水耕栽培の植物工場が直面する「課題」とその「解決策」

近年、持続可能な農業の一環として太陽光ではなく人口の光で植物を水耕栽培する植物工場が日本でも注目を集めています。
特に、中小規模の植物工場においても、年中通して農薬を使わずに安定して生産、収穫できるメリットがある事から、未来の食料に関する課題解決だけでなく、事業者にとっても高収益が期待されています。一方で現状は新規事業として施設を運営していくうえで多くの課題にも直面していることも事実です。

本記事では、中小規模の工場が直面する主な課題とそのデメリットを乗り越えるための解決策について詳しく紹介していきます。

目次

課題1: 植物工場の初期投資の高さ
課題2: 水耕栽培の技術の習得
課題3: エネルギーコストの増加
課題4: 市場の競争激化
課題5: スケールすることへの限界
水耕栽培の課題を解決することに適した水耕栽培システム
まとめ

課題1: 植物工場の初期投資の高さ

水耕栽培システムを導入するには、初期投資が必要です。照明設備(光)、ポンプ、栄養液供給システムや施工費などの設備やそれらの設置費用への投資が高くなるため、資金調達が難しい場合があります。

  • 初期費用を抑える: 水耕栽培にかかる初期費用は依頼する業者によって価格はまちまちです。できるだけ多くの業者から見積りを取るようにしましょう。
  • 公的支援や補助金の活用: 多くの地域で農業支援のための補助金や助成金が用意されています。これらの制度を活用することで、初期投資の負担を軽減できます。植物工場にかかる費用について

課題2: 水耕栽培の技術の習得

水耕栽培は、栄養素のバランス、水質管理、温度管理などの知識・技術が求められます。これにより、運営が難しくなるどころか経費の無駄遣い、作物が収穫できないことでの機会損失を招きます。

  • 専門知識の習得: 本やインターネットなどを通じて水耕栽培に関する知識を深めることが重要です。特に初期段階では専門家のコンサルティングを受けることも有効です。
  • 必要設備の導入: 運用や掃除の手間を削減できる栽培システムの導入、養液の供給を自動化するシステムを導入することで、人的ミスを減らし、管理の手間を軽減できます。

課題3: エネルギーコストの増加

水耕栽培には、照明、ポンプ、空調など、多くのエネルギーを必要とします。
エネルギーコストの増加は経営の圧迫要因となります。

  • エネルギー効率の向上: LED照明の導入や高効率のポンプを使用することで、エネルギー消費を抑えることができます。また、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを導入することも検討する価値があります。

課題4: 市場の競争激化

水耕栽培市場は成長している一方で、競争も激化しています。特に、規模の大きな企業と競争することは中小規模の植物工場にとって難しい課題です。

  • 差別化戦略: 特定のニッチ市場や高付加価値商品に焦点を当てることで、大手企業との差別化を図ります。例えば、有機栽培や特定の希少品種を育てることで、独自の市場を開拓することができます。
  • 地域密着型マーケティング: 地元のレストランやホテルなどとの連携を強化し、新鮮な地元産の製品としてアピールすることで、地域市場での競争力を高めることができます。

課題5: スケールすることへの限界

中小規模の植物工場では、市場を広げることに限界があります。規模を拡大する際には、新たな設備投資や運営コストの増加が課題となります。

  • 段階的な拡大: いきなり大規模な拡張を行うのではなく、需要に応じて段階的に規模を拡大することで、リスクを分散します。
  • パートナーシップの構築: 他の農家や企業と提携し、共同で設備投資や販売戦略を展開することで、コストを分散しつつ規模の拡大を図ります。

水耕栽培事業の課題を解決することに適した水耕栽培システム


屋内型水耕栽培システム「ネオテラス」

今回ご紹介する「ネオテラス」は、屋内での水耕栽培事業における課題やお困りごとを解決するために設計されたシステムです。
この水耕栽培システムは以下のような特徴を持ち、前述の課題を解決する手助けとなります。

コンパクト設計
限られたスペースでも高効率で作物を栽培できるように設計されています。これにより、都市部やスペースの限られた場所でも導入が可能です。

自動化システム
栄養液の供給や環境制御を自動化するシステムが備わっており、人的ミスを減らし、管理の手間を大幅に軽減します。

エネルギー効率
LED照明などのエネルギー効率の高い装置を使用しており、運営コストの削減に貢献します。

拡張性
ネオテラスは一台から導入でき必要に応じてシステムの拡張が簡単です。売り上げに応じて段階的な拡大が可能です。

中小規模の植物工場の成功を実現するためには、設備選びが重要になってきます。「ネオテラス」は価格、品質、ノウハウともに植物工場のビジネスを成功に導くための水耕栽培システムです。
まずは下記のページをご覧になってください。

ネオテラスの製品ページはこちら

ネオテラスを活用した中小規模の植物工場の事例はこちら

まとめ

中小規模の水耕栽培植物工場が成功するためには、多くの課題に対処する必要があります。しかし、適切な対策を講じることで、これらの課題を克服し、持続可能で収益性の高い水耕栽培事業を展開することが可能です。

技術の習得、効率的な資源利用、差別化戦略、そして消費者とのコミュニケーションを重視することで、成功への道を切り開いていきましょう。
当社ではシステムの導入、水耕栽培に必要な資材の販売、育成方法のコンサルティングまでワンストップで行っています。

今後、水耕栽培事業、植物工場を検討している方は是非一度当社にお問い合わせ下さい。
是非、未来に向けてより良い水耕栽培の工場の形を一緒に作っていきませんか?

