植物工場の水耕栽培はなぜ安定収穫しやすい?農薬不使用で育てるメリット

野菜の育て方には、畑で育てる方法、ハウスで育てる方法、そして水耕栽培など、いろいろな方法があります。

その中で、弊社グリーングリーンが取り組んでいるのが、水耕栽培による野菜づくりです。

水耕栽培の良さは何ですか?と聞かれたときに、よくお伝えしていることがあります。

それは、農薬を使わずに野菜を育てることを目指しやすく、収穫量も安定させやすいということです。

もちろん、どの栽培方法にもそれぞれの良さがあります。畑で育つ野菜には畑ならではの魅力がありますし、ハウス栽培にもたくさんの工夫があります。

そのうえで、水耕栽培には「土を使わない」「環境を管理しやすい」という特徴があり、そこが大きな強みになります。

今回は、植物工場や屋内型の水耕栽培で、農薬不使用の野菜づくりを目指しやすい理由について、できるだけわかりやすくご紹介します。


目次


水耕栽培は、野菜づくりの新しい選択肢

野菜づくりには、昔から続いてきたさまざまな方法があります。

畑で育てる野菜、ハウスで育てる野菜、そして水耕栽培で育てる野菜。それぞれに良さがあり、どれが正解でどれが間違いというものではありません。

大切なのは、野菜を育てる人にとって続けやすく、食べる人にとって納得して選べることだと思います。

スーパーで少しでも安く野菜を買いたい方もいれば、できるだけ農薬を使わずに育てられた野菜を選びたい方もいます。

また、飲食店であれば「お店のこだわりに合う野菜を使いたい」「お客様に安心感のある野菜を提供したい」という考え方もあるでしょう。

野菜に求める価値は、人によって違います。

だからこそ、弊社が水耕栽培で提案したいのは、これまでの栽培方法を否定することではありません。

農薬不使用の新鮮な野菜を、安定して育てるための選択肢を増やすことです。

水耕栽培は、土を使わず、水と液体肥料を使って野菜を育てる方法です。栽培する環境を整えやすいため、天候や土の状態に左右されにくく、計画的に野菜を育てやすいという特徴があります。

