トリコデルマ菌の効果やその使い方を紹介!成長促進や病害対策に!?

水耕栽培にのめりこんでくると、もっと健康で美味しく育てたいと思ってきませんか?そして、栄養補給や病害対策の重要性にも気づいてきます。

そんな水耕栽培者の悩みに応える製品が「Terra Aquatica トリコロジック」!

トリコロジックは、植物の成長と健康を助ける「トリコデルマ菌」を含む製品で、病害から守りながら植物に必要な栄養を供給し、栽培の成果を最大化する手助けをしてくれるんです。

今回は、トリコロジックの効果や使い方、その実際の働きについてわかりやすく解説していきます。
水耕栽培以外の実際の例として庭の木に映えるサルノコシカケの再発に役に立った例も紹介していきます!

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目次

トリコロジックとは?:トリコデルマ菌の特長と働き

トリコロジックは、植物の成長を促進し、病害から守る「トリコデルマ菌」を接種するアイテムです。

菌と聞くとちょっと怖いですが、トリコデルマ菌は自然の土壌や有機物中に存在する微生物で、植物と共生しています。(人で言うところのビフィズス菌のように身体に良い感じの菌だと思ってください!)

この菌は栄養を供給するだけでなく、植物の根の周りで病害菌の発生を抑える働きもし、根を健康にたもってくれる効果があります。
水耕栽培の環境で言うと、通常の土壌栽培に比べて微生物の種類や量が少ないため、土の代わりとなるトリコデルマ菌のような有用な微生物を追加するとより育成がよくなる効果があり、一段階上の水耕栽培に取り組みたい方におすすめしている商品です。

トリコデルマ菌の主な働き

  1. 成長の促進
    トリコデルマ菌は有機物を分解して栄養を作り出し、植物の根に供給します。
    この栄養は、野菜が成長するために欠かせないミネラルなどの成分です。
    トリコデルマ菌が効率よく栄養素を供給することで、野菜が元気に育ち、葉や実が大きく育ちやすくなります。
  2. 病害の予防
    トリコデルマ菌は植物の根の周りに定着し、土壌の病原菌が繁殖するのを抑えます。これにより、根腐れ病やカビ病といった病気にかかりにくくなり、健康な野菜を育てることができるのです。植物の病気の多くは土壌に由来する病原菌が原因で発生するため、トリコデルマ菌のように病原菌を抑える働きのある微生物を導入することで、安心して栽培ができるようになります。
  3. 根の成長促進
    トリコデルマ菌は植物の根の成長もサポートします。特に若い植物の段階でしっかりと根が育つことで、栄養や水分の吸収効率が向上し、植物全体が丈夫に育ちやすくなります。根が強くなると、葉や茎もしっかり育ち、最終的な収穫量にも良い影響を与えます。
  4. 収穫量の増加
    トリコデルマ菌の働きにより、植物が健康に育つため、最終的には収穫できる量も増加します。病気に強く、栄養を効率よく吸収する植物は、実の大きさや質が向上しやすくなります。さらに、見た目も美しく育つため、味や香りも良くなることが期待できます。

    トリコロジックが水耕栽培に適している理由

    トリコロジックが水耕栽培に役立つ理由は、主に次の3つの働きが水耕栽培向きとなっています。

    1. 植物の根を元気に保つ
      トリコロジックのトリコデルマ菌は根の周りでコロニーを作り、必要な栄養分を効率よく供給します。そのため、根がしっかりと育ち、元気な植物に成長していくのです。根が丈夫で健康であることは、植物全体が強く成長するための基本となります。
    2. 病気の予防
      湿度が高いとカビや病原菌が発生しやすく、植物にとってストレスになることもあります。トリコデルマ菌は、これらの病原菌の発生を防ぐ働きをします。
      特に若い苗や発芽直後の植物に対して効果的で、成長途中での病気によるダメージを抑えることができます。
    3. 栄養を効率よく届ける
      トリコデルマ菌は有機物を分解し、植物が必要とするミネラルを養液中に供給します。この菌が水中で分解を行い、植物に必要な栄養を届けることで、野菜やハーブが健康的に育ちます。
      こうして、土壌に自然に存在する栄養分を補う役割を果たし、水耕栽培でも土耕と同じような効果を得られるのです。

トリコロジックの効果を引き出す使い方

トリコロジックは使い方も簡単で、初心者でも栽培に取り入れやすいのが魅力です。
発芽時期から成長期まで使用でき、定期的に加えることで効果を発揮します。

使用方法のポイント

  1. 発芽時や種まき時に使う
    トリコロジックは、発芽の段階から植物に上げるのが理想的です。
    このタイミングでトリコデルマ菌を導入することで、根がしっかりと育ち始めます。発芽時の水やりに少量混ぜるだけで簡単に使用できます。
  2. 6~8週間ごとの定期使用
    トリコロジックは6~8週間ごとに追加することで、菌のパワーを持続させることができます。水や栄養液15〜20リットルあたりに1gを加え、植物が成長するためのサポートをし続けます。栄養が不足しやすい時期や、成長が鈍ってきたと感じた時には追加することで元気を取り戻します。
  3. バイオポニックスでの活用
    トリコロジックはバイオポニックス(水と微生物で植物を育てる方法)にも活用できます。この場合、菌がしっかりと植物に働きかけるようにするため、市販のバイオフィルターユニットを使ったり、粘土質の小石とココヤシを混ぜたフィルターバスケットを用いるのが効果的です。

サルノコシカケ予防の体験談


トリコロジックを使ってみた方からも、効果を実感する声が寄せられています。

「庭の木に毎年生えるサルノコシカケをなんとかしたくて、調べてトリコロジックを試してみました。1回目の散布後、少し再発しましたが、2回目の使用で再発しなくなり、現在効果は継続中です。」

このように、植物に有害な菌の発生を抑えてくれるため、健康な植物の成長をサポートします。植物が病気にかかりにくくなることで、日々の管理も楽になり、長く楽しめるのが大きなメリットです。

トリコロジックの成分と安全性

トリコロジックに含まれるトリコデルマ菌は、植物や環境に優しい成分で構成されています。
これは農薬や化学薬品と違い、植物が自然な形で元気に育つためのサポートをするため、安心して使用できます。さらに、化学成分ではないので、無農薬やオーガニック栽培を目指している方にも適しています。

使用時の注意点

  1. 直射日光や極端な低温での保管を避ける
    菌の効果を保つために、保管環境には気を付けましょう。直射日光や氷点下の場所での保管は避け、冷暗所で保管するのがおすすめです。
  2. 液肥と混ぜる際の注意
    他の液肥と直接混ぜると、植物の成長を妨げる物質が発生することがあります。使用時はトリコロジックを単独で与えるようにしてください。
  3. 小児の手の届かない場所に保管
    トリコロジックは植物には有効ですが、小児が誤って口に入れると害がある可能性もありますので、保管場所には十分注意しましょう。

まとめ

トリコロジックは、成長促進・病害予防・収穫量増加といった効果をもたらしてくれる、人で言うところの健康サプリメントです。
水耕栽培でもトリコデルマ菌がサポートしてくれることで、植物が健康に育ちやすくなります。

特に、湿度が高くカビや病害が発生しやすい環境でもトリコロジックを加えることで、野菜やハーブが元気に成長し、葉や実も大きく育ちやすくなります。
植物の成長をサポートしてくれるトリコロジックを、ぜひ水耕栽培に取り入れてみてください!