水資源の豊富な日本の自然環境に適した水耕栽培

毎日、朝起きて洗顔や歯磨きなどの身支度を済ませ、熱いコーヒーやお茶用のお湯を沸かし朝食を準備する日常。蛇口をひらくととめどなく水が流れ出し蛇口を閉めるまで続く。これは日本では当たり前に感じる現象ですが、世界に目を向けるといかに私たちが恵まれた環境に存在するのかを知ることになります。


目次

1.世界における水不足の現状と原因について

2.水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

3.世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ


世界における水不足の現状と原因について

水資源の豊富な日本で生活をしている私たちは特別なニュースなどに触れることが無い限り世界の各地で問題になっている水不足について考える機会もそう多くないのではないでしょうか。

このようなことを書いている私も、水耕栽培という栽培方法に出合い、いろんなことを学んでいく過程で実は水耕栽培に簡単気軽に取り組めるということがスゴイことなんだと思うに至りました。それは、水不足に苦しむ国々では出来ないことなのです。

世界中で散見される水不足の主な原因について

それでは、世界中で散見される水不足の主な原因は何なのでしょうか!?近年、世界の環境を論じる立場の方々からは地球温暖化が水不足の原因の一つであるという意見があるでしょう。他には自然環境の開発に伴う水源の破壊、衛生設備の不足による水資源の汚染化や水の使用量の増加の問題などが存在しいます。

大規模農業による水使用量の増加で苦しむ人々の存在

水使用量の増加という問題にフォーカスしてみると意外な事実に突き当たりました。というのも、水使用量の増加に農業が関わっていたとは想像もしていなかったからです。工業用で熱を冷ますためなどに水と大量に使用するのだろうかというのが当初の予想でした。

アメリカ、カリフォルニアといえば広大な農場が存在することで有名な地域です。ご当地から日本は大豆や小麦、家畜用エサのトウモロコシなどの穀物を多く輸入していることも有名な話の一つでしょう。これは表面的にそのような事実があるということを示しているだけです。その裏で水不足に苦しむ人々の存在があることはあまり知られていないのではないでしょうか。

カリフォルニア州の水不足、大規模農業の陰で苦しむ人々

世界有数の農業生産地カリフォルニアの誕生、そして水が枯れるまで

干ばつに苦しむ米カリフォルニア州、下水などを浄化して飲用水に

アメリカ・カリフォルニアの水不足に関してはニュースサイトで特集している情報がありますので、そちらのリンクを紹介させて頂きます。ぜひご覧ください。

ほかにも驚いた水不足のニュースと水不足対策として中国東北部の人口降雨ロケットによる対策があります。

人工降雨で東北地方の水不足を緩和=中国

バーチャルウォーターという概念について

ここでバーチャルウォーターという概念について紹介しておきたいと思います。

バーチャルウォーターとは?

詳しくはリンク先には専門家の記事を読むことが出来ますが、簡単に説明しますと、食料を輸入した国がその食糧を自国で栽培生産した場合にどのくらいの水が必要であるかを試算した数字のことです。

例えば、トウモロコシを1㎏栽培するのにどのくらいの水を必要とするかという視点で試算すると、1800ℓの灌漑用水を必要とするというレポートがあります。このように大量の水を必要とするトウモロコシをエサとして食べて育つ牛。牛肉1㎏生産するにはその20000倍の水が必要となるそうです。気が遠くなる数字ですね。そして、このようなトウモロコシをはじめとした穀物の大生産地が水不足で苦しむカリフォルニアというところにいろいろと考えさせられる問題が横たわっています。

水資源の豊富な日本だからこそ水耕栽培の可能性も広がる世界

日本は四季もあり、梅雨もあるため生きるために必要な水については深刻な問題に直面する機会は相対的に少ないと思います。夏場に降水量が例年と比較して少ない都市などはダムの貯水量に関するニュースが報じられ、取水制限などが取られることがありますが、それもダムの貯水量が回復するまでのある程度限られた期間の問題です。

ただし、農業用水となるとそんなに簡単な話ではなくなってくるでしょう。まさに栽培している作物の生長に関わる問題だからです。

農業用水の不足の問題が発生する可能性がある時にはきっと水耕栽培が役立つと思います。と言いますのは、水耕鯖いではある程度は作物を栽培するのに必要とする水の量も計算ができるからです。

水耕栽培専用の設備、キットでは最初に一定量の液体肥料を溶かした水が必要になりますが、後はその液体肥料の減った分を足していくことで栽培を行います。

法人用水耕栽培資材のページ

本格的な植物工場にも利用して頂ける水耕栽培設備もありますが、最初は家庭菜園用のプランターで栽培を経験して頂くと、少ない水や液体肥料でお野菜を栽培することが出来るかという点で驚かれると思います。

世界における水不足と水資源豊かな日本における水耕栽培・まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます。本稿のまとめとして、水不足の心配とほとんど無縁の日本に暮らす私たちがいかに恵まれているかということを世界の水不足の現状を紹介しながら確認してきました。そして、水資源が豊かな日本だから気軽に取り組むことが出来る水耕栽培についても触れました。

また、水不足で苦しむ人々が多く存在する国から水不足とほぼ無縁の国が食料を輸入している点にもバーチャルウォーターという概念をまじえて紹介しました。このような問題があることを知っていただき、水耕催場はもちろんですが、食料問題にも関心を持って頂ける方が増えて、食料の自給にも関心も持って頂ける人が増えることを願っています。

【植物工場】高額な初期費用の内訳はコレだ!!判断の前に確認したい事。

これまでに植物工場を軌道に乗せ、成功するためには初期費用をいかに抑えることが出来るかが大きなポイントであるとさまざまなアプローチで紹介してきました。今回は、その植物工場の初期費用の内訳について紹介します。ぜひ植物工場の水耕栽培システム選択の際の判断の一助としていただければと考えています。


目次

1.自作の水耕栽培システムで運営する人と、高額費用を投じる人。

2.アマテラスは細部にプロのこだわりが宿る旗艦製品なのに費用は安目。

3.コンサルタント料という不明確な内訳の存在


自作で水耕栽培すステムを組み立てる人と、高額費用を投じる人。

これまでに植物工場の初期費用はなるべく抑えて不必要な費用をかけることなくスタートすることの重要性について繰り返しお話をしてきました。今回も少し違った目線でお届けしようと試みているのですが、まず最初に水耕栽培システムを自作で作成する人と高額費用を投じて業者におまかせにする人が存在するという話です。ここでいう自作とは、1から10まで完全に自作ではなく、自分の考えを持って設計などに携わり水耕栽培システムの部品の製作は外注するという方も含まれています。