特に植物工場や屋内型の水耕栽培では、光、水、肥料、温度などを管理しながら育てることができます。

そのため、限られたスペースでも野菜づくりに取り組みやすく、飲食店や福祉施設、企業の新規事業などでも活用しやすい栽培方法です。

農薬不使用の野菜づくりを目指しやすい理由

水耕栽培の大きな特徴のひとつが、土を使わないことです。

畑で野菜を育てる場合、土の中にいる虫や病気の影響を受けることがあります。もちろん、土には土の良さがありますが、病害虫への対策が必要になる場面も少なくありません。

一方、水耕栽培では土を使わないため、土から発生する害虫や病気のリスクを抑えやすくなります。

さらに、屋内で栽培する場合は、外から虫が入り込みにくい環境を作りやすくなります。

このように、虫や病気の発生を抑えやすい環境を作れることが、農薬不使用の野菜づくりを目指しやすい理由のひとつです。

ただし、水耕栽培だからといって、何もしなくても必ずうまく育つわけではありません。

水の管理、液体肥料の管理、温度、光、風通しなど、日々の確認は必要です。

それでも、環境を整えやすい分、トラブルが起きたときに原因を見つけやすく、対策を考えやすいのが水耕栽培の良いところです。

害虫対策のしやすさも水耕栽培のメリット

農薬を使わずに野菜を育てたいと考えたとき、多くの方が気になるのが害虫対策です。

畑や屋外の家庭菜園では、アブラムシや青虫などの害虫がつくことがあります。

農薬を使わずに育てようとすると、虫を見つけて取り除いたり、防虫ネットを使ったり、こまめに葉の裏を確認したりする必要があります。

もちろん、そうした手間も野菜づくりの一部ではあります。

ただ、事業として野菜を育てる場合や、飲食店で安定して使いたい場合は、害虫による収穫量のばらつきはできるだけ抑えたいところです。

そこで、水耕栽培の管理しやすさが役立ちます。

土を使わないことで、土の中から発生する害虫を抑えやすくなります。また、屋内で育てることで、外から虫が入り込む機会も減らしやすくなります。

もちろん、水耕栽培でも害虫がまったく発生しないわけではありません。

しかし、栽培環境を整えやすい分、早めに異変に気づきやすく、対策もしやすいというメリットがあります。

植物工場の水耕栽培が安定収穫につながる理由

植物工場や屋内型の水耕栽培が安定収穫につながりやすい理由は、野菜を育てる環境を管理しやすいからです。

屋外で野菜を育てる場合、天気の影響を大きく受けます。

雨が続くこともあります。日照不足になることもあります。反対に、夏場の強い日差しや猛暑で野菜が弱ってしまうこともあります。

台風や大雨など、どうしても人の力では避けられない自然環境の影響もあります。

一方、屋内型の水耕栽培では、栽培する場所の環境を整えながら野菜を育てることができます。

植物育成ライトを使えば、天候に左右されずに光を届けることができます。液体肥料を使うことで、野菜に必要な養分も管理しやすくなります。

また、室内で育てることで、外からの害虫の侵入も抑えやすくなります。

このように、光・水・肥料・温度などを管理しやすいことが、水耕栽培による安定収穫につながります。

特に、飲食店や福祉施設、企業の新規事業などで野菜づくりを始める場合、収穫量が毎回大きく変わると、使い方や販売計画を立てにくくなります。

その点、植物工場や屋内型の水耕栽培は、限られたスペースでも計画的に野菜を育てやすい方法です。

「できるだけ安定して収穫したい」「天候に左右されにくい野菜づくりをしたい」という方にとって、水耕栽培は相性の良い選択肢になります。

屋内で野菜を育てる水耕栽培システム「ネオテラス」

弊社が開発している水耕栽培システムのひとつが、屋内栽培向けの「ネオテラス」です。

「都会の中にも畑を増やしていきたい」

そんな思いから生まれたのが、室内で野菜を育てるための水耕栽培システムです。

ネオテラスは、屋内の限られたスペースでも、新鮮な野菜を育てられるように開発された水耕栽培システムです。

農薬不使用の野菜づくりを目指したい飲食店、福祉施設、企業の新規事業など、さまざまな場面で活用を検討いただいています。

たとえば飲食店であれば、自分たちで育てた野菜をメニューに使うことができます。

お客様に「この野菜は店内で育てています」と伝えられれば、お店のこだわりも伝わりやすくなります。

福祉施設であれば、野菜を育てる作業そのものが、新しい仕事づくりや活動のきっかけになることもあります。

水耕栽培は、野菜を作るだけではありません。

育てる様子を見せたり、収穫する楽しさを感じたり、そこで働く人や食べる人との接点を生み出すこともできます。

そうした意味でも、ネオテラスは単なる栽培設備ではなく、場所の価値を高めるための仕組みとして活用していただけると考えています。

キット販売だけでなく、栽培のサポートまで行う理由

水耕栽培は、土を使わずに野菜を育てられる便利な方法です。

ただし、システムを導入すれば、それだけで必ずうまくいくというものではありません。

育てる野菜の種類、設置する場所、室内の温度、光の当たり方、液体肥料の管理、収穫のタイミングなど、実際に育てていく中で確認することがあります。

だからこそ弊社では、水耕栽培キットやシステムを販売して終わりではなく、必要に応じて栽培のサポートや有料コンサルティングも行っています。

水耕栽培を始めたい方の中には、「家庭菜園もほとんど経験がない」という方もいます。

一方で、「事業として収穫量を安定させたい」「飲食店で使える品質の野菜を育てたい」という方もいます。

目的が違えば、必要な準備や管理のポイントも変わります。

だからこそ、設備だけでなく、実際に育てるための知識やサポートも大切です。

農薬不使用の新鮮な野菜を育てたい。限られたスペースを有効活用したい。飲食店や施設で、自分たちの野菜を提供したい。

そんな思いを持つ方にとって、水耕栽培が現実的な選択肢のひとつになれば嬉しく思います。

 

 


水耕栽培と農薬不使用に関するよくある質問

水耕栽培では農薬を使わずに野菜を育てられますか?

水耕栽培は土を使わないため、土から発生する害虫や病気のリスクを抑えやすい栽培方法です。特に屋内で育てる場合は、外から虫が入り込みにくい環境を作りやすく、農薬を使わない栽培を目指しやすくなります。ただし、水や液体肥料、温度、風通しなどの日々の管理は必要です。

農薬不使用の野菜は安全ですか?

農薬不使用だから必ず安全、農薬を使っているから危険、という単純な話ではありません。大切なのは、どのような環境で、どのように管理されて育てられているかです。水耕栽培では栽培環境を管理しやすいため、安心して食べてもらえる野菜づくりに取り組みやすい方法のひとつです。

植物工場の水耕栽培はなぜ安定収穫しやすいのですか?

植物工場では、光、水、肥料、温度などを管理しながら野菜を育てることができます。屋外栽培のように天候や土壌の影響を受けにくいため、収穫量を計画しやすく、安定した野菜づくりにつながりやすいのが特徴です。

水耕栽培なら害虫はまったく発生しませんか?

水耕栽培でも、害虫がまったく発生しないわけではありません。ただし、土を使わないことや屋内で栽培できることにより、害虫の侵入や発生を抑えやすくなります。日々の観察を行い、異変に早く気づくことが大切です。

水耕栽培は飲食店にも向いていますか?

水耕栽培は飲食店にも向いています。店内や施設内で野菜を育てることで、新鮮な野菜を提供しやすくなるだけでなく、お店のこだわりやストーリーを伝えるきっかけにもなります。農薬不使用の野菜や、採れたての野菜を打ち出したいお店とは相性が良い方法です。

ネオテラスはどのような場所で使えますか?

ネオテラスは、屋内の限られたスペースで野菜を育てるための水耕栽培システムです。飲食店、福祉施設、企業の新規事業、空きスペースの活用など、さまざまな用途で活用を検討いただけます。設置場所の環境によって必要な管理は変わるため、導入前に条件を確認することが大切です。

水耕栽培を始めるときに大切なことは何ですか?

まずは、育てる野菜、設置場所、日当たりや室内環境、管理できる時間を確認することが大切です。植物工場や屋内型の水耕栽培では、設備だけでなく、日々の管理方法も収穫量に関わります。無理なく続けられる環境を整えることが成功のポイントです。

植物工場の設備選びで失敗しないために|水耕栽培は購入先とサポート体制が重要

植物工場の運営を考えるうえで、初期費用をできるだけ抑えることはとても大切です。 これまでも、植物工場の運営を軌道に乗せるためには「設備にかかる費用を抑えること」が重要だとお伝えしてきました。

もちろん、その考えは今も変わりません。 ただし、費用を抑えることと同じくらい、場合によってはそれ以上に大切なことがあります。

それは、水耕栽培設備の購入先を慎重に選ぶことです。

これから水耕栽培による植物工場、または事業用の水耕栽培設備の導入を検討されている方に向けて、 今回は「設備選びで失敗しないために大切な視点」をご紹介します。



植物工場の設備選びで大切なこと

水耕栽培による植物工場を始める際、多くの方がまず気にされるのは設備費用です。 どのくらいの広さが必要なのか、何台設置できるのか、初期費用はいくらかかるのか。 これは当然、事業を始めるうえで大切な判断材料です。

しかし、設備の価格だけを見て判断してしまうと、あとから思うように栽培できなかったり、 収穫量や品質が安定しなかったりすることがあります。

大切なのは、安い設備を選ぶことではありません。
栽培の現場を理解しているところから、必要な設備とノウハウをセットで選ぶことです。

水耕栽培の設備は、ただ組み立てれば野菜が育つというものではありません。 種まき、発芽、定植、液肥管理、光の当て方、温度管理、収穫のタイミングなど、 栽培にはいくつもの判断が必要になります。

そのため、設備を販売している会社が、実際に野菜を育ててきた経験を持っているかどうか。 栽培中に起きるトラブルや、植物の状態について具体的に説明できるかどうか。 この点は、設備選びにおいてとても重要です。

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設備が立派でも、栽培がうまくいくとは限らない

植物工場という言葉を聞くと、最新の機械や高度なシステムを備えた大がかりな設備をイメージされる方も多いと思います。 実際に、専門的な名称が並んだ大規模な設備を見ると、とても優れた仕組みのように感じることがあります。

