植物育成ライト(照明)について

 

 

花を咲かせたり実をつけたり葉を茂らせたりする植物にとって、必要な物が4つあります。

①水
②空気
③日光 (光)
④肥料

水耕栽培で植物を育てる場合でも、日光(光)は必要不可欠です。
日が当たらない室内などで育てる場合は、日光の代わりになる光をあてる必要があります。
今回は、日光の代わりになる照明についてご紹介します。

 


目次

1、植物育成ライト(照明)の種類
2、おすすめの植物育成ライト(照明)は?
3、ライトを使用する際の注意点


 

植物育成ライト(照明)の種類

 

植物育成ライト(照明)は、植物の生長を促す大切な道具です。
育成灯は、ランプ(電球)、蛍光灯、LED、3種類があります。

●ランプ(電球)
発熱が非常に強い。
生長期=MH(メタハラ)=生長期、開花期=HPSと使い分ける必要がある。
近づけると熱で葉焼けの原因に。
高価で電気代もかかり、扱いも難しい。
特に夏場は室内が非常に暑くなるので注意。

●蛍光灯
電球よりもローコスト。
距離に応じて光量が少なくなる。
長時間点灯していると熱を持つ。
開花する植物には不向き。
葉野菜やハーブ、育苗には向いています。

●LED
もっともローコスト!消費電力も低く省エネ。
熱を持ちづらいため、植物に近づけて照射できる。
長寿命でもちがいい。
葉野菜やLEDの種類によっては実のなる野菜にも向いています。

 

おすすめの植物育成ライト(照明)は?

 

今では、コスパもよく熱を持たないLEDが一般的になってきました。
私たちも、省電力で長寿命であるLEDを断然おすすめします!
日に日に研究は進んでおり、近年では以前にも増してLEDは熱を持たなくなってきています。(2021年現在において)
お持ちの栽培キットやプランターを、ライトを使って室内栽培が気軽に始められます。
初心者の方は、家庭菜園用のLEDが一体型になっている水耕栽培キットもあるので、気軽に室内で野菜作りが楽しめてオススメです。

とはいえ、1の特徴を参考に、「どこで何を育てるか」・・・育てたい植物の種類や、育てる環境に合った照明を選びましょう!

 

ライトを使用する際の注意点

 

植物やLEDライトの種類によって異なりますが、照射時間は平均12-16時間程度が必要だと言われています。照射の時間が短いと成長スピードが遅くなり、植物が小さく育ってしまうので注意が必要です。また、光の当たる部分にムラができてしまうと、植物がうまく育たなくなります。
ライトを設置する場合は、全体に光が行き渡るようにして下さい。照射時間だけでなく、植物との距離、角度なども大きく影響します。
照明自体にタイマーが付いているものもありますし、ついていないものは別途タイマーを使うことで、照射時間とON/OFFの自動設定もできます。

 

 

 

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