今の時代、SNSでも水耕栽培システムを自作していらっしゃる方が多く存在されることも承知しています。なかには「えっ、これをご自身で!?」とプロも驚くようなシステムを作り上げていらっしゃる方も……その情報に触れたときに感じるのは運営者の熱量です。いろんなご苦労もあったのだと推察します。うまく行くことばかりでなくトライ&エラーで作り上げたオンリーワンの水耕栽培システム。見ているだけで何だか楽しくなるような光景。継続的にそのような方のSNSを拝見しているとどんどんシステムだけでなく栽培品目もふえていることに気づきます。

一方、植物工場が儲かりそうだという話を耳にして、一体どのくらいの初期投資でスタートすることが出来るのか!?という発想から始まる方もいます。別に悪いことではないと思います。儲かりそうな話にいちまいかんでみたい!!この感覚は少しくらい誰だって持ち合わせているのではないでしょうか……ただ、植物工場クラスの規模になると桁が変わってきます。そして、ハード面から入るのも自然なのかもしれませんが、何を栽培しどのくらい栽培しどの程度の値段で販売し……他にもいろいろ考えないといけないことがあるのですが、それが別々のパーツとして思考されるからでしょうか、なかなかイメージされていることがこちらに伝わりにくいという問題があります。

弊社では、水耕栽培システムを販売して終わりという考えではありませんので、その前の植物工場を始めるかどうかで迷っている方のご相談にもコンサルというかたちで関わったりします。その際も、非現実的という判断に至ったらまずはそのことを丁寧に説明するという流れです。

自作で水耕栽培ページはこちら

自力で水耕栽培システムを作成するような方がご覧になられるページのリンクを貼っていますが、このような情報源に触れて知識を得て行動することで経験を積んでいらっしゃるのだと推察します。

そして、長くなりましたが自分で作成する方と高額費用を投じまかせっきりになさる方の違いは端的に能動的か受動的かということだと思います。良い悪いの話ではなく姿勢の話です。

ネオテラスは細部にプロのこだわりが宿る旗艦製品なのに費用は安目。

弊社、グリーングリーンに植物工場の運営に関してご相談される方は既にご存じだと思いますがネオテラスという室内用の水耕栽培システム。

ネオテラスの販売ページはこちら

こちらの価格は一般的な水耕栽培システムの価格と比較して頂ければいかにお安く抑えられているかをご理解いただけると思います。そして、こちらのアマテラスは細部にこそプロのこだわりが宿っているということです。水耕栽培のプロによる設計といはどのようなものか。

組み立てはDIY方式で簡単に購入者の方で出来るという設計から始まっています。また、実際に栽培をおこなっていますので、種まきから定植から植物の栽培の工程のひとつひとつの大変な部分も十分に熟知しています。そして、これまで大変だなぁと思われていた課題をひとつひとつ解決してきた挑戦もアマテラスのなかには含まれています。

各ポジションの高さや幅はミリ単位まで計算しつくされています。今の時代は便利なツールがたくさんありますので、似たようなものは作れると思います。そして、すこし高めで販売してもその裏の事実をご存じない方は高い費用を投じ購入されることもあるでしょう。

しかし、本物と似ている製品とは全く別物です。ミリ単位と申しましたが、他に使用している材質との組合せなどなど含めると現在の提供価格で販売すること自体も挑戦ということになります。ごくごく普通の業者さんであればもう少しお値段も高くなると思います。

グリーングリーンの社長は水耕栽培システムを販売して終わりという考えを持っていません。水耕栽培システムを活用することで購入者の思い描いた目標を実現して欲しいという思いがあります。

コンサルタント料という不明瞭な内訳の存在

それでは、一般的に水耕栽培システムを植物工場用としてそろえようとするときに目にしたり耳にするあの高額な設備費用は何なのでしょうか!?

そこには、事前にコンサルタント料という趣旨の費用が含まれていることがあるというお話です。便利な内訳の名称です。植物工場に限らず農業にも活用できるのが水耕鯖いシステムなのですが、それなりにお値段もします。そこで、何社かに問い合わせて比較されることと同時に内訳についても明確な回答があるかどうかを確認されることを強くお勧めします。判断されるのはその後です。

水耕栽培を活用した植物工場に対する魅力や可能性は高いと思いますが、その情熱につけこみお金稼ぎをする勢力がいるかもしれない……これは植物工場に限った話ではないのですが、どのような業界にもそのような考えをもる一団がいると考えられます。しかし、この記事を読んで頂けた方であれば業者の比較と事前の徹底的な確認を行うことで安心なスタートを切れるはずだと信じてそうなるように願っています。

グリーングリーンではスタートアップコンサルもご用意しています。植物工場の計画を実際に実行に移すかどうかで迷ったらぜひとも活用して頂きたいと思います。

植物工場の成功を目指してメリット・デメリットを知っておこう!

水耕栽培による植物工場の運営や、飲食店での店内栽培の需要が高まる背景には、新鮮で美味しく、無農薬で安心安全な野菜を提供できるという強みがあります。

このような水耕栽培のメリットデメリット、無農薬野菜の魅力をしっかりと理解し、発信することが事業成功の鍵となります。

目次

  1. 植物工場で育てた無農薬野菜を消費者に届けるために大事なこと
  2. 水耕栽培専門店が情報発信する際のポイント
  3. 無農薬野菜のメリットとデメリットを知ること
  4. 初期費用を抑える水耕栽培システムについて
  5. まとめ

1. 植物工場で育てた無農薬野菜を消費者に届けるために大事なこと

消費者に無農薬の野菜を届けるには、その価値を理解し、魅力的に伝えることが重要です。生産者として栽培にこだわり、美味しさを追求することはもちろん、植物工場や店内栽培では、栽培品種の選択から消費者へのアピールまでを一社で行う必要があります。

例えば、植物工場では、環境制御が可能なため、季節や天候に左右されずに安定した生産が可能です。これにより、一年中高品質な野菜を供給できるため、飲食店などの需要を確実に満たすことができます。