しかし、設備が立派だからといって、必ずしも良い野菜が育つとは限りません。

水耕栽培専門店として日々お客様からご相談をいただく中で感じるのは、 植物工場を検討される方の中には、これまで農業や栽培の経験がほとんどない方も多いということです。 これは決して悪いことではありません。 新しく水耕栽培に挑戦される方が増えることは、とても前向きなことだと考えています。

一方で、設備を提供する側にも注意が必要です。 設計や製造の技術はあっても、実際に水耕栽培で野菜を育てた経験が十分でないまま、 水耕栽培システムを販売しているケースも見受けられます。

たとえば、こんな点は確認しておきたいところです。

  • 実際にその設備で野菜を育てているか
  • 発芽や徒長、根の状態などを判断できるか
  • 収穫までの流れを具体的に説明できるか
  • トラブルが起きた時に、栽培面から助言できるか
  • 設備を売った後の技術的な支援があるか

野菜の状態を見れば、光が足りているのか、水や肥料の管理が適切なのか、 温度や環境に問題がないのか、ある程度判断できる場面があります。

特に、商品として販売する野菜を育てる場合は、 「芽が出た」「育った」だけでは不十分です。 見た目、味、収穫量、安定性まで考える必要があります。

だからこそ、設備を選ぶ際には、価格や見た目だけではなく、 その会社がどれだけ栽培の現場を理解しているかを見極めることが大切です。

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水耕栽培は「設備2割・ノウハウ8割」

弊社グリーングリーンでは、都会の街中に水耕栽培の畑を増やし拡げることを、 事業の大切なコンセプトのひとつとして掲げています。

新鮮で安心できる野菜を、より身近な場所で育て、必要とする方に届けていく。 そのような未来を実現するために、家庭向けの水耕栽培用品から、 事業用の水耕栽培設備までご提案しています。

事業用の設備については、一般的には「植物工場」と呼ばれることが多いですが、 弊社では「土を使わない畑」という考え方を大切にしています。

その発想から、屋外向けのアマテラス、室内向けのネオテラスをご用意しています。

アマテラスやネオテラスは、これまで弊社が積み重ねてきた水耕栽培の経験や栽培ノウハウをもとに開発した設備です。 特徴は、とてもシンプルなつくりにあります。

ただし、シンプルにすることは簡単ではありません。 機能を増やすことはできますが、本当に必要なものだけを残し、 不要なものを省くには、栽培に対する知識と経験が必要です。

弊社では、水耕栽培に必要な要素を
設備などのハード面が2割、栽培技術やノウハウなどのソフト面が8割
と考えています。

どれだけ良い設備を導入しても、栽培方法が分からなければ安定した収穫にはつながりません。 反対に、設備がシンプルでも、栽培の考え方や管理方法が分かっていれば、 無理のない形で運営しやすくなります。

そのため弊社では、設備のご提供だけでなく、 ご希望に応じて栽培方法や運用面のサポートも行っています。

設備を販売して終わりではなく、導入後にしっかり栽培を進めていただくこと。 そして、お客様が求める収穫や品質に少しでも近づけるように支えること。 それが、水耕栽培専門店として大切にしている姿勢です。

もし設備だけを購入し、その後の栽培方法が分からないまま運営を始めてしまうと、 思うように収穫できず、不満や不安につながることがあります。

その結果、「水耕栽培は難しい」「設備を買ったのにうまくいかなかった」と感じてしまうのは、 とても残念なことです。

そうならないためにも、植物工場や事業用の水耕栽培設備を検討する際は、 設備の価格だけでなく、導入後の技術支援や栽培ノウハウまで含めて確認することをおすすめします。

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水耕栽培の畑を増やし拡げるために

水耕栽培の畑を増やし拡げていくためには、 まず水耕栽培に興味を持つ方が増えることが大切です。

そして、その興味が「やってみたい」「自分たちにもできそう」という安心感につながるためには、 実際にうまくいっている事例が増えていくことが必要だと考えています。

水耕栽培に挑戦する方が増えるために必要なこと

  • 始めやすい価格の設備があること
  • 栽培方法が分かりやすいこと
  • 導入後に相談できる環境があること
  • 収穫や販売につながる成功事例が増えること
  • 無理なく続けられる仕組みがあること

弊社は、水耕栽培の専門店として、できるだけ導入しやすい価格の設備づくりと、 栽培ノウハウの提供を通じて、これから挑戦する皆さまを支えていきたいと考えています。

植物工場というと、大規模で難しいものに感じるかもしれません。 しかし、考え方を変えれば、それは「土を使わない新しい畑」です。

空きスペース、店舗の一角、事業所の一室、地域の未活用スペースなど、 水耕栽培の畑を広げられる場所は、まだまだたくさんあります。

これから水耕栽培による植物工場、または事業用の水耕栽培設備の導入をお考えの方は、 ぜひ設備の価格だけでなく、栽培の知識や導入後の支援体制まで含めてご検討ください。

水耕栽培の畑を増やし、新鮮な野菜がもっと身近に届く未来を、 皆さまと一緒につくっていければと考えています。

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よくある質問

植物工場を始める時、設備費用は安い方がいいですか?

初期費用を抑えることは大切です。ただし、価格だけで選ぶのはおすすめできません。 栽培しやすい設計か、導入後に栽培方法を相談できるか、収穫までの流れを具体的に説明してもらえるかも重要です。

水耕栽培設備を選ぶ時に確認すべきことは何ですか?

実際にその設備で野菜を育てた実績があるか、発芽・定植・液肥管理・収穫までの流れを説明できるか、 トラブル時に栽培面からのアドバイスを受けられるかを確認することが大切です。

高額な設備の方がよく育ちますか?

必ずしもそうではありません。設備が高額でも、栽培管理が適切でなければ野菜はうまく育ちません。 水耕栽培では、設備そのものだけでなく、光・水・肥料・温度・作業管理などのノウハウが重要です。

水耕栽培は初心者でも事業として始められますか?

始めることは可能です。ただし、野菜を販売する目的で栽培する場合は、家庭菜園とは違い、 収穫量や品質の安定が必要になります。最初から無理に大きく始めるのではなく、 設備の特徴や栽培方法を理解しながら進めることが大切です。

設備を購入した後のサポートは必要ですか?

