室内における水耕栽培の簡単な取り組み方のアイデア

3.室内で取り組む水耕栽培のアイデア・まとめ。


室内でも栽培できるお野菜とおすすめの理由について

例年、家庭菜園の人気が高まるのは春先から夏場に向けて一つのピークを迎えるように感じます。やはり季節も春を迎え、気候も温かくなるにつれて植物の発育に適した環境が整うので栽培も比較的かんたんに感じるのも一つの要因ではないでしょうか。しかし、それではもったいない!!ということで、室内の限られたスペースを活用して気軽に家庭菜園に取りくむことが出来ないかという観点でキッチンや窓際の限られたスペースの活用を念頭にしています。

簡単に栽培ができるお野菜の種類を理解する。

まずは、何を育てるか!?がとても大事です。容易にご理解いただけると思いますがダイコンやジャガイモなどは不向きですね……

キッチンや窓際などのせまいスペースを活用する場合にはハーブ系や葉物のお野菜に豆類がおすすめです。特に、ハーブ系はお料理のアクセントに活用することが出来ますし、少量でもうれしい存在だと思います。

クレソンやバジルにパセリが利用頻度も比較的高く人気もあるのでお勧めの品種です。続いて葉物ですが、レタスや小松菜にほうれん草などはさすがに狭いスペースではちょっと控えたい品種ですね。そこでおすすめは三つ葉やネギ、ニラなどのお野菜です。私は一時期セリの栽培に凝っていました。

このように狭いかぎられたスペースでも栽培するお野菜の品種の選択により比較的かんたんに育てることが出来るようになります。うまく育てることができると勝手に楽しくなり知らず知らずのうちにお野菜の栽培に関する知識もふえていきます。楽しいですね。

新鮮で安心安全の無農薬野菜を栽培できる

この無農薬栽培についてはいたるところで水耕栽培のおすすめのポイントとして触れています。虫もつかず新鮮で安心安全なお野菜をかんたんに自分で育てることが出来るなんて……初めて栽培して収穫したときの感動を今でも鮮明に覚えています。この感動をぜひとも一人でも多くの方に感じ味わってほしいと勝手に思っています。

室内における簡単な水耕栽培のアイデア

オーガニックの種から育てる発芽豆 栽培キットはこちら

ひとつのアイデアとして豆類の水耕栽培のリンクを紹介しています。本当に水にひたして大した時間も経過していないのに発芽したときには驚きました。その時の率直な感想は、こんなに簡単に発芽してこんなに速いスピードで成長するの!?といったものでした。

水耕栽培の特徴として成長の速さがあります。無農薬で栽培するお野菜にも無駄なストレスが無い分、栄養価も高いとされています。

スプラウト栽培 容器はこちら

最近の人気の水耕栽培グッズはスプラウト専用のプランターです。育ってくるとそのスプラウトの密度に驚くこと間違いないでしょう。こちらもリンク先で確認して頂きたいのですが、とにかく栄養価が高いのです。

豆類に限ったことではないのですが、リボベジもぜひおすすめしたい栽培方法ですね。リボベジは再生栽培と呼ばれることもあります。ネギやニラ、セリやセロリなど根っこの付いたお野菜の根っこの部分を捨てずに水に浸して再生させる栽培方法です。ゼロから育てるのと違い、収穫までの時短ができますね。

室内で取り組む水耕栽培・まとめ。

今回はあえてベランダ以外の自宅の室内のスペースにフォーカスして水耕栽培に活用できないかという観点で紹介してきました。スプラウトの栽培はその成長の過程がはっきりを確認できることもあり、生長の速さと相まってワクワク感がおすすめのポイントです。リボベジは根っこの部分だけのお野菜がまたお店に並んでいる状態に戻っていくように育つ過程を見ることが出来るのも楽しみのポイントの一つです

そして、大事なのはこちらで取り上げたないようなあくまでも一つのアイデアであり、ひとつのご提案です。実際に取りくんで頂きお一人お一人の楽しみを見つけていただきたいと願っています。

楽しみながら健康にも資する無農薬の新鮮で安心安全なお野菜の輪が広がりますように……