さらに、日々の栽培経験をもとに、無農薬野菜の魅力を自分の言葉でHPやSNSを通じて発信することが大切です。
例えば、Instagramで栽培の過程を動画で紹介し、消費者にリアルタイムで栽培の様子を見せることができます。これにより、消費者はより親近感を感じ、無農薬野菜への信頼感も高まるでしょう。

私たちも同様にポイントを整理し、HPやSNSで情報発信をしています。
次の項目で水耕栽培専門店エコゲリラの情報発信のポイントを紹介します。

 


2. 水耕栽培専門店が情報発信する際のポイント

水耕栽培の魅力を紹介する際には、以下の内容がポイントです。

  • 無農薬で栽培できること: 水耕栽培は、土を使用しないため、土壌由来の病害虫のリスクが低く、無農薬での栽培が容易です。
  • 土を使わずに気軽に始められること: 室内や限られたスペースでも栽培が可能で、都市部の家庭でも始めやすいです。
  • 土を使わないので処分の手間がないこと: 土の処理や交換が不要なため、管理が簡単です。
  • 液体肥料の管理が簡単であること: 液体肥料を使用するため、肥料の管理が容易で、必要な栄養素を正確に供給できます。
  • 成長速度が速いこと: 水耕栽培では、成長が早く、短期間で収穫が可能です。例えば、レタスやほうれん草などの葉物野菜は、20日から30日で収穫できます。
  • ストレスなく育つため栄養価が高いこと: ストレスが少ない環境で育つため、栄養価が高い野菜が育ちます。
  • 限られた空間を有効活用できること: ベランダや屋内の限られたスペースでも効率よく栽培できます。

これらのメリットを軸にブログやSNSで情報発信を行います。例えば、Instagramでは栽培過程を動画や写真で共有し、ブログでは栽培のコツやレシピを紹介することができます。経験に基づいた発信が、消費者の共感を得るためには重要です。

皆様もご自身の事業のポイントを整理し、消費者に伝わる情報発信を行っていきましょう!

水耕栽培エコゲリラのInstagramはこちら

水耕栽培エコゲリラのYouTubeはこちら


3. 無農薬野菜のメリットとデメリットを知ること

自身の事業の情報発信を行っていくには自社製品の強みと弱みを把握することが重要です。
植物工場で無農薬野菜を育てたい方は無農薬野菜についてのメリット・デメリットを知ることが発信のスタートになります。

メリット
  • 無農薬野菜を安価で安定的に栽培収穫できる: 水耕栽培は、環境制御が容易であり、安定した生産が可能です。これにより、無農薬野菜を安定して供給できます。消費者にとっても値段の変動が起きにくいことがメリットになります。
  • 食の安全を提供できる: 無農薬野菜は、化学農薬を使用しないため、食の安全性が高まります。また、消費者にとっても安心して購入できるポイントです。
  • 環境に優しい: 水耕栽培は、水の使用量が少なく、土壌汚染の心配もありません。また、都市部での栽培が可能なため、輸送コストやCO2排出量の削減にも寄与します。
デメリット
  • 初期投資が必要: 水耕栽培システムの導入には初期投資が必要です。しかし、長期的には安定した収穫が見込めるため、投資回収が可能です。
    ※当店ではメーカー直売の水耕栽培システムを取り扱ってますので、植物工場を始める際の初期費用を低減することができます。
  • 収穫量の低下が大きな問題: 無農薬栽培では、病気や害虫のリスクが高く、収穫量が安定しないことがあります。しかし、室内での水耕栽培では、これらのリスクを低減できます。
  • 技術的な知識が必要: 水耕栽培は、栽培環境の管理が重要であり、技術的な知識が求められます。これに対しては、オンラインでの情報共有やコミュニティでのサポートが有効です。

例えば、水耕栽培専門店エコゲリラでは、Instagramやブログを通じて無農薬野菜の栽培の過程やコツを共有しています。これにより、消費者や新規参入者に対して有益な情報を提供し、水耕栽培の普及を図っています。
そして、地道な情報発信のおかげで多くのお客様とつながりができ、20年近く事業を継続できています。

初期費用を抑える水耕栽培システムを導入するメリット

当店で製造しているアマテラス(屋外用)ネオテラス(屋内用)は、長年の経験と研究、コンサルティングを重ねた上に、自社設計、自社開発、自社製造、簡単な組立て作業で組みあがるDIYキット化にすることによって、極限までコストダウンを実現しています
初期費用を抑えて植物工場を始めたい事業者様にぴったりのシステムです。
加工済みの部材を一式現場にお届けし、あとは簡単に組み立てるだけで、プロ仕様と同じ性能の装置が完成します。
アマテラス、ネオテラスともに株数に対してこの金額はメーカー直売だからご提供できるお値段です。是非、他社様と比較検討してみて下さい。

屋外用(太陽光型)アマテラス

屋外用、太陽光型。屋外で水耕栽培事業をご検討されている方用。
空きビニールハウスや土地の有効活用ください。

アマテラス
設置場所 : 屋外用
光源 : 太陽光
サイズ : 約 幅1.34×長さ14.18×高さ0.70(m)
全株穴数 : 1920株穴
収量目安 : リーフレタス例 500~1000株/1ケ月
備考 : 約1/3長のアマテラスMINI(4.74m)、ビニールハウス一式セットの小農タイプもございます。

屋内用(LED一体型)ネオテラス
 

屋内用、LED一体型。屋内での使用をご検討されている方用。
空き部屋や空き倉庫の有効活用に。
オペレーションの単純化(現場での作業を効率よくすること)に重点を置いたシステム設計になっています。

ネオテラス

設置場所 : 屋内用
光源 : 人工光、LED
サイズ : 約 幅1.32×奥0.68×高さ1.99(m)
全株穴数 : 200株穴
収量目安 : リーフレタス例 100~200株/1ケ月
備考 : 養液は1台完結型。タイマー(別売)でLED管理をすることで自動ONOFF制御可能。

新規就農・新規事業の為のコンサルティングプラン

6カ月サポート/1カ月あたり15万円(税別)~目安

水耕栽培事業を手さぐりで行った場合、時間とコストが余計にかかった上に解決に至らないという相談を受けることも良くあります。
水耕栽培をしたことがない事業者様は『あんしんサポート』コンサルを導入いただければ、長い目で見た時に収益性のアップ、コストダウンにつながります。