必要です。水耕栽培では、発芽不良、徒長、根の変色、葉の黄ばみ、生育のばらつきなど、 運営中にさまざまな疑問が出てきます。設備だけでなく、栽培方法や管理の考え方まで相談できる環境があると安心です。

ネオテラスやアマテラスはどのような考え方で作られていますか?

ネオテラスやアマテラスは、「土を使わない畑」という考え方をもとに開発した水耕栽培設備です。 必要な機能をできるだけシンプルにまとめることで、導入しやすく、管理しやすい設備を目指しています。

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植物工場が世界中で注目される魅力と理由について

従来のお野菜の栽培方法として主流であった露地栽培とはべつに近年注目を集め続けている水耕栽培。その人気は家庭菜園という小規模で個人的な栽培にとどまることなく、植物工場として市場のさまざまなニーズにこたえるというシーンを目にする機会が増えつつあります。今回はそんな水耕栽培による植物工場を導入するメリットについて弊社へのお問い合わせから見えてくる魅力を紹介します。


目次

1.水耕栽培の植物工場が支持される魅力,上位3選

2.植物工場のデメリットとみられてきた問題も解決!!

3.植物工場のメリット・デメリットまとめ


水耕栽培による植物工場が支持される魅力、上位3選について

冒頭で水耕栽培による植物工場の魅力についてと記していますが、それでも今なお従来の野菜の栽培方法である露地栽培、土を使った栽培方法が圧倒的なシェアを維持しているのも事実です。にもかかわらず、水耕栽培という手法に興味を抱き人気が集まるには相応の理由があります。一言で表現するとそれこそがメリットに該当する要素だと考えています。

水耕栽培による植物工場では、安全安心な無農薬野菜を栽培することができるから

まず、植物工場の前に水耕栽培の魅力の上位にあるのが、安全安心な無農薬野菜を栽培し高い品質を維持したまま収穫することができるという点です。

現代のように食に対しての安全面に意識を向ける消費者が多く存在する時代はないと思います。一つにはスーパーなどの店舗にならぶ食料品の食品情報表示の仕様の変更などにより不安を抱える消費者が一定数存在することなどが挙げられます。また、野菜を栽培する際に使用が許される農薬の審査基準が諸外国に比べて緩いという面もあると思います。これはそのような農薬を使用して栽培されていらっしゃる農家の皆さまに対してどうこう申し上げることではありません。そもそもの段階でそのような審査基準により流通している農薬があればそれを使用せざるを得ないという状況があるということです。

そして、近年の健康志向、健康ブームの中ではそのような状況に対して不安を感じる消費者が一定数いらっしゃることも必然かと思います。

前置きが長くなりましたが、水耕栽培では家庭菜園の規模から無農薬での栽培が可能です。たしかにアブラムシなどの害虫が出てくることもありますが、小規模な家庭菜園では農薬を使うことなく対応することができます。

そして、規模が大きい植物工場に関しても閉鎖された空間で作業人員も限定的に配置するなどの対応を行うことにより害虫などの問題に対応することができるため、安心安全な無農薬野菜を栽培し収穫することを実現できるというわけです。無農薬で害虫の心配もないということになると安心安全だけでなく見た目の高い品質を維持したまま収穫でき、その収穫量も計算できるというまさに理想的な栽培環境が実現するということを意味します。

天候はじめ、自然災害にも強い栽培環境を植物工場で実現する

続いて、植物工場の強みは何と言っても自然災害などの天候や酷暑寒冷などの気候の問題にも強いという魅力があります。

例年、夏の梅雨の時期から台風の季節にかけて自然災害に関するニュースを目にする機会が増えます。その中には大々的に報道されることは少ないのですが、農作物の被害も含まれます。そのような災害に被災するまでの間、丹精込めて栽培してきた農作物の収穫を断念しなければならない状況下にある農家の方も大変ですが、少し時間が経過したらお店に並ぶお野菜の値段が高騰することになります。このように自然災害を含む天候の問題は生産者と消費者を苦しめる大きな要素の一つです。

こういった問題の影響を受けにくい水耕栽培による植物工場では安定的な収穫量と安定的な価格を実現するという意味で大きな魅力を備えています。

水耕栽培による植物工場は栽培期間の短縮化により満足いく収穫量を実現

従来の土を使った慣行栽培が圧倒的なシェアを維持しつつも、じわりじわりと水耕栽培による栽培手法が支持を得て広がりを見せている理由に、既存の栽培方法が抱える問題を解決できるからという理由が含まれている事例を紹介します。

ひとつは土耕栽培にくらべて水耕栽培で育てる野菜の栽培期間が短いという特徴を挙げることができます。これは水耕栽培で育つ根っこの部分が土耕栽培のように圧迫されることなく育つのでストレスなどがないことなどが理由と考えられます。家庭菜園でも水耕栽培に取りくんだ経験がある方であれば、その生長速度の速さに驚かれたことがあると思います。

成長速度が速く収穫できるということになると何度も繰り返し栽培することが可能になります。工夫を加えることにより収穫量の増加も実現できると考えます。それに、土耕栽培では注意すべき問題として連作障害がありましたが水耕栽培ではこれも気にする必要がありません。

このように従来の栽培手法に含まれていた問題点を解決できたり、より効果的な栽培結果を得ることができるというポイントも水耕栽培の大きな魅力の一つとして支持されているように感じます。

植物工場のデメリットとみられてきた問題も解決!!

水耕栽培による植物工場の魅力として多くのお客様から挙げていただいた内容をトップ3として紹介して参りました。にもかかわらず、水耕栽培の人気は爆発的ではなくじわりじわりというのが現実です。

こちらの問題も弊社にお問い合わせ頂くお客様の実際にお感じになられている目線で紹介しますと端的に高い!!ということになります。

高い!!

