大葉(シソ)は、日本の家庭料理には欠かせない香味野菜で、薬味としてはもちろん、天ぷらや肉巻きなどさまざまな料理に利用できますよね!そんな大葉も自宅で簡単に水耕栽培できちゃうんです!
水耕栽培は土を使わないため、室内でも簡単に育てられるだけでなく、冬でも栽培が可能。一年中大葉を育てられたら嬉しくないですか?
特に水耕栽培では、害虫や病気のリスクが少なく、初心者でも失敗しにくいのが大きなメリットです。今回は育て方の詳細な手順や栽培中のトラブル対策、さらには収穫の楽しみ方などを詳しくご紹介します。
目次
- 大葉の水耕栽培に必要な準備
- 大葉の水耕栽培の手順
- 種から育てる方法
- 挿し木から育てる方法
- 水耕栽培での注意点とトラブル対策
- 大葉の収穫と楽しみ方
- 水耕栽培で知っておきたいコツ
大葉の水耕栽培に必要な準備
大葉の水耕栽培を始めるには、いくつかの道具を用意する必要がありますが、どれも身近な材料でも代用可能なので始めやすいです!
- 大葉の種(または苗)
- スポンジ培地(家庭用スポンジをカットして使用するのも可)
- 容器
- 水耕栽培用の液体肥料(お野菜用)
たったこれだけで、初心者でも手軽に始められます。コストもそこまでかからず、簡単に家庭で楽しむことができるうえ、たくさん収穫できるので元を取るのも早いですよ!何より新鮮な大葉は美味しいです。
大葉の水耕栽培の手順
種から育てる方法と挿し木から育てる方法があります。
両方ともとっても簡単なのでどちらもぜひ試してみてください!
種から育てる方法
- ペットボトルの上部を切り取り、下部に水を入れる。スポンジに水を含ませて種を挟む。
- 日当たりの良い場所に置き、乾燥しないように管理する。
- 発芽後、液体肥料を加え、根が十分に伸びたら水耕栽培用の容器に移す。
- 高さ20cmほどに成長したら収穫できる。
挿し木から育てる方法
- 大葉の茎を約5cmの長さで切り、ペットボトルや水耕栽培専用の容器に水を入れ、茎を浸します。
- 少量の液体肥料を加え、日当たりの良い場所に置きます。数日すると根っこがはってきます。
- 水が減ったら補充し、1週間程度で根が出たら、育成を続けます。
水耕栽培での注意点とトラブル対策
カビの発生
水の与え過ぎや湿度の管理不足が原因でカビが発生しやすくなります。
適切な水やりと風通しの良い場所に置くことで、カビを防ぐことが可能です。
小型の扇風機などをあってておくのも良いでしょう!
徒長(とちょう)
徒長とは、芽が柔らかくなりすぎて成長しすぎる状態を指します。十分な日光を確保し、肥料の量を控えめにすることで防ぐことができます。
どうしても光が届かない場合は植物育成ledライトをご使用ください。
ダニの発生
室内の水耕栽培の場合ほとんど発生しませんが、ハダニが発生した場合、葉が白っぽくなることがあります。葉にたっぷりと水を吹きかけ、特に葉の裏側にも水をかけることで駆除が可能です。
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大葉の収穫と楽しみ方
大葉の水耕栽培は、2〜3週間で収穫ができるようになります。
収穫した大葉は、薬味や天ぷら、おにぎりの具材などに活用でき、さまざまな料理で楽しめまよ。
収穫仕立てで張りのある大葉を食べれるなんて贅沢じゃないですか!?しかも瑞々しくてハリがあってとってもおいしいんです。
収穫後も、挿し芽にしてさらに株を増やし、長期間収穫を楽しむことができます。
水耕栽培で知っておきたいコツ
- 水の管理:苗が育ってからは、3日〜1週間に1回水を交換し、水質の維持に努めましょう。
- 肥料の調整:液体肥料は少量を定期的に与えることで、成長を安定させます。
- 日光の確保:大葉は日光を好むため、窓辺など日当たりの良い場所で育てましょう。
大葉の水耕栽培は、手軽に始められる上、室内でも清潔に管理でき、初心者でも失敗しにくいのが魅力です。
この記事を参考に、ぜひ大葉の水耕栽培に挑戦してみてください!