まとめ

私たちは無農薬野菜の栽培が拡大することで、流通量が増加し、価格の低下、環境負荷の低減につなげていきたいと思っています。

皆様も一緒に水耕栽培事業を通じて、食の安全や環境負荷の低減に一緒に取り組んでみませんか?
水耕栽培事業を始めたいとご検討の会社様はまず当社に無料の資料を請求してみて下さい。

 

【植物工場】無農薬野菜による食の安全アピールでニーズを獲得

水耕栽培専門店エコゲリラの提唱する水耕栽培による無農薬野菜の安定収穫実現。従来の無農薬野菜の栽培に高いハードルとして存在していた害虫対策も効果的に対応ができるようになってきた今、消費者の食の安全に対する意識にどのようにアプローチをしていくかという課題が見えてくる。


目次

1.高まり続ける食の安全に対する意識、提供する側の意識の変化は?

2.植物工場での無農薬野菜の栽培は予防原則に適った手法。


高まり続ける食の安全に対する意識、提供する側の意識の変化は?

これまでにも他の記事でも述べているように、年々消費者の食の安全に対する意識が高まり続けていると感じられます。その中の大きな要因として個人で有益な健康に関する情報を発信することが以前に比べて比較的容易になったことが挙げられると思います。

管理栄養士の方などプロの方々が自ら情報を発信することもありますし、書店で人気の書籍を解説してくれる動画チャンネル他SNSなど多岐にわたります。書籍解説の動画は普段読書の習慣が無かったり、習慣自体はあるものの時間が満足に確保できないなどの問題を抱えている方々にとってはひじょうに有用な情報源のひとつになっているのではないでしょうか。わたしも日頃、大変お世話になっています。

このように多くの有益で分かりやすい健康に関する情報の発信から受けての側が好意的に影響を受けているためか冒頭のように食の安全をはじめとする健康への意識が高まっているのではないかという仮説にいたっているということです。

ここにいう情報の受け手はこの際は一般的に消費者という顔も持ち合わせていることになります。対しまして情報の発信者はどうでしょうか。今の時代は動画やSNSで様々な情報をコンテンツとして発信する立場の方々は発信者=生産者という顔を持っていると捉えることができるのではないでしょうか……そして、ここに生産者という言葉を用いましたが、従来のお野菜など農家の生産者も続々と情報発信をしている方々が増えてきているように感じます。

そういった意味で、情報の発信者でありお野菜など生産者の方々も積極的に自らの作物や生産手法などを発信して価値を届けようとする意識の高まりが見受けられます。

情報などのコンテンツもお野菜などの生鮮食品も需要と供給の量だけでなく質の部分でもマッチすると理想的ですね。無農薬野菜のすばらしさをどんなに主張しても安さなどの価格に価値を求める消費者の方にはさほど響かないでしょうし、反対に健康や食の安全に高い意識をもって消費行動を選択しているような方には多少高価で形がユニークでも無農薬野菜に魅力を感じられるかもしれません。

それぞれの立場で届たち所へ情報も野菜も含め価値が届くのは望ましい市場の形の一つだと思います。

植物工場での無農薬野菜の生産は予防原則に適った手法

水耕栽培によるお野菜の市場への提供にフォーカスすると、どこに価値を置いた方がより効果的かという観点で無農薬というのはやはり大きな価値になると考えます。ここにいう予防原則とは疑わしいものは規制の対象にするという考え方も含まれています。

つまり健康に何かしらネガティブな影響を与える可能性があるものは使わないようにしようという意味合いでしょうか。

なかなか、このような考え方を維持し続けることは難しい面があるのかもしれませんが、慣行栽培にくらべて無農薬によるお野菜の生産が比較的容易な水耕栽培であればその価値を維持していくことが大事なポイントだと思います。

これはお野菜の話ではないのですが、社会における健康に対する価値の位置づけは曖昧な面があるように見受けられるシーンがあります。

食べ物と同様に人が生きていくうえで欠かせない大事な水について印象的なニュースを見聞したときに感じたことです。ネットの検索窓に【水道水 ネオニコ】と入れて検索してみるとたくさんの情報に接することができるようになります。ポイントだけに絞って紹介しますと、水道するに農薬の成分であるネオニコチノイドが含まれていることが分かったということです。そして、そのような事実が明るみになっていろんな立場の人たちがそれぞれの立場、考え方に基づき行動を開始することになります。

一方はその情報の詳細な中身を知ろうとするでしょうし、仮にそのような問題が大きくなることを好ましく思わないような方がいると知れば火消しに走るかもしれません。

ある自治体によるネオニコの水道水の成分に含まれていることに対する見解が興味深かったのですが、そこでは「直ちに健康被害の恐れない」というものでした。これはネオニコチノイドが水道水に含まれていることを認めたうえで、すぐにはどうこうなるものではない。という意味だと思うのですが中長期ではどうかという部分に対しては触れられていないというのがポイントだと思います。言い方次第でどのようにでも受けての解釈も変わる可能性があります。

ここで、予防原則と水耕栽培の話に戻ります。

水耕栽培は無農薬でお野菜の栽培と収穫ができますし、市場に新鮮な状態で提供もできるということで、予防原則のように疑わしいものは規制するではなく、そもそも使わないというところなど大きな価値があると思います。

このような価値を意識して分かって計画を進めていくのか理解できていないのかにより結果に大きな差が出てくる可能性があります。健康ブーム、食の安全にたいする意識が高まっている今の時代は以上のことを考えても水耕栽培による無農薬野菜の栽培に大きな可能性が秘められているように感じずにはいれませんね……

今回は食の安全、無農薬野菜の栽培の価値をちょっと深堀というテーマでお届けしました<(_ _)>

【植物工場】水耕栽培のメリットの一つは無農薬による安定収穫

さまざまな野菜の栽培方法が存在する中で弊社グリーングリーンが展開する水耕栽培のメリット、強みは何でしょう?と問われると主な理由の一つに無農薬栽培による安定収穫量の実現というお話をします。今回は少しこちらについてお届けします。