これは水耕栽培による植物工場を始めるために必要となる初期費用があまりにも高額でおいそれとは踏み出すことができない、どうしても一歩目を躊躇してしまうということを表しています。

この初期費用をいかに抑えて植物工場を作るかという問題については別の記事で詳しくお示ししておりますのでぜひご覧いただけましたら幸いです。

植物工場のメリット・デメリットまとめ

今回は弊社にお問い合わせいただいておりますお客様の生のご意見を含めて水耕栽培による植物工場導入のメリットとデメリットについて紹介して参りました。デメリットに関しては厳密には従来の一般的な設備費用にくらべて大幅にコストカットを実現しているということにて問題の解決に挑んでいる次第です。

現代の日本を取りまく食に関する問題は多岐にわたります。そんな状況下において、水耕栽培による植物工場に魅力を感じて取り組みを進めていらっしゃる皆さまへのより良いサポートが実現できるように努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

尚、弊社では植物工場・水耕栽培に関する有料コンサルもご用意しておりますのでお役立ていただけますと幸いです。

【植物工場】水耕栽培が儲からないのは初期費用のかけ過ぎが原因

新鮮で美味しく安全なお野菜の栽培方法として人気を集め続ける水耕栽培。

そんな水耕栽培について何かくわしく調べてみようと検索で水耕栽培と検索すると候補で「儲からない」と候補で出てきます。水耕栽培が「儲からない」とのは「正しい」とも「正しくない」とも言えます。

本記事ではその原因についてお話します。

 


目次

1.水耕栽培事業が儲からない原因は何なのか?

2.水耕栽培のビジネスモデルを成功するためにはプロに相談するのが近道

3.水耕栽培事業のゴールは収益化を成功させること……


水耕栽培事業が儲からない原因は何なのか?

水耕栽培事業を新た始めようという方は、水耕栽培は儲からないというネガティブな意見にも耳を傾け、なぜそのような声があがっているかの原因を知る必要があります。

ビジネスである以上、確実に儲かるというのであれば水耕栽培事業を始めたいと希望する人々で溢れることになると思いますが、現状はそうはなっていません。

一方、ビジネス系の情報番組や情報雑誌にていろんな品種のお野菜の栽培に関する成功事例を目にすることも多いですし、成功事例があるということは、植物工場・水耕栽培ビジネスモデルで成功している方々がいらっしゃるというのも事実です。

最近のニュースで観た「一般的な品種の数倍の抗酸化作用を含むスプラウトを水耕栽培して事業展開をしている」事例には大変衝撃を受けました。
単価の高く競争力が必要なイチゴやメロンなどの水耕栽培を始めるというわけではなく、工夫とアイデアで市場に新たな価値を生み出した事例です。

儲かるか儲からないかに関しては従来から存在している品種に何かしら付加価値を加えて、市場にアピールし供給できるかどうかというポイントも重要だと思います。(みんなが育てているものを作っても競争に巻き込まれてしまいます。)

そして、何を栽培し販売するかという品種の選定や付加価値の創造は、新たに事業を立ち上げる過程で最もワクワク感を持って取り組むことができるフェーズだと思います。是非、フェーズを楽しんで頂きたいと思います。

この事例のように社会課題を解決するような新しいアイデアでなくても、商圏内のニーズを把握して必要とされている作物を作ればおのずと販売先は増えていくと思います。

有機種子一覧

水耕栽培の将来性についての記事

水耕栽培のビジネスモデルを成功するためにはプロに相談するのが近道

計画検討の段階で前述のように何を栽培するか、どのような価値を市場に提供するかの方向性が決まったら、次に「どのようにして水耕栽培事業を実現するか?」という問題が出てきます。

「運用コストを抑えるには?」「どのような資材が必要か?」「品種ごとの栽培方法」など適切な知識を得ることが重要です。

新規事業の一環として植物工場を始めるような場合は特に大事なポイントだと思います。

何を栽培するかという対象が決まっているのであれば、対象品種を実際に栽培し市場に提供できるだけの作物の質、適正運用コストを実現するために、事前にプロに相談することをおススメします。
初心者ならではの失敗や勘違いをなくすことで、時間とコストの削減に間違いなく繋がります。

当社でも水耕栽培事業の初期段階をサポートするコンサルティングプランがありますので、ご興味のある方は下記のリンクでご確認ください。

水耕栽培コンサルティングプラン

水耕栽培事業のゴールは収益化を成功させること……

水耕栽培事業ならびに植物工場を運営するということであれば、ゴールは収益化を成功させることだと思います。

当社に限らず水耕栽培に関する専門家に助言を求めることで、最終的なゴールに到達するために必要な時間の短縮化ができます。
(育てたい品種を高い品質育てることができるのであれば必要ありません。)

ここで、冒頭の水耕栽培が儲からないという意見に対してのお話になりますが、原因のほとんどは「水耕栽培システムの設備費用」にかかる初期費用のかけ過ぎが考えられます。

水耕栽培システムの値段はピンキリで須賀の出、
水耕栽培事業を始められるときは絶対に相見積を取ってください。
業者によって見積金額が全く変わってくると思います。

私たちグリーン・グリーンは水耕栽培システムを自社で開発・製造を行っていますので、他社様のと比べてもクオリティー、価格では自信があります。
是非、当社にもお見積もりのお声がけください!

これから植物工場をスタートさせるのであれば初期費用を抑え、クオリティーの高いものを導入するかが非常に重要になってきます。

最後にPRのようになって恐縮ですが、弊社グリーングリーンはこれまで国内の水耕栽培専門店のリーディングカンパニーとして培ってきた経験と情報がございます。ぜひ植物工場を成功させたいという思いをお持ちのお客様とその思いを共有できることを楽しみにお待ちしております。

これから水耕栽培を始めたいという方は是非下記のバナーのページをご覧ください。

 

【植物工場】設備投資などの初期のコストを抑えるのがポイント!

こんにちは。水耕栽培専門会社のグリーン・グリーンのブログ担当です!

水耕栽培による植物工場のを始めたいけどいくら位の初期費用が必要か!?という疑問は植物工場を始めたい方は誰しも気になるところだと思いますが、WEB上でもなかなか初期費用に関する情報が無くて困っていらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では「小規模で植物工場を始めるのにどのくらいの費用が必要であるか」についてできる限り詳しくご説明します!


