- アクアプランターについて
- アクアプランターDFT(循環式)とアクアプランターDRIP(点滴式)の違いは?
- 栽培バスケットは、どれぐらいで劣化するのですか?
- 水耕栽培用スポンジの追加購入は必要ですか?
- アクアプランターの不調について
- アクアポンプ150が動いていない。養液を循環していない。
- 水が漏れる。
- 栽培について
- 発芽しない。
- 苗が枯れる。
- トマトの苗を固定させるには?
- 養液はどれくらいで交換するの?
- イチゴの栽培はできますか?
アクアプランターについて
- アクアプランターDFT(循環式)とアクアプランターDRIP(点滴式)の違いは?
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アクアプランターDFT(循環式)は、水中ポンプによって養液を上下槽(栽培槽と養液槽)で
循環させる水耕栽培器です。最大約11Lの養液を循環することができます。
栽培槽(根を張るスペース)は、養液の水位を変えることにより
根幹部に空気層を作り、根腐れを予防する仕組みをとっています。
培地がスポンジで小さな種でも発芽しやすく、
苗ガードも付属なので苗からの定植にも対応ができます。
トマト、ナス、ピーマン等の養液の吸収量の多い作物に向いています。
アクアプランターDRIP(点滴式)は、エアーポンプを利用して養液を循環しています。
日向砂に養液をドリップするので、植物が養液を吸いやすい環境にあります。
また、根幹部に多くの空気(酸素)が必要な作物に最適な栽培器です。
イチゴ、きゅうり、ネギ、ラディッシュ等の
根幹部に多くの空気(酸素)が必要な作物に向いています。
栽培テストでは、花もDRIP(点滴式)の方が大きく育つ傾向にあります。
容量が最大約8Lなので養液の吸収量の多い作物を栽培する場合、
養液補充の回数がDFT(最大約11L)より1〜2回程度多くなります。
両器とも実績のある養液栽培方式です。 - 栽培バスケットは、どれぐらいで劣化するのですか?
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栽培バスケットの材質はPP(ポリプロピレン)であり、通常1年間程度の使用を考えております。
しかし、日光の紫外線や肥料成分の影響により、使用期間は短くなる場合もあります。 - 水耕栽培用スポンジの追加購入は必要ですか?
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アクアプランターDFTセットには、水耕栽培用スポンジが1個入っています。
一度、種を蒔いて栽培するとスポンジに根が張り、他の作物を栽培する事が出来なくなります。
続けて栽培を行う場合、水耕栽培用スポンジを追加でお求め下さい。
»スポンジなどの消耗品はコチラ
アクアプランターの不調について
- アクアポンプ150が動いていない。養液を循環していない。
-
1.電源コードが抜けていませんか?
⇒コンセントをしっかり差し込んでみて下さい。
2.アクアポンプのパイプセットはうまく接続されていますか?
⇒アクアポンプのパイプが抜けていないか接続部を確認してください。
3.アクアポンプ内のインペラー部分にゴミが詰まっていませんか?または、磨耗していませんか?
⇒長期間の連続運転で、インペラーユニットは磨耗していきます。
取扱説明書のアクアポンプ150のメンテナンス方法をご参照ください。
消耗が著しい場合は、インペラーアッセイの交換をおすすめします。
4.空気をかみこんでいませんか?
⇒アクアポンプ稼動中にコンセントを抜かずに動かすと、
パイプ内に空気がたまり循環しない時があります。
一度、コンセントを抜いて停止させてから、水を抜き再稼動させてください。
5.養液が減っていませんか?
⇒養液の水位が低すぎると循環しません。
また、このまま放置しますと故障の原因となります。充分注意して下さい。 - 水が漏れる。
-
1.養液を入れ過ぎていませんか?
⇒水位レベラーの指定のラインを守って、養液量を調整してみてください。
2.水位調整パイプに根が詰まっていませんか?
⇒根を引き出し、切り取ってください。
栽培について
- 発芽しない。
-
1.光は充分に当っていますか?
⇒植物は、光を必要とします。 窓際など日当たりの良い場所に設置してください。
2.水耕栽培用スポンジに充分水が含まれていますか?
⇒スポンジにしっかり水分を含むように水位変更してください。
但し、発芽後に根が充分にはったら水位を下げてください。
そのままの水位にした場合、根腐れの原因になります。
アクアプランターDFTの場合、水位変更は、水位調整パイプのゴム位置(上、中、下)を
移動して行います。
リーフレタスなどの小さな種の場合、水位調整パイプのゴム位置は下段。
トマトなど中ぐらいの大きさの種の場合、水位調整パイプのゴム位置は中段。
きゅうりなど大きな種の場合、水位調整パイプのゴム位置は上段。
3.種が腐っていませんか?
⇒長期間発芽せずスポンジの中にあると、種が腐ることがあります。
新しい種をご使用ください。
4.種が古くありませんか?
⇒種の有効期限を過ぎていたり、保存状態が悪いと、発芽しないこともあります。
新しい種をご使用ください。
5.温度が低くありませんか?
⇒種には発芽に適した温度(20℃〜25℃)があります。
気温が低い場合は、スポンジをトレーにセットして以下の方法をお試しください。
・熱帯魚用などのヒーターを使う。
・電気カーペットの上に置く。
・定期的に温めたお湯に変える。
その他色々な方法がありますが、事故が起こらないように、お客様が責任を
もって行って頂きますようお願い致します。 - 苗が枯れる。
-
1.養液は規定量が入っていますか?
⇒養液を切らしたまま長期間放置すると苗が枯れます。充分ご注意ください。
2.肥料が多すぎませんか?
⇒養液の肥料濃度が濃すぎたり、定期的な養液交換を怠ると苗が枯れることがあります。
養液を作り直してください。
3.温度が高すぎたり低すぎたりしていませんか?
⇒品種によりますが、気温が30℃を超えたり、5℃以下になると枯れることがあります。
栽培に適した温度調整を行ってください。 - トマトの苗を固定させるには?
- アクアプランターDFTセットには、苗ガードが付属しています。
付属の取扱説明書を参照ください。 - 養液はどれくらいで交換するの?
- 必ずしも交換する必要はありませんが、
肥料濃度を整えることで成長するためのよりよい環境が保てます。
作物は肥料よりも水分を多く吸収するので、肥料濃度(pH)が濃くなることがあります。
pH計があれば、養液交換の必要はなく肥料濃度を管理することができます。
交換する場合は、2週間に一度が目安です。
肥料が濃くなりすぎると作物が枯れる心配があります。ご注意ください。
»pH計はコチラ - イチゴの栽培はできますか?
- はい、栽培できます。
但し、イチゴの栽培は、少し難易度が高くなります。
初めて水耕栽培をされる方は、お試しの種から栽培を始めて下さい。