という方々の為に、特に定植前後からの栽培方法について述べたいと思います。
なお、この栽培方法は、露地栽培、促成栽培や早熟栽培、水耕栽培にも全て通じる基本となる育て方です。
トマトは、木が初めて花を咲かせてから枯れるまで、露地栽培で7〜9段、促成栽培ですと15〜20段もの花を咲かせ、それぞれの段で3〜5 個の花に実を成らせていきます。
そこで、美味しいトマトを沢山収穫するための重要なポイントは、以下の3つです。
以下の3種類が基本ですが、状況に応じて健花(スコヤカ)、または七彩(ナナイロ)を使用します。
生殖生長期に使用し、実を、驚く程甘く美味しくし、色つやを良くする効果があります。また、花を着け花粉を増やし、着果を確実にする効果もあります。体内の硝酸態窒素を燃焼させる働きが強く、光合成を助け日照時間や気温の変化から常に木を健康に保ち、守ります。
※甘彩(アマイロ)と甘彩六花(アマイロリッカ)の2つを交互に使うことが重要です。
» 450mLスプレー※ストレートタイプ
» 200mLボトル※濃縮タイプ
» 500mLボトル※濃縮タイプ
» 2kgボトル※濃縮タイプ
» 5kg箱入※濃縮タイプ
» 10kg箱入※濃縮タイプ
栄養生長期に使用し、美味しい果実をたくさん育てられる様に、丈夫で太い木を育てます。また、収穫前後の木は疲れて弱りますが(成り疲れ)、それを少しでも早く回復させます。体内の硝酸態窒素を燃焼させる働きが強く、光合成を助け、日照時間や気温の変化から常に木を健康に保ち、守ります。
※甘彩(アマイロ)と甘彩六花(アマイロリッカ)の2つを交互に使うことが重要です。
» 450mLスプレー※ストレートタイプ
» 200mLボトル※濃縮タイプ
» 500mLボトル※濃縮タイプ
» 10kg箱入※濃縮タイプ
以上を、着実に行えば、副作用のあるホルモン剤等を使用する必要無く、1〜2週間毎にどんどん花が咲き、木が成り疲れせず美味しいトマトが次々とたくさん成り続けるようになります。また、普通は花が多すぎると木が疲れて実が小さくなる、あるいは次に花が咲きづらくなりますが、このやり方を行えば、4-3-4-3の花数のペースで確実に美味しい大きな実が収穫できるでしょう。
※特にポイント2の、甘彩六花(アマイロリッカ)と甘彩(アマイロ)を交互に使うことが一番大切です。
トマトのように次々と花が咲いて順々に実を付ける種類の植物は、栄養生長と生殖生長のコントロールが難しいものです。最大の理由は天候の変化であり、特に最近の不順な気候、異常気象は作物の生長サイクルに様々な悪影響を与えます。作物は、曇天や寒冷等、日照時間や雨量、気温の影響を多大に受けて「花を咲かせて実を着ける」サイクルが規則的に正しく回らず、たいていの場合、花が咲かない、花芽分化が起こらない、咲いても実が付かない、実が思う様に大きく美味しくならない、等のトラブルを抱えることになります。
また、正しいタイミングに正しい栄養素が不足することも勿論収穫に影響します。これらの為に多くの場合において、収穫量が上がらない、または美味しい作物が取れない、という結果になる場合が多いと思われます。
甘彩六花(アマイロリッカ)と甘彩(アマイロ)が素晴らしい効果を与える理由は、適切な栄養を他の肥料の10倍以上の吸収率で与えるだけでなく、天候に左右されずにこの生長サイクルを適切にコントロールできるからです。それぞれの効能を以下に説明します。
1.甘彩(アマイロ)の散布について
アマイロは、栄養生長に必要な栄養素だけを保有しています。適切な栄養を与えることのみならず、栄養生長に必要な栄養のみを吸収させることで、体質(PH 値、ホルモンバランス)まで適切値に改善します。
・栄養生長期の目的である、樹勢を回復させる(成長させる)ことのみに木のエネルギーを集中させ、
栄養を確実に木に回します。
・体質改善により、光合成を高めることで体内の硝酸態窒素をエネルギーとして最大燃焼させ、
気候に影響されずに「もっとも速く木を大きく成長させる」または「健康に戻す」ことができます。
2.甘彩六花(アマイロリッカ)の散布について
アマイロリッカは、生殖生長に必要な栄養素だけを保有しています。アマイロと同じ理由で、生殖生長における体質(PH 値やホルモンバランス)を適切に改善することで、以下の効能があります。
・生殖生長期の目的である「子孫を残す」ことのみに木のエネルギーを集中させ、
栄養を確実に果実に回します。
・体質改善によりきっちりと花を着け、花粉の量を増やし確実に着果させます。
・体質改善により光合成を高めることで、体内の硝酸態窒素をエネルギーとして最大燃焼させて
果実に確実に栄養を蓄積するだけでなく抜群のリン酸の効き目で、
気候に影響されずにしっかりと細胞の締まった味と色の濃い果実を確実にならせます。
3.アマイロとアマイロリッカの2つを交互に散布することについて
2つを交互に散布することで、天候の変化に左右されずに栄養生長と生殖生長をメリハリをつけてコントロールすることにより、それぞれの時期に必要な生長を最適に行うことで、節間が短くどんどん花が咲き、開花着花⇒果実成熟⇒樹勢回復のサイクルを規則正しく最大効率で行うことが出来ます。
是非甘彩(アマイロ)と甘彩六花(アマイロリッカ)を使用し、その効果を試してみてください。
植物にとって健康な根はとても重要です。定植前後は勿論ですが、その後も健康な作物を育てることにおいて、根を健康に保つことは必要不可欠な条件と言えます。
活根彩果(カッコンサイカ)は、タンパク質豊富なコラーゲンを甘彩六花シリーズ共通技術である「界面活性コーティング」によって吸収性を高め、発根に必要な栄養素を最大限吸収させる結果、脅威の発根力を保有しています。定植前に1〜2回、定植後は一週間に1度を2 回、その後は月に一度のペースで最後まで投与して下さい。葉面散布でももちろん効果は高いですが、灌水チューブにて直接根に与えるのがベストです。
更に色つやを上げたい方には、七彩(ナナイロ)をおすすめします。高価ですが、表面の色つやを上げるには抜群の効果を発揮します。有機カルシウムを豊富に含んでおりますので、特に赤い色に効果的です。収穫2週間前から1〜2回使用して下さい。
病気に強いトマトを作りたい方には、健花(スコヤカ)をおすすめします。本来はカルシウム剤であり、細胞を強化することで表面を締めたい方や、尻ぐされを直すのに最適な肥料なのですが、界面活性コーティングによりカルシウムを最大限効かせる結果、ウドンコ病や、炭素病、疫病にも非常に強くなります。使用するタイミングは、カルシウム剤としてはアマイロリッカとほぼ同じですが、病気が疑われる場合は適宜ご使用下さい。お困りの方はぜひお試しください。うどんこ病や炭疽病、ベト病などに効果的です。