目次

1.植物工場の運営を成功させるキモは初期費用の節約です。

2.植物工場は初期コストを抑え、事業を拡大してくことがポイント。

3.実際に植物工場を始めるのにかかるコストを計算してみましょう。


1.植物工場の運営を成功させるキモは初期費用の節約です。

水耕栽培を活用した植物工場が企業やビジネス関連のテレビ番組で紹介されるたびに、普段は感じることのないワクワク感に胸を躍らせていました。

「土を使わず、養液で植物を育てる」「天候に左右されず、収穫量を計算できる」――そんな未来的な農業の姿に、まるで夢のようだと感じたのです。

植物工場について調べると、さらに驚きが広がりました。栽培される野菜の種類が豊富で、運営する方々がそれぞれのアイデアを活かして活躍している姿にも強い憧れを抱きました。

しかし、日常生活の中で植物工場を身近に感じる機会はほとんどありません。
世界的に注目されている水耕栽培を用いた植物工場ですが、その裏には「初期費用の高さ」という大きな課題が存在していることに気づきました。

多くの情報は、大規模な植物工場をテーマにしたものです。
例えば、広い敷地に設置された数多くの水耕栽培システムが稼働し、衛生的で清潔な工場内を無人のロボットが行き交う光景。温度や湿度、風量、さらには栽培している作物の成長状況まで、モニターを通じて一括管理する専門スタッフ――そんな映像が印象的です。

こうした施設を運営するには、少なくとも数千万円から数億円の投資が必要と考えられます。そのため、新しく水耕栽培ビジネスを始めたいと思っても、多くの人が参入障壁の高さを感じてしまうのではないでしょうか。

特に、これまで農業に携わったことのない企業やベンチャーにとって、「初期費用の高さ」や「やり方が分からない」といった不安が壁になることは容易に想像できます。

しかし、もし初期費用を抑え、小規模な設備で水耕栽培による高品質な野菜を育てることが可能だとしたらどうでしょうか?

今回の記事では、小規模な植物工場からスタートし、少しずつ事業を拡大していく方法を視野に入れながら、初期費用を抑えるためのポイントについてお話しします。

2.植物工場は初期コストを抑え、事業を拡大してくことがポイント。

初期コストを抑え、事業を少しずつ拡大していくことは、植物工場に限らず多くのビジネスに共通する基本です。特に植物工場の場合、このアプローチは非常に効果的と言えます。

農業経験が豊富で、すでに栽培や流通の販路が整っている方なら話は別ですが、多くの場合、まずは水耕栽培に慣れること、そして販路を開拓することが重要です。そのため、初期費用をできる限り抑えることが鍵となります。

私たちのもとには「植物工場を始めたい」というご相談が寄せられますが、その多くが「水耕栽培の経験がない」という方々です。
そうした方々が、いきなりテレビで紹介されるような大規模な植物工場を目指すのは、現実的とは言えません。

次の章では、約20坪(約60㎡)の規模をベースに、初期コストを抑えた植物工場の進め方をご紹介します。この規模を基準に話を進めますが、「10坪の小規模で始めたい」「100坪の大規模を考えている」といった場合にも、参考にしていただける内容になっています。それぞれの規模に合わせて調整しながらご活用ください。

3.実際に植物工場を始めるのにかかるコストを計算してみましょう。

では、ここからは実際に小規模な植物工場を作る際に発生する初期費用とともに通常の経営上発生することが確定している内容についてみていきます。

⓵植物工場でお野菜の栽培に欠かせない水耕栽培システム・ネオテラス

今回ご提案差し上げています、小規模な植物工場の規模としては約20坪でお話を進めていますが、これは空き店舗やビルの空き部屋などでも植物工場(水耕栽培)が可能であることを意味しています。

そして、その20坪程度の広さの空間の中に弊社が開発したネオテラス(屋内用水耕栽培システム)を16台設置することを前提にご提案は続きます。

こちらのネオテラス、同時に200株のお野菜を栽培することができます。16台分ですので3200株になります。
大体1か月程度で種まきから収穫という感じで計算されますと、市場価格を目安に収穫するお野菜からどれくらいの収益を得ることができるか計算することが可能です。

例)レタス玉100円×3200株=32万円

珍しい野菜・ハーブ、高単価な野菜を育てることで単価が上がります。

弊社の植物工場用の水耕栽培装置であるネオテラスは従来の水耕栽培装置を大幅に改良進化させて参りました。限られたスペースの中でより効率的な栽培を実現可能にしています。

そして、弊社がメーカー直売をしているシステムなので、一般的な植物工場栽培システムと比較して50%から70%程度の費用で設置ができるというのが多くのお客様にご支持頂いている理由の一つだと思います。

是非、植物工場、水耕栽培システムを始めたいという企業・団体様は一度弊社にお問合せいただければと思います。

⓶植物工場のための空間を借りる場合は賃料が発生します。

植物工場を運営するためのお部屋、空間の賃料などが発生します。これから準備するという場合には併せて敷金や礼金なども別途発生すると思われますがこちらはご自身でご対応いただくことが必要です。

③エアコンなど空調の設備費用並びに電気代。

水耕栽培による植物工場で実際にお野菜を栽培すること自体はそんなに難易度の高いものではないと考えます。大事なのはお野菜が健康に育つことができる環境を維持することが大事だと思います。そして、その環境の中でも特に大事な要素が室内の温度管理です。

そのためにエアコンなどの設備費用と設置費用並びに電気代が発生します。

④シンク・作業台の設備費用

植物工場内で栽培したお野菜を販売するまでの過程で、パック詰めなどの作業が発生します。そして、そのような作業を衛生的かつ効率的に行うためにはお野菜の水洗い用のシンクや作業用の台なども必要になります。

⑤給水・排水設備の設置並びに維持費用。

最後に、植物工場を常に清潔に保つためには給水と排水の設備設置費用並びに維持費用が発生します。

以上の5つの項目が弊社で初期費用をできるだけ抑えて植物工場を運営していくために必要と考える初期費用並びにランニングコストでございます。コンピューターなどで高度に管理する者ではございませんが、栽培品種の質の高さには自信がございます。

これからも水耕栽培による植物工場の魅力が多くの方に広がっていくことを願っております。

【新規就農】植物工場を始めたいが何を栽培するかが重要です。

新規事業の一環として新規就農・植物工場を開設し運営しようとする際に、新規事業ロードマップの記事でもお示ししていますが、明確な事業の目標・ゴールの設定が必要です。そして、明確な事業の目標・ゴールとは何を栽培するかという栽培品種の特定が必要です。その栽培品種の特定までのみちすじを今回の記事ではたどって参りたいと思います。


目次

1.新規事業として植物工場をスタートさせるための本質的な目的は!?

2.植物工場では最初に何を栽培するかを定めることが重要

3.原点にもどり、一番欲しいのは利益率ではないでしょうか


新規事業として新規就農・植物工場をスタートさせるための本質的な目的はなんでしょう!?

