【2023】エルニーニョ現象の日本への影響を簡単にわかりやすく説明

2023年の夏は冷夏も予想されている中、数年ぶりにエルニーニョ現象とラニーニャ現象の影響を日本でも受ける可能性があるというニュースを視聴しました。そこで、簡単にわかりやすくこれらの現象の影響ならびに備えについてお届けします。


目次

1.日本における2023年夏のエルニーニョ現象の影響を簡単にわかりやすく

2.エルニーニョ現象とラニーニャ現象の影響に対する備えについて


日本における2023年夏のエルニーニョ現象の影響を簡単にわかりやすく

連年、梅雨の前後の時期になりますと天気予報のじかんにエルニーニョ現象と!?というテーマで特集が組まれてエルニーニョ現象に関する説明や当年の予想がなされるのはもはや風物詩といいますか季語のような存在感さえありますが、今回はこのエルニーニョ現象と数年に一度セットで注目を集めるラニーニャ現象について調べて参りたいと思います。

エルニーニョ現象について簡単に

エルニーニョ現象という言葉自体はけっこうな認知度を誇り内容は知らなくても言葉自体はほとんどの人が耳にしたり目にしたりした経験があると思います。

このエルニーニョ現象ですが、赤道付近の海面の水温に関して、南米ペルー近辺が水温が上昇し高く、東南アジアのインドネシア付近の海面温度が低い状態にある状況を指します。

このようにエルニーニョ現象が発生している場合、日本のなかでも特に西日本にさまざまな影響が表れてくる可能性があります。特に顕著なのが冷夏になる確率が高いということ。さらに、日本海側で降水量が多くなる可能性が指摘されています。

2023年のエルニーニョ現象はいつもと違う!?日本への影響を考える。

2023年のエルニーニョ現象に関する予報を動画でまとめてありましたが、その中でいつものエルニーニョ現象との違いについても指摘されています。それがラニーニャ現象についての言及でした。

ラニーニャ現象もエルニーニョ現象ほどではないのですが耳にしたことがある方も多いと思います。このラニーニャ現象、エルニーニョ現象と真反対で南米ペルー近海の水温が低く、東南アジア・インドネシア近海の水温が高い状況をさします。

そして、2023年の冬はこのラニーニャ現象が発生していたというのです。

ということで、2023年の夏はラニーニャ現象から急激にエルニーニョ現象に代わるというので例年と違った気象状況の発生が懸念されているというわけです。ではどのようなことが起こるの!?

今年と同じような気象状況のもとにラニーニャ現象からエルニーニョ現象へ移行したのが5年前の2018年夏のことです。気象状況に類似性が認められるからといって必ずそのようになるとはいえませんし、5年前のようなことが起こらないことを祈るばかりですが、過去の事実としては2018年7月の西日本豪雨災害の発生ならびに9月の台風21号の発生時のことがニュースに取り上げられるたびに鮮明によみがえってきます。

最近では線状降水帯という言葉も何日かに一度、気象情報・天気予報の中で語られるようになりつつあります。できることならばそのような現象が発生しないで欲しいと願うのはもちろんのことです。常に意識のアンテナを天気予報に反応するようにしておくというのも現実的ではありません。そこは、夏といえば他の季節よりもアクティブに気分も盛り上がるでしょうから何かレジャーなどと紐づけして他の季節よりも若干ていど、天気予報を意識するくらいの感覚から慣れていきたいと自分自身このように思っています。

エルニーニョ現象とラニーニャ現象の影響に対する備えについて

さて、先にも述べております2018年の夏に発生しました西日本豪雨災害に台風21号はその発生地域に甚大な被害をもたらしたことを覚えております。その際に災害に対する備えとしては自治体が専門的なガイドラインを示しています。特に西日本豪雨災害で対応された福岡県庁がホームページで自然災害に対する備えをはじめとして注意して頂きたいことをまとめているサイトのページがございますのでそちらを貼付しておきますので、ぜひ一度ご覧ください。

そのうえで、当時のことを思いだしていくと農作物が特に被害を受けていたということで、全体的に農作物、くだものやお野菜の価格が高騰していたことを覚えています。特に葉物野菜はその植物の構造から大雨や洪水の被害を受けやすいと考えられます。高騰といえば普段の価格よりも高くなっているということですが、もっと問題なのは高騰しているにもかかわらず全体的に品薄であったということです。

特にエルニーニョ現象の影響をうけての自然災害ということではなく、遠くない将来に食糧危機が起こるというのも毎年のようにどこかの専門家が継続的に情報を発信しているテーマでもあります。

繰り返しになり恐縮ですが、葉物野菜などの農作物の価格が高騰している、高いか安いかというお話ではなく、無い!!というのが一番困るのです。ということで、備えとしては一人暮らしの方はご自身の食材が賄える分量、ご家族でお住いの方はご家族の食材が賄えるくらいの野菜を栽培することができるくらいの知識といいますか、経験があるとすごく心強いのではないでしょうか!?

水耕栽培は露地栽培と異なり、種まきでお野菜を栽培する場合でも比較的栽培期間がゆるやかで専用キットで栽培する場合は種をまき、芽が出てきたら定期的に液体肥料を追加していくという作業としてはとてもシンプルです。

ぜひとも一度、家庭菜園を水耕栽培で取り組んで見られてはいかがでしょうか!?皆さんのチャレンジをエコゲリラは精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。