目次

1.水耕栽培による無農薬野菜の栽培で提案したいのは選択肢をお示しする事

2.無農薬野菜は危険というご意見がある中で

3.無農薬栽培は害虫対策がネックでは!?というご意見に対しては


水耕栽培による無農薬野菜の栽培で提案したいのは選択肢をお示しする事

色んなお野菜の栽培方法が世に存在する中で、これまでは圧倒的なシェアを誇る慣行栽培という範疇の中でさらにそれぞれの手法について是非が語られてきたように見て参りました。

そのうえで感じてきたことは結論的にどのような手法や方法論でもどちらでも良く、消費者であるお客様が最終的にお求めになられるのはどちらであるかということではないかということです。

そのためにいかにイメージ良く捉えていただけるかという意味で様々なプロモーション活動が存在しますが、この話はさておき……

このような観点から、既存の手法や方法論、商品を特段問題視することなく、これまで市場に存在しなかったもしくは存在はするがまだまだ認知度などが高くない手法や方法論に対して消費者であるお客様にどのように受け止めていただけるかということはひじょうに関心が高く、もちろん自信をもって提案するからにはいかにして評価して頂けるかという挑戦はワクワクするものだと思います。

要は、弊社が強みとする水耕栽培による手法により、新鮮で無農薬なお野菜が作れますよ!!といくら主張してもその点に関心をお示しになられない消費者の方には訴求力という点では及ばないかもしれません。スーパーなどのお野菜売り場でいかに安価なお野菜を買い求めるか!!という価値に目を向けていらっしゃるお客様にはさほど評価して頂けないかもしれません。他方、オーガニックな材料にこだわるレストランなんかをお好みになられ多用されるような方々には一定の評価を頂けるかもしれません。

それは最終的にはお客様の評価であり、実現させたい評価を頂けるようにいかに創意工夫を続けるかという観点が大事ではないかと感じることがありました。

水耕栽培による無農薬のお野菜は危険というご意見がある中で……

どういった理由からか、質問・ご相談を受けるまで特に考えもしなかったことですが、「無農薬栽培のお野菜は危険なのでしょうか?」という質問を何気ない会話の中からいただく機会がありました。

はて?無農薬野菜の危険性とは……

その時は特に知識を持ち合わせてもいなかったので、無農薬のお野菜だからと言って危険性が皆無とも答えることができずそんなことはないでしょうといった軽い感じで次の話題に進んだのですが、やはり気になりだしたらとまらずあれこれ調べてみました。

その点、すでに同じような疑問を持ったり質問される機会に遭遇するなどして詳しくお調べになられている方の情報が多数散見されました。同じように【無農薬野菜 危険】などとして検索エンジンに入力すると非常に有益な情報がございました。

そこで得られ、参考にさせていただく内容としては苦みやアクに毒素的な成分が含まれているのではないかという内容でした。そして、なぜそのような毒素を無農薬野菜が必要とするのかという話ですが、それは自然界で植物が害虫や菌類から自らの身を守りながら育つための自己防衛的な理由からなるものということで、自然界の中にあって至極自然な話だと受け止めています。

それにしても、無農薬野菜が危険という表現はいささか行き過ぎる表現ではと個人的に思わないでもありません。仮にこのような事例を針小棒大に表現し農薬を多用することを正当化するための根拠として挙げるということがありましたら、それははいかがなものかとも考えます。

これも情報が公開されている現在においては興味ある方が自ら情報を求めすぐにリーチすることができたうえで判断されることなので、消費者の評価の一つの要素になるのだろうと思います。

無農薬野菜の栽培は害虫対策が大変では!?というお声に対しては……

無農薬栽培は害虫対策が大変で現実的でないのではないでしょうかというお声があることは承知しています。一方で、その無農薬栽培を水耕栽培で取り組むことにより害虫などの問題をクリアし新鮮なお野菜の収穫量も確保できるように開発しているのが弊社の水耕栽培システムです。

水耕栽培は基本的に害虫がつきにくい栽培手法です。そのうえ野菜の成長スピードが速いのも特徴です。

都会の中にも畑を増やしていきたい!!弊社社長の熱い思いで実現したネオテラス。こちらは屋内の限られたスペースで新鮮なお野菜を無農薬で栽培することを実現できる水耕栽培システムの代表作であり、特にオーガニックレストランの経営者さまなどを始めた方面からお問い合わせ頂いているシステムです。

水耕栽培システムの考え方に関してはこちらのリンクからご覧いただけます。別の記事でも紹介していますが、弊社では水耕栽培システム自体の低価格化に挑戦するとともに実際に栽培して収穫して頂いた上で生産に携わる生産者の皆さまに最終的に満足して頂くというゴールを目指しております。そのために水耕栽培のキットを販売して終わりという考えでなく、必要に応じて有料の水耕栽培コンサルも用意してハードとソフトの両面から水耕栽培の支援に取り組んでいます。

ぜひ無農薬の新鮮なお野菜をどんどん栽培して収穫したい!!というお客様の熱い思いに接する機会がますます増えることを願っています。

 

【新規就農】植物工場を始めたいが何を栽培するかが重要です。

新規事業の一環として新規就農・植物工場を開設し運営しようとする際に、新規事業ロードマップの記事でもお示ししていますが、明確な事業の目標・ゴールの設定が必要です。そして、明確な事業の目標・ゴールとは何を栽培するかという栽培品種の特定が必要です。その栽培品種の特定までのみちすじを今回の記事ではたどって参りたいと思います。


目次

1.新規事業として植物工場をスタートさせるための本質的な目的は!?

2.植物工場では最初に何を栽培するかを定めることが重要

3.原点にもどり、一番欲しいのは利益率ではないでしょうか


新規事業として新規就農・植物工場をスタートさせるための本質的な目的はなんでしょう!?