早速、謎かけのような質問で恐縮ですが、ここの最終的な目的は意外と当たり前すぎて見えにくいという経験はないでしょうか!?問い方を変えると例えば会社を経営する最終的な目的は何ですと?という内容と類似しています。

社会の中に潜在的に存在する諸問題を解決し公共の……みたいな企業は最近でこそ増加傾向にありますが、依然として事業体の多くは営利企業であり、営利を追求することが目的であると考えます。

そうすると、自然と冒頭の何のために植物工場をスタートさせて運営するか?という問いに対する答えは野菜を栽培し市場に流通させて消費者のもとへ届けることにより結果として利益を得る。そして、利益を拡大化していくことがベースにあるのではないでしょうか。

植物工場では最初に何を栽培するかを決定することが重要

おそらく新規事業で植物工場開設の準備にかぎらず、他のテーマで新規に事業を始めようとする際には事前に下調べといいますか、いろいろと情報収集を行うことになると思います。

最初はさしずめネットで植物工場や成功例などのキーワードを入力してすでに植物工場の市場へ参入して成功している企業の成功事例を見て回るあたりから始まるのではないでしょうか……

今、現時点で同じようなキーワードでネット検索を行うとイチゴ栽培やメロン、トマトなどなど高収益に成功したなどといった情報とともに目にすることになり、どうかすると羨望の思いとともにこれなら儲かるなんてことになることもあるかもしれません。が、そこからがスタートだと思います。

植物工場の成功事例の収益構造を理解できているかを確認する。

植物工場の成功事例を探してまわると前述のようにイチゴやメロンにミニトマトで〇千万円!!なんて記事を目にすることがありました。さて、この結果だけ見て再現性を考察することが次に必要になると思います。

その成功例をオープンにしている事業者のみなさんはどのようにしてその〇千万円などといった結果を得ることができたのか?ということです。

初期投資・ランニングコスト・高品質な商品・販売に必要な流通経路の開拓と維持などなどできるだけ大雑把に分解してもこれらの要素が高いレベルで必要になります。

高価格商品を栽培すれば高収益につながるのではないか?という幻想

今回は高収益モデルを実現している一例としてイチゴを取り上げていますが、これはあくまでも一例です。

さて、仮に高価格商品の筆頭格としてイチゴがあるとします。市場調査をしてみると徐々に見えてくると思いますが、イチゴはたしかに全体的にけっこうな価格が付いていると思います。それでも販売されている値段にはある程度の幅が存在するはずです。

イチゴの品種の中でなにかしら特別なブランディング戦略により高価格な販売にたどり着くことが皆無とはいえませんが、激しい競争にさらされることになる可能性もあります。そのような競争にこれから参入しようとする方が耐えることができるかという問題があるということです。

新規参入するとトップランナーもライバル

長々となりましたが、率直にイチゴ栽培で高収益を上げている成功事例があるからと言ってそのイチゴ栽培に進むことになるなら、そのトップランナーも当然ライバルの一員であります。

トップランナーに勝負を挑むとかいう以前に、全体的に高収益というイメージがある栽培品種は人気も高く競争率もおのずと高くなる可能性を調査する必要もあります。

原点に戻り、一番大事にしたいのは利益率ではないでしょうか

イチゴを栽培し、一粒例えば500円といった高値を付けたとしても、初期費用や暖房燃料や肥料などのランニングコストにマーケティングの施策の費用などなど経費を引いていくら残るでしょうか……

これは一例ですが、水耕栽培専門店に勤務しているとどうしてもスーパーなどに寄った際にはお野菜コーナーでいろんな品種のお野菜を見比べたくなる衝動にかられます。これはある種、職業病なのかもしれませんが楽しいものです。そして、そこでいろんな発見があります。

水耕栽培でお野菜を栽培し始めたいわゆる初心者でもある程度の品質の栽培が可能な品種がこれまたけっこうなお値段で並んでいたりするのを目にするとこれはけっこう儲けがあるな、なんてニヤリとするシーンがここだけの話あるものです。

同じように栽培して提供しても価格競争の波にもまれて疲弊するということは避けたいので、例えば新鮮という鮮度と無農薬という安全性を掛け合わせて前面にアピールすることにより、すこし高価でもニーズを感じていただけるお客様層に訴求できる可能性が出てくると思います。

以上、ひとつのアイデアではありますが、戦わずして結果を得るにはという発想は楽しいと思います。新規事業で始める植物工場で何を栽培するか思いつかないという場合にはネットで情報収集もいいとは思いますが、足を使っていろんなタイプのスーパーやデパ地下などを歩き、生の一次情報に触れると感度も上がりおもしろいアイデアに遭遇できるかもしれませんね。

【新規就農】植物工場を始めて軌道に乗せるまでに必要なこと。

新しく農業を始めて自ら栽培したお野菜を販売して消費者のもとへ届けていく新規就農の人気が近年じわりじわりと高まっているようです。というのも、弊社で提供している本格的な水耕栽培システムに関するお問い合わせの件数がここ数年で顕著に伸び続けているからです。

新規就農をめざしていらっしゃる方の中には法人のお客様、個人のお客様といらっしゃいます。今回は、これから法人の経営多角化の中で社内に新規事業として植物工場、野菜工場を始めようとする場合に必要なロードマップをご提示して参考にしていただければと考えマーケティングも含めた情報を続きものとして提供して参りたいと思います。

尚、法人のお客様向けとは記載しておりますが、本質的に大事な情報は法人のお客様と個人のお客様とで違いが出てくるものではなく重複していると考えていますので十分の個人で新規就農を計画していらっしゃるお客様にも参考にしていただけるものと考えております。

こちらの記事は概略的なロードマップにとどめさせて頂き、適宜それぞれの詳細な情報をリンクの形式で足して参ります。


目次

1.本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

2.新規事業ロードマップの必要性について

3.新規事業ロードマップを構成する必須事項について


本稿での新規事業ロードマップと事業計画書について

新規就農に限らず、何かしらの事業を始めようとする場合には実現したと考えるゴールの設定は必須事項です。個人のレベルでは目標を定める必要性が説かれるシーンが多く存在すると思いますが、ビジネスとして事業に取り組む際にはより多くの関わりを持つヒトやカネにモノや情報が存在しますので、それらの関わりへの影響も考慮しより明確なビジョンと計画的な方針が必要となります。

