水耕栽培で複数の品種を混植(コンパニオンプランツ)することにより病気や害虫から植物を守る効果があるというお話です。
目次
1.コンパニオンプランツという栽培方法について
2.コンパニオンプランツの効果について
3.コンパニオンプランツで効果的な野菜の組み合わせについて
コンパニオンプランツという栽培方法について
少し暖かくなってきたら自宅の水耕栽培キットでミニトマトを育てようといろいろ調べていると、ミニトマトが育ったプランターにバジルやマリーゴールドといった違う品種が一緒に育っている写真を多く目にするようになった。最初はさほど気にも留めていなかったのですが、だんだんと何かしらの意図があって一緒に栽培されているのではという想像に至りました。
単に知識不足でコンパニオンプランツという栽培方法を知らなかっただけなのですが、この方法を知ることで同時に複数のお野菜や花などの植物を育てることができるということを知り、何だかお得といいますか幸せな気分になりました。
トマト以外にもキュウリやオクラなどの実のなる野菜を栽培したいとひそかに思いを巡らしていたので、さまざまな組み合わせの存在を知ることができて楽しみも倍増中です。
コンパニオンプランツの効果について
コンパニオンプランツという栽培方法は水耕栽培に限った手法ではなく、土耕栽培でも取り入れられている手法ですので、土栽培を行っていらっしゃる方でもぜひ取り入れていただきたい手法ですね。
栽培植物を病気や害虫から守る効果に期待
収穫の時を楽しみに思い浮かべながら丹精込めて栽培しているお野菜を何とかして病気や害虫から守りたいが農薬は使いたくない。そんな望みを効果的に叶えてくれ手法のひとつがコンパニオンプランツです。
お野菜が生長の過程で病気にかかってしまう原因の上位に病原菌であるカビの繁殖があります。この病原菌の発生の温床となる微生物の発生を抑止する効果がある植物を、カビが発生しやすい植物と一緒に栽培することにより、抗生物質のような効果を発して病原菌の温床となる微生物の発生を抑制するという効果が期待できます。
また、害虫対策としては害虫の好みにより特定の種類の植物しか食べることができないという習性を活かして、逆に食べることのできない植物を近くで育てることにより害虫を守りたい野菜から遠ざけるという効果が期待できるというわけです。水耕栽培自体、一般には病害虫には強いのですが、コンパニオンプランツでより効果の高い病害虫対策を講じることができますね。
栽培植物の生育の促進に期待
同じ環境で複数の品種を栽培すると、それぞれの植物が栄養を取り合うのではないかとイメージしていた混植、コンパニオンプランツという栽培手法でしたが、調べてみると組み合わせにより全く逆の望ましい効果が確認されています。
つまり、異なる品種の植物を同じ環境で育てることにより、植物の背丈が大きく伸びたりトマトやナスなどの実のなる野菜の収穫量が増えるという現象が確認されているというのです。
ぜひ試してみたいと考えているのがマメ科の植物と野菜のコンパニオンプランツです。このマメ科の植物には菌根菌が共生しているというのです。正確な知識を持ち合わせていないと菌という文字を目にするだけで遠ざけてしまいそうになるのですが、この菌根菌は友好的な菌です。この場で菌根菌の詳細には深く立ち入ることを控えますが効果として空気中のチッソを固定して植物にそのチッソを供給する効果が認められています。チッソといえば野菜などの植物が元気に生長するためにリンやカリウム、マグネシウム等と並んで重要な物質です。そのような貴重な物質を特定の植物と共生する菌根菌がもたらしてくれるというありがたい効果はぜひとも活用したいという思いを強くしています。
限られたスペースの有効活用に期待
水耕栽培は土耕栽培にくらべて野菜の生長速度が速いためにレタスや小松菜にほうれん草といった葉野菜を栽培する際には単一品種で育てようと思っているのですが、ミニトマトやキュウリなどの実のなる野菜で丈が高い植物の場合には茎の下の方がちょうど空きスペースになるということもあり、このコンパイオンプランツに挑戦しようと考えています。空きスペースを雑草に占拠されるのも嫌ですし……
コンパニオンプランツで育てる野菜の相性の良い組み合わせについて
コンパニオンプランツで調べると専門の書籍も販売されていることが分かりました。水耕栽培に限らずいろいろと調べていくうちにどんどん興味を惹かれる事柄が増えすぎております。本稿ではコンパニオンプランツを家庭菜園感覚で水耕栽培でそだてるという前提のもと願望も含めて記載します。
ミニトマトとバジルのコンパニオンプランツ
トマトとバジルの組み合わせといえばあとはチーズを添えてオリーブオイルをかけるだけで一品出来上がってしまうという最もポピュラーな組み合わせの一つですね。これでしたら家庭用の水耕栽培でもチャレンジできそうということで候補としては1位に位置しています。
オクラとつるありインゲンのコンパニオンプランツ
わたしの中で夏の代表的な野菜のひとつにオクラがあります。昨年などは人生で一番オクラを頂いた年として記憶しています。YouTubeの料理配信動画で手軽にできてヤミツキになると好評のオクラレシピを学んだのがきっかけでした。今でもしっかりとレシピを覚えていますので、今夏はぜひとも家庭菜園感覚の水耕栽培で育てたオクラで楽しみたいと思います。同時にマメ科のインゲンと混植する効果にも楽しみは募ります。
コンパニオンプランツという栽培手法を知って2日ほどですが、水耕栽培のことを考えるときには寝ても覚めてもコンパニオンプランツな状態です。異なる品種がシナジー効果で元気に育つ。どんどんチャレンジしておすすめの組み合わせの情報を追記できるようにと考えています。
こちらはわたしの愛用の家庭用水耕栽培キットです。