早速、謎かけのような質問で恐縮ですが、ここの最終的な目的は意外と当たり前すぎて見えにくいという経験はないでしょうか!?問い方を変えると例えば会社を経営する最終的な目的は何ですと?という内容と類似しています。

社会の中に潜在的に存在する諸問題を解決し公共の……みたいな企業は最近でこそ増加傾向にありますが、依然として事業体の多くは営利企業であり、営利を追求することが目的であると考えます。

そうすると、自然と冒頭の何のために植物工場をスタートさせて運営するか?という問いに対する答えは野菜を栽培し市場に流通させて消費者のもとへ届けることにより結果として利益を得る。そして、利益を拡大化していくことがベースにあるのではないでしょうか。

植物工場では最初に何を栽培するかを決定することが重要

おそらく新規事業で植物工場開設の準備にかぎらず、他のテーマで新規に事業を始めようとする際には事前に下調べといいますか、いろいろと情報収集を行うことになると思います。

最初はさしずめネットで植物工場や成功例などのキーワードを入力してすでに植物工場の市場へ参入して成功している企業の成功事例を見て回るあたりから始まるのではないでしょうか……

今、現時点で同じようなキーワードでネット検索を行うとイチゴ栽培やメロン、トマトなどなど高収益に成功したなどといった情報とともに目にすることになり、どうかすると羨望の思いとともにこれなら儲かるなんてことになることもあるかもしれません。が、そこからがスタートだと思います。

植物工場の成功事例の収益構造を理解できているかを確認する。

植物工場の成功事例を探してまわると前述のようにイチゴやメロンにミニトマトで〇千万円!!なんて記事を目にすることがありました。さて、この結果だけ見て再現性を考察することが次に必要になると思います。

その成功例をオープンにしている事業者のみなさんはどのようにしてその〇千万円などといった結果を得ることができたのか?ということです。

初期投資・ランニングコスト・高品質な商品・販売に必要な流通経路の開拓と維持などなどできるだけ大雑把に分解してもこれらの要素が高いレベルで必要になります。

高価格商品を栽培すれば高収益につながるのではないか?という幻想

今回は高収益モデルを実現している一例としてイチゴを取り上げていますが、これはあくまでも一例です。

さて、仮に高価格商品の筆頭格としてイチゴがあるとします。市場調査をしてみると徐々に見えてくると思いますが、イチゴはたしかに全体的にけっこうな価格が付いていると思います。それでも販売されている値段にはある程度の幅が存在するはずです。

イチゴの品種の中でなにかしら特別なブランディング戦略により高価格な販売にたどり着くことが皆無とはいえませんが、激しい競争にさらされることになる可能性もあります。そのような競争にこれから参入しようとする方が耐えることができるかという問題があるということです。

新規参入するとトップランナーもライバル

長々となりましたが、率直にイチゴ栽培で高収益を上げている成功事例があるからと言ってそのイチゴ栽培に進むことになるなら、そのトップランナーも当然ライバルの一員であります。

トップランナーに勝負を挑むとかいう以前に、全体的に高収益というイメージがある栽培品種は人気も高く競争率もおのずと高くなる可能性を調査する必要もあります。

原点に戻り、一番大事にしたいのは利益率ではないでしょうか

イチゴを栽培し、一粒例えば500円といった高値を付けたとしても、初期費用や暖房燃料や肥料などのランニングコストにマーケティングの施策の費用などなど経費を引いていくら残るでしょうか……

これは一例ですが、水耕栽培専門店に勤務しているとどうしてもスーパーなどに寄った際にはお野菜コーナーでいろんな品種のお野菜を見比べたくなる衝動にかられます。これはある種、職業病なのかもしれませんが楽しいものです。そして、そこでいろんな発見があります。

水耕栽培でお野菜を栽培し始めたいわゆる初心者でもある程度の品質の栽培が可能な品種がこれまたけっこうなお値段で並んでいたりするのを目にするとこれはけっこう儲けがあるな、なんてニヤリとするシーンがここだけの話あるものです。

同じように栽培して提供しても価格競争の波にもまれて疲弊するということは避けたいので、例えば新鮮という鮮度と無農薬という安全性を掛け合わせて前面にアピールすることにより、すこし高価でもニーズを感じていただけるお客様層に訴求できる可能性が出てくると思います。

以上、ひとつのアイデアではありますが、戦わずして結果を得るにはという発想は楽しいと思います。新規事業で始める植物工場で何を栽培するか思いつかないという場合にはネットで情報収集もいいとは思いますが、足を使っていろんなタイプのスーパーやデパ地下などを歩き、生の一次情報に触れると感度も上がりおもしろいアイデアに遭遇できるかもしれませんね。

【新規就農】植物工場を始めて軌道に乗せるまでに必要なこと。

新しく農業を始めて自ら栽培したお野菜を販売して消費者のもとへ届けていく新規就農の人気が近年じわりじわりと高まっているようです。というのも、弊社で提供している本格的な水耕栽培システムに関するお問い合わせの件数がここ数年で顕著に伸び続けているからです。

新規就農をめざしていらっしゃる方の中には法人のお客様、個人のお客様といらっしゃいます。今回は、これから法人の経営多角化の中で社内に新規事業として植物工場、野菜工場を始めようとする場合に必要なロードマップをご提示して参考にしていただければと考えマーケティングも含めた情報を続きものとして提供して参りたいと思います。

尚、法人のお客様向けとは記載しておりますが、本質的に大事な情報は法人のお客様と個人のお客様とで違いが出てくるものではなく重複していると考えていますので十分の個人で新規就農を計画していらっしゃるお客様にも参考にしていただけるものと考えております。

こちらの記事は概略的なロードマップにとどめさせて頂き、適宜それぞれの詳細な情報をリンクの形式で足して参ります。


目次

1.本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

2.新規事業ロードマップの必要性について

3.新規事業ロードマップを構成する必須事項について


本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

新規就農に限らず、何かしらの事業を始めようとする場合には実現したと考えるゴールの設定は必須事項です。個人のレベルでは目標を定める必要性が説かれるシーンが多く存在すると思いますが、ビジネスとして事業に取り組む際にはより多くの関わりを持つヒトやカネにモノや情報が存在しますので、それらの関わりへの影響も考慮しより明確なビジョンと計画的な方針が必要となります。

