ピーマンを家庭菜園で栽培するなら3月から4月がおすすめです

水耕栽培で育てやすい夏野菜の人気上位に常にランクインするピーマンの種まきによる栽培についてお届けします。


目次

1.ピーマンを家庭菜園で栽培するさいの基礎知識について

2.ピーマンを家庭菜園で育てるには水耕栽培がおすすめなわけ

3.ピーマンを水耕栽培で育てるために必要な機材について


ピーマンを家庭菜園で栽培するさいの基礎知識について

前回の家庭菜園で育てやすい人気の野菜5選には含めませんでしたが最後まで迷ったのが今回のピーマンでした。同じナス科でもあるミニトマトかピーマンかというところで最後まで迷ってミニトマトを紹介しましたがやっぱりピーマンも紹介せずにはいられないという理由で今回はピーマンの水耕栽培についてお届けします。

ピーマンの栽培期間と生育に適した温度について

ピーマンの栽培期間は種まきから育てるのであれば大体3月くらいから始めるのが良いと思います。苗から育てる場合には5月頃から順次、気候の温かさを判断しながら始めるのが良いと思います。

水耕栽培でピーマンを育てる場合にはぜひ種から栽培されるのを個人的にはおすすめしております。理由は単純に種をまいて芽が出るところから育てるとその分愛着がわくような気がするからです。

ピーマンの生長に適した気温は20℃から30℃で夏の暑さにも強いのが特徴です。逆に寒さには弱いために注意が必要です。

ピーマンを水耕栽培で育てる流れについて
  1. スポンジなど培地に種をまく
  2. 発芽してきたらスポンジのまま水耕栽培キットに定植する
  3. 液体肥料(液肥)を水耕栽培キットに加える
  4. 適宜、液肥を追肥といって減った分を足していく
  5. 収穫期を迎える

ざっくりとではありますが、以上が家庭菜園でピーマンを育てるのに水耕栽培という手法を採用した場合の工程です。

ピーマンを家庭菜園で育てるには水耕栽培がおすすめなわけ

水耕栽培の人気が高まり続けているとは言っても、ピーマンは土で栽培する者という認識をお持ちの方が圧倒的に多いというのが現状だと思います。そこで土でも栽培できるピーマンをどうしてわざわざ水耕栽培という手法を用いて育てるのかという疑問が出てくると思います。そこでピーマンを家庭菜園感覚で育てるのに水耕栽培が適しているとおすすめする代表的な理由を以下に2点紹介します。

ピーマンを水耕栽培で育てるのは工程が少なくて楽だから

楽といっても今回は種まきから育てるという方法で紹介していますのでそれなりに必要なグッズを用意して、種まきから水耕栽培キットへの定植など必要な作業はどうしても出てきます。それでもピーマンを土で栽培する手法と比べるとその作業量の差は歴然です。

楽というのは作業量だけを指しているわけではなく、その他にもピーマンを栽培するのにわざわざ畑を借りたり用意する必要もなく、比較的狭いスペースでの栽培が可能ということも含まれます。

ピーマンの連作障害問題を気にする必要性がないから

ピーマンに限らず畑など土で野菜など植物を育てる場合には連作障害という問題があります。連作障害とは今回紹介しているピーマンやトマトやナスなどナス科の野菜の他、ウリ科やアブラナ科など特定の野菜に生じる問題です。内容としては同じ場所で連続して同じ品種の野菜を栽培することにより病害虫の危険性にさらされるおそれが発生することを言います。

この点、液肥で育てる水耕栽培は連作という概念自体が当てはまらないため連作障害も全く気にすることなく栽培したいときに栽培できるという強みがあると考えます。

以上がピーマンを家庭菜園で育てる場合に水耕栽培の手法をお勧めする主な理由です。

ピーマンを水耕栽培で育てるために必要な機材について

水耕栽培の人気が年々高まるにつれていろんな有益な情報が多くの水耕栽培に取りくまれている方々から発信されていています。そのような背景から今後ますます水耕栽培の価値が広がり続けるように肌で感じます。

なかには水耕栽培でピーマンをはじめ野菜を育てる際に自分で自作機材の部品を調達して作成する方もいらっしゃるようです。そのような自作の水耕栽培の機材を拝見するたびに水耕栽培で野菜を育てることとは別に自分で作ったオリジナルな機器の作成自体も楽しんでいらっしゃるようにうかがえて、こちらまで楽しくなります。ここで実のなる野菜を栽培するさいに必要な水耕栽培キットの中でもひじょうに人気の高い機器の構造を紹介します。自作で作られる際に参考にしていただければと思います。

ひとつ気になることは、今回の紹介している野菜がピーマンであり、実がなる野菜であるということです。実がなる野菜にくらべてレタスやほうれん草などのような葉物野菜は日当たりや液体肥料の量の不足がないかなど最低限の注意を払うことによりそれなりの収穫量も期待できる比較的栽培が簡単な品種に属します。

対して実がなる野菜は基本的にやることは変わらないのですが、液肥の量ひとつ取り上げてもより細かな管理が必要になる場面があります。具体的には実がなり始めると液肥が減る速度も速くなりますのでこまめな追肥が必要になったりします。

ピーマンの栽培には大体120日くらいかかります。その間、ピーマンそのものを収穫して料理を作るのも楽しいとは思います。同時にその楽しみは収穫の量にも比例すると思います。やはりポツンポツンと生長するピーマンよりもたくさん実っているピーマンの方が胸も躍るのではないでしょうか。

ということで最後にPRをかねてということになりますが、先ほどエコゲリラで人気の実のなる野菜に最適の水耕栽培キットもご検討いただければと思います。満足のいく収穫量を実現できると思います。

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