新規事業を始めようとする際には新規事業ロードマップと事業計画書を峻別して紹介していいる情報もありますが本稿では厳密に分けるものではなく、計画を立てる際に必要な情報、思考といった趣旨て説明と紹介を加えて参ります。

ざっくりと新規事業ロードマップは社内含め対内的な説明と情報共有に必要なものであり、事業計画書は補助金申請などを行う際に対外的に事業の方針や計画の説明が必要となる際に求められる書式位の認識でよろしいかと思います。

新規事業ロードマップの必要性について

次に、新規事業ロードマップの作成の必要性について説明して参ります。

事業ロードマップで目標・ゴールを明確に設定できる

新規事業ロードマップ作成の際に最も重要な項目は明確なゴール・達成させるべき目標の設定です。そして、ここで説明しているゴール・目標は中間的なものではなく全体的、最終的なゴール・目標である必要があります。

事業ロードマップは明確なゴールとともに期限を設定しましょう

新規事業ロードマップを作成する際には明確なゴールの設定と同時に期限を設定し、その期限をもとに逆算思考で計画を作成していくとよりスムーズにロードマップの作成が進んでいくと考えます。

事業の経過とともに増える関係者との情報共有ツールとして活用しましょう

新規で始めた事業も最初は少人数によるスタートだと思いますが、運営時間の経過に伴い、関わる人数が増えることが予想されます。そういった時にも明確なロードマップの存在が新しくチームに合流するメンバーがよりスムーズにチームに溶け込んでいくための助けになるはずです。

新規事業ロードマップを構成する必須事項について

新規事業を始める際のロードマップの内容は何を扱い何に取り組むかにより異なりますが、ロードマップ作成の過程で必要な構成要素は共通していると考えています。これから6個のロードマップの必要的な構成要素をお伝えします。

⓵新規事業により達成したい明確なゴール

これから始めようとする新規事業で提供したいものは何か!?達成したいテーマは何か!?解決したい問題は何か!?自由に発想を巡らせてこうすべきではなく白い紙に自由に思いのままに書き連ねていくとご自身でも気づかなかった発見と遭遇するチャンスがあるかもしれません。

楽しみながら明確なゴールについて思いを巡らせ形にしていかれたらよろしいかと思います。そして、今回のテーマは新規就農の場合ですから徐々にテーマが具体化してきたら新規就農に際して期限を設けてどのくらいの期間で何(どんな品種)を栽培するのか、どれくらいの売り上げでコストなども考え最終的にどれくらいの利益を目指すのかといった要素を順番に埋めていくとよろしいでしょう。

⓶年度ごとのテーマ・ターゲットの作成について

上記でお示ししました明確な目標・ゴールに関しては期限の設定も必要であるとお伝えしていました。そして、その期限の中で年度ごとにテーマを設定して参ります。

例えば新規就農であれば、⓵生産品種の栽培に成功⓶生産品種の増産○○%を目指す③生産品種の高付加価値化でブランド戦略をもとに売り上げを○○%へ引き上げる……などなど設定していくことになります。

③新規事業のお客様層(ターゲット)の明確化

新規就農でお野菜を栽培するといっても、どのような品種のお野菜をどのようなお客様へアピールして消費に繋げていくのかということです。

弊社は新規就農の中でも水耕栽培という栽培方法に特化した企業です。お野菜の品種によっては水耕栽培に適するもの、露地栽培に適するものがあります。そして、水耕栽培で栽培できるとしても品種によって栽培の難易度や栽培に要するコストも変わってきます。

同時に自社のターゲットとする顧客層はどのようなお野菜を求めていらっしゃるのかといったニーズを事前に把握しておく必要もあるでしょう。

まずは求められるものを栽培して提供を続け、その過程で信用を獲得して自社が提供したいと思う品種も加え事業を拡大していくという計画はより安全ではないかと思います。

大事なことはお客様の顔が見えているかということではないでしょうか!?

④事業目標を達成するためのアクションの明確化について

⓶の年度ごとのテーマで掲げた目標を達成するためにどのようなアクション、施策が必要であるかを具体的に挙げていきます。

こちらの情報はヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源をベースに考えていくと、まずはできるかどうかという基準がはっきりしますし、そのうえで必要性について思考が続いていきますので情報の整理として威力を発揮すると思います。

⑤新規事業の構築する強みであるコア・コンピタンスを挙げる

新規事業を立ち上げ運営が始まると市場には無数の競争相手が出てきます。そのような市場の競争原理の中で自社の経営を有利に進めていくために必要な要素が強み(コア・コンピタンス)です。

新規就農しようとする場合、すでに同じ市場で前を走っている事業者に追いつき追い越すため強みは何か!?また、自社よりも後発の事業者が表れても負けない強みは何か!?

言うは易しで事業の強みとなるコア・コンピタンスはそんな一朝一夕に出来上がるようなものではありません。が、目標に似た位置づけでもそれが実現すればこのような強みを得ることができるといった趣旨で提示しておくと対外的にもアピールの武器になると考えます。

⑥マーケティング計画の作成について

新規事業として始めた植物工場で栽培したお野菜をどのようなお客様層へどのようなアプローチで届けるかというお話です。

最初は認知もない自社製品をどのように市場のターゲットとするお客様に知っていただき消費行動へつなげていくのか!?今はインターネットの発達に伴いアイデアの効果を比較的短期間で確認することもできる時代です。

そして、マーケティングに活用できるツールにプラットホームも無料で有益なものがたくさんそろっている状況です。

ご自身でまずは一次情報を求め歩き出されると良いと思います。

以上の工程でロードマップを作成し、実際に行動に移すことでまた新たな問題に遭遇することもあると思います。が、このロードマップの存在が事業成長の過程を振り返る際の力強い相棒になっていることを願います。

今後、本稿の各テーマをより深堀するスタイルで情報を足していく予定です。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

※本稿の情報に関しましては予告なしに内容変更となる場合があります。実際に新規就農の結果を保証するものではございませんのでご認識の上でご活用くださいませ。

既に事業ロードマップの作成も進んでいらっしゃる方でご相談したい問題がございましたら弊社で有料の事業開始前の事業コンサルもご用意しておりますのでぜひご活用ください。