新規事業を始めようとする際には新規事業ロードマップと事業計画書を峻別して紹介していいる情報もありますが本稿では厳密に分けるものではなく、計画を立てる際に必要な情報、思考といった趣旨て説明と紹介を加えて参ります。

ざっくりと新規事業ロードマップは社内含め対内的な説明と情報共有に必要なものであり、事業計画書は補助金申請などを行う際に対外的に事業の方針や計画の説明が必要となる際に求められる書式位の認識でよろしいかと思います。

新規事業ロードマップの必要性について

次に、新規事業ロードマップの作成の必要性について説明して参ります。

事業ロードマップで目標・ゴールを明確に設定できる

新規事業ロードマップ作成の際に最も重要な項目は明確なゴール・達成させるべき目標の設定です。そして、ここで説明しているゴール・目標は中間的なものではなく全体的、最終的なゴール・目標である必要があります。

事業ロードマップは明確なゴールとともに期限を設定しましょう

新規事業ロードマップを作成する際には明確なゴールの設定と同時に期限を設定し、その期限をもとに逆算思考で計画を作成していくとよりスムーズにロードマップの作成が進んでいくと考えます。

事業の経過とともに増える関係者との情報共有ツールとして活用しましょう

新規で始めた事業も最初は少人数によるスタートだと思いますが、運営時間の経過に伴い、関わる人数が増えることが予想されます。そういった時にも明確なロードマップの存在が新しくチームに合流するメンバーがよりスムーズにチームに溶け込んでいくための助けになるはずです。

新規事業ロードマップを構成する必須事項について

新規事業を始める際のロードマップの内容は何を扱い何に取り組むかにより異なりますが、ロードマップ作成の過程で必要な構成要素は共通していると考えています。これから6個のロードマップの必要的な構成要素をお伝えします。

⓵新規事業により達成したい明確なゴール

これから始めようとする新規事業で提供したいものは何か!?達成したいテーマは何か!?解決したい問題は何か!?自由に発想を巡らせてこうすべきではなく白い紙に自由に思いのままに書き連ねていくとご自身でも気づかなかった発見と遭遇するチャンスがあるかもしれません。

楽しみながら明確なゴールについて思いを巡らせ形にしていかれたらよろしいかと思います。そして、今回のテーマは新規就農の場合ですから徐々にテーマが具体化してきたら新規就農に際して期限を設けてどのくらいの期間で何(どんな品種)を栽培するのか、どれくらいの売り上げでコストなども考え最終的にどれくらいの利益を目指すのかといった要素を順番に埋めていくとよろしいでしょう。

⓶年度ごとのテーマ・ターゲットの作成について

上記でお示ししました明確な目標・ゴールに関しては期限の設定も必要であるとお伝えしていました。そして、その期限の中で年度ごとにテーマを設定して参ります。

例えば新規就農であれば、⓵生産品種の栽培に成功⓶生産品種の増産○○%を目指す③生産品種の高付加価値化でブランド戦略をもとに売り上げを○○%へ引き上げる……などなど設定していくことになります。

③新規事業のお客様層(ターゲット)の明確化

新規就農でお野菜を栽培するといっても、どのような品種のお野菜をどのようなお客様へアピールして消費に繋げていくのかということです。

弊社は新規就農の中でも水耕栽培という栽培方法に特化した企業です。お野菜の品種によっては水耕栽培に適するもの、露地栽培に適するものがあります。そして、水耕栽培で栽培できるとしても品種によって栽培の難易度や栽培に要するコストも変わってきます。

同時に自社のターゲットとする顧客層はどのようなお野菜を求めていらっしゃるのかといったニーズを事前に把握しておく必要もあるでしょう。

まずは求められるものを栽培して提供を続け、その過程で信用を獲得して自社が提供したいと思う品種も加え事業を拡大していくという計画はより安全ではないかと思います。

大事なことはお客様の顔が見えているかということではないでしょうか!?

④事業目標を達成するためのアクションの明確化について

⓶の年度ごとのテーマで掲げた目標を達成するためにどのようなアクション、施策が必要であるかを具体的に挙げていきます。

こちらの情報はヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源をベースに考えていくと、まずはできるかどうかという基準がはっきりしますし、そのうえで必要性について思考が続いていきますので情報の整理として威力を発揮すると思います。

⑤新規事業の構築する強みであるコア・コンピタンスを挙げる

新規事業を立ち上げ運営が始まると市場には無数の競争相手が出てきます。そのような市場の競争原理の中で自社の経営を有利に進めていくために必要な要素が強み(コア・コンピタンス)です。

新規就農しようとする場合、すでに同じ市場で前を走っている事業者に追いつき追い越すため強みは何か!?また、自社よりも後発の事業者が表れても負けない強みは何か!?

言うは易しで事業の強みとなるコア・コンピタンスはそんな一朝一夕に出来上がるようなものではありません。が、目標に似た位置づけでもそれが実現すればこのような強みを得ることができるといった趣旨で提示しておくと対外的にもアピールの武器になると考えます。

⑥マーケティング計画の作成について

新規事業として始めた植物工場で栽培したお野菜をどのようなお客様層へどのようなアプローチで届けるかというお話です。

最初は認知もない自社製品をどのように市場のターゲットとするお客様に知っていただき消費行動へつなげていくのか!?今はインターネットの発達に伴いアイデアの効果を比較的短期間で確認することもできる時代です。

そして、マーケティングに活用できるツールにプラットホームも無料で有益なものがたくさんそろっている状況です。

ご自身でまずは一次情報を求め歩き出されると良いと思います。

以上の工程でロードマップを作成し、実際に行動に移すことでまた新たな問題に遭遇することもあると思います。が、このロードマップの存在が事業成長の過程を振り返る際の力強い相棒になっていることを願います。

今後、本稿の各テーマをより深堀するスタイルで情報を足していく予定です。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

※本稿の情報に関しましては予告なしに内容変更となる場合があります。実際に新規就農の結果を保証するものではございませんのでご認識の上でご活用くださいませ。

既に事業ロードマップの作成も進んでいらっしゃる方でご相談したい問題がございましたら弊社で有料の事業開始前の事業コンサルもご用意しておりますのでぜひご活用ください。